976号 2020年1月19日

    高畑圭輔 B


797号 2016年2月28日

(61)Windows10へのバージョンアップA

 現在、Windows7、8.1がインストールされているパソコンにはWindows10へのバージョンアップを促すウィンドウが表示されることがあると思います。
 これは期間限定で「最新のWindows10へ無料でのバージョンアップができる」というものです。この表示が出てくるパソコンはWindwos10の動作要件を満たしています。また、この更新は1月までオプション扱いだったのが2月に入って「推奨される更新」へと変更されたので「Windows Update」を自動アップデートに設定されているパソコンは(標準で自動になっています)自動的にWindwos10へバージョンアップされる可能性があります。
 さて、このWindows10への無料バージョンアップが開始されてから「10にした方が良いのか?」との問い合わせを多くいただきます。10にすると新しい機能が追加されていたり、タブレットとPCの操作性が融合されており、使い勝手が向上しています。一方、古い周辺機器をお使いの方は周辺機器メーカーが10に対応しないなど、買い増しが必要になる場合もあります。
 こういうお話をすると、心配してそのままにされる方もいらっしゃいますが、新ブラウザの「Edge」や音声操作機能のコルタナなど、新しいソフトも使えますので、できれば10にすることをお勧めしています。
 万が一、10にしてうまく動かなかったりする場合は、バージョンアップから1ヵ月の間であれば、元の状態に戻す事ができます。仕事でお使いで、万が一にもトラブルが発生してはいけないパソコンでなければ、1度、10にして使ってみてはいかがでしょうか?


805号 2016年5月1日

(62)子どものスマートフォンについて

 新年度ですね。毎年この時期になるとご相談が多いのが子どもに持たせるスマートフォンについてのご相談です。 
 一番多い質問が「何歳から持たせていいですか?」という質問です。これについては「親御さんの準備ができたら持たせてください」とお伝えしています。問題となるのはスマートフォン(以下スマホ)という機械ではなく「使い方の約束事などを親子でちゃんと守る事ができるか」だからです。
 スマホは、インターネットに繋がっています。スマホを子どもに持たせる場合にはフィルタリングをかけることが必要です。また子どもたちが持っているニンテンドー3DSやプレイステーションVitaなども同様にインターネットに接続し、第三者とコミュニケーションをとることができるようになっています。これらもスマホと同様に機能制限(ペアレンタルコントロール)を設定することにより、安全に使用することができます。またゲームの内容によっては推奨年齢が設定されており、プレイできるゲームの内容を管理できるようになっています。
 このようにスマホを含め、インターネットに接続できる機器を子どもに持たせるということは、保護者の管理(負担)が増えることを意味します。
 また、スマホ依存症にも注意せねばなりません。スマホはゲーム、アニメ、漫画、音楽など、子どもたちが夢中になりやすい物が無制限に利用できるようになっています。片時もスマホを手放す事ができない子どもが増えていることが問題視されています。
 これらについては親子できちんと使用に関するルールを設けて、きちんと守らせる必要があります。これらの管理ができないのであれば「いくつになってもスマホを持たせることは危険です」とお伝えしております。マリオネットでは定期的に子どもと保護者向けのセミナーを開催いたしております。ご興味のある方はお問い合わせください。

アビリティスクールマリオネット
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812号 2016年6月26日

(63)プログラミング教育の義務化

 先月「2020年より小学校でプログラミング教育を必修化する」と文部科学省から発表がありました。この「プログラミング教育」とはどういうものなのでしょうか?  
 プログラミングと聞いて一般的にイメージされるものは「よくわからないコードの入力をしている」といったものではないでしょうか?もちろん、プログラマーと呼ばれる職種の仕事としては、そういうものもありますが、「プログラミング教育」はプログラマーの養成を目指しているわけではありません。プログラミングという言葉には「手順を定義する」といった意味合いがあります。例えば「コップを取る」という作業にしても「腕を持ち上げる」「コップの場所まで腕を伸ばす」「手を開く」「コップをつかむ」「コップを持ち上げる」「腕を引く」という動作に分解できます。この動作の手順を定義してコンピューターに実行させる、といった教育を小学校でやっていきましょうというのが、今回の「小学校でプログラミング教育を導入する」意図になります。
 ではなぜ、このような教育が必要なのでしょうか?ロボットや人工知能の発達により、今は人間が行っている仕事の多くが機械(ロボット)に置き換えられる時代がきます。その時に「ロボットに対して的確に仕事を指示する」ということが人間の仕事になり、その能力を今から育てていく必要が出てきたわけです。また、これにより論理的思考(ロジック思考)能力や、課題解決能力の向上も期待されています。 
 弊社マリオネットで実施している子どもプログラミング&ロボット教室も、5歳から中学2年生の子まで来ていますが、大人が思いもしない方法で、課題をクリアする子がいて驚かされます。少し前には夢物語だった、ロボットが活躍する時代がもう目の前まで迫っているのかもしれませんね。


820号 2016年8月28日

(64)「STEM教育」とは?

