ワンネス 1098号 2024/12/22発行 |
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元気いっぱいクリスマス
たゆやか
障がいを持った方とその家族やボランティアさん達と一緒に遊びながら活動している「たゆやか」(南 祥太代表)のクリスマス会が12月14日(土)、菊陽町福祉支援センターで行われました。
会は、プティボナールの演奏、おはなしの森さんさんの絵本の読み聞かせ、音楽ボランティアぐるぐるのクリスマスコンサート、お楽しみ抽選会等があり、楽しい一日となりました。 |
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青葉台区文化祭
青葉台区(大塚区長)の文化祭が11月2日(土)、3日(日)の2日間、区の公民館で開催されました。
会場には絵手紙や肥後てまり、書道、パッチワークなどの作品が並びました。また、ふれあいサロンや子ども会、老人ホームてまりの皆さんの作品もあり、来場者はその出来栄えに感心していました。 |

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人気のおはなし会
秋のおはなし会
菊陽町図書館おはなしボランティアおはなしの森さんさん(有久代表)の秋のおはなし会が11月10日(日)、菊陽町図書館視聴覚室で行われました。
「ろうそくのうた」で始まったおはなし会は、大型絵本や紙芝居、語り、ブラックパネルシアターなどが披露され、来場者はお話の世界へ引き込まれていました。 |
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秋の味覚を大満喫
三里木商工繁栄会
三里木商工繁栄会(藤本会長)主催の「秋のサンマ祭り」が11月17日(日)、地域住民への日頃の感謝を込めて開催されました。
会場では、来場者に炭火で香ばしく焼き上げられたサンマ約600匹が先着順で振舞われ、さまざまな出店も並ぶなど賑わいを見せていました。
また、オープニングのさんさん保育園の園児たちによる子どもみこしを皮切りに、ステージ上ではパフォーマンスや参加型のゲームなどがあり、締めくくりの大抽選会まで来場者も秋のイベントを大いに楽しんでいるようすでした。 |

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イベントいっぱい すぎなみフェスタ

にんじんの里 菊陽町 すぎなみフェスタ2024が11月9日(土)、菊陽杉並木公園スポーツ広場で開催され、たくさんの来場者で賑わいました。
場内には、飲食コーナーや環境コーナーなどがあり買い物客でにぎわいました。また、ステージでは、園児による遊戯やキャラクターショー、人参釣り大会、商工会女性部による踊りの披露などがあり大きな拍手が送られいました。最後に豪華賞品の当たる抽選会もあり、楽しい一日となりました。 |
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大盛況のバザー!
ギャラリー「クロストークL&E」
11月23日(土)〜25日(月)の3日間、もったいないリサイクルバザー&手作り展が開催されました。
会場には生活雑貨、服、靴、アクセサリー、陶器、きくちのエゴマなどのバザー品や手作り品などが所狭しと並べられ、たくさんの来場者で賑わいました。 |
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 碓井秀典(東京都大田区在住 原水出身)
(59)陸奥間違い
今回は三遊亭兼好の「陸奥間違い」を。色々と参考にさせていただいている、吟醸氏のサイト「落語ばなし」によるとこの噺は、元は講談の「三方目出鯛(さんぽうめでたい)」で、兼好が落語に直したものだそうです(すごいね!)。そこには「…噺は面白いのですが、内容や武士と町人、権助の話し言葉に練り足りなさを感じます」とあり、私も同感です。でも面白いですよ。まぁ、今後ブラッシュアップされていくことでしょう。

兼好は、エッセイも書きますし、イラスト(似顔絵も)も描きます。また味のある毛筆の書の使い手でもあります(ちょっと大袈裟か)。この3つの才を活かした本も出していて、私も1冊持っています。「X」の「三遊亭兼好|絵日記」でご覧になることができますよ。以前に「徂徠豆腐」の時にも書きましたが、めちゃくちゃ明るいキャラクターなので、しんみりした教訓じみた噺は向いてないよう気がしますが、逆に暗くならずにカラッと仕上がる効果があるようです。 |
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 保護司会菊陽支部長 熊谷和信
(35)最近の非行や犯罪の傾向ついて

