ワンネス 1074号  2024/01/21発行

楽しい餅つき
菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区(田中区長)のもちつきが12月24日(日)、区内公園で行われ、たくさんの区民が参加しました。
 前日から、区の役員さんたちがもち米20kgを洗い、臼や杵など準備。当日は朝8時からかまどの火起こし、もち米を蒸し、蒸しあがったら餅つきを開始。出来上がったお餅をみんなで丸めて、あんこ、きなこ、大根おろしでいただきました。また、つきたてのお餅を入れたぜんざいの提供もあり、参加者はお腹いっぱい食べました。
 参加した未来さん(小6)、咲良さん(小2)、葵さん(小6)は「餅つきは楽しかったです。自分でついたお餅は美味しかったです」と話してくれました。

 

 


初めての獅子舞
菊陽西小学校3年生

 菊陽西小学校(根本校長)3年生約160人は12月21日(木)、「菊陽町の祭りと伝統行事について学ぼう」と馬場楠の獅子舞を間近で見学しました。
 勇壮な獅子舞を披露したのは、馬場楠の獅子舞保存会のみなさん。この獅子舞は、津森神宮お法使祭の神事の際や鼻ぐり井手祭などで披露されています。子どもたちは、初めて見る獅子舞に喜んだり、怖がったり。あごをカタカタと鳴らしながら近づいてくると歓声が沸き上がっていました。
 最後に貝原成郁さんが「これまでテレビでしか見たことのなかった獅子舞を見てびっくりしました。生きているように思えました。今日の獅子舞の事を家族の人にも伝えます」とお礼の言葉を述べました。

 

 


設立50周年を祝う
菊陽町商工会女性部

 菊陽町商工会女性部設立50周年記念式典が12月7日(木)、菊陽町ブランヴェールアベニュー熊本で行われました。
 商工会女性部は、昭和48年12月7日に設立され、現在は44名の部員で組織。地域商工業発展のため商工会活動の重要な一翼を担うと共に、社会一般の福祉の増進に資する積極的な事業を展開しています。
 第1部は、「実り多い豊かな人生 私は創造的でありたい」〜人生100年時代を生きるということについて〜と題してITエバンジェリスト若宮正子氏による記念講演が行われました。第2部は記念式典、第3部は祝賀会となり、設立50周年を祝いました。

 

 


練習の成果を披露
老連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(酒井会長)の第29回芸能大会が12月1日(金)、菊陽町老人福祉センターで開催されました。
 会場では、各地区老人会の代表が歌や舞踊、フラダンス、大正琴・トランペット演奏など、日頃の練習の成果を披露しました。会の最後では参加者全員で「菊陽音頭」を踊り、楽しい一日となりました。

 


ご協力をお願いします
赤い羽根共同募

 菊陽町共同募金委員会による赤い羽根共同募金活動が12月16日(土)、サンリーカリーノ菊陽店とゆめタウン光の森店で行われました。
 菊陽町でボランティア活動をする団体と菊陽町民生委員・児童委員や菊陽町老人クラブ連合会、菊陽町地域女性の会などが参加して「赤い羽根共同募金です。ご協力をお願いします」と、買い物客に募金を呼びかけました。

 


  青葉台からファッションを発信、そして支援

  
フジモト ホクダイさん 青葉台区

 古くて良いものを大事にしたい、人に寄り添える服を、日本の伝統・文化を若い人たちに伝えたいと作務衣をアレンジしてデザインなどすべて手作りした“SAWIN(佐宇印)”を立ち上げ12月末〜1月末まで青葉台で展示会を行っています。また、リラクゼーション&マッサージLABO“トアル”も開設しています。
 元旦に石川県で起こった震災に胸が痛む思いです。15年間石川県金沢市に在住し、アパレル業に携わり、私を育ててくれた石川県に恩返しがしたいと思います。そこで支援団体を立ち上げて支援活動を始めました。ご協力いただける方は宜しくお願い致します。


そば打ち体験をしました
菊陽ゆるサロン

  

 菊陽ゆるサロン(遠藤代表)は12月8日(金)、10割蕎麦で有名な山鹿市のそば屋さん「そば処ひらやま」の大将 田島恒男さんを招き「そば打ち体験」を菊陽町中央公民館調理室で行いました。
 参加人数は12名、4班に分かれ体験。気心の知れた愉快な仲間が集まり、あちこちから笑い声が聞こえ、今年最後を飾るに相応しいひと時となりました。

