ワンネス 1087号  2024/07/14 発行

楽しい一日でした
老連グラウンドゴルフ大会

 菊陽町老人クラブ連合会(堀川盛敏会長)の令和6年度春季グラウンドゴルフ大会が5月29日(水)、菊陽杉並木公園スポーツ広場で行われ、会員92人が参加しました。
 開会行事の後、瀬井さんが「日頃の練習の成果を発揮し明るく楽しい大会になるように一生懸命頑張ります」と選手宣誓。競技が始まるとグラウンドからは「あー残念」や「入った!ホールインワン」などの声も聞こえ、選手の皆さんはグラウンドゴルフを楽しみました。総合優勝は、植田 武さんでした。
 総合優勝は、青葉台区の植田さんでした。

 

 


プラスワン日本語勉強会
きくよう多文化クラブ

 きくよう多文化クラブ(田中代表)は「プラスワン日本語勉強会」を6月7日(金)、菊陽町三里木町民センターで行いました。
 台湾出身者が9人、韓国出身者が1人の10人が参加。本当に嬉しい勉強会となりました。この勉強会を月に2回のペースでやっていきます。
 日本語は台湾人の方にとっても、難しいようです。特に「に、を、は、も、が」などの助詞の使い分けが、特に難しいようです。ですが、省いてもいいので、話すときのコツも大事なことだと思っているところです。ただ言葉だけの学習だけでなく、日本文化や歴史、社会の動きなども盛り込んでいきたいと思います。

 

 


たくさんの作品が並びました
ギャラリー
「クロストークL&E」

 あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」のまちの作り手たちが5月18日(土)〜20日(月)まで開催され、地域で手作りを続けている方たちの作品が展示・販売されました。
 また、6月8日(土)〜10日(月)は、もったいないリサイクルバザー&手作り展夏バージョンもあり、たくさんの来場者で賑わいました。

 


おいしい牛乳をプレゼント
火の国酪農協同組合婦人部

 火の国酪農協同組合婦人部の生山さんと森さんが、牛乳の消費拡大キャンペーンの一環として6月17日(月)、町長に牛乳を贈呈しました。
 贈呈式では、阿蘇ミルク牧場のこだわりの牛乳「阿蘇の雫」が贈られました。阿蘇の雫は「阿蘇の恵みを一滴、一滴大切に届けたい」そんな想いが込められ、牧場で大切に育てた乳牛から搾った生乳をブレンドし、牧場内でボトル詰めしたこだわりの牛乳です。
 試飲した町長は「とても美味しいです。子どもたちや高齢者の皆さんはもちろん、町民の皆さんにもたくさん飲んでいただきたいです」と話されました。

 

 


40年続くゴルフ交流会
大津高校岳鷹ゴルフ同好会

 第450回大津高校岳鷹ゴルフ同好会のゴルフコンペが6月7日(金)、南阿蘇カントリークラブで開催されました。
 今回で40年続く同窓生によるゴルフコンペは、450回目という節目の大会となりました。 
 29人のプレーヤーは日頃の練習の成果を披露し、和気あいあいの雰囲気の中で行われました。
 参加者から「このゴルフコンペは同窓生たちの交流の場として、これからも続けていきたいです」と話されました。

 

 


  熊本東スポーツ少年団 成績結果報告

 2024年少林寺拳法熊本県大会が6月2日(日)、八代トヨオカ地建アリーナで行われ、熊本東スポーツ少年団は以下の成績でした。

【単独演武】
・小学生緑帯の部       2位 植嶋蒼一郎 3位 原田海馳
・小学生茶・黒帯の部    1位 野田かりん
・中学生女子の部      3位 野田もみじ (全国中学生大会出場決定)
・一般男子有段の部     3位 吉田周平

【組演武】
・一般男子三段・四段の部  1位 庭田朋弥・庭田直弥 (全国大会出場決定)

【論文の部】
・全国中学生の部  最優秀賞 野田もみじ  優秀賞 フェデリコ拓海
(2人共全国中学生大会出場決定)
・全国大会の部    最優秀賞 庭田直弥(全国大会出場決定)


  (241)タオルを使った肩まわりのストレッチ

  

 両手を肩幅に開き、タオルを持ちます。頭上に上げ、写真@のように片方の肘を曲げて片方の手で息を吐きながら下の方へ引きます。息を吐き終わったら、息を吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で、交互に2回行ってください。

 タオルを持ち写真Aのように息を吐きながら片方の手は胸の前から真っ直ぐ前へ伸ばします。息を吐き終わったら息を吸いながら腕を回転させます。腕を回転させるとき、タオルがたるまないようにしてください。息を吐きながら反対の手を伸ばします。このストレッチを2回行ってください。
 夏バテ予防のため、軽いストレッチですがやってみてください。


