ワンネス 1067号  2023/10/08発行

災害発生時の協力体制
物資等の提供に関する協定の締結式

 菊陽町内で大規模な災害が発生した場合、または発生するおそれのある場合に、物資等の提供に関する協定の締結式を株式会社ほっかほっか亭総本部と8月25日(金)、熊本県キッチンカー協会と28日(月)に行いました。
 町の要請に応じて、株式会社ほっかほっか亭総本部が避難所等に弁当及び飲み物等を優先的に提供。熊本県キッチンカー協会は避難所等で移動販売車による食物等の提供を行うことにより菊陽町が行う避難所運営等の災害応急対策に対し、積極的に協力頂けます。


株式会社ほっかほっか亭総本部


熊本県キッチンカー協会


世代間交流を行いました
杉並台ふれあいサロン

 菊陽杉並台区(田中区長)では8月16日(水)、ふれあいサロンでサロン参加者と子ども会が合同で世帯間交流会を行いました。
 菊陽町が始めたeスポーツ大会を行い、最初は皆さん戸惑いがありましたが、時間と共に熱戦、歓喜の声が飛び交い、高齢者と子どもたちとの交流を楽しむことが出来ました。

 


少林寺拳法熊本東
スポーツ少年団活動報告

 8月18日(金)〜20日(日)、熊本県立天草青年の家と熊本城にて「第55回九州ブロックスポーツ少年大会」が開催され、少林寺拳法熊本東スポーツ少年団(菊陽町少林寺拳法協会)から小学生・中学生5名の参加、熊本県スポーツ少年団リーダー会として2名が参加しました。
 九州各県より70名の参加が有り、アクティブチャイルドプログラム等のスポーツ活動、ペーロン漕艇や防災プログラム、最終日は熊本城の見学を行いました。スポーツ活動を通じて、団員交流を果たし、プログラムを通じて、スポーツのよろこびを学んだと思います。今回は、リーダー会のリーダーの活躍が目立ち、育成の目標を果たせたと思います。次回の令和6年3月予定のジュニアリーダースクールの開催が楽しみです。

 

 


裁判所など見学しました
親子の1日社会見学

 8月21日(月)、菊陽町青少年健全育成町民会議主催「親子の1日社会見学」が行われ、熊本地方裁判所と今年5月にオープンした県の防災センターを見学しました。 
 参加したのは町内在住の親子5組11人。裁判所では、3匹のこぶた殺人未遂事件と題して、実際の法廷で1人1役になり、黒服を着た裁判官役や検事役などそれぞれが役に扮し模擬裁判を体験しました。また、熊本県防災センターでは、これまでの県内でおきた過去の災害の状況や発生のメカニズムをプロジェクションマッピングや展示パネルで学習しました。
 参加した親子は「テレビやネットでしか見たことがなかった裁判所の中に入れてよかった」と話してくれました。

  

 


更生保護女性会の成り立ち
熊本県更生保護女性連盟菊阿ブロック

 熊本県更生保護女性連盟の令和5年度菊阿ブロック研修大会が8月24日(木)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 参加したのは、大津町、菊陽町、合志市、一の宮町、阿蘇市、小国町、南小国町、高森町、南阿蘇村の支部から集まりました。
 開会行事の後「更生保護女性会の成り立ちと将来」と題し、法務省 熊本保護観察所古賀正明所長が講演を行いました。
 次に、保護女性会として、更生保護に主軸を置き、地域の関係団体との連携を密にし、様々な活動をしていくためにはどのような工夫や活動が必要かを考えようと、菊陽町の村上さん、一の宮町の岩永さん、高森町の岩下さんが研究協議の発表を行いました。

 

 


  (232)太腿からお尻にかけてのストレッチ

  

 片膝を体の前で膝を曲げ、もう一方の足を後ろに引きます。写真@のように体を前方に倒し、息を吸って吐いてを20秒間繰り返します。
 曲げた方の膝を立て、写真Aのように体を起こします。このときも息を吸って吐いてを20秒間繰り返します。

