ワンネス 944号 2019/03/10発行 |
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一年間の集大成
学習成果を発表
菊陽町西部町民センター
第33回菊陽町西部町民センター祭が2月24日(日)、同センターで行われ、多くの来場者が詰め掛けました。
ステージ発表の部では児童館に通う子どもたちが、保護者と一緒に「ミッキーマウスマーチ」のリズムに合わせ、かわいらしい踊りを披露したのを皮切りに、講座生のフォークダンスやストリートジャズダンス、居合いの演武や大正琴の演奏などが発表され、会場からは大きな拍手が送られていました。
作品展示の部では水彩画や絵手紙、小学生書道、押し花などの力作揃いの展示物のほか、トールペイント体験ブースも設けられ、来場者はものづくりの楽しさに触れていました。ほかにも未使用品バザーや、カレーライス、調理パンの販売、屋外ブースでは綿菓子、ポップコーンなどの出店販売もあり、締めくくりのお楽しみ抽選会まで終始にぎわい、大盛況でした。
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春近し ひむか桜・菜の花満開
菊陽町歩こう会
白梅・紅梅が咲き誇る2月23日(土)、菊陽町歩こう会(久保田 昌生会長)は「延岡花物語と宮崎牛を食す 花とグルメの祭典」に出掛けました。
神と人と花が出会う早春の五ヶ瀬川は、300本の「天下一ひむか桜」と100万本の菜の花が咲き誇り、特別ステージでは、地元の芸能に保育園児から大人まで出演して大変にぎわっていました。
五ヶ瀬川には、陸上自衛隊の応急仮設橋訓練によって、災害時に使用される応急仮設橋「コノハナ出逢い橋」が架けられていたり、花絵とかざぐるまアート(花エリア一帯)で、桜や菜の花を観賞しながら「野だて」で一服し、大満足なひと時でした。
また、グルメエリアで同県の特産品、宮崎牛や豚肉・鶏肉のミックスバーベキューで舌鼓を打ちながら親睦交流を深めました。2月から4月にかけて「観梅会」「このはなウォーク」「ワイワイ花物語」「延岡花物語 2019」を開催しており、市を盛り上げる取り組みに感動。車中でのおしゃべりも弾み、笑顔いっぱいの日帰り旅となりました。
文・写真提供 久保田昌生 |
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楽しい地域づくりを目指す
菊陽町公民館大会
菊陽町の地域活動の促進、そして、活力ある地域づくり・生涯学習の推進を目的とした「平成30年度菊陽町公民館大会」が2月17日(日)、同町図書館ホールで行われました。
ホワイエでは、同町中央公民館で開催されている講座生の作品が展示され、来場者の目を引きました。また、ステージ上ではフラダンスや大正琴、太極拳、民謡など、10の講座生が日頃の練習の成果を披露し、客席から大きな声援と拍手を受けました。
地域活動推進モデル公民館発表では、武蔵ヶ丘の井原さんが、同町内の地域活動や取り組み、イベント活動、今後の課題などを発表。「行事をこなすだけでなく、みなで笑い合える楽しい地域づくりを目指していきたい」と締めくくりました。 |
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矢原正治
(143)ミラクルフルーツ アカテツ科
今月は味を変える植物を紹介します。果実をかじり、舌の味蕾(みらい・味を感じる部分)を成分でコーティングすると、酸味・苦みを甘味に変えてくれます。果実自体は甘味がありません。味を変換するのでミラクルフルーツと呼ばれています。およそ1〜2時間くらい継続します。味を変える成分は糖たんぱく質のミラクリンと呼ばれる化合物です。
原産地は西アフリカで、1725年に発見されました。花は白く、栽培は酸性の土壌を好み、霜の降らない多湿の半日影を好みます。ただ果実を木から切り離して収穫すると、味を変える成分の効果が時間と共に減少しますので、流通には乗りませんでした。
他に東南アジア等に生息するクルクリゴ(キンバイザサ科)は果実に含まれる味覚変換物質により、酸味、苦みなどを甘みに変えます。ミラクルフルーツと同じようなものですが、クルクリゴ果実の成分は20分くらいで変換能力が消えます。水を飲むと少し甘く感じます。「糖尿病患者の方に良いのでは」という話もありましたが、食事が全て甘くなり味覚がおかしくなるので、一時期話題になったものの、実用化されませんでした。
身近にも味覚を変換する植物があります。例えばナツメの葉、ナツメの葉を噛んで舌の上で30秒ぐらい転がしてから、チョコレートを食べると、砂糖の甘みが消え、カカオ本来の味がします。生の葉でも乾燥した葉でも同じです。市販しているギムネマ茶も同じような作用が有ります。ただギムネマ茶は1時間ほど甘味を感じなくなるのでお薦めではありません。
1月に紹介したステビア等の植物の甘味成分、今回の酸味・苦みを甘味に変える植物、甘味を消す植物等、植物の成分にはいろんなものが含まれていて面白いですね。まだまだ分からないことが自然の中にはたくさんありますが、私たちは経験的に、いろんな植物を食して健康を保っています。
食べ物が美味しいと感じる時は、本能的に身体が欲しているのでしょうが、人は思い込みで食べ物を摂取することが多く、これが生活習慣病を起こす原因になっているのではと感じます。私たちの遺伝子には飢えをしのぐための肥満遺伝子が備わっていますので、食べ過ぎには注意して下さい。飲食は満遍なくホドホドに。ネパールより。 |
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50年の歩み 振り返る
菊陽町町制施行50周年記念式典
菊陽町町制施行50周年記念式典が2月11日(月・祝)、菊陽町図書館ホールで行われ、来賓、自治体関係者、地域住民など約400人が来場しました。
菊陽町は、昭和30年4月1日に菊池郡津田村、原水村、上益城郡白水村が合併した「菊陽村」として誕生。昭和44年1月1日に町制を施行してから今年で50年目を迎えました。
式典のオープニングセレモニーでは、菊陽中学校合唱部が「伸びる菊陽」など4曲を披露。後藤三雄町長の式辞の後、同町の歩みを振り返る50周年記念映像が上映されました。
また、JR九州初代社長 石井幸孝さんが「国鉄からJRへ『激動の50年』を語る〜菊陽町へのメッセージ」と題して記念講演を行い「発展著しく、元気がある菊陽町には、日本全体の手本となるような町になってほしい」とエールを送りました。
参加者は「自分が生まれた町のことを改めて勉強することができました。来て良かったです」と話されました。 |
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多種多彩な力作が展示
茄子の会(宮崎代表)の作品展示会が2月10日(日)から15日(金)までの期間、お菓子の香梅 ドゥ・アート・スペース 光の森店で開催されました。
会場には油絵、切り絵、木のパッチワーク、トールペイント、エコクラフトなど約200点の個性的な作品が所狭しと展示され、会場を訪れた方は「多彩な作品が一堂に展示されていて、とても素敵な空間でした。また機会があったらぜひ、足を運びたいですね」と話されていました。
なお、次回開催日は同会場で今年の7月27日(土)から8月4日(日)を予定しています。 |
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椿(ツバキ) ツバキ科
原産地は日本、中国。古くから庭木として親しまれており、日本を代表する花木のひとつに数えられる。光沢のある濃い緑色の葉を持ち、品種も多く開花時期にはばらつきがあるものの、おおむね冬から春にかけて咲く。花言葉は「気取らない優美さ」。
写真提供 三里木区 ワンタロウさん
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