 2020年から「プログラミング」が義務教育での必修科目になります。
 これは文部科学省の「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を強化していく」という方針によるものです。ではなぜこのSTEM教育が必要になったのでしょうか?
 現在、人工知能やロボット工学の発達により、今まで人間がやっていた仕事が機械に置き換わっています。2036年頃には今の仕事の半分近くがなくなると言われています。
 そうなった時に人間の仕事は「作業する」ことではなく「機械に作業させる」という形に変わります。そのような時代に適応するのに必要なのがSTEM教育であり、プログラミング教育なのです。


835号 2016年12月18日

(65)見放題、聞き放題、読み放題のサービス

 最近のインターネットのサービスは定額使い放題というものが増えてきています。
 映画やドラマが見放題の「hulu」や「Netflix」、音楽聴き放題の「AWA」「GooglePlayMusic」「AmazonPrimeMusic」「AppleMusic」「LineMusic」、本が読み放題の「KindleUnlimited」「ブックパス」「dマガジン」「ブック放題」などいろいろとあります。金額はどれも500円〜1000円の間で提供されています。サービスによって収録されているコンテンツに差があります。この手のサービスは最初に1ヵ月程度の無料期間が設定されている事が多いので、まずは契約をして自分の環境(パソコンやスマートフォンなど利用する端末)での動作確認と、自分好みのコンテンツが収録されているかの確認をしましょう。音楽は聞きたい曲を検索する方法とその時の気分や雰囲気に合わせて自動的に選曲してくれるサービスがありますので、BGMとしても利用できます。
 しかし、映画や本などそのコンテンツに対して時間を取って利用するサービスは、きちんとその時間が確保できるかを検討してから契約するようにしましょう。定額サービスなので、どれだけ使ってもそれ以上お金を払う必要はありませんが、まったく利用しなくてもお金は取られるので、利用できなくなった場合はきちんと解約することも忘れないようにしておいてください。


840号 2017年1月29日

(66)PC・スマホのセキュリティについて

 数年前まではコンピュータウイルスという言葉をよく耳にしていたと思います。今回は、パソコンとスマートフォンの現在のセキュリティ対策ついてお話したいと思います。
 まず、ウイルス感染ですが、数年前に比べると大幅に減少しています。理由としてユーザーのセキュリティ意識の向上や、ソフトウェア性能の向上による部分があります。以前はWindowsやFlashPlayer、Javaのセキュリティホールを利用したウイルス感染が多かったのですが、現在この手のウイルス感染は少なくなっているようです。
 しかし、それ以上に大きな理由として「攻撃側の手法が大きく変わった」というものがあります。現在、マルウェア(悪意のあるプログラムの総称)作者の目的は以前の愉快犯的なものから明らかな金銭目的のものへと変わっています。ウイルス感染という被害は減っているのですが、代わりに詐欺ウェアを利用した金銭的な被害が急増しているのです。
 数年前から被害が増えており、よく知られているのは「スケアウェア」と呼ばれる、脅してお金を払わせる手法です。実際にはそのような問題は発生していないのに「コンピューターがウイルスに感染しています!」「コンピューターの性能が落ちています!」といった警告文を表示させ、不必要なソフトの購入や費用の支払いを促すタイプのものです。
 また、ここ1〜2年で被害が急増しているのが「ランサムウェア」と呼ばれるファイルを暗号化して開けなくしてしまうタイプです。ランサムウェアの被害に遭うとパソコンに保存されている写真や文書ファイル等が暗号化され、開けなくなってしまいます。そして画面に支払いを促す文章が表示されます。なお、支払いをしても元に戻らない事が大半です。スケアウェアは警告を表示させるソフトを削除するだけで済みますが、ランサムウェアはデータのバックアップを取っていない場合、復旧ができないことがあります。
 これらの侵入経路としては「フリーウェアのダウンロード時に誤ってダウンロードしてしまう」や「偽の広告のクリック」や「誤タップ」などがあります。
 どちらもユーザーの不注意を利用しており、ウイルス対策ソフトでの対応には限界があります。パソコンやスマホを利用していて、ちょっとでも「おかしいな?」と感じたり、変なものが表示されたら自分で対応しようとせずに専門家へ相談されることをお勧めします。


848号 2017年3月26日

(67)便利なクラウド活用法

 新生活が始まる時期になり、新しくパソコンを購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 今のWindowsパソコンはインターネットに接続することを前提に作られています。マイクロソフトのOneDrive(ワンドライブ)というクラウドサービスが標準で利用できるようになっています。WordやExcelで作成した文書なども、保存すると自動的にOneDriveに保存する機能がついています。
 

◆クラウドサービスのイメージ
 パソコンやスマートフォンで保存や取り出しができます。「ワンドライブ」の他、「ドロップボックス」「ヤフーボックス」などがあります。

 OneDriveに保存しておくと、万が一パソコンが故障してデータがパソコンから取り出せなくなっても、インターネット上に保存されているデータを再度取得する事ができます。また、間違って上書き保存してしまったファイルを前の状態に戻したりもできます。
 このサービスを利用するためには、「マイクロソフトアカウント」の登録が必要です。アカウントの取得は無料です。無料アカウントでも、5GBまでOneDriveを利用でき、有償にすると大幅に容量を増やすことができます。クラウドの利用はこれから当たり前になってきます。どんどん利用していきましょう。