 写真Bのように、お尻を後ろに引いて後ろの膝を立て前の足は膝を伸ばし体を前方へ倒します。息を吸って吐いてを20秒間繰り返します。
 体のバランスが崩れるので反対の足も同じ要領で行ってください。柔軟性が増し、体がスムーズに動けるようになります。
 朝起きて3〜5分間のストレッチです。このモーニングストレッチを行うことで、一日の体調を整え、意欲的に活動をすることができます。


  

三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(195)銘酒「鍋島」の100周年記念パーティーに参加して

 全国的に地名度の高い「鍋島」で知られる醸造元・富久千代酒造有限会社(飯盛直喜社長・佐賀県鹿島市)の創業100周年を祝うパーティーが開催され、参加して参りました。「鍋島」を販売する酒屋さんが、全国ではなく、全世界から200名集結しました。
 鍋島醸造元は、1923(大正12)年創業で、今年でちょうど100年を迎える節目の年です。日本酒を造る蔵元としては、そんなに古い蔵元ではありません。日本酒業界は、世界一伝統を持つ業界ですので、200年企業、300年企業、最も古いところでは850年企業があります。それでも100年継続をして来たことはたいへんすごいことであります。
 四代目社長の飯盛直喜さんは、パーティーの冒頭の挨拶の中で、戦前、戦後の話をなさいました。戦時中は、酒蔵が軍事工場に転用されて、戦後、製造設備が全くなかったことから、ゼロからの再出発を余儀なくされた父親の苦労の話を、飯盛直喜さんらしい、とつとつとした語り口調で語られました。そして、酔うための至酔飲料であった酒を、日本の文化を楽しむためのものにしようとこだわって醸し続けた「鍋島」誕生の秘話を語ってくれました。
 そして、五代目は飯盛さんの娘さんが、蔵に入って、日本酒づくりを学んでおられるとのこと。また、新しい歩みが始まろうとしています。
 今では、全国的に有名になって「鍋島」ですが、熊本でいち早く、「鍋島」の美味しさに触れて、販売を始めたのが、たわらや酒店です。過去に「鍋島」について、記した記事を、再編集してご紹介します。
◆鍋島との出会い(平成16(2004)年)
 白ワインを注ぐゴブレットに「鍋島」特別純米が注がれました。みずみずしいメロンの香りを秘めた酒はとても輝いていました。
 鍋島特別純米の酒を「カプっ」と口に放り込みました。香った香りと同じメロンを彷彿させる含み香りが口いっぱいに広がります。とても余韻が楽しくキレがいい酒です。もう一つの特徴はたいへんみずみずしい酒質です。私もたくさんのお酒を利き酒してきましたが、こんなみずみずしく、のびのびとした酒質、飲んでいてホッとするようなオアシスのような酒は初めて出会いました。
 思わず「これ日本酒?」と疑うような酒なんです。そして、価格が非常にリズナブル。この日本酒が嫌いな人はいないのではないかなぁ〜、と思いました。酒通の方には強いて勧めませんが、これからお酒を嗜む方やワインが好きな方、肩肘を張らずに気楽に楽しむ酒として、お奨めの一本です。私は、このように鍋島の出会いを記していました。これから、日本酒が美味しくなる季節を迎えます。あらためて百年醸造酒「鍋島」を飲んでみてはいかがでしょうか?

