ワンネス 1060号  2023/06/25発行

おいしく育て!
芋の苗植え

 菊陽町社会福祉協議会と地域密着型特別養護老人ホーム音ねの森(赤峰施設長)が協力して5月27日(土)、音ねの森の菜園で芋の苗植えを行いました。
 参加したのは、町社会福祉協議会職員や町ボランティア団体のメンバー、音ねの森の職員のみなさん。みんなで協力して、シルクスイートの苗約1,200本を植えました。
 参加した坂本さんは「美味しいお芋がたくさん育つように頑張りました。芋掘りが楽しみです」と話してくれました。

 

 


安全運転を
 お願いします

 春の全国交通安全運動期間の5月19日(金)、大津地区交通安全協会菊陽支部のメンバーと大津地区交通安全協会菊陽女性の会のメンバーが、交通安全キャンペーンを行いました。
 菊陽町役場近くの菊陽バイパス 中野カメラ交差点で「交通安全運動実施中」旗や「危険!運転中の携帯メール」などが書かれた交通安全プラカードを持ち、交通安全を呼びかけました。

 

 


収穫祭は
大にぎわい

 菊陽町総合交流ターミナル
さんふれあの春の収穫感謝祭が5月20日(土)、正面玄関前広場で開催されました。
 直売所で1,000円以上お買い物をすると参加できるガラポン抽選会やメロンやスイカ、スイートコーン、卵の格安販売などもあり、たくさんの来場者で賑わいました。

 


いやな害虫よバイバイ
菊陽町地域女性の会三里木支部

 菊陽町地域女性の会三里木支部(鬼塚支部長)は5月20日(土)、三里木区公民館でホウ酸団子つくりを行いました。
 毎年恒例で行っているホウ酸団子の材料は、ホウ酸、玉ねぎ、小麦粉の3種類。ボウルに材料を入れ耳たぶくらいの硬さに練り、100gに小分けして出来上がりです。出来上がりを希望する地域の方たちにも販売しました。鬼塚支部長は「ペットボトルのキャップに小分けして乾燥させ、キッチンなどに置いてください。これを置くことでゴキブリが食べて脱水症状を起こし、家の外に出て行き、家の中でゴキブリを見ることがなくなりました。地区の方にもとても喜ばれていて嬉しいです」と話されました。

 

 


素敵な作品がいっぱい
ギャラリー「クロストークL&E」

 あさひヶ丘区にあるギャラリー「クロストークL&E」で5月20日(土)〜22日(月)の3日間「まちの作り手たち 布、糸、土、竹、木、紙からの手作り展」が開催されました。
 私たちの住む町に素晴らしい技術を持つ作り手たちの布草履、着物リメイク、人形、陶器、アクセサリー、革製品、竹灯籠、メダカ、山野草などが展示・販売されました。

 


  ユリ

 1本のユリの茎から24個も花が咲きました。このユリは3年前に知人から球根を譲り受け植たところ、昨年は17個、今年は24個の花が咲きました。秋には株分をして公園に植えます。たくさん花が咲くと嬉しいです。 (中田さん)


   碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(41)湯屋番

 今回は柳家小三治の「湯屋番」を。勘当になった若旦那が、居候先に居づらくなり湯屋に奉公に出たという滑稽話で、柳家のお家芸です。この演目と小三治には逸話があります。あるイベントで、毒蝮三太夫と小三治で落語を演るという企画があり、毒蝮が湯屋番を演ったあと、小三治も湯屋番をぶつけたそうです。毒蝮よりはるかに客を笑わせたそうですが、毒蝮も立川談志から稽古をつけてもらっていたとはいえ、素人相手に大人気ないなという気がしますが…。

 この話には続きがあり、私の筆力とスペースでは伝えきれないので、関心のある方はWikipedia 柳家小三治でぜひご覧ください。プロの意地が出てしまったのでしょうね。そこんとこ読んでみると、それぞプロだよな!と感心してしまいます。アップのものはその時の高座のものではありませんが…。(今回決して手を抜いたわけではないです!)