856号 2017年5月28日

(68)格安スマホ「MVNO」

 一般的に携帯電話の会社と言うとドコモ、au、ソフトバンクを思い浮かべると思います。しかし最近、仮想移動体通信事業者、通称MVNOというサービスが増えて認知されてきており、利用者もどんどん増えてきています。格安スマホといった形で販売されているのを目にすることが増えてきました。
 MVNOは先に上げたドコモのような3大キャリア(MNOといいます)から回線を借りて再販する形で独自のサービスを展開しています(楽天モバイル、UQモバイル、DMM.comなど)。利用料金がMNOに比べると比較的安価に設定されているものが多く、また独自の特典がついているものや、特定の団体や地域にのみ提供されているものなど、さまざまなサービスが存在します。
 特典が多いMVNOですが、契約前にいくつか理解しておく必要があります。まず、キャリアメールが存在しないのでGmailなどのフリーメールを利用する必要があります。またショップがなくサポートはインターネットと電話のみという場合が多いのでスマホを初めて使う方などにはオススメできません。
 しかし、そのあたりを理解して上手に使えば、年間で数万円の節約になることもあります。興味のある方は弊社「マリオネット」でも契約できますので、お気軽にご相談ください。


864号 2017年7月23日

(69)人気タブレットPC「SurfacePro」

 最近はノートパソコンよりもタブレットを使ってる人を見かけることが増えてきました。
 一番よく見かけるのはやはりiPadなのですが最近の「タブレット満足度アンケート」ではマイクロソフトのSurfaceProがiPadを抜いて1位になっていました。
 私も3年ほどSurfaceを使っています。この製品はマイクロソフトがハードウェアから自社生産している製品で現行の機種だとWindows10がインストールされています。Officeも最初から付属しているので、WordやExcelも使用できます。そのあたりがビジネスユースで評価が上がり、iPadからの乗り換えも増えました。タブレットPCなのでタッチペンで画面にそのまま絵を描いたりすることもできます。また性能も高く、快適に操作することができます。
 個人的には「もうちょっと重量が軽くなるといいなぁ」と思っていますが、それ以外に不満点はほとんどなく、お勧めできる製品です。


872号 2017年9月24日

(70)人工知能が作りだす未来

 みなさん、ディープラーニングという言葉をご存じでしょうか? 人工知能の学習手法のひとつなのですがが、ここ数年このディープラーニングが非常に注目を集めています。 
 これまでの人工知能はマシンラーニングと呼ばれる手法で学習を行い、言語化できる情報を扱い、近い未来の推論を行っています。言語化できる分野の情報を人間が与えた判断基準(特徴量といいます)に基づき処理を行います。これは株や為替の売買ソフトや迷惑メールフィルタなどに利用されています。
 一方、ディープラーニングですが、特徴量自体を人工知能自身で設定する事ができます。これがいままでの人工知能と大きく違う部分です。最初「Googleの猫」というキーワードで話題になりました。人工知能に無作為に抽出したYoutubeの画像1000万枚を学習させたところ、人工知能が自ら「猫」という存在を学習した、という物です。その後、「AlphaGo」という囲碁の人工知能が世界トップの棋士に勝利するなどして話題になりました。ディープラーニングは言語化できない分野、例えば「なんとなくこっち」というような人間ならではの判断を行える点が特徴です。
 2年ほど前まではまだ研究段階の物が多かったのですが、今年に入ったあたりから色々なサービスで人工知能が活躍するようになりました。「人間の医者が発見できなかった病気を見つけた」というような大きなニュースもありますが、身近なところだと白黒写真に自動で色を付けてくれるサービスや、洋服のコーディネートを行う、ニュースサイトの記事を自動的に執筆する、などといった物もあります。もっと人工知能やロボットを上手に活用して快適な生活ができるようになるといいですね。


881号 2017年11月26日

(71)LINEのメッセージが削除できるようになります

 多くの方がご利用のLINEですが、12月末ごろから送ったメッセージの削除ができるようになります。今までも「削除」という項目はありましたが、自分の端末から表示が消えるだけで、送信先の端末からは削除されませんでした。私も何度か経験がありますが、このような誤送信は「誤爆」とも呼ばれています。LINEの調査によると利用者の85%もの人に誤送信の経験があるそうです。しかし、今回発表された機能が導入されると、今まで消えなかった送信先の端末からも削除されるようになるので安心です。現在発表されている内容によりますと、送信から24時間以内であれば削除できる予定だそうです。しかし、グループトークに送信したメッセージや、スタンプや画像なども削除できるかについては現在のところは未定だそうです。
 便利になる反面、心配な事もあります。LINEで意地悪なメッセージを送信する嫌がらせが存在しますが、今までは受信した端末に必ずメッセージが残っていたので、その画面を証拠とする事もできました。しかし、今後は嫌がらせを行った後に削除できてしまうので、証拠として残せなくなります。嫌がらせのようなメッセージが送られてきた場合、削除される前にスクリーンショット(画面に写っている物を画像として保存する機能)を残しておく事で証拠として残せますので、心配な方はスクリーンショットの操作方法を事前に確認しておきましょう。