 

 

    原料米:佐賀県産米(山田錦・佐賀の華 等)

   精米歩合:55%

   日本酒度:+5.0

      酸度:1.60ml

      価格:720ml 1,650円 / 1800ml 3,190円


  矢原正治

(197)クリ ブナ科

    

 秋の味覚「クリ(栗)」、熊本県の山鹿、山江&球磨などが名産地、「山鹿栗スイーツフェア」が9〜11月に行われています。宮崎の高千穂の「栗きんとん 栗九里」とう栗羊羹が美味しいです。
 クリの花が5月に咲くと、独特の香りが漂い、開花が分かります。穂のように長い雄花の香りですね。雌花は雄花の根元に小さい花を咲かせ、受粉するとイガイガの中に種子(食べる部分)ができます。
 クリの葉、イガ、樹皮、渋皮には多量のタンニン(ポリフェノール)を含み渋いです。薬用としては、葉の煎液を、ウルシかぶれ、火傷などの皮膚疾患に外用で。葉が無い時は樹皮やイガでも良いようです。また、生の葉をもんだ汁を外用で、ウルシかぶれに。クリのイガの黒焼きをゴマ油で練り塗布すると脱毛予防に良いと言われていますが、いかがでしょうか?
 さらに、水溶性のビタミンB1、ビタミンC、ミネラルのカリウム(K)、ポリフェノールのgallic acid(没食子酸)等を多く含みます。
 日本での甘栗は「天津甘栗」が有名です。天津甘栗は、日本で作られた甘栗で、北京の山などで収穫された栗が天津港から日本に輸入され甘栗に加工。「天津甘栗」の名前がつきました。天津甘栗は中国に1995年ぐらいに逆輸入され、新栗が出る秋〜冬に天津などで名物になっています。
 クリの材は、鉄道の枕木に利用され、明治時代の近代化に貢献したようです。
 栗は縄文時代から重要な食用として利用されていました。「丹波栗」が大粒で有名で、古事記、万葉集、日本書記にも出てくる歴史あるモノで、江戸時代に全国に広まったと言われています。
 美味しいクリの選び方は、鬼皮が茶色で濃く張りと光沢のあるものがよく、一部が黒いもの(虫食い、痛み)等は避けてください。栗のスイーツで「モンブラン」というのがリますが、栗とは関係ないようです。山のような形をしたお菓子をモンブランというのでしょうか。フランス語で「モン=山」、「ブラン=白」という意味だそうです。
 秋になるとキノコが美味しいですね。キノコを、生で食べると、嘔吐下痢を起こすことがありますので、熱をきちんと加えて、美味しく食べてください。大豆などのマメ科類も、生で食べると、同じように嘔吐下痢を起こしますので、加熱して、美味しく食べましょう。
 秋になると空気が乾燥し、胃の水(水滞)が減り、胃の調子が良くなり「欲の秋」と言われます。ただ夏バテで胃腸が弱っている人は、食べ過ぎると、体調を壊しますので、胃をいたわりながら、食欲の秋をお楽しみください。風邪中と感じたら「すぐ、葛根湯を一包」で予防を。


  田中悠

(46)きのこのチーズクリームリゾット

 皆様こんにちは♪今回は秋のご馳走、のこをたっぷりと使ったクリームリゾットのレシピをご紹介します。きのこはこの他しめじやエリンギ等何でも美味しく出来ますので、色々アレンジをしてみてください。

きのこのチーズクリームリゾット

【材料】(3人分・調理時間目安15分)
マッシュルーム 60g / 椎茸 60g / 舞茸 60g / ご飯 300g
水 500cc /  顆粒コンソメ 10g / 生クリーム 60cc
ピザ用チーズ 100g / ソーセージ 3本 / パセリ お好みで
ブラックペッパー お好みで / 粉チーズ お好みで

【作り方】
@マッシュルーム、舞茸は2o程度にスライスし、椎茸は軸を取りスライスし、ソーセージは斜めに薄くスライスする。
Aご飯はザルに入れ、水洗いし水気をきっておく。
Bフライパンにスライスしたきのこ、ソーセージ、水、コンソメを入れ強火で3分煮込む。
C生クリーム、チーズを加え、焦げないようにかき混ぜながらとろみがつくまで煮込む。
D味が薄ければ塩で味を整え、皿に移し、お好みで粉チーズ、ブラックペッパー、パセリをかけて出来上がり。
  

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