ワンネス  1058号  2023/05/28発行

合同発表会
外村歌謡教室

 外村歌謡教室(外村代表)では、3月25日(土)、大津町のカラオケ鈴で「民謡(中央公民館)・三味線(東部)・カラオケ(東部・西部・南部町民センター受講生)の合同発表会」を行いました。
 1部は、民謡と三味線の発表があり、民謡を唄った遠藤さんは「客席が近くいつもと雰囲気も違うので緊張しました。お腹の底から声を出すと健康にも認知予防にもなります。民謡は、年齢を重ねても楽しみながら唄い続けたいと思います」と話されました。2部はカラオケの発表となり「雨のアカシや」や「一世一代」などの曲が披露されました。

 

 


おはなしいっぱい
いつでもおはなし会

 菊陽町図書館ボランティアおはなしの森さんさん(高橋代表)の皆さんと図書館職員による「いつでもおはなし会」が4月23日(日)、図書館おはなしのへやで行われました。
 この日は、午前11時から午後3時までの間におはなし会が5回行われ、午前11時からは、おはなしの森さんさんのメンバー3人によるおはなし会がありました。「ろうそくのうた」で始まり、みんな大好き「おべんとうばこのうた」やパネルシアター「ちゅうりっぷとちょうちょ」や手遊びなどもあり楽しいおななし会となりました。
 親子で来場したももかちゃん(2歳)とお母さんの佳世子さんは「子どもはちょうちょが好きなのでお話に出てきて良かったです。手遊びも楽しみました。また遊びに来ます」と話されました。

 

 


委嘱状が交付されました
菊陽町交通指導員

 菊陽町防災センターで4月7日(金)、 町長から交通指導員15人に委嘱状が交付されました。
 その後、町長は、日頃の活動の感謝と併せ「世界的な大型企業の進出と共に引き起こされる慢性的な交通渋滞で子どもや老人の交通危険が続く中、交通指導員の活動が益々重要となっています。荒天時の活動等大変なことも多いかと思いますが、健康には十分に留意され、町民の交通安全確保に努めてもらいたいと思います」とあいさつがありました。
 交通指導員は、小・中学児童の登下校時の交通安全確保に当たるほか、各学校に出向いての安全教育、各種イベント時の交通安全指導も行っています。

 

 


  かいご太郎

(9)父の目線

 定年退職目前に娘が孫を連れて帰ってきた。我が子はいくつになっても可愛いものだし、孫と一緒に生活できるのも嬉しい。離婚には言及せず『おかえり』とだけ言ってやった。数年が経ち、無事に定年を迎えてみるとやることが無くて暇でたまらない。好きな事といったら酒を飲むことくらいで趣味の一つもない。テレビにも飽きたし、インターネットでもやってみるかと思い立った。孫にスマホを買ってやると言って携帯ショップに行ったのは『ついでに俺もスマホにしようかな』と言うためだった。スマホは便利だ。SNSは楽しいし、Youtubeも観る事が出来るようになった。しかし私が一番驚いたのは写真と動画の撮影が驚くほどに簡単なことだ。画質も素晴らしく、もっと早くにスマホにしておけば良かったと後悔した。
 3カ月ほど前から便の通じが良くない。市販薬が効かないので病院を受診したところ、精密検査をすることになった。数日後、検査結果を聞きに行くと医者から『ステージ4の大腸がんです』とアッサリ告げられた。ステージって何だ?そういえば、病名告知の意思表示「本人に直接」にチェックしたっけ、などと、やけに落ち着いていたのを思い出す。
続く


  碓井秀典 (東京都港区在住 原水出身)

(40)火焔太鼓

 今回は古今亭志ん生の「火焔太鼓」を。落語ファンのみならず一般においても、現在では常識とか教養として語られる演目となっています(ホント?)。多くの噺家が演じていますが、志ん生のものを超えているものはありません。息子のやはり名人と呼ばれた志ん朝も演っていますが、整理され過ぎているというか、上手すぎてつまらなく感じられます。やはり志ん生の自由闊達な「フラ」(落語の世界で言われる、持って生まれた愛嬌、おかしさ、その雰囲気のこと)あっての演目です。

 明治末期にすでにあったものに、昭和の初め志ん生が多量の「クスグリ」(演者オリジナルの小ギャグ)を入れて、ほぼ新作とし仕立て直したものとあります(wikipedia)。ほとんどクスグリで出来ているとも言われますね。


