アビリティスクール マリオネット  高畑圭輔 B

マリオネット
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797号 2016年2月28日

(61)Windows10へのバージョンアップA

 現在、Windows7、8.1がインストールされているパソコンにはWindows10へのバージョンアップを促すウィンドウが表示されることがあると思います。
 これは期間限定で「最新のWindows10へ無料でのバージョンアップができる」というものです。この表示が出てくるパソコンはWindwos10の動作要件を満たしています。また、この更新は1月までオプション扱いだったのが2月に入って「推奨される更新」へと変更されたので「Windows Update」を自動アップデートに設定されているパソコンは(標準で自動になっています)自動的にWindwos10へバージョンアップされる可能性があります。
 さて、このWindows10への無料バージョンアップが開始されてから「10にした方が良いのか?」との問い合わせを多くいただきます。10にすると新しい機能が追加されていたり、タブレットとPCの操作性が融合されており、使い勝手が向上しています。一方、古い周辺機器をお使いの方は周辺機器メーカーが10に対応しないなど、買い増しが必要になる場合もあります。
 こういうお話をすると、心配してそのままにされる方もいらっしゃいますが、新ブラウザの「Edge」や音声操作機能のコルタナなど、新しいソフトも使えますので、できれば10にすることをお勧めしています。
 万が一、10にしてうまく動かなかったりする場合は、バージョンアップから1ヵ月の間であれば、元の状態に戻す事ができます。仕事でお使いで、万が一にもトラブルが発生してはいけないパソコンでなければ、1度、10にして使ってみてはいかがでしょうか?


805号 2016年5月1日

(62)子どものスマートフォンについて

 新年度ですね。毎年この時期になるとご相談が多いのが子どもに持たせるスマートフォンについてのご相談です。 
 一番多い質問が「何歳から持たせていいですか?」という質問です。これについては「親御さんの準備ができたら持たせてください」とお伝えしています。問題となるのはスマートフォン(以下スマホ)という機械ではなく「使い方の約束事などを親子でちゃんと守る事ができるか」だからです。
 スマホは、インターネットに繋がっています。スマホを子どもに持たせる場合にはフィルタリングをかけることが必要です。また子どもたちが持っているニンテンドー3DSやプレイステーションVitaなども同様にインターネットに接続し、第三者とコミュニケーションをとることができるようになっています。これらもスマホと同様に機能制限(ペアレンタルコントロール)を設定することにより、安全に使用することができます。またゲームの内容によっては推奨年齢が設定されており、プレイできるゲームの内容を管理できるようになっています。
 このようにスマホを含め、インターネットに接続できる機器を子どもに持たせるということは、保護者の管理(負担)が増えることを意味します。
 また、スマホ依存症にも注意せねばなりません。スマホはゲーム、アニメ、漫画、音楽など、子どもたちが夢中になりやすい物が無制限に利用できるようになっています。片時もスマホを手放す事ができない子どもが増えていることが問題視されています。
 これらについては親子できちんと使用に関するルールを設けて、きちんと守らせる必要があります。これらの管理ができないのであれば「いくつになってもスマホを持たせることは危険です」とお伝えしております。マリオネットでは定期的に子どもと保護者向けのセミナーを開催いたしております。ご興味のある方はお問い合わせください。

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812号 2016年6月26日

(63)プログラミング教育の義務化

 先月「2020年より小学校でプログラミング教育を必修化する」と文部科学省から発表がありました。この「プログラミング教育」とはどういうものなのでしょうか?  
 プログラミングと聞いて一般的にイメージされるものは「よくわからないコードの入力をしている」といったものではないでしょうか?もちろん、プログラマーと呼ばれる職種の仕事としては、そういうものもありますが、「プログラミング教育」はプログラマーの養成を目指しているわけではありません。プログラミングという言葉には「手順を定義する」といった意味合いがあります。例えば「コップを取る」という作業にしても「腕を持ち上げる」「コップの場所まで腕を伸ばす」「手を開く」「コップをつかむ」「コップを持ち上げる」「腕を引く」という動作に分解できます。この動作の手順を定義してコンピューターに実行させる、といった教育を小学校でやっていきましょうというのが、今回の「小学校でプログラミング教育を導入する」意図になります。
 ではなぜ、このような教育が必要なのでしょうか?ロボットや人工知能の発達により、今は人間が行っている仕事の多くが機械(ロボット)に置き換えられる時代がきます。その時に「ロボットに対して的確に仕事を指示する」ということが人間の仕事になり、その能力を今から育てていく必要が出てきたわけです。また、これにより論理的思考(ロジック思考)能力や、課題解決能力の向上も期待されています。 
 弊社マリオネットで実施している子どもプログラミング&ロボット教室も、5歳から中学2年生の子まで来ていますが、大人が思いもしない方法で、課題をクリアする子がいて驚かされます。少し前には夢物語だった、ロボットが活躍する時代がもう目の前まで迫っているのかもしれませんね。


820号 2016年8月28日

(64)「STEM教育」とは?

