ワンネス 1061号  2023/07/09発行

古希祝いをしました
上津久礼同級生一同

 上津久礼の昭和29年〜30年生まれの同級生で、今年数えの70歳を迎える方たちが集まり6月4日(日)、同区の若宮神社で古希祭を行いました。
 参拝中は緊張しながらも、健康と繁栄を祈願しました。参拝後は食事会となり、和気あいあいとおしゃべり。病気や飲んでいる薬の話から始まり、家族や子どものこと、自分たちの子どもの頃の話しなど楽しく談笑。還暦祝いから10年ぶりに合う人もおり「女性陣は若いね。みんな変わらないなぁー」と懐かしんでいました。最後に「喜寿(77歳)で集まろうね」と約束しました。

 

 



全国歌謡選手権大会へ
出場します

 歌歴は50年位で、75歳になっても現役です。団塊の世代でフォークやアメリカンpopsの影響を受けた世代でもあります。歌は生業とせずに趣味として、大阪在住の時期はTV局がスポンサーのカラオケ大会や日本アマチュア歌謡連盟(NAK)の大会に参加して名人賞や優勝を頂いた事もありました。
 30年前熊本に帰郷してからしばらくは仕事の関係で歌も休んでいましたが、菊陽町の文化協会に入会してから活動を始めて、今回の日本作曲家協会主催 全国歌謡選手権に応募して決勝まで進むことになりました。
 全国歌謡選手権には、1,707名の応募がありテープ(CD)審査で年代別シニアクラスが40名。そして東京と大阪での二次予選で10名が選ばれその中に入りました。楽曲は、弦哲也が歌った「折り鶴の宿」です。晩年の夫婦が今まで辿った人生とこれからの絆を淡々とそして力強く表現した歌詞です。7月22日(土)が東京で決勝大会です。頑張ります!応援宜しくお願いします。

 

 

 

 


 津久礼ヶ丘区にある延寿寺菊陽支院で6月3日(土)、初めての「延寿寺の寺子屋」が行われました。
 今回は、大津町の中村製粉から提供された米袋を使い、オリジナルのクラッチバッグ作りを行いました。参加者は米袋を指定のサイズに切り、周りをホッチキスで止め、危なくないようにふちどりテープを付け、入り口にマジックテープを付けて完成しました。
 参加した芽依さんは「父の日のプレゼントで作りましたが上手くできたので自分で大事に使います」と笑顔。延寿寺の松本住職は「初めての寺子屋です。子どもたちや地域の方たちの交流の場として集まってくれればと思います。次回以降、音楽イベントや本の読み聞かせ、畳の掃除の仕方などやりたいことがいっぱいです。ぜひ参加してください」と笑顔で話されました。

  

 


人権の花伝達式
菊陽南小学校

 「花の種を通じて命のバトンを繋ごう」と6月5日(月)、菊陽南小学校(岩下愛校長)で今年度の「人権の花」運動の伝達式が行われ、阿蘇大津人権啓発地域ネットワーク協議会より、マリーゴールドや千日紅などの花の種が贈られました。
 人権の花運動とは、花の種を児童が協力し合って育てることにより、感謝、協力することの大切さを学び、命の尊さを実感するとともに人権尊重を育むことを目的にした運動です。岩下校長は「命が宿る花の種を引き継ぐ事により、命を大切にする気持ちを育ててください」と挨拶。花の種を受け取った人権委員会委員長の文治くん(6年)は「多くの学校から受け継いだ花の種なので、綺麗な花を咲かせるように頑張って育てます」とお礼の挨拶を述べました。

 

 

 児童代表へ阿蘇大津人権擁護委員協議会緒方子ども人権委員長より花の種が手渡されました。


  
(229) 股関節のストレッチ 朝目覚めたときのストレッチ

   

 仰向けに寝ます。写真@のように両手は胸の前で組み、膝を立てて足先は大きく開きます。片方に膝を内側に息を吐きながらゆっくり倒し、息を吐き終わったら吸いながら元に戻します。この動きを10回行ってください。反対の足も同じ要領で110回行ってください。最後に足を倒した時に息を吐いて、戻すときに吸ってと交互に10回行ってください。