889号 2018年1月28日

(72)仮想通貨とは

 昨年中ごろからいろいろなところで耳にするようになった「仮想通貨」とは一体何なのでしょうか?
 元々は「Crypto Currency(クリプトカレンシー)」と言い、直訳すると“暗号通貨”という意味になります。現在最も有名な仮想通貨と言えば「ビットコイン」ですね。そのほかにも何百という仮想通貨が存在します。仮想通貨の多くはブロックチェーンという技術を用いています。このブロックチェーンという技術は改ざんが非常に難しく、その結果、通貨として利用する流れが生まれました。多くの仮想通貨を維持する作業は世界中の誰でも参加することができるように設計されています。そのため、国や特定の団体などの思惑に左右されない自由な通貨を作るという理念の元に運用されています。
 仮想通貨を入手するにはいくつかの方法があります。まず「マイニング」という、その通貨を維持するために自分のコンピュータを利用する方法ですが、ある程度の知識が必要であり、マイニングする通貨によっては電気代も回収できない場合もあります。ほとんどの方は取引所を利用しています。まず取引所に口座を作成しそこに日本円を振込ます。そのお金で仮想通貨を買ったり売ったりできます。国内の有名な取引所ですとbitFlyer(ビットフライヤー)、oincheck(コインチェック)、Zaif(ザイフ)などがあります。取引所ごとに扱っている仮想通貨が違いますので購入したい通貨を扱っている取引所を選びましょう。
 購入した仮想通貨は値段が上下しますので売買して増やしていくのも良いですし、ビットコインを使えるお店(まだ少ないですが)で買い物に使う事もできます。
どの通貨を買うにしてもどのような目的で運用されていて実績がある通貨なのかを確認してから購入しましょう。


897号 2018年3月25日

(73)技術的特異点「シンギュラリティ」

 みなさん、シンギュラリティという言葉をご存知でしょうか?
 シンギュラリティとは、現在可能な未来予測の限界点のことをいいます。人工知能が目覚ましい進化を遂げているニュースを目にする機会が増えてきましたが、“その先”にあるのがシンギュラリティです。人工知能が人間の知能を超えた場合、どうなるのかを考えてみましょう。
 人間を超えた人工知能が完成した瞬間、その人工知能はさらに優れた人工知能を開発します。それが短時間で繰り返され、爆発的な進化が起こります。こうした現象が現実のものとなった時、人工知能に人間には理解できない価値観や感情が生まれる可能性があります。また、人工知能の急激な発展によって、その他の科学技術も大幅な進化が期待できます。「完全に自動化された産業」、「安全で効果的な医療の実現」など、さまざまな点で社会環境が変化します。このシンギュラリティが起こるのが2045年ごろと言われています。SFのような話ですが、遠い未来ではなくあと30年弱で訪れると考えられているのです。そのような社会になったときに人間は何をして生活してるのか楽しみですね。


905号 2018年5月27日

(74)スマートスピーカー

 「スマートスピーカー」というものをご存知でしょうか? スピーカーとマイクがセットになり、Wi-Fi(ワイファイ)で接続できる人工知能を搭載した機器をスマートスピーカーといいます。
 最近では若者の「欲しい物ランキング」に入るなど、注目のアイテムです。スマートスピーカーは主にリビングなどで利用されます。スピーカーに向かって音声でやってほしいことをお願いすると実行してくれます。現在流通しているスマートスピーカーは何機種かありますが、利用されているのは主に2種類です。1つがGoogle Home(グーグルホーム)といい、その名の通りGoogleの製品でいろいろなGoogleのサービスと連動して動きます。もう一つがAmazon Echo(アマゾンエコー)です。こちらはAmazonの製品でAlexa(アレクサ)と呼ばれる人工知能を搭載しています。
 一般的な使い方としては「明日の天気を教えて」「●●ってどういう意味?」「??会社の株価」「昨日の野球の結果」「菊陽町のカレー屋さんを探して」といった感じで調べ物を依頼したり、「明日6時に起こして」「音楽かけて」「面白い話をして」などとお願いします。ミュージシャンの名前や曲を言えば、ちゃんとその曲をかけてくれます。規格に対応している機種を利用すれば、電灯をつけてくれたりもします。
 他にも紹介しきれないほどの機能があり、新しい機能も日々追加されていて、機械自体は5千円程度から購入できます。スマホを指で操作して調べものをするのはもう時代遅れかもしれませんね。


913号 2018年7月22日

(75)プログラミング教育とは

 2020年から小学校でプログラミング教育が始まります。このプログラミング教育というのは一体どのような物なのでしょうか?
 一般的にプログラミングというと「よく分からない英文のようなものを打ち込んでいく作業」というようなイメージを持たれているのではないでしょうか。この「英文のようなもの」の事をプログラム言語といいます。では、このプログラム言語の習得を目指すのがプログラミング教育なのか、というと少し異なります。
 プログラミング教育の目的は「コンピューターを“意図したとおりに動かす”体験を通じて、目的を達成するためにどのような動作を組み合わせる必要があるかを考え、手順を構築する能力(プログラミング的思考)を身に付ける」ことなのです。
 この背景には今後、ロボットや人工知能の普及に伴い、コンピューターに的確な指示を行える人材が多く必要になるからです。これからの社会に必須の能力であり、すでに「プログラミング教育を受けていない人材は採用しない」と正式に発表してる大手企業もあります。ロボットやプログラミングの教室もどんどん増えています(弊社でもやってます!)ので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか?


