英語をもっと楽しもう 英語おはなし会 菊陽町図書館では平成18年度子ども読書の日にちなんだ特別企画の「英語でのおはなし会」が4月30日(日)菊陽町図書館の視聴覚室で行われ、訪れた親子は英語劇などを楽しみました。 午後2時から行われた英語劇には、図書館に来ていた親子連れなどで視聴覚室はいっぱい。菊陽町三里木町民センターJP英会話教室の皆さんによる「ももたろう」の英語劇では生徒さんたちが手作りの衣装やお面、大道具で熱演し、ジャロッド先生が熊本弁で同時翻訳。会場からは笑いも聞かれました。 その後は、ジャロッド先生が「はらぺこあおむし」の英語版絵本を読み聞かせをしたり、英語の歌にあわせたゲームをして訪れた親子も参加し、体を動かし楽しい時間を過ごしました。 船木芽生ちゃんのお母さん(熊本市)は「本を借りにきて、たまたま観ることができました。熊本弁の翻訳もおもしろくて楽しかったです」と芽生ちゃんと一緒に英語のゲームを楽しんでいました。
●英語劇はよく知っている「ももたろう」の話しだったので「へぇー英語だとこんな風に言うんだ!」と 勉強しました。手作りの道具や衣装もばっちり!私も子どもと楽しみました。井
5月8日(月)すがすがしい晴天の下、東ヶ丘グラウンドゴルフ愛好会(田中禮介会長)は、さんさん公園スポーツ広場で第6回大会を開きました。 日頃練習している東ヶ丘グラウンドとは勝手が違い、芝の上ではボールがコロコロ。「むずかしか!」と声のあがる中、楽しく2ゲームを終えました。以前優勝したメンバーには5点が加算されるため、再度の優勝は難しく、今回は安藤 守さんが初優勝しました。優勝・ホールインワン賞などの表彰式のあとは、ホールインワン競争でもうひと汗流し、その後さんふれあで昼食、入浴となりました。 安藤さんは「健康のために始めて3年になります。今日は運と天気が良くて優勝できました」と笑顔で話してくれました。
●前回優勝者には5点プラスハンディがあるので、毎年優勝者が変わっていくそうです。皆が優勝を味わえるいいルールですね。岩田
下原区東陽会(前田義範会長)は5月8日(月)33名が参加して緑あふれる南郷谷を訪ねる旅に出掛けました。 午前9時下原区を出発し最初の目的地、高森湧水トンネル公園へ向かいました。トンネルの中は気温15℃と少し肌寒く感じましたが、七夕飾りコンテストの優秀作品や鯉のぼりを見学。奥にはウォーターパールも展示され、光と水の不思議な世界を楽しみました。次に、久木野のそば道場を訪れそば打ちを体験しました。 参加した片山由美さんは「そば道場は初めて行きました。思ったより力はいらなかったのですが、水加減や手加減が難しかったです。苦労しましたがこしもあり美味しかったです」と喜ばれました。 帰路の途中では、地蔵峠を眺めながらワラビを摘み、記念写真を撮影したり、自然とふれあう一日でした。
●緑のあふれるさわやかな季節に南郷谷はとても気持ちの良いものですね。そば打ち体験もされ、参加された皆さんは楽しんでいました。心も体も癒された一日でしたね。 谷川
おだやかにすごそう 坂本いつ子 「おはよう」いつもの朝が訪れる。どこの家庭にも流れる風景なのだが、違うのは今、夫は私が側にいて手を差し伸べなければ何も出来ないことだ。私はいつものように靴下、シャツ、ズボンなどを順番に並べる。
夫は裏と表を間違えながら時間をかけて着替えるのが我が家の日々の風景である。夫は回りから見ても明白なほど日々、記憶が失われていく。夫を見ていると私に出来ることは何だろう?と自問自答している自分に気付く。 時として、私の二人の弟がたたみかける様に詰問する。「自分の体を壊してまで自分の夫の面倒を見るのか」と。私が昨年、脳梗塞で倒れたことを心配しての言葉であるのは理解してはいるが、私にとってはつらい言葉だ。記憶を失うことに対しての切なさ、狼狽を見せつつも懸命に生きる夫の心が本当の意味で彼らには写っていないように思える。
しかし、日々の現実は困難の折り重なった上に成り立っている。夫はデイサービスに行くことを拒絶し、終日家にこもろうとする。統合失調症の息子は夜、床に就くことを拒絶し、夜通し起き家の中を歩き回る。 「あるがままをうけいれよう」「ゆるやかに、しなやかにいきていこう」「いまをたいせつに、いきていこう」心からそう思う。確かに心の中には、たいそう立派な看板を掲げてはいるのだが、正直これを実践するのは困難だ。
人間が人間たるゆえんと自分に言い聞かせているが、今言える確かなことは、夫の時折見せる心からの笑顔、謝意、息子にも言えることだが二人が時折見せる心からの感謝の気持ちは、必ず相手に伝わると言うこと、そして、それは相手の心を揺り動かすということを二人から教わった。 若い頃は、賞やメダルを取った方々のコメント「すべて周りの方のサポートがあっての結果です」を聞くにつけ、本心は自分の努力の結果では、とよく思っていた。しかし、この歳になってはっきり言えるのは、今、自分が強く生きていられるのは周りからのサポートであるからだと。障害の家族を二人も抱えたことは大変な苦労でもあるが、自分が日々この場から逃げ出さないでいられるのは、周りのサポートがあるからに他ならない。 このような家族ではあるが、お互いを思いやり温かい思いで一日が終われる日も多い。また、明日が訪れる。何も心惑わされず横になれることに感謝しよう。そしていつもの様に、明日もまた、靴下、シャツ、ズボンを並べられることに感謝しよう。今日のこのことは忘れて、明日は新しい一日と思えることをささやかな幸せとしよう。