(102) 三里木苦 たわらや酒店 宇野功一
お正月こそ日本酒!!
明けましておめでとうございます。
平成27年の干支は、乙未(きのと・ひつじ)です。
未は羊ではなく、未を使います。未=「あいまい」「植物が繁茂して生い茂り暗い様子」「果物が熟している様子=味に通じる」を示しているそうです。この年が、羊のように、穏やかな、ほんわかした一年であることを願いたいと思います。
◆お正月は日本酒・・・
さて、みなさまに質問します。
お正月、飲んでいるお酒、今から飲もうとするお酒はなんですか?。
これは、酒類大手メーカーが2012年に調査したアンケート。対象は20〜69歳の男女500名。結果は、
・ビール系飲料=52%
・日本酒=46%
・焼 酎=24%
・酒は飲まない=26%でした。
さらに、「おせち料理にどのような酒があうと思いますか?」の質問では、
・日本酒=70%
・ビール系飲料=36%
という結果でした。世代を問わず、日本酒が断然人気でした。
お正月は、成人の男女、約半数が日本酒を飲むということが分かりました。
◆平成27年・イチオシ地酒「泰斗」
大胆予測。今年は、きっと「泰斗」(たいと=熊本県山鹿市・千代の園酒造)がブレイクするでしょう。「泰斗」とは、千代の園でお馴染みの山鹿市・千代の園酒造が造る限定酒です。平成8年に、熊本県内の酒屋、数軒で発売をはじめました。今や熊本で最も人気の銘柄になって参りました。
泰斗のコンセプトは、
・熊本県産の酒米(山田錦他)使用
・熊本酵母を使用
・熊本流吟醸づくりの酒
・熊本の酒屋が、熊本の日本酒ファンにその魅力を伝える
まさに、熊本づくしの日本酒です。
発売して今年で20年目を迎えます。最近では、各店で品切れを起こすほどの人気。熊本の銘酒「香露」の流儀に学び、更に洗練された酒づくりを行ったのが「泰斗」なのです。
暮れに、新米で仕込んだ新酒版の泰斗・無濾過生原酒・純米吟醸が入荷しています。モロミをそのまま壜詰めしたために、淡くにごりがあります。完全に発酵を止めていないため、プチプチ・チリチリとした炭酸ガスが絡み、シュワーと広がる甘くてとろりとした爽やかな味わい。酒蔵で飲む、あの搾りたて生酒の味わいが存分に味わえます。
年初め、熊本の日本酒「泰斗」・新米新酒で乾杯しませんか?
平成乙未元旦 |