 

 


ドイツ旅談義
きくよう多文化クラブ

 きくよう多文化クラブ(田中代表)主催で12月15日(金)、菊陽町総合体育館で「ドイツ旅談義」を行いました。
 会場の総合体育館は、新築の木の香りで皆さんを迎えてくれました。
 2週間のドイツ旅から帰国して2か月になります。この間に自分の心の中で醸成された旅の反省点や今後の注意点、そして忘れられない素敵なエピソード等を、地図や写真はもちろんのこと、ネットの予約サイト画面等も映し出して、お話しさせていただきました。
 また、スマホ画面とPC画面をリンクさせて、スマホ画面がプロジェクターにそのままリアルに大写しにされて動くと、会場から少し驚きの声が聞こえたりして(時間をかけて編集して、また練習して良かった!)と、報われた思いがしました。

 

 


シャトルを追って
菊陽町バドミントン大会

 菊陽町バドミントン協会(二ノ文会長)主催の第20回大会が12月24日(日)、菊陽町総合体育館で開催され、57チーム114名が参加しました。
 ゲームは、1ゲーム21点先取、参加者は、男子・女子ダブルスのA、B、C、Dクラスに分かれ、試合を行いました。

〈各クラスの優勝〉
男子Aクラス 谷川・島田ペア
   Bクラス 竹内・中村ペア
   Cクラス 若柳・田中ペア
   Dクラス 長松・竹林ペア
女子Cクラス 脇田・片山ペア

 

 


  三里木区  たわらや酒店   宇野功一

(198)地酒途中下車 東海道本線・掛川駅(静岡県)
「どうする家康」の舞台の銘酒「開運」

 新年明けましておめでとうございます。
昨年、NHK大河ドラマは「どうする家康」でした。松本潤さん演じる徳川家康が、天下統一を成し遂げるまでをコミカルに描いた作品です。序盤に登場する決戦の舞台(徳川対武田)・高天神城の戦いがあります。その高天神城の麓に、静岡を代表する銘酒「開運」があります。
 元旦から、災いが絶えない新年。これから平穏無事を祈願して、「開運」を取り上げることとしました。
◆開運を醸す土井酒造場について
 掛川駅を降りますと、一面、茶畑が広がります。駅から南へ向かうと、開運醸造元・土井酒造場があります。蔵は、堀があり、塀に囲まれて、如何にも戦国時代のお城をイメージさせます。そんな、土井酒造場の創業は1872(明治5)年、今年で創業152年となります。現在は5代目当主・土井弥市氏を中心に酒づくりが行われています。土井家は代々地元の名主でした。明治維新を期に新しい生き方を模索した初代・土井弥市氏が造り酒屋の道を選んだそうです。酒名「開運」は地元・小貫村の発展を願って初代が命名。
 静岡酒「開運」を全国的に有名にしたのは、4代目・清幌氏とその時の杜氏・故波瀬正吉(はせしょうきち)氏です。波瀬正吉は、石川県能登の杜氏です。波瀬正吉杜氏は、現代の名工に選ばれ、名杜氏として全国にその名を轟かせました。
 蔵より南へ2km行ったところに、国の史跡に指定されている「高天神城跡」がある。ここは、戦国時代、徳川×武田の決戦があったところ。ここから湧き出る水を運び「開運」の酒を仕込んでいます。
 軟水の水にしてもろみは長期醗酵となり、ゆっくりゆっくりと酒になっていく。その上、濾過をあまりしなくても酒質のバランスがよくたいへん上品な酒に仕上がります。
◆開運 特別純米 無濾過生原酒
 毎年、厳冬期に発売される開運の定番・純米生酒です。原料米に兵庫県産特Aランク山田錦を全量に用いて55%まで磨いて仕込んだ純米酒をそのままびん詰めしました。
【香味について】
今年の酒は、穏やかな立ち香と厚みのある口当たり、山田錦の旨味を巧みに引き出した幅と深みのある味わいでありながら透明感すら感じる品の良さ、キレ味も良い辛口(旨口)純米酒です。美酒造り一筋の熟練の業による香り、味の広がり、キレの良さは、どれをとっても見事な出来映えです。
 皆々様に大きな福が来ますことを祈念をして、新年最初に「開運」を取り上げました。乾杯!!

【開運 特別純米 無濾過生原酒】 原料米 兵庫県A山田錦
価格 1,800ml  3,410円(税込み)
      720ml  1,815円(税込み)