ワンネス 1081号 2024/04/14発行 |
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たすきをつないで
ふれあい駅伝大会
菊陽町体育協会(豊住会長)主催の第34回菊陽町ふれあい駅伝大会が3月11日(日)、菊陽町杉並木公園スポーツ広場をスタート・ゴールで行われ、一般12チーム、中学生3チームが参加しました。
豊住会長のあいさつの後、武蔵ヶ丘中学校チームの木村 佑さんが「菊陽町民として、このふれあい駅伝で走れることに感謝し、スポーツマンシップにのっとり互いを尊重し合い、今日という日を全力で楽しむことを誓います」と元気に選手宣誓。選手は6区間15qをたすきでつなぎました。一般の部で優勝した井手上精機のみなさんは「チームの総合力で3連覇しました。嬉しいです」と話されました。
結果優勝は、一般の部 井手上精機、中学生の部は武蔵ヶ丘中学校でした。 |
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たくさんの作品を展示
東ヶ丘区
東ヶ丘区(河上区長)の第28回文化祭が3月3日(日)、同区公民館で開催されました。
会場には、絵画や水墨画、手芸、絵手紙、ふれあいサロンの皆さんの作品など、たくさんの作品が展示されました。また、掘り出し物がいっぱいの熟年会によるバザーや自治会役員の皆さんの喫茶コーナーもあり、来場者は癒しのひとときを過ごしていました。
綿菓子つくり体験コーナーで自分で作った綿菓子を美味しく食べていた愛莉さん(小3)は「作るのは難しかったけど美味しいです」と笑顔。陶器を出品した那須さんは「どんぶりを作るつもりが鉢になったりと、楽しみながら作りました」と話されました。 |
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いちご狩りを楽しみました
菊陽ゆるサロン
菊陽ゆるサロン(遠藤ヒサコ代表)は、3月6日(水)、「いちご狩り」を実施しました。
雨上がりの冷たい風が残る「鼻ぐり井手公園」に元気シニアが集まり、吉岡イチゴ農園までウオーキング。鼻ぐり大橋からは雄大な阿蘇が一望でき、視線を北の方に移せば、その日もドーンと君臨する白亜の工場が見えます。そうです!菊陽を一躍有名にしたあのTSMCのJASMです。それを見た参加者の皆さんは、ひとしきりTSMCが主な話題となりました。
イチゴ農園に到着するとハウスの中は真っ赤に熟れたイチゴがたくさん。イチゴ食べ放題なので、全員お腹いっぱいいただきました。 |
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音楽で交流
レクリエーション大会
菊陽町働く婦人の家利用者連絡協議会(青木会長)のレクリエーション大会が3月8日(金)、三里木町民センター軽運動室で行われました。
今回は音楽で交流しようと、菊陽町を中心に活動する「音楽ボランティアぐるぐる」によるコンサートがありました。会場の皆さんは「真赤な太陽」や「東京ブギウギ」「幸せなら手をたたこう」など、知っている曲では口ずさんだり、曲に合わせ体を動かしたりして、笑顔いっぱいで楽しんでいました。
また、演奏終了後、だんご汁とおにぎりの昼食もあり美味しくいただきました。 |
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楽しいグラウンドゴルフ
グラウンドゴルフ大会
菊陽町東部町民センター(西本所長)の第65回グラウンドゴルフ大会が、3月14日(木)、なかよし近隣公園で行われました。
開会式では、上田晴幸さんが「グラウンドゴルフを通じて健康増進と人権を尊重する住みよい町を築くために、参加者一同親睦を深めながら今日一日楽しくプレーすることを誓います」と選手宣誓のあとクラブ体操をして試合開始。会場には「あーもうちょっと。近づいたら難しかー」や「やった!ホールインワン」などの声も聞かれ、参加者はグラウンドゴルフを楽しんでいました。
結果、優勝は上田一吉さんでした。 |
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三里木区 たわらや酒店 宇野功一
(201)地酒途中下車 JR東日本・奥羽本線
(山形新幹線) 山形駅
吟醸酒市販化に挑戦した
出羽桜酒造・山形蔵をたずねる
2024年3月23日(土)曇り。平野部の積雪はないが、山形郊外の山は残雪が残っていました。梅の花が咲きはじめ、春のきざしを感じる香りに包まれていました。
山形を代表する日本酒と言えば「出羽桜」(でわざくら)。出羽桜酒造は、本社のある天童市の本社蔵と山形市の山形蔵と2つの蔵で吟醸酒を仕込んでいました。この日、山形蔵を訪問しました。
◆吟醸酒を市販化した「出羽桜」
山形蔵を訪問して、案内をしてくださったのは、出羽桜酒造・仲野賢営業部長、仲野翔太朗専務。蔵の角から角まで、見せてくれました。
