ワンネス 1015号  2021/08/08発行

世界に一つだけの作品
ふれあいの森研修センター石ころアート

 菊陽町ふれあいの森研修センターでは7月10日(土)、「わくわく講座パート1〜石ころアート〜」が行われ、町内の小学生15人が参加し、世界に一つだけの個性あふれる作品を作りました。
 社会教育指導員の内田早苗さんの指導で子どもたちは自分の気に入った石を2個選び、何を描こうかと試行錯誤。描く絵が決まったらアクリル絵の具で描きました。
 参加した秋晴くん(小2)は「選んだ石がゴリラとワニに似ていたのでゴリラとワニを描きました。楽しかったです」と話してくれ、海香さん(小3)と山吾くん(小1)姉弟は「じょうずに描けました」と笑顔でした。

 

 


平和への願いを込めて  菊陽ゆるサロン

 菊陽ゆるサロン(田中成美代表)主催の講演会が7月7日(水)、講師に工藤勇二さん 武子さんご夫妻を招き、オンライン上で開催されました。
 奥様の工藤武子さんは7歳の時、長崎で被爆されました。その体験を原点として、世界平和へ一歩でも近づけるよう、自分なりの活動に取り組まれています。例えば、ピースボートの「世界一周証言の航海」に参加し、世界20ヵ国を3か月余りかけ訪問するなど、核廃絶のメッセージを伝える平和活動などに取り組んできました。
 今回の講演会では、訪問先での体験談や、2017年に(ICAN)というNGO団体が核兵器廃絶条約採択への貢献を認められ「ノーベル平和賞」を受賞した際、オスロでの授賞式のようすを現地でパブリックビューイングで観覧した時のお話などがありました。ほかにも自らの長崎での被爆体験をもとに作られた紙芝居を行い、戦争の悲惨さと平和への強い想いを伝え、参加者の方々も熱心に耳を傾けていました。

 
写真被爆体験をもとにした紙芝居・写真縁鞫Dしたピースボート


原爆の悲惨さを実感
原爆と人間写真展

 新日本婦人の会菊池支部が主催する「原爆と人間写真展」が7月30日(金)から8月12日(木)まで、菊陽町光の森町民センターキャロッピアロビーで開催されています。
  新日本婦人の会は1962年に平塚らいてうさん、いわさきちひろさんの呼びかけで創立され、国連に承認されたNGO団体です。会の目的は「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります。世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和を打ち立てます」などです。
  会場には、広島・長崎の原子爆弾による被害や実態を写した写真が多数展示されました。
 新日本婦人の会菊池支部の塚田さんは「平和の尊さや戦争の悲惨さを知っていただければと菊陽町で初めての写真展を開催中です。若い世代の方ににも見に来て欲しいです。2021年8月12日まで行っていますので是非キャロッピアまで足をお運びください」と話されました。

 


   (206) 胸・肩・腕のストレッチ

   

 両足を肩幅に広げて立ち、写真@のように手は床と平行になるように真横にあげます。息を吐きながら手の中指を遠くに引っ張られるようにします。このとき両腕は体の真横にくるようにします。息を吐き終わったら吸いながら元に姿勢に戻します。このストレッチを2回行ってください。  両足を肩幅に広げて立ち、写真Aのように片腕を腰に当て手のひらを天井に向けて腕を耳に付けます。息を吐きながら腕を耳に付けたまま手のひらを上に押し上げるようにします。息を吐き終わったら元の姿勢に戻します。このストレッチを2回行い、反対の腕も同じように2回行います。  動きはシンプルですが胸は開いて肩こりにも効果的です。二の腕のシェイプアップにも期待できます。仕事途中の気分転換に行ってみてください。


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(173)夏に美味しいフローズン
果実&日本酒ハイボールの作り方

◆おうちで「簡単」に作れる夏の日本酒・リキュール
 ここ数年前から、うちの妻が、おうちで、夏の暑い時に飲んでいる日本酒リキュールがあります。
・誰でもできる。・手軽にできる。・直ぐにできる。
 と3拍子揃った本格リキュールの作り方をご紹介します。

