(91) 三里木区 たわらや酒店 宇野功一
日本を知ろう!
◆ソチオリンピック始まる
明日3日は節分。明後日4日は立春で初午です。暦の上では春を迎えます。
2月というと、ロシア・ソチで冬のオリンピックが現地時間2月6日より始まります。今大会では、どんなドラマが見られるのでしょうか。日本人の大いなる活躍を期待したいものですね。
◆日本を知ろう!
海外に住む人から
「日本の○○について、日本人はどう思いますか?○○の歴史を教えて下さい」
と問われたとします。意外と答えられないことってありませんか?
世界的に有名な指揮者・小澤征爾。その弟子で新進気鋭の若手指揮者・山田和樹が2月11日に熊本県立劇場で、交声曲「海道東征」(かいどうとうせい)を演奏します。この曲は昭和15年に信時 潔作曲、北原白秋作詞で作られた日本人が手がけたクラシック音楽です。
山田和樹は海外でさまざまなオーケストラを指揮する中で「日本の伝統のクラシックとは何か?」を考え、この海道東征に出会ったそうです。戦後この曲が奏でられるのは2回目だとか。日本の国の成り立ち「古事記」や「日本書記」をひも解く壮大な叙情詩であります。
◆おもてなし
滝川クリステルさんが、オリンピック招致のプレゼンで使った「おもてなし」の言葉が世界の言葉になりました。日本というものを端的に表現した言葉だと思います。
食のおもてなしで欠かせないのが日本のお酒ではないでしょうか。日本には、日本酒と焼酎(泡盛)があります。どの酒も「米麹」を使い発酵させる酒です。酒に限らず、調味料の味噌、醤油、漬物、鰹節、酢が、麹や発酵によって、日本の豊かな香味を生み出しています。
2020年の東京五輪の開催が決まり、国家的にも観光立国を目指す日本。今後は、今以上に日本人が日本のことを振り返ることが多くなるのではないかと思います。
◆五輪に五凛はいかが
酒どころ金沢。太閤秀吉の時代から加賀の酒は天下の銘酒として知られていました。伝統的な技法の山廃仕込みで仕込んだ純米酒『五凛』。日本酒の名工 中 三郎(なか さぶろう 能登杜氏の四天王の一人)杜氏が仕込んだ絶品を、五輪の年に飲んでみては如何でしょうか?
◆五凛について
金沢の銘酒 天狗舞の限定酒。蔵元・杜氏・酒屋・飲食店・飲み手の五者が常に凛として酒を楽しんで欲しいという意味だそうです。
1800ml・2,730円
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