 2020年から「プログラミング」が義務教育での必修科目になります。
 これは文部科学省の「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を強化していく」という方針によるものです。ではなぜこのSTEM教育が必要になったのでしょうか?
 現在、人工知能やロボット工学の発達により、今まで人間がやっていた仕事が機械に置き換わっています。2036年頃には今の仕事の半分近くがなくなると言われています。
 そうなった時に人間の仕事は「作業する」ことではなく「機械に作業させる」という形に変わります。そのような時代に適応するのに必要なのがSTEM教育であり、プログラミング教育なのです。


835号 2016年12月18日

(65)見放題、聞き放題、読み放題のサービス

 最近のインターネットのサービスは定額使い放題というものが増えてきています。
 映画やドラマが見放題の「hulu」や「Netflix」、音楽聴き放題の「AWA」「GooglePlayMusic」「AmazonPrimeMusic」「AppleMusic」「LineMusic」、本が読み放題の「KindleUnlimited」「ブックパス」「dマガジン」「ブック放題」などいろいろとあります。金額はどれも500円〜1000円の間で提供されています。サービスによって収録されているコンテンツに差があります。この手のサービスは最初に1ヵ月程度の無料期間が設定されている事が多いので、まずは契約をして自分の環境(パソコンやスマートフォンなど利用する端末)での動作確認と、自分好みのコンテンツが収録されているかの確認をしましょう。音楽は聞きたい曲を検索する方法とその時の気分や雰囲気に合わせて自動的に選曲してくれるサービスがありますので、BGMとしても利用できます。
 しかし、映画や本などそのコンテンツに対して時間を取って利用するサービスは、きちんとその時間が確保できるかを検討してから契約するようにしましょう。定額サービスなので、どれだけ使ってもそれ以上お金を払う必要はありませんが、まったく利用しなくてもお金は取られるので、利用できなくなった場合はきちんと解約することも忘れないようにしておいてください。


840号 2017年1月29日

(66)PC・スマホのセキュリティについて

 数年前まではコンピュータウイルスという言葉をよく耳にしていたと思います。今回は、パソコンとスマートフォンの現在のセキュリティ対策ついてお話したいと思います。
 まず、ウイルス感染ですが、数年前に比べると大幅に減少しています。理由としてユーザーのセキュリティ意識の向上や、ソフトウェア性能の向上による部分があります。以前はWindowsやFlashPlayer、Javaのセキュリティホールを利用したウイルス感染が多かったのですが、現在この手のウイルス感染は少なくなっているようです。
 しかし、それ以上に大きな理由として「攻撃側の手法が大きく変わった」というものがあります。現在、マルウェア(悪意のあるプログラムの総称)作者の目的は以前の愉快犯的なものから明らかな金銭目的のものへと変わっています。ウイルス感染という被害は減っているのですが、代わりに詐欺ウェアを利用した金銭的な被害が急増しているのです。
 数年前から被害が増えており、よく知られているのは「スケアウェア」と呼ばれる、脅してお金を払わせる手法です。実際にはそのような問題は発生していないのに「コンピューターがウイルスに感染しています!」「コンピューターの性能が落ちています!」といった警告文を表示させ、不必要なソフトの購入や費用の支払いを促すタイプのものです。
 また、ここ1〜2年で被害が急増しているのが「ランサムウェア」と呼ばれるファイルを暗号化して開けなくしてしまうタイプです。ランサムウェアの被害に遭うとパソコンに保存されている写真や文書ファイル等が暗号化され、開けなくなってしまいます。そして画面に支払いを促す文章が表示されます。なお、支払いをしても元に戻らない事が大半です。スケアウェアは警告を表示させるソフトを削除するだけで済みますが、ランサムウェアはデータのバックアップを取っていない場合、復旧ができないことがあります。
 これらの侵入経路としては「フリーウェアのダウンロード時に誤ってダウンロードしてしまう」や「偽の広告のクリック」や「誤タップ」などがあります。
 どちらもユーザーの不注意を利用しており、ウイルス対策ソフトでの対応には限界があります。パソコンやスマホを利用していて、ちょっとでも「おかしいな?」と感じたり、変なものが表示されたら自分で対応しようとせずに専門家へ相談されることをお勧めします。


 
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