| ワンネス 1116号 2025/09/28発行 |
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伝承行事を行う

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上津久礼区川施餓鬼
上津久礼区(板楠区長)の川施餓鬼が8月19日(火)、区の公民館と駐車場で行われました。
上津久礼区の川施餓鬼は歴史が古く、約340年前から続くもので、地域の人畜の無病息災と追善供養のため毎年8月19日に行われています。麦わらと竹を使って造る馬を形取った舟は区全体で6基を製作。区の公民館前に飾り、午後7時頃、飾られたちょうちんに明かりが灯されました。この後、公民館内で夏祭りが行われ、盆踊りや抽選会、祭のラストには打ち上げ花火もあり、夏の一日を楽しみました。 |
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津留区かけあんどん
津留区(松岡区長)のかけあんどんが8月13日(日)から16日(水)までの4日間、区の地蔵堂前で行われました。
小学1年生から中学2年までの男の子が主役の地蔵祭りです。事前に各家庭を回りろうそく代を集め、お参りに来た人たちへ配るお菓子や花火などを購入。夕方には地蔵堂に集まり、爆竹をしたり、お参りに来た人の接待をしました。子頭の琉成くんは「1週間前に各家庭を回り、ろうそく代を集めました。暑かったので大変でしたがみんな協力してくれました」と話してくれました。 |
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おいしいカレーをどうぞ
キャロッピー食堂
菊陽町地域女性の会(酒井会長)は、8月21日(木)、同会の活動の一つで、子どもたちの食育と交流を目的とした「キャロッピー食堂」を行いました。
夏休み、春休みに巡回で行っているもので、今回は、菊陽北小学校の子どもたちに250食、菊陽南小学校の子どもたちに100食を提供。会員手作りのカレーは好評で、おかわりをする子どももいて、みんな満足した様子でした。
また、交通安全の話も交えながら「交通安全グッズ」を配りました。
子どもたちからは「美味しかった」「ありがとうございました」の言葉をもらい、会員たちも明るい気持ちで活動を終えました。 |

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 かいご太郎
(22)生活習慣病を予防しよう!
健康管理が認知症予防の鍵(後編)
適度な運動は、血圧や血糖値をコントロールし、生活習慣病の予防に役立ちます。ウォーキングや水泳などの有酸素運動を、週に数回、30分程度行うことを目標にしましょう。運動習慣がない方は、まずは日常生活の中で意識的に体を動かすことから始めましょう。例えば、エレベーターではなく階段を使う、一駅手前で降りて歩くなど、少しの工夫で運動量を増やすことができます。
睡眠不足やストレスも、生活習慣病のリスクを高める要因となります。十分な睡眠時間を確保し、ストレスを溜め込まないように心がけましょう。睡眠不足は、食欲を増進させ、生活習慣病を悪化させる可能性がありますし、ストレスは、血管を収縮させ、血圧を上昇させる可能性があります。
定期的な健康診断を受け、自身の健康状態を把握することも重要です。早期発見・早期治療により、生活習慣病の進行を抑え、認知症のリスクを軽減することができます。
生活習慣病を予防し、健康な生活を送ることは、認知症予防において非常に重要です。日々の健康管理を徹底し、認知症のリスクを軽減しましょう。 |
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 碓井秀典 (東京都大田区在住 原水出身)
(68)憧れの甲子園
笑福亭福笑の「憧れの甲子園」。初出場で開会式直後の第一試合、15対0で負けたチームのお開きパーティでの一幕です。25分間監督の一人語りで進行しますが、凄まじい愚痴っぷりで(選手はジュースですが、監督は酒飲んでます!)、現在なら電波はもちろん寄席でもかけられないんじゃないかという内容です。ワンネス読者の皆様からもお叱りを受けるのではと、ずっと封印していた噺です。

福笑は今年76歳、現在はだいぶ丸くなっているようですが、この高座は、多分30年くらい前のものと思われますが、バリバリ暴走しています。当時でもギリギリだったことでしょう。まあ若い分滑舌も良く聞き取りやすくなっています。現在はポリコレとかコンプラとかがやかましく、それは良いことには違いないと思いますが、行き過ぎではと思うこともチラホラあるようです(とはいえ、そういう状況になっている中で問題になるヤツが出てくるのはどういうこと?)。この噺リミッターが飛んでしまった監督の、人間性がモロに出ていてとても面白いです。お叱り覚悟で言うと、ここまでやってくれるとかえってすがすがしい!…。すいません! |
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 保護司会菊陽支部長 熊谷和信
(44)熊本刑務所を訪ねて

