自家焙煎珈琲 しゃらん 舩元 優二
(5)美味しいコーヒーを淹れるコツと手順
ペーパードリップでコーヒーを淹れる方法をお伝えします。まず、豆の選択は、焙煎後のできるだけ新鮮な豆を選びます。使用量に応じて少量ずつ小刻みに購入することをお勧めします。コーヒー豆の量は一人前130tの場合、12g〜15gくらいで使うと良いでしょう。ドリッパーが円錐型か台形型かによってフィルターを選択して下さい。サーバーについては、メモリー付きが便利です。お湯を注ぐポットは、湯ができるだけ垂直に落ち、注ぎ口が細いほうが湯量の調整がしやすく望ましいです。
具体的にコーヒーを淹れる手順を説明します。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、粉を入れ、平らにならす。(一杯12g、130ccでコーヒーを淹れる)
沸騰したお湯をポットに移す⇒サーバーとコーヒーカップにお湯を入れ、温めておく。(お湯の温度88度〜92度が適温)
1投目、中心に細かく静かに注いだ後、約20秒程蒸らす。「蒸らし」の時に、コーヒーが膨らむのは、コーヒーに含まれるガスが放出されるため。ガスを出すことで、コーヒーとお湯がなじみやすくなり、お湯の通り道ができる。つまり「蒸らし」はコーヒーの美味しい成分を充分に引き出すための大切な工程。
2投目、中心から外側へ「の」の字を書くように投入。必ず真上から中心にお湯を注ぐ。(フィルターの壁面の側からぐるっとお湯をかけると、粉を滑らせ、空気が外へ逃げづらくなる要因となり、粉にまんべんなく浸透しない)
3投目、2投目の後、中心がくぼみそうなタイミングで投入。
4投目、濃度調整、投入のお湯は太目に。サーバーの目盛130ccで完了。
※最後まで抽出すると、コーヒーの雑味(美味しくない余分な成分)が落ちてくる。投入後のカスのチェック、細かな泡はコーヒーのアク、雑味のもとになる成分。
表面に細かな泡が残っていれば、雑味の無いクリアな味になっている。
「コロンビア」
スプレモ・ルイス・ボルカーノ
コロンビア特有の甘味と程よい酸味、バランスの取れたコーヒー。
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