  保護司会菊陽支部長 熊谷和信

(16)YOUも保護司になりませんか


大津町・西原村・菊陽町、3町村の保護司17名

 直木賞作家で社会派的な小説家、佐木隆三に「身分帳」という作品があります。主人公は実在の前科10犯の男が、極寒の北海道の刑務所から出所しますが、身寄りがありません。彼には、両親も分からず兄弟もおりません。幼少期から施設をたらい回しされ、天涯孤独な中で犯罪を繰り返してきた男です。人生の大半を刑務所にあった彼を、引き受けたのは東京の老弁護士でした。
 ほとんどの人は、刑務所の門から出てきた身寄りのない犯罪者を引き受けることはしないでしょう。犯罪者の彼は、その老弁護士の意外な情にほだされ、徐々に社会復帰していくのです。その様子が作品では生き生きと描かれています。世の中には、こんな弁護士もいるのです。人は情けによって変わり得るということを強く感じたものです。私たち保護司も、このような弁護士とまではいきませんが彼らに寄り添い、全うな人生を歩んで欲しいという熱意と心的交流をもって面接を行っています。(保護司は、指定された犯罪者と月2回の面接を行い、更生に向けて支えて上げれる存在として法務省から委嘱されています)
 菊陽町では現在7名の保護司がおります。菊陽町には豊かな人材がおられます。知り合いの中で保護司に相応しい方また、ご自身がやってみたいという方がおられましたら、連絡をいただけると嬉しいです。


  SDGsは世界を見る窓  神田みゆき

(2)SDGs13気候変動に具体的な対策を

 NPO法人SDGs Association熊本代表理事、熊本県地球温暖化防止活動推進センター長、Universe Quest代表の神田みゆきです。
 5月だというのにすでに暑い日が続きますね。熱中症もすでに増えてきているようです。 今回は、地球温暖化と熱中症についてのお話をさせていただきたいと思います。さて、気候変動という言葉を最近耳にされるかと思いますが、最新のデータでは以下のように最大で5.7℃上昇の可能性があるといわれています。また、熱中症による死者も年々増加しているのが現状です。

 

 それでは、具体的にどのような対策をしていくといいのでしょうか?適応策としては以下のようなものがあります。次回はこの内容についてもう少し詳しくご紹介させていただきます。



  自家焙煎珈琲しゃらん  舩元優二

(72)自分好みの美味しいコーヒーの淹れ方

 朝の目覚めに欠かせない一杯のコーヒー。しかし、同じ豆でも淹れ方によって味が大きく変わってしまいます。そこで今回は美味しいコーヒーの淹れ方についてお話ししたいと思います。
 コーヒーメーカーや、フレンチプレス、エスプレッソマシンなどそれぞれの淹れ方に合わせた豆の挽き方や水の温度、濃さの調節方法がありますが、今回はペーパーフイルターでいきます。自宅で、自分なりのコーヒーを楽しんでいただきたい。それだけです。豆を挽いて、ドリッパーにセットしたペーパーフイルターに挿入し、お湯を注ぐだけでコーヒーが出来上がります。 
 ペーパーフイルターの選び方、ペーパーをセットするドリッパーも重要となってきます。サーバーは、容量が明記されているものを選んでください。抽出する豆の量とお湯の量が確認できます。豆の挽き方やドリッパーの形状によって、味わいが変わるため、自分好みの味わいを探すのも楽しいです。コーヒーミルも豆を挽くための大切な道具となります。手動式、自動式があり、自分に合った選択でかまいません。豆を挽いたばかりのほうが風味がよく、挽いた直後にコーヒーを淹れるのがおすすめです。また、挽く際に豆の量や細かさを調整することで、好みの味わいを作ることができます。いろいろと試していただき、コーヒーの奥深さをもっと知って頂けらばと思います。
 最後は、当然のことですが豆の種類によって味わいがことなります。代表的なものにブラジル産の甘味が強いものや、エチオピア産の酸味が強いものなどがあります。また、焙煎の度合いによっても、味わいが変わってきます。自分の好みに合った豆を選ぶことが、おいしいコーヒーを淹れるためには一番と言えます。


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編集後記

 5月11日(木)、大津警察署で行われた「春の全国交通安全運動出発式」に菊陽町地域女性の会メンバーとして参加しました。
 改めて交通ルールを守って安全運転をしなければと思いました。
(N.T)