菊陽町の保護司7名と役場職員1名とで8月21日(木)、熊本刑務所を訪れ視察研修を行ってきました。熊本刑務所における受刑者は、殺人、傷害致死、強盗など比較的重大犯罪者を収容しています。刑期も10以上無期刑がほとんどで、現在355名収容しており、最年少が23歳で最高齢は91歳。累犯者では14回という受刑者もおるそうです。
今回訪問を計画した一つに、118年前に刑法が定められ、今年の6月に初めて改正され「拘禁刑(こうきんけい)」という刑が創設されたことがありました。今までの刑では、受刑者に「懲役」「禁錮」を課していましたが、それがなくなり「拘禁刑」という刑罰に一本化されたのです。つまり、今までの刑法は受刑者に罰として作業を課し、作業をすることで自らの罪を償うという言わば「懲らしめ」的な意味合いがあったと思われます。それが、今回の改正で受刑者の特性に応じた処遇を施し、釈放後の社会復帰につなげようとする狙いがあるようです。
作業名称も「基礎的作業」「機能別作業」「職業訓練」に分かれて作業が実施されていました。実際受刑者の作業を参観しましたが、かなり優れた技能を生かしたトートバッグや剣道防具、家具などの製品が展示されていました。
尚、以前受刑者は番号で呼ばれていましたが、「○○さん」と名前での呼称となり、移動の際の号令もなくなりかなり人道的な配慮がなされていました。
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 神田みゆき
(6)イベント紹介 ※このイベントは終了しました※
一般社団法人 Universe Quest 代表理事、熊本県地球温暖化防止活動推進センター、センター長の神田みゆきです。今回は、10月4日に熊本学園大学にて開催予定のイベント情報を紹介させていただきます。
「みんな参加型の循環社会」
地球温暖化を防ぐためにできることは何でしょうか。身近な行動を考えるきっかけにしませんか?イベント当日は、県内企業や学生による実践発表と、講演会があります。皆様のご参加をお待ちしております!
日時:2025年10月4日 (土) ※終了
13:30〜16:00 (開場13:15)
場所:熊本学園大学14号館 高橋守雄記念ホール
参加費:無料
講師 : 岩元 美智彦 さん
株式会社JEPLAN
共同創業者・会長
おもちゃのリサイクルをはじめ、国際的なスポーツ大会でメダルをリサイクルする取り組みをリード。ハリウッド映画に登場するゴミで走る車型タイムマシンを、回収した衣類から製造したバイオエタノールを燃料にして実際に走らせたことでも有名。 |
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 馬場口 一利 熊本市
(14)台湾土産紹介 台湾茶

台湾土産として人気の高いものの一つに台湾茶があります。台湾では清の時代に福建省から茶樹の苗木と製茶の技術が導入され、そこから製茶産業が発展しました。そして1869年スコットランドの商人ジョン・ドットが台湾茶の品質の高さに注目し「フォルモサティー」(フォルモサ=台湾)としてアメリカに輸出したことで世界に広まっていきました。日本統治時代になると、総督府は茶産業の技術発展を推進するため茶業試験場を設立しました。
そもそも台湾は高山地帯の豊かな自然環境に恵まれ、澄んだ空気や適度な湿度、昼夜の寒暖差が香り高いお茶を育てる条件を整えています。特に「烏龍茶」は世界的にも評価が高く、阿里山や凍頂山など産地ごとに異なる風味を楽しむことができます。半発酵茶である烏龍茶は、爽やかな香りとほのかな甘み、すっきりとした後味が特徴です。また、東方美人茶は発酵度が高く、フルーティーで蜂蜜のような香りを持つ希少な高級茶として知られています。さらに、ジャスミン茶や鉄観音茶なども土産として人気があります。
台湾茶は缶や真空パックで販売され、品質が長く保たれる点も魅力です。ティーバッグタイプから茶葉そのままの本格的なものまで揃っているため、贈る相手の嗜好に合わせて選べます。
台湾旅行の記念や友人への贈り物として、台湾茶は最適なお土産といえるでしょう。 |
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