環境省の主唱で、6月は環境月間です。 菊陽町でも6月の環境月間に合わせ、それぞれの区や、学校などで清掃活動や花いっぱい運動が実施されました。 あさひが丘区 あさひヶ丘区(岩橋成尚区長)では、6月11日(金)台風の余波が残る雨の中、花植えが行われました。 旧57号線沿い杉並木下の花壇に、雨かっぱを着た区民が集り、菊陽町から配布された花の苗をひとつずつ植えていきました。道行く車からの眺めもよくなり、ほっとする空間ができました。 武蔵ヶ丘中学校 6月11日(金)の放課後、武蔵ヶ丘中学校(田代佳行校長)で母親委員を中心にした保護者と、園芸委員の生徒、先生方を交えた1学期の花植運動が行われました。 菊陽町から配布されたマリーゴルドやサルビア(約730本)と、学校で購入した花がたくさん植えられ、各学級の花壇は色とりどりの花で埋め尽くされました。 きれいな花を眺めながら、登下校する生徒たちの顔に優しい表情が見られ、学校と保護者が協力して取り組む明るい環境作りのひとこまでした。 (文・写真提供 羽根田祐一教諭) 宮ノ上区 雲ひとつないすがすがしい晴天となった6月13日(日)宮の上区(宮邊松代区長)では優遊会(久目形一視会長)と子ども会(赤坂浩美会長)合わせて約20人で花植えを行いました。 菊陽町から配布されたマリーゴールドとサルビアの苗、合計480本が宮の上西公園の一角と、調整池横の2ヶ所に植えられました。 軍手をはめて、黙々と花を植えていた6年生の赤坂祥樹くんと2年生の遠藤修太くんは「頑張って植えました」と恥ずかしそうに話してくれました。
5月25日(火)菊陽西小学校(森 哲博校長)で6年生と鹿児島県屋久町、安房小学校の6年生32名との交流会がありました。この交流会は、安房小学校の2泊3日の修学旅行での日程の中に組まれ、菊陽町の姉妹都市である屋久町小学生との親睦を深める目的で行われました。 工夫を凝らした手作りの名刺交換に始まり、自分たちの町を紹介。安房小学校からは屋久杉や屋久町にある三岳、特産物の果物などが紹介され、菊陽町からは特産の人参などを紹介をしました。 校内探検では「安房小学校は平屋の校舎だから、3階建ての校舎が珍しいみたいです」と、桃北教頭先生が話されました。最後は体育館に戻りみんなでドッチビー。楽しそうな声が響きました。
前回までは知的障害のある子どもが生まれてから就労に至る過程で起こる諸問題や、それを解決する方法などについて考えてきましたが、今回からその人たち、家族の人たちが自分の住んでいる地域での生活、施設入所者の人たちが地域で暮らすことがどういうことなのか。そのために、国の政策、県の政策の方向、そしてその中での家族の思いや悩みについて考えて見たいと思います。 2002年11月23日の朝日新聞によると、宮城県福祉事業団では大きな知的障害者入所施設を解体するとしています。今年になってからも浅野宮城県知事も同じように施設解体に地域での生活支援を拡充すると発表がありました。1973年に設立された船形コロニーは定員500名で知的障害者更生施設4、授産施設1、このほか地域福祉サービスセンター、自立支援センターなどを擁し、ポニー牧場では知的障害者の乗馬療法なども実施しているそうです。優れた取り組みをしているところですが、入所者約500名を10年間かけてすべてグループホームなどの地域生活に、移行させるとのことです。 また、2002年12月14日付毎日新聞にも、次のような記事が掲載されました。 知的障害者の入所施設「船形コロニー」を運営する宮城県福祉事業団は15日、施設解体を表明したことについて、入所者の家族らに説明会を開いた。出席した家族ら約380人に理事長は「入所施設は医療面やサポート環境などで優れているが、本人の満足度は地域生活のほうが高い」と指摘。2010年を目標に解体し、 ・重度障害者のグループホーム整備 ・介護保険の対象を障害者に広げるなどを全国に説明し「来年度から支援費制度(障害者が福祉サービスを業者と契約して支援を受ける制度)が始まり(すでに2003年4月から支援費制度は始まっています)施設に入ってそのまま一生を過ごす、という時代は終わる」と強調した。 家族からは「いいことだと思うが、今まで施設に頼ってきているので不安だ」「いつ実現できるか分からない目標で、入所希望の子どもが入れなくなる」「受け皿となるグループホームが少ないのに大丈夫か」「地域生活になじめない人もいる。そういう人のために施設を続けて欲しい」と言う不安の声を訴える人が続出と報道しています。
212号で里親募集されていた子犬です。大きくなったでしょう。やんちゃで甘えんぼうのボクです。 沖野区 山崎美香さん