ワンネス 1065号  2023/09/10発行

楽しいお話と歌
人形劇ぶっくる

 人形劇ぶっくる(渡邉代表)の第21回定期公演が7月30日(日)、菊陽町図書館ホールで行われました。
 菊陽町図書館を拠点に活動する人形劇ぶっくるは、日本の昔話「したきりすずめ」を上演。来場した親子連れは人形劇を楽しんでいました。この後、みんなでうたおうのコーナーでは「手のひらを太陽に」などの歌に合わせ人形たちが踊ると、子ども達は一緒に歌っていました。
 来場した紗來さん(小4)と幸之助くん(小2)は「したきりすずめの人形劇は楽しかったです。お歌の時は一生懸命応援しました」と話してくれました。

 

 


歌と踊りで賑やかに
地域交流祭

 菊陽町文化協会(川畑会長)の第16回地域交流祭が7月29日(土)、菊陽町老人福祉センターで開催されました。
 交流祭は、菊陽武蔵剣豪太鼓の力強い太鼓の演奏でスタート。歌やフラダンス、日本舞踊、楽器演奏などが披露されました。また、会場ではチャリティーバザーで花てまり椿の会やクロストーク、ザ・クリエイトなどの展示販売もあり、賑わっていました。
 益金の一部と募金箱に集まった募金は菊陽町社会福祉協議会へ寄付されました。

 

 


チームワークの勝利
室内ペタンク大会

 菊陽町東部町民センター第15回室内ペタンク大会が7月27日(木)、同センター多目的ホールで行われました。
  大会に先立ち、出前講座として啓発DVD「秋桜の咲く日」を鑑賞。この後室内ペタンク大会となり、9地区10チームがA・Bコートに分かれて予選を行いました。優勝決定戦は戸次チーム対中代Bチームとなり接戦の末、中代Bチームが優勝しました。中代Bチームの皆さんは「まさか優勝するとは思いませんでした。チームワークの勝利です。楽しかったです」と話されました。

 

 


笑顔いっぱいの夏休み
親子交流会

 菊陽町働く婦人の家利用者連絡協議会(青木会長)の第25回親子交流会が8月8日(火)、同センター内で行われ、講座を利用する親子と白鈴子ども園より年中・年長さんが来場しました。
 青木会長のあいさつの後、職員さんによる「ぐるんぱのようちえん」などの絵本の読み聞かせや遠嶋和之さんによるサクソフォンの生演奏があり「夢をかなえてドラえもん」などが演奏されると、子ども達はニコニコ笑顔で楽しんでいました。
 青木会長は「生で本格的な演奏が聴け、子ども達も大喜びで良かったです」と話されました。

  

 


    (231)股関節のストレッチ

   

 腹ばいに寝ます。写真@のように左手で左足首を持ち、息を吐きながら足の裏がお尻につくようにします。息を吐き終わったら息を吸って、息を吐きながら写真Aのように膝の角度を変えます。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で左右交互に2回行てください。

 腹ばいに寝ます。写真Bのように片方の膝を曲げて、息を吐きながら膝が上がるところまで上げます。この時、お尻が浮かないように、お腹が床から離れないようにしてください。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で交互に2回行ってください。

 スポーツの秋!ストレッチを十分に行ってから体を動かしましょう。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(194)富士山登頂をして
「富士」がつく日本酒銘柄あれこれ

◆富士山へ親子で登頂
 「あーたまを 雲の上に出し、地方の山を見下ろして、雷さまを、下に聞く、富士は日本一の山」
でお馴染みの富士山。
 日本のイメージは、「富士山」と「桜」といっても過言ではありません。
 どの方角から見ても、三角錐の形は、荘厳で、とても美しい形をしています。富士山を観ると、思わず、手を合わせたくなります。私だけでしょうか?そんな富士山、みなさんは登ってみたいと思いませんか?。「いや〜、富士山は眺める方がいいよ〜」という方もいるかもしれませんが、あのてっぺんに立ち、ご来光の景色に遭遇しますと、本当に、人生が変わるような感動を味わうことができます。
 私の祖父・故・宇野源造は、若いころ、海軍の軍人さんでした。今から100年前の1923年9月1日に発災した関東大震災の災害支援に、関東へ。その任を解かれた後、帰郷する途中、富士山に登って帰郷したと子どものころ(私が小学校2年生の時に他界)聞いてことがありました。祖父が登山して100年。今年、是が非でも富士山に登ってみたいとかねてから思っていました。その念願がついに叶えられたのです。二男・宇野光(16)と親子で富士山に挑める幸せ。
 8月6日(日)午前5時。無事に、日本の最高峰・富士山・剣ヶ峰の標高3776mの頂きに立つことができました。天気は快晴で、日の出を見る事ができました。
 さて、ふと思ったことは、全国に「富士」の名前がつく日本酒の銘柄がどれぐらい存在するのであろうか?ということで、調べてみました。
・秋田県由利本荘市  佐藤酒造店「出羽の富士」
・山形県鶴岡市     冨士酒造「栄光冨士」
・静岡県富士宮市    牧野酒造「富士山」
・静岡県富士宮市    富士錦酒造「富士錦」
・静岡県富士宮市    富士正酒造「富士正」
・三重県三重郡朝日町 安達本家酒造「富士の光」
・島根県出雲市  富士酒造「出雲富士」
・岡山県倉敷市  遠藤酒造場「宝富士」
・徳島県美馬市  大賀酒造「富士の雪」
・佐賀県伊万里市 川浪酒造「富士の雪」
 全国各地に「富士」のつく日本酒が10銘柄ございます。やはり、富士山の裾野であります静岡県が3場あり多いですね。私たち、日本人にとって、特別な存在である「富士山」。眺めるのもよし、登るのもよし、また、飲むのもよし。やっぱり富士の頂きから観た日の出の光景は、一生涯忘れ得ぬ光景となりました。


