菊陽町東部町民センターの主催講座「ふれあい劇団」のみなさんは8月28日(土)介護老人保健施設「赤とんぼ」へ芝居と歌謡ショーで慰問に訪れました。 芝居の出し物は、劇団員みんなで考えて台本を作り、人の思いや優しさをモチーフにした「ふく水盆に返る」です。主人公良男さん、和子さん夫婦の嫁姑の確執。嫁和子さんが努めている会社の上司と駆け落ちをし、10年後に元のさやに戻ると言う人間模様を熊本弁まる出しで熱演しました。お芝居のあとは、上田法男さんと外村信子さんによる歌謡ショーが披露され、会場の利用者の方たちは、知っている歌が歌われると一緒に口ずさんでいました。 良男さん役を務めた加藤眞佐男さんは「練習もあまりできず、ぶっつけ本番状態で芝居をしましたが、涙を流して見ている方もおられ、私たちも感動してしまいました。次回も是非慰問に出掛けたいです」と話されました。
地域で暮らすC
今回は長崎県にある「コロニー雲仙」の人たちの地域で働くことを中心に、障害者の人たちの就労、雇用の形態をみてみたいと思います。今までは「コロニー雲仙」から何らかの支援を受けて、地域で働きながら暮らしている人たちは「コロニー雲仙」のある瑞穂町・島原半島(県南地区)が中心でしたが、現在は長崎市・諫早市・大村市周辺(県央地区)へ、そして佐世保地区(県南地区)というように長崎県各地に広がっているそうです。 地域で働く人たちの分布地域と「働く形態」別の人数一覧表を見てください。 地域で働く人たちの分布状況 地域で働く人たちは、働くための支援はもちろんですが、同時に地域で暮していくための支援を受けながら、それぞれの地域で暮らし続けているのです。この働く形態も最初から整然と準備されていたわけでなく、これまでの20数年間の試行錯誤を経て「形」になってきたそうです。親の不安も当然ありましたが「脱施設」ということが早くから取り組まれてきていたことだと思われます。
「自分の家族のイメージとして残るのは小学生の頃の食卓風景ですね」との池田春香先生(新山区)の言葉にうなずく母親たち。「運動会弁当応援教室」が9月16日(木)三里木町民センターであり、小学生の子どもを持つ親ら25人が参加して家族団らんメニューに挑戦しました。 市販のミートボールなどを使いながらもひと手間かけた料理は、見た目も色とりどりで、子どもたちが大喜びするメニューが次々出来上がりました。 参加した矢継祐子さん(八久保区)は「いつもは揚げ物が多く茶色のお弁当でしたが、彩り良く出来て感激しました」と、おいしそうに試食していました。
■ライスしゅうまい 材料(5人分) ミートボール 20個 カレー味(小麦粉・水・砂糖・塩・カレー粉・もち米1/2カップ) ケチャップ味(小麦粉・ケチャップ・マヨネーズ・食紅で色付けしたもち米1/2カップ) ■作り方 ミートボールをカレー味とケチャップ味に味付けし、水に浸したもち米をまわりにつけ、15分蒸して出来上がり。