  矢原正治

(206)バナナ バショウ科

 バナナはマレー半島一体に分布する、元来は株が大きな多年草です。元のバナナには小豆大の種子が沢山あり、果肉の少ない植物でしたが、品種改良され、種子が無く果肉の多い現在の果物になりました。輸入先は主にフイリッピン、エクアドル、台湾などです。農作物に被害を起こし病害虫が潜んでいる可能性があるので「緑の未熟果実」が輸入され、日本で黄色く熟し市販されています。バナナを置いておくと皮に黒い斑点(シュガースポット)が出来るのは熟している証拠で、甘みが増し、美味しくなります。物価の優等生と言われた「バナナ、卵」。しかし卵はコロナ禍中、鳥インフルエンザの大流行で、2倍以上の高騰、現在も高止まりです。バナナも円安で、輸入に頼っているため、価格が徐々に上がってきています。安いので3〜5本が100円前後だったのが、現在は150〜200円に。物価高騰で生活も大変です。
 薬用で、バナナの性味は、味:甘い、性質:寒。中薬大辞典には、清熱、腸を潤し、解毒する。小児の邪熱を除く、酒毒を消す、胃腸の調子を整える等と記されています。
 成分としては果実に、少量のセロトニン、5-ヒドロキシトリプトファンを含みます。植物繊維1.1%、蛋白質1.1%、脂質0.2%、糖質21%、灰分1%(カリウム)、ビタミンA, B(1, 2, 3, 6), C, E、葉酸など。バナナ1本(120g)に1日必要な約半分のGABAを含みます。
  朝バナナは胃腸動きが悪いので、余り推奨しません。胃の動きが良くなった昼から夕方に食べた方が、消化吸収が良くなります。睡眠を促すと言われるGABAの機能性を期待するなら夕方に食べるのも良いかも、お試しください。効果は如何に?
 葉には、ポリフェノールが含まれ、抗酸化作用が高く、ストレスの軽減やコレステロールの低下、慢性的な体調不良の改善が期待できると言われています。また、アラントインや不溶性食物繊維を含み、免疫力を高め、抗炎症作用や抗アレルギー作用、便秘の改善などが期待されています。バナナ葉茶の今後の研究に期待したいですね。
 バナナの仲間のバショウの茎の繊維を用いた芭蕉布の工房を沖永良部島で見せてもらいました。藍染めの芭蕉布は手触りが柔らかい布でした。
 安全安心なモノを自分達で選び食べることも大切ではと感じています。現在の食生活、加工澱粉、転化糖などを利用した加工食品&飲料を選ぶか、多様で安全なモノを自分達で選びor作り食べるか? 実質収入が上がらない日本、円安で輸入に頼る食材が益々高騰しています。また1/3以上の耕作放棄地をお借りし田舎で農作業をするのも良いのかも。道の駅から田舎のおばちゃんの漬物、梅干し等も消えそうで、田舎の農家の方のエネルギーが一層落ちそうで気掛かりです。昔ながらの地方地方で生産できる、持続可能な食材で、基本的な食べ物を国産で生産、継続するべきではと感じています。皆さんは如何ですか?


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(204)究極の芋焼酎を目指す
「佐藤」の蔵をたずねる 第二弾

   

 2016年10月・11月で特集した芋焼酎「佐藤」ですが、8年ぶりに記事にしました。現在の佐藤酒造を取材しましたのでご紹介します。
 2024(令和6)年7月4日 梅雨の晴れ間とは言え、とても蒸し暑い。
今回は、私と私の長男・宇野旭(24)を同行させて佐藤酒造へ訪問しました。
 2000年ごろ、空前の芋焼酎ブームがありました。芋であれば、なんでも売れた、不思議な時代でありました。あれから四半世紀。しっかりとした品質志向の商品、もしくは、全国的に名前が知られた量産の商品の2極化が進みました。
 そんなの中で、確固たる支持を集め続けているのが、今回訪問した鹿児島県霧島市牧園町にある佐藤酒造「佐藤」の蔵であります。佐藤酒造の蔵を角から角まで、2時間半かけて、まるごと見学させていただきました。蔵内を案内してくれたのは、佐藤酒造・五代目の佐藤寿峻(としたか)さんでした。
 佐藤寿峻さんは、8年前に佐藤酒造に入社して、8年=8シーズン、佐藤の酒蔵に入って、父である四代目・佐藤誠社長が世に出した「佐藤」について、実直に学んでこられました。言葉でいうのは簡単ですが、これは誰でもできることではありません。佐藤誠の凄さ、佐藤酒造のチームワークの良さ、その中で、五代目として先ずは、佐藤のありのままを理解して、触れて、醸して、飲んで、また醸す。単純にこの繰り返し。しかし、毎年、毎年、原料である芋の出来が違いますから、年ごとに微妙に仕込み方法を変えながら、それでいて、出来上がる酒質をほぼ均等にすることを願って焼酎づくりに取り組む。これは、本当に焼酎が好き、佐藤が好きでないとできないものであると思いました。
  四代目・佐藤誠が世に出した「佐藤」は、焼酎ブームが過ぎ去った今日でも、その旨さは、多くの方々を魅了して、人気が落ちることはありません。むしろ、高級芋焼酎のジャンルがあるとするなら、その中で確固たる存在感を放っているのが「佐藤」であります。
 前回、訪問の時と、製造において変わったところはありません。原料となる堀りたての生芋を、一日9トンを4時間ほどかけて処理します。すべて目視で手作業です。原料芋の「コガネセンガン」は皮が薄いために、痛みが早い。痛んだところは包丁で切り落とす。溝になっているところはタワシでブラッシング。恐らく、こんなに厳格に処理している蔵は鹿児島で一番であると思います。
 出来上がった焼酎は、原酒の状態で2〜3年、大きなタンクで熟成されます。香味が整った焼酎は、徐々に鮮烈な霧島山系から湧き出る伏流水で割水をされて、度数を25°に下げていきます。壜詰めされる前にも数カ月寝かせて、瓶詰め後も数カ月寝かせて、最も美味しい状態で皆様のお手元に届きます。
 弊店の芋焼酎看板商品「佐藤」がやってきて25年を迎えます。私が四代目・佐藤誠さんと「佐藤」の美味しさを広めてきたように、長男・宇野旭が、佐藤寿峻さんと、より若い世代に「佐藤」の美味しさを広めて欲しいと願った次第です。そして、日本国内に限らず、世界中に「佐藤」ファンを広げたいと願った親子での酒蔵訪問でした。
 

佐藤 黒麹

1800ml ¥3,850- (税込)     720ml ¥1,940-(税込)