東ヶ丘 神田みゆき
(11)認証マークを探してみませんか
SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。前回の続きで、認証マークについて、もう少し詳しくご紹介させていただきます。
認証マークには色々なものがあります。RSPO認証は、パーム油に関しての認証マークです。アブラヤシを、持続可能な方法で生産しているという証でもあります。シャンプーや洗剤などについていることが多いです。
緑色で、真ん中にカエルのマークが描かれているRainforest Allianceは、生物多様性の維持と人々の持続可能な生活の確保ができているという証です。コーヒーなどによくついています。
魚のマークもあります。左が、海のエコラベルです。これは、海で取れるものに関しての認証マークで、Marine Stewardship Council(海洋管理協議会)が認証しています。そして右は、責任ある養殖により生産されたものに関しての認証マークです。これは、Aquaculture Stewardship Council(水産養殖管理協議会)が認証しています。
左の木のマークはForest Stewardship Council(森林管理協議会)が認証しています。責任ある森林管理をしているというマークです。コピー用紙が包まれている紙や、紙パックのジュース、ティッシュペーパーの箱などについています。
人が手を挙げているようにも見えるマークが、フェアトレードのマークです。環境に配慮しつつ、公正な取引で生産された商品であるという証です。ちなみに、お隣の熊本市はアジア初のフェアトレードシティでもあり、今年が10周年なのだそうです。
このように、認証マークは色々あります。皆さんも、お店で探してみませんか。また、何かを購入しようと思ったとき、認証マークがあるものを選んで買うというのも、自分にできる一歩だと思います。 |