ワンネス 1063号  2023/08/13発行

優勝しました
三里木区子ども会

 西校区体育協会レクリエーション大会子どもの部、ドッヂビー大会が6月25日(日)、菊陽西小学校体育館で開催されました。
 5年ぶりの開催となった今回は、全5地区での総当たり戦となりました。子どもたちの白熱した戦いに、会場は大盛り上がり。終始大きな声援が上がっていました。
 決勝は、三里木、沖野、光の森7町内の三つ巴の戦いとなりました。熱い戦いの結果、3チームとも1勝1敗となり、得失点差で三里木地区が優勝しました。

 

 


願い事叶いますように
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(西本所長)のふれあいサロンでは7月7日(金)、同センター多目的ホールで七夕飾りを行いました。
 雨天のため参加者はいつもより少ない8人。血圧測定などの健康チェックの後、体操をしました。笹の木に飾る輪っか作りや短冊に願い事を書いて、飾りました。鎌田さんは「短冊には、家族が元気に過ごせますようにとあの人に逢いたいと書きました。願いが叶いますように」と話されました。

 

 


初めての取り組み 
地域女性の会三里木支部

 菊陽町地域女性の会三里木支部(鬼塚支部長)は7月16日(日)、三里木公民館で地域に在住する外国の方たちとの交流会を行いました。
 三里木区には、40人程の外国の方たちが在住。今回は9人が参加しました。地域で協力したり互いの文化や風習の違いなどを理解し合いながら安心安全のまちづくりを進めていこうと交流会が行われ、ホットケーキ作りや自己紹介などを行い、交流を深めました。参加したティンさんは「ベトナムから来ました。皆さんと話ができました」と笑顔でした。

 

 


アフガニスタンてどんな国?
きくよう多文化クラブ

 きくよう多文化クラブ(田中代表)の学習会「アフガニスタンってどんな国?」を6月25日(日)、菊陽町杉並木公園管理センターで行いました。
 講師には、熊本大学院の修士課程で学ぶ、アフガニスタン出身のシンワリさん。1979年にソ連軍がアフガニスタンに侵攻して戦争がはじまったため、両親がパキスタン難民となりました。シンワリさんは難民キャンプで生まれ育ち15歳の時に難民キャンプを出て帰国することができた経験も語っていただきました。
 次に、全員で車座になって座り、自己紹介やシンワリさんへの質問タイムとなりました。最後に多言語主義に則って、シンワリさんの母語のパシュト語で、「こんにちは」「ありがとう」などを練習しました。とっても、とっても、楽しい&深い学びの午後でした。

 

 


   (230)股関節のストレッチ

   

 呼吸は普通に行ってください。写真@のように腹ばいに寝て、右足を曲げて右手で右足首をつかみます。左手は前方に伸ばします。つかんだ足を自分のお尻につけるようにして10秒間静止します。写真Aのように右足の膝の位置を少し広げ10秒間静止します。元に戻します。この時腿が浮いたり体を起こさないように注意してください。反対も同じ要領で行い2セット行ってください。

   

 前方に足を伸ばします。写真Bのように息を吐きながら足の親指と親指を合わせるように内側にひねります。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。次に、写真Cのように息を吐きながら小指を外に広げます。息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。内側、外側の1セットで5回行ってください。
 朝起きてからの活動のストレッチです。1日の活動が楽になります。試してみてください。


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(193)一升瓶を運ぶPケースの歴史について

◆一升瓶を運ぶPケースの歴史
 江戸時代、明治時代まで、日本酒を運ぶ輸送容器は、4斗樽が主流でした。現在では、お祝いの席で、鏡開きを行うあの樽でお酒を流通させていました。
 酒屋にお酒を買いに行く時には、消費者(客)は、通い徳利を持って行き、酒屋で、徳利に酒を入れてもらう、いわゆる、計り売り方式でした。今、みたいに、いろんな酒を選べる楽しさはありません。せいぜい、特撰、上撰、並、2級みたいは感じであったと思います。
 
 明治になり、西洋から近代的な技術が日本に流入させるようになり、ガラス製造技術も導入されるようになります。1900年には、灘・伏見の大手日本酒メーカーは、現在の一升瓶に詰めた日本酒の販売を開始します。それに伴い、一升瓶を10本入れられる輸送用の木箱が造られるようになり、一升瓶を10本入れて、流通していました。
 一升瓶10本、満タンに入った日本酒や焼酎を運んだことがありますが、とても重かったです。その木箱を6段まで積んでいました。醤油は日本酒や焼酎より遥かに比重が重いためにとても重かったです。一番重かったのはハチミツでしたね。
 平成時代から、P箱という木製のコンテナから、プラスチック製の箱にシフトし始めました。当初は、8本入りの8Pと言われるものが主流でしたが、現在では、6本入りの6Pが主流となりました。10本入り木箱に満タンの時の重量が約31kg。6本入りの6P満タンの重量が約18kgと、重さが減り、運ぶ負担が減りました。酒屋で、腰を痛める人は、私や父を含めて多いもので、いわゆる職業病かもしれません。
しかし、両手に6Pを1つずつ抱えることが可能となり、以前として、酒屋の腰をやられるケガは少なくなりませんね。
 ところで、(本題)現在、6P箱を日本中に流通させている会社が数社ございます。基本的に、6P箱の役割は、製造メーカーで製造した日本酒・焼酎を、小売店やエンドユーザ―(飲食店や一般のお客様)まで安全に届け、空になった容器を逆に製造メーカーに返却をして、リサイクル(循環)をしているのですが、さまざまなところで活躍しているのを目にします。
◆角打ちstyleの居酒屋さんでひっくりかえして椅子
◆傘たて、野球バット立て
◆布団を干す時の台
■植木鉢の台
■イベントの時の舞台
などなど、私たち日常をさりげなく支えているのです。


