ワンネス 1064号  2023/08/27発行

トロッコ列車で大自然を満喫
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(原口会長)の7月例会「南阿蘇観光トロッコ列車・南阿蘇日帰り」が7月20日(木)、会員41人が参加して行われ、雄大な阿蘇の大自然を満喫しました。
 コロナで3年間活動を休止していましたが、今年の4月から再開。旧東海大学阿蘇キャンパスを見学し、熊本地震から7年が過ぎても地震の怖さ、大変さを思い出しました。次に、南阿蘇鉄道の完全復旧に合わせ、立野駅から高森駅までトロッコ列車の旅を堪能。3両編成の1両を貸し切り、各駅の特徴、風景、景観を車掌さんが説明されたり、沿道の人たちも仕事の手を休めて手を振ってもらい楽しい道中でした。昼食はグリンピア南阿蘇で、あか牛すき焼き御前をいただき大満足の旅となりました。

 

 


楽しい夏祭り
7月22日(土)

三里木区

 三里木駅前公園で開催され、会場は多くの出店と来場者でにぎわいました。午後5時半にこども神輿がスタート。子ども達が同区内を元気な掛け声とともに練り歩きました。ほかにも三里木保育園の竹太鼓演奏や、地域住民の歌と踊り、福引抽選会などさまざまな企画が催され来場者も久しぶりの夏祭りを楽しんでいるようすでした。

杉並台区

 町内を練り歩いた子どもみこしで祭が始まりました。田中区長の挨拶の後、ふれあいサロンの踊りやフラダンス、ゲストの音楽ユニットMOKAの演奏がありました。また、会場にはホットドッグやたこ焼きなどのキッチンカーもあり大繁盛でした。


台湾を知ろう 
きくよう多文化クラブ&
菊陽ゆるサロン

 きくよう多文化クラブ(田中代表)と菊陽ゆるサロン(遠藤代表)の共催の学習会「台湾をもっと知ろう」を7月5日(水)、菊陽町杉並木公園管理センターで行い、40人が参加しました。
 講師の「邱 桂芬」さんには多忙な時間を割いて、台湾の地理、日本と台湾の関係を踏まえた近代歴史、言語や文字、人々のライフスタイル、観光、食、交通など余すことなくお話しいただきました。お仕事等を通して、よく日本の事を分かられている桂芬さんならではの、内容の濃いお話でした。
 第2部の交流座談会では、時間が足りないくらい質問が飛び交いました。

 

  

 


 少林寺拳法
  熊本東スポーツ少年団

 10月7日(土)〜8日(日)に日本武道館で開催される「少林寺拳法世界大会 in Tokyo、Japan」熊本東スポーツ少年団(菊陽町少林寺拳法協会)所属の拳士が、熊本県代表として出場決定しました。
≪競技≫
組演武 一般男子三段・四段の部
 庭田朋弥 写真(正拳士四段)
 藤川智昴 写真(三段)
≪発表≫ 論文
 庭田直弥 写真堰i正拳士四段)

 

 



RKKラジオミミーキャスターに
取材されました♪

 8月3日(木)、菊陽町南部町民センターでカラオケ講座中に講師の外村信子さんがRKKラジオ「おしゃべりラジオてんこもり〜ラジてん」に出演し、第38回日本アマチュア歌謡祭で「無法松の一生」を歌いグランプリを受賞した事や9月24日(日)に菊陽町図書館ホールで開催する秋の歌謡・彩の事などを話しました。

  


たくさんの作品が
並びました!

 ギャラリー「クロストークL&E」では、7月8日(土)〜10日(月)の3日間もったいないリサイクルバザーと手作り展が開催されました。
 会場には、生活雑貨、服、家電製品、竹灯籠などがずらりと並び、来場者の目を楽しませていました。


  碓井秀典(東京都大田区在住 原水出身)

(43)禁酒関所

 今回は、笑福亭松喬(6代目)の「禁酒関所」を。名人笑福亭松鶴の弟子で、現7代目松喬(元 三喬)の師匠です。10分超のマクラの中で、上方と東京の噺の成り立ちや特徴・違い、東京への演題の移植などについて語っています。なかなか勉強になるマクラです。そういうことで、東京では「禁酒番屋」となります。東京の侍ネタでは、多くはきちっとした侍言葉を使いますが、この噺では酔っ払っているので、当然のことながらへべれけに乱れます。この辺は生まれが上方の噺だからかもしれません。ちょっと3人目のくだりがアレですが、よくできた噺です(笑)。

 「水カステイラ」は小僧の苦し紛れの言い訳ですが、なかなか高いワードセンスを発揮していると思います。私もいつかは飲み屋で「水カステイラっ!冷でっ!」と注文をしたい誘惑に駆られていますが、同席の仲間ばかりでなくお店の人も、この故事(?)を知っていないと白けるだけなので、今はひたすら機会を待っているところです。


  保護司会菊陽支部長 熊谷和信

(19)保護司の本質とは?