 呼吸は自然に行ってください。腹ばいに寝ます。写真Aのように片方の膝を腰のところまで引き上げます。手でお尻と太ももを30秒間さすります。同じ要領で反対も行います。無理をせず足は上がるところまで、手が動かない方はあてているだけでも大丈夫です。
 朝の目覚めのストレッチを行ってから体を動かすことで、スムーズに日常生活を行うことができるようになります。試してみてください。


  三里木区 たわらや酒店  宇野功一

(192)地酒途中下車 長崎本線・鹿島駅(佐賀県)
佐賀の銘酒『能古見』(のごみ)

 佐賀の日本酒が全国的に注目を浴びています。過去に「鍋島」や「東一」をこの連載で書きました。
 今回ご紹介するのは「能古見」(のごみ)という酒です。佐賀県で不動の人気銘柄ですが、熊本県では、弊社しか取り扱っていない日本酒です。ぜひ一度、飲んでみて欲しいと思います。
◆能古見を醸す
 『能古見』(のごみ)は、佐賀を代表する最もふさわしい「地酒」かもしれません。私は、この酒を飲んだ時のことを鮮明に覚えています。「一口含むと、お米の柔らかい旨味がひろがりを見せてくれます。甘くも感じ、芳醇にも感じ、馥郁たる香りを相あわさって、とても一口では表現できない美味しさに感服」ほとんど、地元だけで消費され、地元の方に支持される日本酒です。
 馬場酒造場は、鹿島市から山を越えて大村市に抜ける昔の街道筋にあります。太良岳山系から有明海に中川が流れ、その畔にたたずむ造り酒屋さんです。決して大きな蔵ではありませんが、1990年代から頭角を現して、現在では、佐賀を代表する銘酒として、全国的に知られています。1795年(寛政7年)創業以来、230余年の間、清酒一筋で製造してきました。代表銘柄『能古見』は、8代目現社長兼杜氏の馬場第一郎氏が造り上げました。その背景には、8代目が若かりし時代の情勢がありました。1990年代・当時の売り上げは右肩下がり、取引先酒販店の後継者不足も相次ぎ、馬場酒造場の存続も危うい状況であったそうです。さらには、バブル崩壊後、酒類価格の自由化により、大手企業が普通酒を低価格で販売する世の中でもありました。『自分が造りたい日本酒を、想い入れのあるお酒を』そう思い立った8代目は、これまでの馬場酒造場のスタイルを見直します。酒米最高峰の山田錦を地元の鹿島で生産し、原料米を地元産とした特定名称酒で生き残る道を選ぶ決心をしました。JAや地元農家の説得に7年を費やし、ようやく弊社のブランドが誕生します。かつての地名“能古見村”を由来にした、地元農家と我々造り手の想い・技術が詰まった『能古見(のごみ)』の歴史はこうして始ったそうです。
 近い将来、9代目・馬場嵩一朗氏へとバトンが繋がれます。さらに、斬新なアイデアで新時代に相応しい、『能古見』の研究開発に勤しんでおられます。まさに、地元の生産者とタッグを組んで、地元で最高峰の原料米を育て、自らが理想とする酒を醸して、地元の方々から口コミで「能古見」の美味しさが全国に広まり「能古見」誕生から30年、佐賀を代表する究極の地酒であります。
◆能古見 純米吟醸 中取り生原酒について(初夏を彩る能古見の夏酒)
【香】フルーティーな由来のデリシャスりんごのニュアンスとフレッシュ&熟成の生み出すアロマ香が出て、とても複雑な摩訶不思議な香りです。
【味わい】口に含むと、お米の旨味、甘味、酸味がボリューム感たっぷりに迫ってきます。香りと同じく、フレッシュさと熟成から生まれるまろやかさがミックスされたようなニュアンスです。
【Service温度】ちょい冷えの温度帯でどうぞ。12度程(涼冷えの酒)

   720ml 2,250円(税込) / 1800ml 4,350円(税込)