921号 2018年9月23日

(76)ソサエティ5.0へ向けて

 「ソサエティ5.0」という言葉をご存知でしょうか? 日本政府が提唱する、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く第5の社会形態の事を言います。ICT(情報通信技術)やIoT(物のインターネット)を活用し、社会のありようを変えていこうという政策です。
 具体的にどのような社会なのでしょうか? 例えば、荷物をドローンが自宅まで運んでくれて、本人確認は顔認証で自動的に行われたり、AI(人工知能)家電が生活のさまざまな点をサポート(冷蔵庫の中身を自動的に判断する、AIスピーカーに買い物を依頼するなど)してくれたり、また、医師のいない過疎地でも、遠隔医療で都心部と同等の診察が受けられたり、農業や清掃といった肉体労働をロボットが代わりに行う、などといったさまざまな点でAIやロボットが活躍している社会です。
 人工知能というと「仕事が奪われる」などといったネガティブなイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、私は「人間は人工知能によって労働から解放される」と思っています。ソサエティ5.0へ向けて今のうちからスマホやAI家電と仲良くなっていたいですね。


930号 2018年11月25日

(77)Windows7のサポート終了

 パソコンのソフトやOSには「サポート期限」というものがあります。サポートが終了するとメーカーのサポートが受けられなくなったり、使用上、またはセキュリティ上で必要なアップデートが行われなくなったりします。そうなる前に新しいバージョンへの乗り換えが必要になります。
 皆さんがお使いのパソコンの多くはWindowsがインストールされていると思います。パソコンのOSで4割強のシェアを誇るWindows7のサポート終了が「2020年1月14日」と、残り1年ちょっととなっています。それまでにWindows10に乗せ替えるか、パソコンを買い替える必要があります。全PC(macなども含む)の4割強ですから、相当な台数が入れ替えになります。
 WindowsXPのサポート終了時も世界的にパソコンが不足し、供給不足が続きました。今回も同様の問題が発生する可能性があります。
 すでに国内メーカーの一部には、部品メーカーから供給が受けられず、数百台の在庫しか存在しない機種もあるようです。ギリギリになると間違いなく欲しいスペックのパソコンが買えなかったり、割高な商品を購入しないといけなくなるかもしれません。なるべく早めの入れ替えをご検討ください。


938号 2019年1月27日

(78)Office2010のサポート終了

 前回、Windows7のサポートが2020年の1月に終了するお話をさせていただきました。サポートが終了するとセキュリティリスクが高まるなどいろいろな問題が発生します。
 このサポート期限はWindowsだけでなくOffice製品(ExcelやWordなどのソフトのセット)にも存在します。Windows7とほぼ同時期に発売されたOffice2010のサポート期限が2020年10月3日に切れます。 
 Windows10へアップグレードする場合、1万8千円程度の費用がかかります(購入方法によって若干金額が変わります)。それに加えてOffice2010をOffice2016にアップグレードする場合は最低3万円程度の費用が別途必要です。こうなってくるとWindowsとOfficeの購入費用だけで5万円近くかかってしまいます。
 現在、Windows7とOffice2010の組み合わせで利用されている方はアップグレードではなくPCの買い替えを検討したほうが良いかもしれませんね。


946号 2019年3月24日

(79)スマート家電をご存知ですか?

 スマートフォンの「スマート」というのは「賢い」という意味で使われますが、最近はいろいろとスマートな物が増えてきました。
 ここ1〜2年でよく見るようになったものにスマートスピーカーがあります。
 GoogleHomeやAmazonのAlexaなどが有名です。スピーカーに向かって話しかける事でテレビで映画を見たり、音楽をかけたり、今日の天気を教えてくれたりといろいろな事をしてくれます。
 そして徐々に普及が始まっている物にスマート家電といわれる物があります。例えばLED電球をWiFiで接続して利用するものなどがあります。
 WiFiでの接続が完了するとスマートフォンから明るさや色、電球のオン/オフのタイマー設定等など、細かい設定もできます。また前述のスマートスピーカー対応の物を利用すれば、スピーカーに向かって「電球つけて」と話しかけるだけで点灯させる事ができます。
 電球のほかにもいろいろあります。スマートフォンを使って開閉できるスマートキーは、南京錠などと違って鍵穴がないのでピッキングされる心配がありません。開けるための鍵をメールで送信したり、その鍵に任意に期限を設ける事もできます。
 中の食材を確認できる冷蔵庫や、洗濯が終わったらメールでお知らせしてくれる洗濯機、搭載しているカメラで外出先から部屋の様子を確認できるロボット掃除機など、次々と新製品がでてきています。
 スマート家電を活用して快適な生活を送りたいですね!


954号 2019年5月26日

(80)キャッシュレスとQRコード決済

 最近、急に「キャッシュレス」「QRコード決済」という言葉を見聞きするようになったと思います。元々、非接触IDチップを使った電子マネー(いわゆるおサイフケータイ)がすでに普及しているのですが、なぜ急にQRコード決済が普及してきたのでしょうか?
 1つは加盟店の設置コストが低い事にあります。非接触ICチップを使う場合、読み取りのための専用の機械(リーダー)が必要になりますが、QRコード決済の場合、スマートフォンやタブレットだけで導入が可能です。また多くの電子マネーより手数料が安い事が多いようです。一方、利用者側から見た場合、メリットはあるのでしょうか?
 QRコード決済を使う場合、スマートフォンでアプリを起動してQRコードを表示させ、それを読み取ってもらう必要があります。Suica(スイカ)やnanaco(ナナコ)、Edy(エディ)などのかざすだけで済むおサイフケータイに比べると手間が多く感じられます。利用する前の準備としては、多くのQRコード決済が事前チャージ制なので、おサイフケータイと同等といえるでしょう。
 先日発表された銀行系のBankPay(バンクペイ)が銀行口座から直接引き落とされるのでデビットカードと同じといえます。現在PayPay(ペイペイ)やLINEPay(ラインペイ)、OrigamiPay(オリガミペイ)などがありますが、割引やキャッシュバックが受けられるキャンペーン等も行われています。上手に活用してお得に使えるといいですね。


