矢原正治 F


1035号 2022年6月12日

(181)アボカド クスノキ科

   

 今月は、アボカドにします。中南米の原産で、メキシコから多くが輸入されています。現在は、熊本県でも「津奈木町、戸馳島など」で生産できるようになり、国産も売られています。アボカドの果肉は、「森のバター」とも呼ばれ脂肪分が多く、非常に栄養価が高いと言われています。32年前、ブラジルで30m位の大きな木に、沢山の実がなっていたので感動しました。
 アボカドの脂質に含まれる脂肪酸はオレイン酸が主で、オレイン酸は、高コレステロール、高エネルギーの食事が原因で過剰に増える、悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があると言われています。また、果肉には、ビタミンEや葉酸などのビタミン類や、カリウムや鉄などのミネラル類、植物繊維も豊富に含みます。アボカドの果肉は、高血圧や生活習慣病を予防する効果があると言われています。
 オレイン酸は、他にオリーブ油にも多く含まれ、血管の健康を保ち、生活習慣病を予防すると言われています。植物繊維も多いので便秘の解消にも良いようです。
アボカドは、脂肪が多いです。脂肪のエネルギーは1gで9Kcalです。食べ過ぎると「太る、ニキビが出る」可能性がありますので、一日50g位(1/2個位)と言われています。良いからといって食べ過ぎには注意しましょう。
 久しぶりに散髪をしに行きました。散髪屋さんの庭には毒草(スイセン、スズラン、クリスマスローズ、クワズイモなど)が多いので、明日にも抜こうかなと言われましたが、せっかく増やしたので、抜くのはかわいそう、綺麗な花を愛でてくださいと言っておきました。また、前の道の植え込みに、外来種で棘棘の「ナス科の金銀ナスビ(悪茄子)」が生えていました。早めに駆除した方が良いでしょう。身近には、花の綺麗な有毒植物が沢山あります(園芸店で売られている植物の1/3位は有毒植物)。口に入れ飲み込まなければ、ほとんどが触っても問題なく大丈夫で、皆さんの生活の中で共生してきた植物です。ただ、似たような有毒植物と食用植物を一緒に植えない方が良いと思います(誤食をする可能性があるので)。「ニラの葉とスイセンの葉」、「朝鮮朝顔(トランペットツリー)の根とゴボウの根」などの誤食は、近くに植えていて事故が起きています。
 また、「グロリオサの地下部による中毒は、ヤマノイモと間違えた誤食」で。おかしいと思ったモノは食べないでください。
 私たちが食べている、植物には、沢山の有毒植物があります。例えば、「大豆などの豆類、里芋、コンニャクなどのサトイモ科の仲間、ナス科のジャガイモなど、サツマイモ、ワラビ等々」、私がアレルギーで食べられないのが、ウルシ科の「マンゴー、生のカシュウナッツ」ですが、完熟マンゴー、よく加熱したカシュウナッツとマンゴージュースは飲食できます。前処理を「きちんと」して食べて下さい。有毒植物を怖がらず、楽しく、美味しく、前処理をして、食を楽しんでください。