 保護司はかつて誰にも知られず活動する裏方のボランティアでした。日本の保護司制度は130年以上の歴史があり、今でも私たち保護司は法務省から委嘱を受けた無給のボランティアです。
 一般的に保護司のイメージとしては、犯罪や非行し仮出所や仮退院した人の立ち直りを促す活動をする人ということかもしれません。保護司は民間人のボランティアですから、彼らを管理・監督するとか、教え諭して悔悟の念に至らしめるという義務はありません。彼らに時間をかけ親身に接し、隣人として受け入れ、信頼関係を築く中で彼らに良い影響を与えていくことが大切なのです。こうして彼らに更生の心が自ら促されるように支援するのです。
 地域で彼らを排除すると、更に問題を深刻化させます。保護司は同じ地域に住む彼らの立ち直りを身近で支持し、地域と彼らを結び付ける存在なのです。
 この紙面を通して、皆さんの保護司に対する理解が深まり、保護司になっていただける方が次第に増えてきたことに喜びを感じています。菊陽町には定員として12名まで保護司の配置を受けることができます。現在、新たに3名の方が候補に上がっており、法務省管轄の熊本保護観察所からの任命待ちをしている状態です。


  SDGsは世界を見る窓  神田みゆき

(5)「SDGs Quest みらい甲子園」
   と「脱炭素チャレンジカップ」

 SDGs(持続可能な開発目標)について学ぶNPO法人SDGs Association熊本代表理事、熊本県地球温暖化防止活動推進センター長、Universe Quest代表の神田みゆきです。
今回は「SDGs Quest みらい甲子園」と「脱炭素チャレンジカップ」をご紹介させていただきます。

 「SDGs QUEST みらい甲子園」は、高校生がチームで社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト。高校生がチームを組み、主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出・発表・表彰する大会です。2019年度から開催されており、素晴らしいSDGsアクションアイデアを多数生み出してきました。本年度も熊本県大会を開催します。私も実行委員として関わらせていただきます。高校生の皆さんの多数の応募をお待ちいたしております。
 「脱炭素チャレンジカップ」は、学校・団体・企業・自治体などの多様な主体が展開している脱炭素を目的とした地球温暖化防止に関する地域活動について、書類審査、プレゼンテーション審査を行い、優れた取組を表彰している全国大会です。
団体でのエントリーと、実施計画中や研究課程の提案を募集するアイデア賞があります。アイデア賞は、個人での応募も可能です。将来的に脱炭素につながるようなアイデアや提案、脱炭素な未来へとよりよく変えていく、創意あふれるアイデアを募集中です。是非ご応募ください!!


  自家焙煎珈琲しゃらん 舩元 優二

(75)コーヒーかすの効果

 家庭菜園の肥料として活用、雑草予防に除草剤としての利用もできます。

<再利用して肥料を作る方法>
準備するもの
コーヒーかす500g、厚めの段ボール、新聞紙、腐葉土1.2リットル、スコップ、不要なタオルなどの布。
@コーヒーかすを十分に乾燥させておく、
A段ボールに新聞紙を敷き詰めて土が漏れないようにする。
B腐葉土と乾燥しているコーヒーかすをダンボールの中で混ぜる。
C雨や虫が入らないように布でダンボールふたをする。
D毎日空気を含ませるように混ぜる。
E1ヶ月ほど熟成し、熱を持つようになったら完成。

失敗せずに肥料を作るポイント2つ。
@コーヒーかすを完全に乾燥させ、湿気にも雨などで濡れないようにすること。水分があるとカビが発生して、うまく発酵しない。
A通気性が良い場所で保管、発酵を促進するためには、新鮮な空気が必要なため雨から守るためにビニール袋など通気性のない素材でダンボールを覆わないように注意が必要です。

<その他利用方法>
楽しく作るハンドメイドアイデア
針のサビが防げる針山、リラックスタイムに入浴剤としても利用可 食器用洗剤、靴や家具のつや出し効果もあります。

コーヒーかすの乾燥方法
天日干しする、電子レンジでチン、フライパンや鍋で煎る。


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