  保護司会菊陽支部長 熊谷和信

(17)7月は「社会を明るくする運動」強調月間

 このシリーズも早1年4ケ月になりました。読者の皆様に少しでも保護司について知ってもらい、そしてできれば保護司になってもらえれば、という思いで連載してきました。この「ワンネス」の主宰者も、実は以前保護司をされていました。保護司は、75歳が定年となっており、菊陽町の保護司も高齢化が進み減少しつつあります。なかなか保護司になってもらえる方が町内にいないのが課題です。
 さて、保護司は過ちに陥った人達を更生させる活動と、もう一つの活動として犯罪や非行を予防する啓発運動である「社会を明るくする運動」があります。毎年7月が「社会を明るくする運動」の強調月間に当たります。今回で第73回目となり、全国で展開される国民運動です。町でも幟旗を立て推進しています。
 この運動の趣旨は、「犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の立ち直りについて理解を深め、安全安心な地域を目指す」というものです。菊陽町でも行政と更生保護女性の会と連携を図り、大型ショッピングセンターで街頭キャンペーンをしたり、7月1日(土)には町の図書館ホールで「明るく住みよい社会をめざす青少年のつどい」を開催する予定です。多くの皆様に「社会を明るくする運動」に参加していただき、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。


  SDGsは世界を見る窓   神田みゆき

(3)SDGs13 気候変動に具体的な対策をA

 NPO法人SDGs Association熊本代表理事、熊本県地球温暖化防止活動推進センター長、Universe Quest代表の神田みゆきです。
 前回に引き続き、地球温暖化に関するお話をさせていただきます。
 現在は地球温暖化によって気候変動が起き、その変化によって危機的状況となっている「気候危機」と言われています。

 ですから私たちは、しっかりと対策をしていく必要があります。地球温暖化を病気に例え、地球が熱を出したと想定するとこんなイメージでしょうか。

 温室効果ガスを減らす「緩和策」は、病気でいうと「予防」、温暖化による悪影響に備える「適応策」は「治療や対処」という感じかなと思います。
 先日も線状降水帯が発生し、大きな被害を受けた地域がありました。皆様に今一度お願いしたいのは、ハザードマップを見るということと、マイタイムラインをつくるということです。


 自家焙煎珈琲しゃらん

(73)おいしいコーヒーの条件

1.多くの人は知らない、コーヒー豆の鮮度  
 コーヒーがおいしく飲める期間というのは、あまり知られていません。豆を焼いてから約1ヶ月しかありません。コーヒーの鮮度というのは「決定的」ともいえるほどに、コーヒーの味に影響をおよぼします。どんなに素晴らしい品質、焙煎技術で焼かれたコーヒー豆でも、何か月も経過すると酸化してしまうからです。
2.本当の意味で品質の高いコーヒーを選ぶ
 農園主、生産者の方たちが「おいしいコーヒーを作るために生産されるコーヒー」がスペシャルティコーヒーと言えます。コーヒー豆というのは農産物です。そのため生産の中には、虫食い豆や、死に豆、カビ豆といった「欠点豆」が混入していることもあります。これを取り除いてあげる作業を「ハンドピック」といいます。
ハンドピックという作業は、手間やコストが掛かりすぎるので、あまり行っているコーヒー屋はありません。しかし、この作業をはずしたら上質なコーヒーを提供することはできません。
3.素材の味を最大限に引き出す「焙煎」
 その日の温度、湿度、天気はもちろん、火力、排気、湿度、タイミングを記録しています。焙煎という技術は、たった1度の温度の違いでも味が変わってしまうデリケートなものだからです。
4.職人の技術が集約された焙煎機
 優れた焙煎とは「過不足なく、生豆に対して最適の熱量(カロリー)を与え、豆を化学変化させることによって、味や香りの成分を生成する」ということです。ですが、「効率よく豆にカロリーを与える」ということが最も難しいです。なぜかというと、今まで「熱量」というのは、目に見えるものではなかったからです。パソコンと連動させることにより、測定された熱量がパソコンのモニター上にグラフ化されて、データとして管理ができるようになりました。


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