ワンネス 1082号  2024/04/28発行

満開のさくらの下で
ふれ森さくら祭り

 菊陽町ふれあいの森公園と同研修センターで3月
30日(土)、第16回ふれあいの森さくら祭が開催されました。
 ステージ発表は、菊陽北小学校の大正琴クラブの演奏やもみじ園のダンス、カラオケ教室、3B体操、着付け教室などの発表がありました。同センター内には、子ども硬筆や子ども将棋、書道教室、創作アートクラフトなどの作品も展示されていました。
 また、バナナの叩き売りやお楽しみ抽選会もあり、賑わいました。

 

 


自慢の芸を披露   地域交流祭

 菊陽町文化協会(川畑会長)主催の第17回地域交流祭が3月14日(木)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 ステージでは、歌謡や日舞、民舞、フラダンスなどが披露されました。また、ロビーには、つまみ細工や手作り手芸作品、髪飾りなどが展示チャリティー販売されていました。会場では、募金活動もあり、集まった募金は菊陽町社会福祉協議会へ寄付されました。


さくら奇麗だね
たゆやか

 障がいを持った方とその家族やボランティアさん達と一緒に遊びながら活動している「たゆやか」(南代表)のお花見が3月30日(土)、菊陽杉並木公園ふれあい広場で行われました。
 午前10時、公園に集合しニュースポーツ「モルック」で遊びました。この後、さくらの木の下へ場所を移し、さくらの花を見ながらお花見昼食会となりました。
 また、ビンゴゲームもあり楽しい一日を過ごしました。

 

 


興味あるお話
更生保護女性会

 令和5年度菊陽町更生保護女性会(村上会長)の研修会が3月14日(木)、菊陽町総合体育館大会議室で行われました。
 開会行事では、国歌斉唱し更生保護女性会綱領を全員で唱和。村上会長の挨拶のあと研修会となり、菊陽町教育長二殿一身さんより「菊陽町の教育がめざすもの」と題した講演がありました。二殿教育長は、不登校児童などの教育の現状や学力の向上、多文化共生の取り組み、4月より菊陽中・武蔵ヶ丘中の制服がブレザーに変わることなどについて話されました。
 また、南アフリカのヨハネスブルグに3年間赴任した時の話もあり、参加者は興味深く聞いていました。

 

 


  碓井秀典(東京都大田区在住 原水出身)

(51)竹の水仙

 鹿児島県出身。とても泥臭くギャグもちょっと痛いところがありますが、鹿児島訛りがいい味を出しています。「山のアナ、アナ…」で有名な(もうわかる人も少なくなったか?)三遊亭圓歌(歌奴)の弟子で、2019年に歌之介から師匠の名を継ぎ、4代目圓歌を襲名しています。「爆笑龍馬伝」「母ちゃんのアンカ」など自分の実体験を元にした鹿児島弁満載の新作落語が評判ですが、これらは落語というより漫談に近いものです。まぁしかし座って着物着て演じればそれは落語ということになりますね!

 今回は古典も演れるぞということで、歌之介時代の「竹の水仙」を。この噺はいわゆる甚五郎モノと呼ばれるもので、色んな噺家が色んなアレンジでやっていますが、今回の落ちは歌之介だけの工夫でしょうね。この歌之介、弟子との対立、早い話がパワハラがあったということで、24年1月に民事裁判で損害賠償を命じる判決が出ました。ファンとして本当に残念なことです。


  保護司会菊陽支部長 熊谷和信

(27)菊陽支部独自で行う保護司の研修について

 私たち菊陽町で活動している保護司は、国の機関である保護観察所が定期的に実施する研修の他に、自主的な研修会も行っています。
 先ず、保護司が担当する保護観察対象者の年代が、若くて10代から高齢者まで年齢的にかなり幅があります。例えば、昨年10月時点で私たちが担当した保護観察担当者は、17歳から77歳までの事犯者でした。そして、その時の非行・犯罪名は、詐欺・窃盗・道路交通法違反・大麻取締法違反・覚せい剤取締法違反・傷害・建造物侵入と様々でした。
 保護司は、保護観察所からの依頼でどんな年齢で、どんな事犯者を担当することになるのか全く分かりません。しかも、それらの非行や犯罪の背景には、精神障害を持っていたり、働くことが困難で生活保護受給の手続きが必要だったり、高齢者には介護サービスの世話が欠かせなかったりと、それぞれの課題があり、それらへの対応も求められることになります。
 菊陽町には、現在10名の保護司がおり、その中には現役の職業に従事している人や、またある種のバックボーンを持っている人もおり、お互い情報交換し資質の向上に努めています。その他に、菊陽町役場の総務課・福祉課、そして菊陽町社会福祉協議会から職員を招き、生活保護や福祉サービス等についても学んでいます。菊陽病院では薬物依存症の研修も行いました。


  神田みゆき  (13)

 NPO法人SDGs Association熊本代表理事、Universe Quest代表の神田みゆきです。
 本年度から、菊陽町教育委員会生涯学習課 地域学校協働活動推進員として非常勤で活動させていただくこととなりました。

 教育地域学校協働活動とは、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関などの幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協議して行う様々な活動です。
 菊陽町では、学校支援活動、放課後などの学習活動、体験活動など、学校と地域が組織的に連携・協働する体制づくりを行うために、生涯学習課に事務局を置き、地域学校協働活動推進員が学校と地域をつなぐコーディネーターをしています。
 子どもの成長を軸として、地域と学校がパートナーとして連携・協働し、地域の将来を担う人材を育成するともに、地域住民のつながりを深めることにより、自立した地域社会の基盤の構築・活性化を図る「学校を核とした地域づくり」を推進し、地域の創生につなげていきます。
 ここで、地域の方の協力あってこそ、学校の学校教育活動ができているのだと改めて実感したできごとをご紹介します。
 入学したばかりの小学校1年生は、最初の数日は午前中で早めに下校しますが、ある小学校では、区長さん、児童・民生委員さん、地域の防犯パトロールの皆様、そして、一緒に下校できる地域の保護者の方が子どもたちの下校を見守っていました。信号や危険箇所では、PTAや学校運営協議会の方、その他、地域の方がタスキをして見守ってくださっていました…。このような登下校の見守りのみならず、何らかの形で子どもたちを応援するボランティアにご興味ある方は是非こちらからご登録ください!


  自家焙煎珈琲しゃらん  舩元 優二

(83)  産地紹介 「ブラジル編」

 ブラジルに珈琲がやってきたのは、1727年頃と言われており、本格的な栽培は、1761年頃に始まったようです。それから生産量をどんどん伸ばし、1850年には、それまで世界一のインドネシアを追い越し、ブラジルが生産量世界一となりました。その後150年以上、世界一の生産量を誇っており、今では世界総生産量の3分の1の珈琲栽培国となっています。ブラジルの珈琲生産に問題が起きると、世界の珈琲価格に多大な影響が出てしまう状況下にあります。北部が熱帯気候、中部が亜熱帯気候、南部は温帯気候に属しています。
 他の産地より低い場所で、栽培されることが多く、酸味より、ボディ感のある珈琲が特徴とされています。ブラジルでは、生豆をふるいにかけて、大きさ別に分けた後に、欠点豆の数で規格(グレード)を決めます。ある程度豆の粒が揃っているので、焙煎ムラが出来にくく、初めて焙煎する方にもおススメだと思います。気温も上昇!!珈琲熱もますます上昇!まずは、ブラジル珈琲からスタートしてみませんか。


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