  矢原正治

(194)アマ  アマ科

   
アマ花と果実

<有毒植物をうまく前処理し食する人々>
 オメガ3が多いと、アマニ油、エゴマ油がもてはやされています。アマニ油はアマの種子を加熱(焙煎)した後、搾った油。エゴマ油はエゴマの種子を焙煎(加熱)し搾汁します。有毒植物のアマの種子には、分解すると有毒な青酸(HCN)を出す化合物(リナマリン)が含まれています。リナマリンは、加熱(焙煎)することで、分解し、減少します。アマニ油を作るときは、きちんと焙煎し、青酸化合物を分解し、ガスとして除き、油を作る必要があります。
 アマニ油には、人に必要な必須脂肪酸のα-リノレン酸、リノール酸が豊富に含まれています。これらのオメガ3脂肪酸は血中のコレステロール値の抑制、動脈硬化の予防、血流の改善、免疫力の向上などがあると言われています。
 アマの茎から繊維のリネンが作られ織物に利用される有用植物です。青酸化合物を含む、食用の植物で有名なのが「梅、杏仁、枇杷、アーモンドなどのバラ科サクラ属植物、タピオカデンプンの原料植物のキャッサバ、他にアマ」等があります。これらは巧く前処理し食しています。皆さま、先人の知恵を、きちんと理解して食べて下さい。発癌は時間が経過して発症しますので、注意して前処理し、巧く利用し、楽しい食卓を。
<有毒植物、魚、キノコを食べる>
・生で食べると有毒の食品(前処理をして食す)
ワラビ: 実験動物での発癌性の化合物を含みます。(灰汁などを入れ加熱)
ナス科植物: ジャガイモの芽の根元、皮が緑のモノ(毒成分は加熱では減毒しない。水に溶けやすいので砕いてさらす)
マメ科植物: 大豆、白花豆などの豆類(加熱して食べましょう)
サトイモ科植物: サトイモ、コンニャク など(加熱し食べましょう)
モロヘイヤ: 種子は絶対に食べないように(加熱しても無毒化しない)
バラ科の果実: 未熟の果肉:ウメ、アンズ、モモなど。種子(仁)にも(細胞をつぶす(壊す)と、酵素で分解する。熟すと有毒成分が減少する。
ソテツの実、材: 鹿児島の島々、沖縄で味噌などを作り食用に(細胞をつぶす(壊す)と、分解し、毒性が減少する)
魚の、フグの仲間: 血液などに毒。(加熱しても分解しません)
魚の、ウナギ、アナゴ、ハモ など: 生の血。(加熱して食す)(タンパク質の毒で、加熱すると毒性はなくなる)
シイタケ: 生、生焼けで、痒みなどの皮膚炎が出ることあり。(乾燥したもの、粉末でも、よく加熱しないと皮膚炎を起こす)
マイタケ、シメジなどのキノコ類: 生で食べると、嘔吐下痢、皮膚炎など(よく加熱して食べる)など
 昔の人々の多くのトラブルの経験を元に、食品の前処理があります。上手く前処理、楽しい食事をしてください。
 これから暑い季節、冷たいものを取り過ぎると胃腸が弱り夏バテします。たまに胃を温める食事をし、汗をかき、胃の調子を整え、よく噛み、いろんな物を食べ、楽しみながらの食事を。


(43)トマトたっぷり冷製スパゲティー

 皆様こんにちは♪連日うだるような暑さが続いていますね。今回は食欲が落ちるこの時期にピッタリなトマトの冷製スパゲティーのレシピをご紹介します。ソースは冷凍保存も出来ますので、まとめて作っておくのもオススメです。

トマトたっぷり冷製スパゲティー

【材料】(4人分・調理時間目安20分)
トマト缶 1缶(400g) / トマト 1個 / バター 80g
タマネギ 500g / 人参 150g / ソーセージ3本 / 水 400cc
顆粒コンソメ 30g / 塩 5g / 蜂蜜 20cc / バジル お好みで
ブラックペッパー お好みで / スパゲティー(細めのもの) 4束

【作り方】
@タマネギ、人参、ソーセージはみじん切りにしておく。
Aフライパンにバターを入れ、@をタマネギが透き通るまで炒める。
Bトマト缶、水、顆粒コンソメ、塩、蜂蜜を入れ軽く沸騰したら火を止めてボウルに移し冷ます。
C粗熱が取れたらミキサーで1分間攪拌し、出来たソースは冷蔵庫で冷やしておく。
Dスパゲティーを表記時間より1分間長めに茹で、ザルに上げ冷水でつけた後、水気をよく絞って冷やしたソースに入れる。
E角切りにしたトマトを混ぜ、皿に盛り、お好みでバジルとブラックペッパーをかけて出来上がり。
 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

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