ワンネス 1089号  2024/08/11発行

目からうろこのピザ作り
さんりぎピザ研究所

 食育や交流などを目的とした、さんりぎピザ研究所(佐伯正喜所長)の第1回例会が7月7日(日)、三里木区公民館で行われ、地域の方や三里木区在住の外国人の方など約30人が参加しました。
 この日、ピザ作りを教えてくれたのは、食育インストラクターの徳永 忍さんとアシスタントの前廣千愛さん。参加した皆さんは「ペットボトルでピザ?」と不思議に思っていました。作り方の説明を聞きながら、ピザ生地の材料をペットボトルの中に入れてフリフリ。生地がまとまってきたところで、30分程体温で温め発酵させるとピザ生地の出来上がり。直径20cm程に広げピザの具をのせ、段ボールで作ったピザ窯で焼いて出来上がりました。参加した方は「こんなに楽しく出来て美味しいです」と喜んでいました。

 

 


賑やかにゲームをしました
新山 白鈴クラブ

 新山 白鈴クラブ(森久保会長)は7月16日(火)、白鈴公民館で楽しいゲームをしました。
 本来なら、グラウンドゴルフの予定でしたが、前日からの雨で公園が使えないため、公民館でのゲームになりました。南八久保わかば会の福永会長が色々なゲームを用意してくれ、会員全員わいわいと楽しみました。中でも五目お手玉は、狙いを定め一生懸命投げました。93歳の後藤タヨさんも狙いを定め頑張りました。
 ゲームの後の昼食会では、いろんな話で盛り上がり、賑やかに食事を楽しみました。

 

 


若い世代が菊陽町をつくる
明るく住みよい社会をめざす
青少年のつどい

 令和6年度〜明るく住みよい社会をめざす〜青少年のつどいが7月6日(土)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
 開会行事の後、記念講演として大分県佐伯市在住、鷹鳥屋神社宮司で口演家の矢野大和さんが「生きる力を考えてみよう」と題し話されました。
 この後、メッセージ発表として、菊陽町の小中学校から代表8人が「笑顔あふれる料理」や「菊陽町の明るい未来と私の夢」などの発表がありました。

 

 

 


何が当たるか分からない
千本くじ

さんふれあ創業祭

 菊陽町総合交流ターミナルさんふれあの創業祭が6月30日(日)、施設内で開催されました。
 直売店「さん彩」でお買い物をすると参加できる千本くじや1回100円で挑戦できるミニトマトすくいがありました。また、アップルパイやフルーツサンドなどの販売もあり、来場者は楽しんでいました。

 


交流と意見交換をしました
菊陽町地域女性の会夕べのつどい

 菊陽町地域女性の会(酒井 惠会長)の第10回夕べのつどいが7月13日(土)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで行われました。
 この会は、会員同士の交流や菊陽町町長、町議会議員との意見交換や交流を目指しています。開会行事として、酒井会長や菊陽町町長のあいさつや三里木支部の鬼塚成子支部長から活動報告がありました。この後、地域で演奏活動をしている「ケナ クンパ」の皆さんによる楽しい演奏があり盛り上がりました。
 小牧裕明副町長の乾杯の音頭で会食となり、楽しい交流会となりました。

 

 


(242)タオルを使った下肢のストレッチ

  

 イスを使います。浅めに腰をおろし、つま先を自分の方に向けて写真@のようにタオルを足先にかけます。普通に呼吸をしながら、30秒程自分の方へ引きます。次に写真Aのように、膝を曲げた状態で30秒程引きます。足を替えて同じ要領で行ってください。このストレッチでは、同時に腕の筋トレも行うことができます。

 イスに横向きにすわります。お尻をイスから半分ずらし、写真Bのように膝を曲げてタオルを足首にかけます。普通に呼吸をしながら、30秒程引きます。元に戻し向きを変えて反対の足も同じ要領で引いてください。このストレッチをすることで足の歩幅が広がります。
 テレビを見ながらでもできます。涼しいところで行ってください。