中学校を訪問し中学校側より学校概要説明を受ける
現在菊陽町には保護司が10名おります。それぞれ少年院や刑務所を仮退院または仮釈放した人と、月2〜3回面接を行い更生活動に取り組んでいます。更生活動とは、自分が犯した罪の責任を反省させ、二度と同じ過ちを犯さないよう促し、社会復帰を支援・指導する活動です。人はなかなか変わることはありません。ましてや保護司が人を変えることなど、そう簡単にできる事ではありません。
ただ、私たちは彼らの傍に寄り添い、彼らの話に耳を傾け、社会的自立に向け支えるという気持ちで接しています。最近の傾向として、特に少年の非行と犯罪が多くなったように思います。そんな少年たちの話を聞くと、かつて学校生活に適応できず不登校や高校中退に至った人が少なくありません。高校卒業の資格を得ていない場合、経済自立に向けた就職が難しいという現実があります。学校生活では、社会性と知識を獲得し大人に向かって成熟していく基礎を養っていくものです。彼らにはその機会が十分に得られなかったことで、学校以外の不良交友に居場所を求めるようになったように思われます。
そこで、私たち保護司は非行・犯罪予防に向け町内の中学校を訪問し、生徒指導に関する情報交換をしたり、不登校児童生徒への学習指導や毎朝児童生徒の登校指導、挨拶運動を通して子どもたちへの応援活動も行っています。 |
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 神田みゆき (21)
NPO法人SDGs Association熊本代表理事、Universe Quest代表の神田みゆきです。
くまもとSDGsアワードが開催されました。今回は、私も応募させていただき、「未来づくり部門」で入賞させていただきました。これまで様々な方のお世話になってまいりました。この場を借り、ご縁に深く感謝申し上げます。
表彰式では、大賞の方のプレゼンを拝見しました。「石坂グループ」様は、全ての廃棄物を資源物へ変えていく取組で、日本をけん引するような取り組みでした。「次世代のためにがんばろ会」の皆さんは、長年にわたって官民学連携した取組を実施されていました。改めて、私も頑張ろうと思ったところです。受賞者を以下にご紹介いたします。
受賞者一覧(敬称略)
くまもとSDGs牽引部門
【大賞】
■有価物回収協業組合 石坂グループ
【優秀賞】
■株式会社オオタ
【入 賞】
■生活協同組合くまもと
■アデル・カーズ株式会社
■株式会社アネシス
■株式会社谷川建設(熊本支店)
SDGs未来づくり部門
【大賞】
■次世代のためにがんばろ会
【優秀賞】
■熊本県心臓リハビリテーション推進協議会
■熊本県立矢部高等学校林業科学科 木材利用研究班
【入 賞】
■神田みゆき
■上天草市釣りを軸にしたブルーツーリズム推進委員会
■菊池農業高校SDGs研究班
2024年もあとわずか。皆様どんな一年だったでしょうか。皆様の2025年が素敵な一年となりますよう、心より祈念いたします。 |
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 馬場口 一利 熊本市
(5)不毛の地を肥沃な穀倉地帯に変えた日本人

台湾南西部に総面積約4,550平方kmの「嘉南平原」と呼ばれる一帯があり、現在では台湾最大の穀倉地帯となっています。台湾は冬が乾季で夏は雨季。しかも3000メートル級の高山が200以上もある。そのため夏になると平野は氾濫してしまう。特に台湾南西部の嘉南平原では天水田(雨水に頼る)がほとんどで、しかも海が近い地域では塩害もひどく,地表が白くなるほどだった。そのような不毛の土地だった嘉南平原を肥沃な土地に変えたのが、水利技術者の八田與一が建設を担当した烏山頭(うさんとう)ダムです。(八田ダムとも呼ばれる)
ダム建設に際して作業員の福利厚生を充実されるため宿舎・学校・病院・娯楽施設などが作られました。
1920年(T9年)に着工し1930年(S5年)に完成したダムの堰堤は、長さ1273m、底部幅30m、頂部幅9m、高さ56m、水路長は16000キロ(万里の長城の6倍)と国家予算として破格の建造費5400万円かけたダムは当時東洋一の規模となりました。難工事による犠牲者134人(うち日本人41人)です。
1937年(S12年)嘉南大州(かなんたんいしゅう) 灌漑区域内の米の生産額は工事前の11倍、サトキビは4倍と、想定を大幅に上回る大成長を見せ、農業生産額全体も工事前より3600万円増えた。さらに土地価格も5千万円から2億円に跳ね上がるなど、八田與一は台湾近代化に大きく貢献しました。しかし1942年5月フィリピンに向け與一が乗船した大洋丸が米潜水艦の魚雷攻撃により56才で亡くなりました。敗戦後まもなく外代樹(とよき)夫人も與一の後を追うようにダムに投身され亡なりました。
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