  矢原正治

(195)タマネギ ヒガンバナ科(旧 ユリ科)

 タマネギの、私たちが食べているのは、葉の根元が膨らんだ部分の鱗茎です。昔は、ユリ科で、食べて問題無いと感じる科名でしたが、今はヒガンバナ科で、ヒガンバナと言えば毒草、この科に変わると食べて良いのかなと思う方もいるのではと思いますが、タマネギは、食べて問題はありません。タマネギは、一般に食用にする「鱗茎」の部分、SDGsで、たまに食べる地上部の葉はネギの代わりに、「鱗茎の皮」をお茶などにして楽しんでください。
 薬用には「鱗茎」を乾燥したものを胡葱(こそう)といい、強壮、発汗、利尿、消化促進、風邪の予防、解熱などの作用がると言われています。
 タマネギの生は辛いですね。辛味の成分の硫黄を含む、硫化アリル類(アリシン)は、タマネギを刻むと涙が出る揮発性の成分です。硫化アリル類は水に溶けやすく、熱に弱い化合物です。多くの機能性がありますので、生のままで利用するのも良いでしょう。辛味の少ない新玉ねぎを利用するのも良い方法です。
 目にシミない前処理、方法はホームページにありますので紹介します。
●切る1〜2時間前に冷蔵庫に入れて冷やす(揮発性分の揮発を抑える)。
●切る前に電子レンジで30秒〜1分程度加熱。
●包丁を水にぬらしてから切る。
●よく切れる包丁を使って切る。
●ゴーグル・メガネ・マスクをかける 等。
ネギ類、ニラ、ニンニク等にも含まれる、アリシンなどの硫化アリル類は、消化液の分泌を促し食欲増進に、他に、新陳代謝亢進、神経を落ち着かせ、ビタミンB1の吸収を助けるなどの作用が知られています。更に、血液サラサラで動脈硬化の予防などの報告もあります。
 タマネギには、フラボノイドのケルセチン( Quercetin )が含まれ、特に茶色い皮には多いです。ケルセチンは、毛細血管を丈夫にし、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減少さ、血液サラサラの効果があると言われています。
 タマネギには揮発性の辛味のアリシンなどの硫化アリル類と、甘い糖分(果糖、ブドウ糖、ショ糖)が沢山含まれます。しかし、生ではアリシンの辛味が強いので、甘みをあまり感じませんが、加熱するとアリシン等の硫化アリル類が揮発し、糖分は残ります。特に細胞を壊しながら加熱すると甘みを強く感じます。糖分は水に溶けるので、水を加えずにフライパ等でよくかき混ぜながら加熱すると、甘みが強くなります。タマネギの生の搾り汁を糖度計で測定したBrix:9ぐらいとのこと。フライパンで飴状にするとBrix:16ぐらいに、凍らせて加熱するとBrix:24ぐらいに、みじん切りにし、炒める前に重曹をタマネギ一個(250g位)に1/2小さじ入れて、炒めるとBrixが:30を超す値になると報告があります。お試しください。
 玉ねぎを銀杏切りにし、甘酢に数日漬けると、辛味も減り、夏の食欲の落ちた時の食欲増進には良いです。
 うまく料理し、夏バテしないように、ご利用ください。


  田中悠

(44)オクラとえのきのとろとろ素麺

 皆様こんにちは♪連日の猛暑続きで食欲が無くなるこの時期、今回はそんな時にぴったりな簡単スープをご紹介します。
 今が旬のオクラには、βカロテンやビタミンB1など夏バテの疲労回復な栄養成分がたっぷりと含まれています。
 美味しくしっかりと食べて、猛暑を乗り切りましょう。

オクラとえのきのとろとろ素麺

 

【材料】(3人分・調理時間目安5分)
オクラ 10本 / えのき 1束 / 素麺 1束(50g) / 水 500cc
めんつゆ 大さじ3 / 塩 適量 / ゴマ油 お好みで

【作り方】
@オクラはよく洗い、1p幅に切る。
Aえのきは石づきを取り、1p幅に切る。
B素麺は手で3等分にちぎり、1分茹で、水洗いしてザルにあげておく。
鍋に水を入れ、切ったオクラ、えのき、茹でた素麺を入れ、火にかける。
C2分程煮込んだらめんつゆを加え、薄ければ塩で味を調節し、お好みでゴマ油を入れて出来上がり。
  

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/nekodemotsukureru