三里木区 たわらや酒店 宇野功一
(158)2020年、五輪の年に『五凛』で乾杯!
令和2年=2020年は、どんな年になるのでしょうか?日本における最大のイベントは、なんと言っても、7月から開催される「東京オリンピック・パラリンピック」ではないでしょうか。
前回1964(昭和39)年に開催され、56年ぶりに、オリンピック・パラリンピックが日本にやって来ます。私は前回大会を知らないので、たいへんワクワクしています。
前回の東京五輪が開催された日本は、高度経済成長期でした。酒業界は、戦後の米不足を、アルコール添加と糖類や酸味料を混和し、日本酒とみなす、この類の日本酒が、99%を占めており、純米酒という言葉すらありませんでした。そんな東京五輪の年から、品質志向を掲げる酒蔵が、全国各地で産声をあげています。秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、岐阜県、熊本県の醸造元が、純米醸造や、吟醸酒市販化を模索し始めています。今では、当たり前のことのように思えますが、暗中模索の中、未来志向の動きがスタートしたと思えば、感慨深いものがあります。
『五凛(ごりん)』という銘柄の日本酒があるのをご存知でしょうか?醸造元は『天狗舞』でお馴染みの石川県白山市・車多酒造(しゃたしゅぞう)。創業は幕末の文政六(1823)年。現在、社長の車多一成くんは私と同輩。ご縁があり、長いお付き合いが続いています。彼が、『ぐびぐび呑める天狗舞』をテーマに、地元の篤農家と酒米を契約栽培して、作り出したのが『五凛』という日本酒です。純米酒と純米大吟醸と2アイテムがあります。世界中の人々が、【感動】を呼び起こすお酒を醸したい。その思いから醸したお酒が『五凛』だそうです。
酒質を設計し販売する「蔵元」
酒を醸す「杜氏と蔵人」
蔵の思いとお客様の思いをつなぐ「酒屋」
最適な状態で酒をサーブしてくれる「飲食店」
酒を楽しまれる「お客様」
その五者が常に凛とした関係であり、凛とした酒を楽しんで頂けるように思いを込め、五凛Go-RINと命名。(車多一成くん 説明)
今年は、多くの海外からのお客様が日本にやって来ます。もしかすると、皆様も、一緒にお食事する機会があるかもしれません。そんな時に、銘酒『五凛Go-RIN』を楽しんで見てはどうでしょうか。ぐびぐび呑める未来志向の日本酒です!!
純米大吟醸
1800ml 4,400円(税込)
720ml 2,200円(税込)
純米酒1800ml 2860円(税込)
720ml 1430円(税込)
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