1月29日(日)菊陽中部小学校(池頭 俊校長)で地域のお年寄りや講師の先生を迎え“中部小まつり”が開かれ、子どもたちは学年ごとに21種類の楽しい講座や13種類の伝承遊びを体験しました。 「したことのない遊びもあったよ」と2年生の魚住ゆいかさんと高山きょうごくん。「竹とんぼが一番おもしろかった!」と2年生の大野ふうがくんと尾崎せいいちくん。子どもたちを地域の中で育てていこうと言う、温かい気持ちのあふれる楽しい“まつり”になりました。 ●いろいろな伝承遊びの他、22の講座が開かれ、ちょっとしたカルチャーセンターのようでした。大人顔負けの作品を作ったり、囲碁や将棋で大人を負かしたりして子どもたちの生き生きした姿が見られました。地域の素晴らしい講師の皆さん、まつりスタッフの保護者の皆さんお疲れ様でした。岩田
1月16日(月)菊陽西小学校(中川秀一校長)で1・2年生の生活科授業の一つとしてどんどやが行なわれました。 準備や当日のお手伝いは校区の老人会や区長さん、西小おやじの会と1・2年生の保護者が協力して行い、大きくて立派などんどやが組み上がりました。11時に1・2年生の代表の子どもがどんどやに点火。竹はポンポンと大きな音を立て燃えました。おき火になってからそれぞれ持ってきたお餅を焼いて、今年一年の健康を願いながらみんなでおいしく食べました。 2年生の松木 大君は絵日記に「どんどやをつくる人はとてもむずかしかったとおもいます。トラックでたけをはこんできてくれ、いっしょうけんめいつくってくれて大きなどんどやができました」と感想を書いていました。
●絵日記は楽しく描けた物が多かったですね。1,2年生の皆さん楽しかったですね。 お世話してくださった皆さん、お疲れ様でした。(井)
1月29日(日)「菊陽町心をつなぐ心障者の会つくしんぼ」(坂田義美代表)平成18年度の新年会がクレアージュで36名が参加し、行われました。 大津あゆみ園の藤川真由美さんが「事故もなく一年が過ごせました。みんなにあえて嬉しいです」と始めの言葉を述べ、菊陽町共同作業所「やすらぎハウス」の指導員、池田靖史さんが「小さな作業所ですが協力連携してやっていこうと思います」とあいさつされました。坂田会長は「今年の4月から障害者自立支援法が施行されます。いろいろ大変ですが、今年一年健康でみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います」とあいさつし、楽しい会食となりました。 久しぶりに会う顔もあり、各テーブルごとに自己紹介をし、みんな和気あいあい。カラオケになるとみんな歌が大好きとあって、次々と得意の歌を披露し、踊りも出て楽しみながら親睦を図りました。
●毎年、新成人のお祝いも兼ねているそうですが、今年は新成人がいなかったそうです。 みんなカラオケが大好き。元気に歌って踊っていました。写真の女の子はすごく踊りが上手でしたよ。(井)
1月25日(水)1月の高齢者大学(吉本正昭会長)が「初春のしらべ」と題して菊陽町図書館ホールで開かれ、歌や踊りを楽しみました。 吉本会長から「変わりないメンバーではありますが、変わりがないということもまた、めでたい、ありがたいことだと思います」とのあいさつがありました。 今年初の高齢者大学はおめでたい雰囲気が盛り込まれた3部構成で、1部は東部町民センター三味線教室の皆さんが「武田節」など4曲を演奏。2部は沖野区の俵積田 勇さんが南京玉すだれなどを披露しました。3部はゲストに日本舞踊の松ノ本錦聖さんを迎え、しなやかな踊りに拍手が送られました。 森 敦子さん(東ヶ丘区)は「皆さん芸を持たれていて感心しました。講演会も役に立つけれど、たまにはこんなのも楽しくていいですね」と話されました。
●皆さん、笑顔で楽しそうでした(井)
会社設立にも電子化(IT)の波が