960号 2019年7月21日

(81) サイバー攻撃、増えてます

 7Payの不正利用で大きな被害が出たのは記憶に新しいですが、あのような企業が大規模な被害を受ける事件(実際の被害者は個人ですが)は珍しいです。それよりも個人が金銭的な被害を受ける事件は日常的に起きています。
 被害の入り口として以前大きなターゲットとなっているのがフィッシングメール(迷惑メールの一種)です。個人がよく利用しているサービスを語ったメールが多いのです。件名に「お客様のAmazon ID情報は不足か、正しくないです」「再度Apple IDアカウントの情報を入力してください」「【重要】楽天株式会社から緊急のご連絡 」といったフィッシングメールが確認されています。最近では携帯電話キャリアの公式SMS(ショートメール)を偽装する、見分けるのが非常に難しい攻撃も行われるようになってきました。
 この手のメールは受信者を言葉巧みに不安に陥れお金を支払わせようとします。不安を感じるメールを受信してしまった場合はすぐに行動を起こさずに、携帯電話キャリアやお知り合いの詳しい方(場合によっては警察)などに相談するようにしましょう。


964号 2019年9月15日

(82) ITパスポートをご存じですか?

 日本にはIT系国家試験がいくつかありますが、その中にITパスポートというものがあります。IT系の試験ではありますが、エンジニア向けの試験ではなく、ITを利用する一般ユーザー向けの試験になります。「すべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識」と言われています。
 試験の内容は大きく「ストラテジー(経営全般)」「マネジメント(管理)」「テクノロジ(技術)」3分野に分かれております。試験の難易度はIT系国家試験の中では入門資格であり、合格率は概ね50%程度です。CBT方式(パソコンを使って受ける試験)で、随時試験は開催されており、受験料は5700円です。学生から社会人まで多くの人が受験しています。国家試験なので履歴書にも記載することが可能です。勉強の秋にひとつ学んでみられてはいかがでしょうか?


970号 2019年11月17日

(83) 量子コンピュータ

 みなさん「量子コンピュータ」言うものをご存知でしょうか?以前から研究されていたのですが、最近、少しずつニュースで見かけるようになってきました。
 先日「Googleが量子コンピュータの作成に成功した」というニュースが目新しいかと思います。量子コンピュータとは何なのでしょうか?従来のコンピュータ(比較のために古典コンピュータと呼ばれています)は計算するときにデジタル、ようするに0と1を使って動いています。データの最小単位である「bit(ビット)」を0にしたり1にしたりして演算処理を行います。
 量子コンピュータの場合、このビットが同時に0でも1でもある状態(2だったり3だったり)を作り出します。それにより古典コンピュータよりも遥かに高速な演算が可能になります。これにより危惧されているのが従来の暗号化技術を簡単に突破されるのではないか?という事です。
 現在、主として暗号化技術は高速なコンピュータを使っても解読に膨大な時間がかかるように設計されています。少なくとも2030年ごろまではこれで大丈夫な予定でした。ところが量子コンピュータが実現してしまうとこれらが簡単に突破されてしまう恐れがあるわけです。そうなると世界中の暗号化された機密情報が漏洩してしまうかもしれません。そのため量子コンピュータのニュースが流れるたびに、為替や株式の相場が荒れるような事態が発生してしまうのです。国家レベルで量子コンピュータの開発に躍起になっているのはこのような背景があるからです。もちろんそれに対抗する暗号化技術(格子暗号など)も研究されているので、心配しなくてもよいのかもしれません。
 当たり前な話ですが量子コンピュータも良い事に使えば我々の生活がよりよい方向に進みます。現在考えられているのは、「交通渋滞の緩和」「新薬の開発が早くなる」「広告が完全に自分に合った物になる」「ゲームがすごく面白くなる」といった用途です。案外、量子コンピュータが実現しても「100%外れない天気予報が可能になった」みたいな話で終わるかもしれませんね。


976号 2020年1月19日

(84) Windows7のサポート期間が終了

 まもなくWindows7のサポート期間が終了いたしますが皆様 Windows10へのバージョンアップはお済みでしょうか?
 よくサポートが切れると使えなくなるのか? という質問を受けますが決してパソコンが使えなくなるわけではありません。しかしサポートが終了すると、セキュリティのアップデート等が受けられなくなります。そうするとサポート終了後に見つかったセキュリティホールなどからウイルスが入って来やすくなったり、さまざまなトラブルに発展することが想定されます。
 現在 Windows10へのバージョンアップは手動で行えば無料で行うことができます。Windows10ダウンロードなどといったキーワードで検索をするとダウンロードする為のページが出てきます。
 パソコンの性能としては Windows7が動くものであればだいたい Windows10も動くと思ってもらい問題ないのですが一部メモリの増設が必要なものがあること、また Windows10に対応していないソフトを事前にアンインストールしておく必要があります 。また、2020年にはOffice2010のサポートも終了してしまいます。こちらに関しては新しいバージョンのOfficeを購入する必要がありますですので現在Windows7をお使いでかつOffice2010をご利用されてる方についてはパソコンの買い替えを検討した方が良い場合もあります。
るかもしれませんね。


982号 2020年3月15日

(85)リモートワークとは?