蔵内は、今期の酒づくりが最終盤を迎え、吟醸酒が放つ香気な香りに満ちていました。出羽桜の酒が、全国的にファンが多いのは、日本で初めて、吟醸酒を晩酌酒として商品開発したからです。一言で「吟醸酒」と言いますけど、元々は、鑑評会や品評会といって、酒のコンテスト用に特別に吟味して仕込む酒のことを指します。とても手間のかかる酒で、一般に市販化されることはなく、酒蔵をおとずれる方の接待用の特別な酒でした。門外不出の酒でしたので、一般庶民はその香味に触れることはありませんでした。
◆プロジェクトX・挑戦者たち
某局で復活している番組のタイトルですが、「吟醸酒」を市販化した出羽桜酒造は、まさにプロジェクトX・挑戦者たちです。手間のかかる高価な吟醸酒を、コーヒー1杯の価格で買える酒で市販化をする、誰もが無謀でできないということを、具現化しました。1980(昭和55)年、ついに出羽桜酒造は、「桜花吟醸酒」(おうかぎんじょう)という商品名で発売を開始しました。
これまでの日本酒とは思いえない、デリシャスリンゴみたいな香気な香りを放ち、口に含むと香りと同じニュアンスの味わいが広がる・・・。日本じゅうの誰もが、この日本酒を絶賛しました。私もその一人です。出羽桜酒造は、CMで全国的に名を馳せた蔵ではなく、品質志向で、口コミをして名を馳せた蔵です。しかも、「吟醸」という単語が、市民権を得たのは、間違いなく、出羽桜酒造の偉業であります。
吟醸酒を市販化して44年。全国で、さまざまな香味の吟醸酒が生まれ、日本酒ブームが花開き、世界中の人々が吟醸酒の旨さに魅了されています。
出羽桜酒造・山形蔵を訪問して、改めて、出羽桜酒造の偉業を振り返り、その凄さを感じました。晩酌で、吟醸酒を嗜むことのできる幸せ、、、。山形に思いを馳せて、出羽桜で「乾杯」!!。 |
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矢原正治
(203)アピオス マメ科
写真 アピオスの花 写真宴Aピオスの球根
今月は、アピオス(Apios americana)にします。マメ科植物の「アピオス」を、40年ぐらい前、九州大学農学部の方から分けていただいたとき、植えると大変だと言われました。確かに、地中をはい、伸びて増えます。掘り返しても、芋が残り、駆除が難しいですね。雑草の王様ハマスゲに似ています。
アピオスの別名をアメリカホドイモといい、インデアンが主食としていたと言われ、元気の出る食べ物だったようです。芋の形が西洋梨に似ていることからラテン名がギリシャ語の洋梨を意味するアピオンに由来しています。日本にはアメリカから青森にリンゴの苗が導入された時に混入し増えたと言われています。
機能性成分としては、カルシウム、鉄のミネラルを多く、ビタミンE、イソフラボノイド類、大豆サポニン類、タンパク質も多く含みます。植物繊維もサツマイモの数倍含みます。機能性として、便秘、高血圧、アトピーの改善効果があると言われています。
アピオスのホームページに薬用人参と同じサポニンが含まれると書いてある箇所がります。サポニンという群では同じですが、アピオスのサポニンはソヤサポニン類(大豆サポニン)で、ジンセノサイド類(薬用人参サポニン)とは、構造も、機能性も異なりますので、訂正しておきます。
食用にする時は、芋を10分ぐらい茹で、皮を剥いて食べると美味しいです。エネルギーが高いと言われているので、一日数個食べるようにした方が良さようです。
地上部が枯れた秋から冬に収穫します。アピオスの芋は表面が乾燥に弱いので、湿らせた新聞紙に芋を包み、ビニールで保湿し、低温で、カビの生えないように注意し保存すると記してありますが、掘りおこしたら早めに食べましょう。
マメ科植物の大豆、小豆、緑豆などの種子類、アピオス、クズ芋、葛根などの地下部には、タンパク質、ミネラル、ビタミン類、植物繊維などの他に、機能性成分のイソフラボノイド類、サポニン類(大豆サポニン)などが含まれています。
ネパールでは豆スープ(ダルスープ)が、カレーに付いてきます。下痢をして胃腸の調子を崩した時、お粥と緑豆スープ、また小粒黒豆、小粒大豆などのスープを作ってくださり、胃腸の調子を整え、体調を戻しました。韓国では何も食べられない時には「皮の除いた緑豆のスープは飲み」、これで体力を少しずつアップすると。ネパールでも友人が「グリンビーン(緑豆)のダルスープ(豆スープ)」が良いと、教えてくれました。
もし、胃腸を壊し、食欲の無くなった時には、豆スープ(ダルスープ)をお試しください。豆カレー(ダルカレー)も美味しいですよ。 |
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(238)足のストレッチ
うつぶせに寝て手はあごの下に持っていきます。写真@のように息を吐きながら片方の膝を曲げて、脇の下に膝を入れるような気持ちで上げてください。この時、お尻が浮かないようにします。息を吐き終わったら息を吸いながら元の姿勢に戻します。ゆっくり2回行い、足を替えて2回行ってください。
気をつけの姿勢で立ち、左足に右足を交差します。息を吐きながら体を前方に折り曲げます。反動をつけずに曲がるところまで曲げます。この時、軸足を曲げないようにしてください。息を普通にしながら30秒程度静止します。息を吸いながらゆっくり体を起こしていきます。足を替えて、同じ要領で行ってください。
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