矢原正治

(196)トウガラシ ナス科

 今回は「トウガラシ」のお話しです。トウガラシは「薬味=香辛料=スパイス」でしょうか。スパイスは、特有の五味「甘味、酸味、苦味、塩味、辛味」や、特有の香りをもち、香りの成分には抗菌性(抗微生物)を有するものが多く、食中毒の予防にも利用されます。
 トウガラシには様々な機能性があります。1)温性で、血行を促進し体表面を温め発汗。2)温湿布に用い、皮膚表面の血流を促進。3)育毛を補助。4)カプサイシンは微量で、胃での糖の吸収を促進する。5)抗菌性など 
 日本語で、唐辛子は「辛い」、火は「熱い」と言います。しかし、英語では辛いを「HOT」、熱いのを「HOT」で、同じです。脳は「熱いと辛い」を同じ部位で感じていることが判っています。
 辛み成分は、身体を温めるものが多く、その代表がトウガラシ(唐辛子)です。トウガラシの性質は「温」ですが、「体内を温め、発汗し、汗の気化熱で体を冷やします」。暑いときは、汗をかくことで、皮膚表面の熱が放散され、体温の上がりすぎを防ぎます。なので、唐辛子を食べると、カプサイシン類が持つ発汗作用で、かいた汗が蒸発の際に皮膚表面の熱を奪うため、“涼”を感じます。
 ブラジル中央部の都市「パンタナール」の日本人の方に、現地で、とても辛いトウガラシの話を聞いたのを思い出します。「実が1
cmぐらいの小さなトウガラシの実を食べた現地の動物は、暑い夏を生きている、食べなかった動物は見かけなくなる」と。トウガラシの果実に抗生物質と同じ作用があるのではと感じました。これ以来、海外の市場では抗菌のため唐辛子をもらいカジリながら観ています。
 日本では果実収量の良い「鷹の爪」が一般的で、地域により「旨味成分」と「辛味成分」が異なり、沢山の種類があります。世界では3000種以上ではと言われています。辛くない品種には、ピーマン、パプリカ、シシトウガラシ等があり、美味しいです。
 トウガラシと言えば「辛味」と思いがちですが、トウガラシの果肉部分には、本来辛味が無いことがわかっています。トウガラシの辛味成分は、果実の隔壁(しきり部分)から分泌され、隔壁と胎座(種に接する部分)に貯蔵されます。辛いのは隔壁と胎座(種がついている白いワタのような部分)で、収穫の際、果肉や種子に辛味が分散します。果肉には糖分が貯蔵され甘みがあります。カプサイシン類は、微量で塩の代わりになり、巧く使うと料理の塩分を半分ぐらいに減らすことができます。これにより高血圧など生活習慣病に効果があるので巧くご利用ください。
【減塩調味料の作り方】
 ホワイトリカー(150ml)に一味唐辛子小さじ一杯。料理500mlぐらいに、これを小さじ一杯加えると、1/2ぐらいの減塩料理になります。お試しください。
 夏バテ解消には胃を弱らせないことが肝要です。トウガラシの辛み成分は食欲を増進させますが、辛い物の摂り過ぎはホドホドに。胃を弱らせ夏バテしないように、猛暑の残暑をお過ごしください。


  田中悠

(45)かぼちゃと鶏肉と卵の混ぜご飯

 皆様こんにちは♪朝晩涼しくなり秋の気配を感じるようになりました。今回は秋の味覚であるカボチャを使った栗ご飯のような優しい味のレシピです。
  カボチャはβカロテンやビタミンA、ビタミンC等を豊富に含む健康野菜です。どんどん食べましょう♪

かぼちゃと鶏肉と卵の混ぜご飯

 

【材料】(3人分・調理時間目安15分)
かぼちゃ 200g / 卵 1個 / 鶏ひき肉 100g / ゴマ油 大さじ1
水 100cc / 醤油 大さじ1 / 砂糖 大さじ1 / ご飯300g
白ゴマ お好みで

【作り方】
@カボチャはよく洗い、包丁でワタを切り取り、皮ごと1p角のサイコロ状に切り、大さじ1の水をタッパーに入れ、フタをしてレンジで5分加熱し、水気をきっておく。
Aフライパンに卵を割り入れ、箸2本を使いよく混ぜて炒り卵を作り、ボウルに移しておく。(油はひかない)
Bフライパンにゴマ油を入れて鶏ひき肉を炒め、火が通ったら@のカボチャ、水、醤油、砂糖を入れて水分が無くなるまで煮詰める。
Cの卵が入ったボウルにB、ご飯を入れて、しゃもじでふんわりと混ぜる。
 茶碗によそい、お好みで白ゴマをかけて出来上がり。
  

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