 みなさまリモートワークをご存知でしょうか?以前から一部企業などで導入されていましたが、働き方改革によって急速に普及しだした働き方の1つです。(テレワークとリモートワークは定義が一部異なりますが、詳細は省きます)。簡単に言うならば、出社せずに自宅などで業務を行う事を指します。様々なメリットがあるので今後ますます普及していくと考えられます。常時接続インターネット回線が当たり前になった今の時代に合った働き方といえるでしょう。
 普及の理由の一つに低コストでのリモートワーク導入のコストが下がったこともあります。
 リモートワークに必要なツールとしては「チャットシステム」「タスク管理ツール」「テレビ会議システム」「クラウドで利用できる業務システム」などがあります。これらの多くは無料で始められるものが多く存在します。 
 リモートワークの主なメリットとしては「出社にかかる時間やコスト、環境負荷を軽減できる」「インフルエンザや新型コロナウイルスのように出社がはばかれる状態でも業務に支障が出ない」「育児との両立がしやすい」「同僚との不必要な雑談がなくなり生産性が向上する」「専用のデスク等が不要になるので事務所経費を削減できる」などがあります。逆にデメリットとしては「インターネット接続に障害が発生した場合、業務が完全に停止してしまう」「リモート化できない業務の従事者との間に労働条件の格差が発生する」「情報セキュリティが低下する恐れがある」などがあります。これらのデメリットのほとんどについては事前に対処しておくことが可能です。リモートワークを導入した結果、「生産性が向上した」「離職率が下がった」というデータなどもあります。
 リモートワークをもっと普及して効率の良い社会が実現できると良いですね。

988号 2020年6月14日

(86)情報漏洩に関する対策

 コロナウイルスの流行により、リモートワークのセキュリティについて質問を受ける事が増えてきました。「個人の家で業務を行わせて顧客情報が漏洩しないか?」といった内容のものです。リモートワークを導入する前に情報漏洩対策を施してあるかを確認しましょう。
 まず基本的な事として「アクセスコントロール」といい、必要な人だけが必要な情報にアクセスできるように管理する事です。これはコンピュータ上もそうですが書類の類も同様に鍵付きのロッカーに施錠して開錠した際には記録を残す」などが必要です。
 次は情報を持ち出せないようにすることです。USBフラッシュメモリのような持ち運び可能な記録媒体の使用を制限する必要があります。これは「パソコンの設定やソフトを使って使えなくする。USBポートがないパソコンを使用する。プリンターを使用できるユーザーを制限する」などです。他にも対策は様々ありますが、書き出すときりがないのでこれくらいにしておきます。
 気を付けておかないといけないのは「技術的な対策だけでは情報漏洩は防げない」ということです。例えば、データをコピーできないように対策をしても、画面を個人のスマホで撮影してしまえば簡単に持ち出せます。印刷ができなくても、印刷されたものをコピーされては意味がありません。これはリモートワークでも通常の事務所でも全く同じことです。それらの技術的に回避が困難な状況については、就業規則や雇用契約書に罰則規定を設けるなどで対処する必要があります。また、セキュリティと利便性はトレードオフの関係にあり、やりすぎは業務効率の低下を招きます。また、情報漏洩が発生した場合の被害を試算して、対策費用と見合わなければあえてそのままにしておく、という考え方もあります(リスク保有といいます)。完璧なセキュリティ対策は存在せず、やりすぎはよくない、となかなか難しい注文かもしれませんが、自社に適したセキュリティ対策を心がけて実施していきましょう。

992号 2020年8月9日

(87)Office2010のサポート終了

 今年の1月にWindows7のサポートが終了し、Windows10へ移行した方も多いかと思います。次は今年の10月にOffice2010のサポートが終了します。サポートが終了すると、Windwos7の時と同様にアップデートが受けられなくなり、脆弱性や不具合への対応ができなくなります。現在最新版のOfficeは2019というバージョンです。現在、Officeの購入方法は2種類あります。旧来からのパッケージを購入する方法です。こちらはOffice製品をどこまで利用可能かによって金額が異なりますが、1番よく購入されているであろうHome and Business(Word,Excel,Outlook,PowerPointが含まれます)を35000円ほどで購入する形になります。一方、最近メジャーになってきている購入方法がMicrosoft365の契約をする方法です。こちらは、ソフトを購入するというより利用する権利を購入する、というイメージです。いわゆるサブスクリプションというものですね。年単位と月単位での支払いが選択できます。こちらもいくつか種類がありますが、個人向けのMicrosoft 365 Personalか一般法人向けのMicrosoft 365 Business Standardですと年間約13000円で利用できます。こちらはOfficeが上記のHome and Businessで利用できるソフトに加え、Publisher(印刷物を作るためのソフト)やAccess(データベース)なども利用でき、さらにはクラウドストレージのOneDriveの容量が1TBまで増えます。1TBあればパソコンのデータをバックアップすることも可能になります。スマホやタブレットとも連動しますので、非常に便利に使えるようになります。法人向けの契約ですと、これらに加えてTeams(チャットやビデオ会議)やSharePoint(情報共有ツール)といったリモートワークに必要不可欠なサービスまでついてきます。他にも色々あるのですが、書ききれないのでこの辺りにしておきます。詳しくはMicrosoft365で調べてみてください。各々のサービス単位で考えると他にも色々ありますが、365の良いところはこれらのサービスを1つのマイクロソフトアカウントで活用できるということです。サービスが分離すると各々にアカウントの管理が必要になり業務が煩雑になります。これからは今まで以上にクラウドサービスを活用し、業務効率の向上を求められる時代になってきます。このタイミングでMicrosoft365への移行を検討されてみるのも良いのではないでしょうか?