  矢原正治

(207)ノカンゾウ  ワスレナグサ科

 6月中頃から借りている畑で花が咲き出しました。一緒に、ヤブカンゾウ、ユウスゲ、ヒメヒオウギスイセンが植えてあり、8月に入ってもまだ花が咲いています。
 希少植物のノカンゾウ(野萱草)、熊本県内でもほとんど見かけません。ヤブカンゾウ(藪萱草)は、鉄砲小路の畑の畔、阿蘇などのあちこちで見かけます。
 ノカンゾウは民間薬で、蕾&花を解熱に、根&葉を利尿に煎じて飲む。腫れ物には根を砕き外用に用います。中薬大辞典には、根を萱草根といい、水を利す、血を涼めると書かれています。ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲは食用に、蕾&花、新芽を天ぷら、酢の物、和物などに利用されますが、食べる量はホドホドに。新芽の白部分は、酢味噌など生で食べても美味しいです。ただ新芽を食べると花が咲きませんので、余りいじめないようにしてください。
 ある兼業農学校のH P中、ヤブカンゾウの説明に漢方薬で使用する「甘草(マメ科)」の効能の文章がありました。ヤブカンゾウとマメ科のカンゾウ(甘草)は、全く違います。H Pは、間違ったことが度々ありますので、全てを信じ込まないで下さい。おかしい時は、専門家に聞きましょう。
 借りている畑のノカンゾウなどの花に「白いアブラムシ」が付き植物の汁を吸っています。あまり酷いと植物が弱り、花が咲きません。天気は続く日に希釈した食用の酢で駆除してみました。アブラムシには「牛乳、酢」で駆除と。また農薬でモスピラン顆粒水和剤(アセタミプリド水溶剤)を教えてくれましたが、ネオニコチノイド系で少々敬遠。希釈した酢を用いてみました。
 今年は2月に気温が高く、3月に少し下がり、4月から高温が続いています。ただ気温差が大きく、人も植物もついていけません。水俣の農家の方にお会いしたら「サラダタマネギ」が、太らず、小玉だったと。よく発酵した堆肥を利用した有機農法は可能だと思います(余り発酵していない堆肥を用いると病気が出ます)。可能なら無農薬&有機農業をしたいですが、まず減農薬、有機農業で。防虫、防菌を天然の植物由来などの物を用いるのも一つかも。
 円安、物価高が続いています。1ドル110円から現在は160円から円高で150円ぐらいに、40%円安。生鮮食品、加工食品原料はほとんどが海外からの輸入、来年には野菜・果物の価格が2倍になるのではと野菜屋さんで話をしました。
 政治家は政治には金がいると目の前のことだけ考えているよう、新NISAの投資のお金は外国へ、日本経済はどうなるのでしょうか、日本は幸せな国でしょうか?高齢者は、当面、自分の出来る事をして、楽しく生きましょう。若者はどうすれば良いのでしょうか? この猛暑、胃を弱らせず、良い汗をかき、学問し、行動してください。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(205)夏の涼酒 おうちで簡単
『みぞれ酒』で楽しもう!

◆夏の涼酒「みぞれ酒」
 例年になく、暑い暑い夏です。
 日本酒の夏の楽しみ方を、多くの方に知ってもらいたいと思い、今回は「みぞれ酒」(=シャーベット日本酒)の楽しみ方をお伝えしたいと思います。

◆7月1日は氷室の節句
 江戸時代、旧暦6月朔日(1日)を氷室の節句といっていました。今の暦でいうと7月1日に相当します。
 この日、加賀藩では氷室から凍った雪を切り出し、桐製の二重造りの長持に入れて、陸路・氷室の氷を江戸に運んだといいます。
 昼夜なく走りに走り、4〜5日かけて氷は江戸に運ばれ、将軍に献上されました。氷で冷やした日本酒を楽しんだといいます。
 庶民は氷を口にすることはできませんでしたので、クズを氷に見立てたお菓子で楽しんだそうです。

◆おうちで簡単 みぞれ酒の作り方
 お好みの日本酒で、みぞれ酒を作ってみましょう。
 先日、ある夜市会場で、富山県の満寿泉辛口酒を、みぞれ酒として提供したところ、生ビールよりも売れました。バカうけでした。

【作り方】
 みぞれ酒にする、お好みの日本酒を選びます。その日本酒の半分量を「ジッパー袋」か「ビニール袋」に入れて、−20度以下の冷凍庫へ。(度数が高い原酒は凍らないかもしれません)残った半分は、キャップを閉めて冷蔵庫へ。12時間放置します。この時、あとで混ぜ合わせるためのボールとお猪口も冷凍庫で冷やします。
 12時間経って、ジッパー袋の日本酒が完全に凍っていたら、凍らせたボールに移して、冷やした冷蔵庫の日本酒を、1:1で混ぜ合わせます。これで、シャリシャリのみぞれ酒が完成です。あとは、フローズン状態のみぞれ酒を、スプーンで掬ってお猪口やグラスに移せば完成です。とても簡単です。
 目にも涼しく、味わえばふんわりひんやり!お好みのフローズンフルーツでトッピングしても、より一層、美味しく楽しめます。
 どうぞ、お試しになって、暑い暑い夏を乗り切りましょう!


 編集後記

 残暑お見舞い申し上げます。
 毎日暑い日が続きますね。皆さんいかがお過ごしですか?
 内田早苗さん手作りの可愛いパンダさんのカレーです。可愛いカレーを食べて暑い夏を乗り切りましょう。
(N.T)