先月号では、今年5月以降に施行予定の「新会社法」の主な法改正について述べました。今月号では、現代、私たちの日常身の回りには電子化だ、IT化だと溢れていますが、実際会社設立する際にもその波が押し寄せてきていることについて触れてみたいと思います。 会社を設立する場合、絶対にかかる費用があります。これは法定費用と言われるものですが、この法定費用は、設立手続きを自分で勉強して全部自分でやったとしても絶対にかかる費用です。 主な法定費用には、会社設立するときに最初に取り掛かる、会社の憲法ともいうべき「定款」を作成し、公証人による認証を受ける際にかかる手続き費用とその設立登記申請時にかかる費用があります。定款認証手続きにかかる費用は、定款に貼付する収入印紙代4万円と認証手数料5万円です。この「定款認証」に熊本でも昨年4月から、電子化(IT)の波が・・・。 定款を紙作成し公証人による従来の認証手続きの替わりに、作成者から公証人へとその一連の手続きを電子上で行うことによって紙として存在する場合に本来貼付しなければいけない収入印紙4万円がいらなくなるんです。 それなら、この電子認証手続きを定款作成から自分でやれば、一番設立費用を安く抑えられるじゃないかと思われるかもしれませんね。 しかし、この電子認証手続きをするには、設備投資が必要なんです。あなた自身の電子証明書を取得したり、必要なソフトを購入したりしなければいけません。その設備投資の費用は、10万円にもなります。4万円の収入印紙を節約するために、10万円の設備投資をするのは1回しかしない起業予定者にとっては効率的とは言えません。 だから、やはり定款作成から電子認証対応には、そのシステムを導入している専門家にお任せされるが一番手間も省けて安心の上に、安上がりだということです。 最後は、自己宣伝的になってしまいましたが、こんなところにもその波が押し寄せてきているんだということを、これから「新会社法」のもとで個人業から法人化したり、或いは起業される方が増えると予測されるこの時期に知っておいて得する身近な話題として取り上げてみました。
◆いつからひょうたん作りを始めましたか 平成8年から始め、今年で10年になります。加工技術は、肥後ひょうたん愛好会に入会して学びました。 ◆どのようにして作られますか ひょうたんの表面に下絵を描き「だるま」や「観音様」などの絵を“焼きゴテ”で焼きながら少しづつ濃淡をつけていきます。ひょうたんの表面は丸くなっており、描くのは結構難しいです。また「天の川」や「花火」などの形にドリルで穴をあけ、中に“回り灯籠”を入れランタンにするときれいです。ひょうたんを載せる台座も手作りです。
◆これからは 外国のひょうたんは2m程になります。それを使って大きな作品を作ってみたいと思います。
私たちが住んでいる菊陽町・合志町等はかつて、明治29年迄は菊池郡ではなく合志郡と呼ばれていました。合志郡の郡名は、「火の尻の邦小石川郡」から「皮石(かわし)」「加波石(かわし)」となり、その後、奈良時代の和銅6年(西暦713年)「佳字好音(かじこういん)の詔(みことのり)」で合志郡と改称された時に始まります。 当時の合志郡は、現在の鹿本郡植木町及び旧鹿央町山内地区を含んだ広大な範囲のため平安時代の貞観(じょうかん)2年(860)5月(三代実録)に山本郡に二分されました。このとき阿蘇郡の南郷から瀬田と立野を瀬田浦と称し合志郡に編入しました。 戦国期には、現熊本市の吉原町・石原町・弓削町・御領町(小山御領・合志町の御領と区別するためこの地名でした)は託麻郡でしたが、詫磨別当の娘を合志蔵人に嫁がせた際、当地を化粧田として合志家に遣(つかわ)したため、合志郡に属したとする伝承を記しています。 この様な理由もあり、白川を隔て何かと利便性に欠けたので4地区は託麻郡編入を申請し、2年後の明治13年11月託麻郡へ編入しました。逆にその中に囲まれた当時の中江むらは4地区が合志郡であったため、合志郡編入を申請した経緯もあります。 明治29年(1896)明治政府は郡制改革を進め、県内では飽田郡と託麻郡が「飽託郡」に、また山鹿郡と山本郡は「鹿本郡」と各郡名の一字を取った郡名となりました。 合志郡も菊池郡との合併となり、政府に「菊池合志郡」で上申しましたが却下され、更に「菊志郡」として再上申するも許可されず、南北朝期の菊池一族の名を取り「菊池郡」とすべしと決定され、明治29年まで約1183年間続いた合志郡の名は消えました。 平成6年(1994)この由緒ある郡名を残すため、当時の住民の思いを考慮し、郡名が消えて100年目に当たる平成7年 (1995)合志町大字上庄・城山に「合志郡記念碑」が完成しました。