996号 2020年10月11日

(88)eスポーツ

 1983年に家庭用ゲーム機として任天堂がファミコンを発売し、爆発的なヒット商品となり家庭でも「ゲームは1日1時間」というルールが作られ、それでも夜中こっそりとゲームをして大人に怒られた経験のある30代以上の方も多いのではないでしょうか。
 同じ年の1983年に週刊少年ジャンプで連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(単行本28巻)では主人公の両さん(両津勘吉)が「俺はTVゲームのプロになる、将棋やボーリングも元は娯楽でも今ではプロがいる」と言って中川さんから失笑されていましたが、まさにその時代が来たと言えるでしょう。
 そんなTVゲームを使って競技する「eスポーツ」(Electronics Sports)は「パズルゲーム」「格闘ゲーム」「戦略ゲーム」「一人称視点シューティングゲーム」など多くの種目があり、オリンピック正式種目候補のニュースを皮切りに、国体の種目にもなりここ数年でどんどんと市民権を得てきました。
 スクールの授業ではただ「ゲームをする」ということだけではなく、そのプレイの何がすごいのか、何が行われているのかをわかりやすく伝える「解説する力」やゲームの画面を配信する技術などを身につけるまさに「これからの時代を生きるチカラ」となる新しいスポーツなのです。


1004号 2021年2月28日

(89)パスワード使いまわしの危険性

 Peatix(ピーティックス)というサービスをご存知でしょうか?イベントのチケットを管理するサービスで世界中で利用されています。このPeatixで2ヶ月ほど前、不正アクセスによる677万件の顧客情報漏えいが発生しました。677万という数字に驚かれる方もいるかもしれませんが、実はこの程度の情報漏えいは度々起こっています。今回はPeatixを例に出しましたが、様々な企業が不正アクセスの被害にあっています。
 一方、リモートワークの急激な普及に伴い、頻繁に質問されるようになったのが「Zoomは安全なのか?」という言葉です。Zoomは昨年、50万件ほどの情報漏えい事件が起きています。実は、これはZoomが不正アクセスを受けたり、セキュリティに問題があったわけではありません。Zoomから情報が漏洩したのは「ユーザーのパスワードの使いまわし」が原因です。すでに他所で漏洩していたIDとパスワードを利用してZoomにログインが可能なアカウントが50万件もあった、ということです。どのサービスにも同じIDとパスワードを使用することはこのようなリスクを伴います。また2段階認証を設定できるサービスであれば必ず設定しましょう。これを設定しておけばIDとパスワードが漏洩しただけではログインできないので安全性が向上します。2段階認証には専用のアプリやSMSを利用するのが一般的です。Googleの二段階認証アプリを使用しているサービスをよくみかけます。
 個人情報漏洩対策として、パスワードの使いまわしをやめ、2段階認証を設定するようにしましょう。また、2段階認証が利用できないサービス等は「普段使用していないフリーのメールアドレスで登録する」「そのサービスの利用を控える」等を検討したほうが良いでしょう。


1008号 2021年4月25日

(90)5Gとは

 徐々に普及していっている5G通信です。一体どういったものなのでしょうか?5Gとは「第5世代携帯電話5Generation」の事です。現在の4Gと比較してみましょう。
 まず通信速度ですが、理論値で20倍ほどになります。一方で発生する通信の遅延は10分の1程度に抑えられます。これによりどのような恩恵がありのでしょうか?
 まずIot(モノのインターネット)の大幅な普及が挙げられます。現在でもスマートキーやスマート家電など、生活環境にも普及していっていますが、これが通信新速度の向上により、もっと複雑な事が可能になってきます。また、遅延の低下による信頼性の向上により産業面では遠隔医療の普及、自動運転自動車の性能向上など様々な面での活用が期待できます。身近な部分でのメリットとしては、高画質な動画配信サービスの利用や、遅延のないテレワーク環境がどこでも利用できる、VR・AR技術の進化など、様々なメリットが考えられます。
 すでにサービスが始まっている5Gですが、今後インフラ整備とサービス提供が進むにつれ、どんどんと利用価値が高まっていきます。今すぐ5Gにするメリットは薄いですが、2〜3年の間には5Gへの移行を検討しておいてもいいかもしれません。


1012号 2021年6月27日

(91)SSDを買いましょう

 皆さん、パソコン購入の際にスペックをチェックするかと思います。パソコンは3つの大きな性能を左右する部品があります。今までは、CPU、メモリ、ストレージ(HDD)の3つでした。このストレージ(データを保存する場所)は今までHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、だんだんとSSD(ソリッドステートドライブ)に置き換わっています。以前はSSDが高価だったため、ハイエンドPCにしか搭載されていませんでしたが、最近SSDの価格が下がってきたこともあり、ミッドレンジの機種でも搭載されているモデルが増えてきています。
 CPU、メモリが同じ場合、SSDのモデルにすると1万〜2万円程度価格が高くなると思いますが、それ以上に得られるメリットが大きいです。まず、SSDのほうが故障が少ないです。HDDは磁気のディスクを高速回転させて読み取らせているので物理的な故障が起きやすいです。一方SSDは電気的にデータを保存しているので動いている部品がありません。ですので非常に故障が少なくなっています。機械的に動作する部分がないおかけで動作音もしません。また、電気的にデータを記憶してあるので、読書速度が速いです。HDDをSSDに載せ替えするだけでも、パソコンの動きが全く変わってきます。
 今後購入するパソコンはぜひSSDが搭載されているパソコンにしましょう。

 
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