【用意するもの】
〇純米酒 〇冷やした強炭酸水
〇氷の代わりに好きなフローズン果実(無い場合は、コンビニの冷凍庫で販売しています)これだけです。
【作り方】
グラスに、お好みのフローズン果実を入れる。
純米酒を半分注ぐ。
強炭酸を半分注ぐ。
優しく攪拌する。(強すぎると炭酸が抜けてしまいます)
 これだけです。30秒で完成します。要するに、氷の代わりに、冷凍果実を使用した、日本酒のハイボールです。

【味わいの特徴】
ウヰスキーハイボールと比較して、日本酒ベースだから、口当たりが優しい。
氷を使用しないため、水っぽくなりにくい。
炭酸強め、弱め、と気分でアレンジできる。
甘味を添加していないので、ヘルシー。
 とのことです。お好きな果物が、スーパーなどで安く売られている時に買っておいて、カットして、冷凍庫に入れておけば、直ぐにフローズン果実&日本酒ハイボールが造れます。

※もっと美味しくするポイント
 日本酒は「淡麗・甘口」な上品な酒質のものが、より美味しく仕上がります。
炭酸で割るので、淡麗・辛口のすっきりしたものでは、少し物足りなさを感じます。おススメは、雪中梅の純米酒です。酒だけでも美味しいですが、この酒をベースに作るフローズン果実&日本酒ハイボールは最高!
 フローズン果実で造る日本酒ハイボール・おススメの淡麗甘口おススメ酒。

   【新潟県 雪中梅 純米酒青ラベル】

  原料米 新潟県産 五百万石
  精米歩合 63%
  日本酒度 4.0
  価  格 1800ml  3,180円(税込)
         720ml  1,540円(税込)


  矢原正浩

(171)ノキシノブ ウラボシ科

 今月は、ノキシノブにしました。シダ植物の仲間で、花も咲かず地味な植物で余り目立ちません。軒先にくっついているので、「軒荵」といわれています。写真のように木にも着生します。民間薬として、全草を乾燥したものを「瓦葦(がい)」といい、利尿、止血、解熱、消腫、消炎などの作用があるので浮腫、腎臓炎、ぼうこう炎などの利尿薬に、小児の高熱、神経痛、リウマチ、腰痛、婦人病などにも用います。「瓦葦」を刻み、1日量10〜15gを水500ccで煎じ(弱火で1/2位に煮る)、ろ過し、3回に分けて飲みます。
 利尿は身体の熱を外に出しますので、解熱の効果があります。他に、解熱は、汗を出すことで、汗の水が気化する気化熱で体温を下げます。暑い地方で、発汗作用のある、トウガラシ等の香辛料を食べるのも、発汗し体温を下げ、恒温に保つためです。また話は飛びますが、香辛料には「抗菌性」があります。暖かい地域では菌の繁殖が旺盛で、食中毒を予防するためです。この最たる食品が「カレー」ですね。
 阿蘇に行くと、6月はマタタビの葉が白くなっていましたが、今は実がなり、葉も元の緑に戻っています。虫の入った果実(虫?)を、熱湯で虫を殺したモノを強壮などに用います。
 暑くなるこの時期、ダイズの未熟果実を加熱し、枝豆としてツマミなどに食します。熟した果実は大豆(だいず)で、加熱しタンパク質を変性(活性を無くし)、加工食品として多くの食品に用いられています。生の「大豆、枝豆等の豆類が有毒」であることをご存知の方は少ないと思います。生で食すと、含まれる生きたタンパク質のために、下痢、嘔吐を起こります。
 大豆のタンパク質に含まれるアミノ酸と、先月紹介した米(玄米)のタンパク質のアミノ酸で、必修アミノ酸全てが含まれます。昔の日本人は、米と大豆を主食にしていましたので、すばらしい健康食を食べていたわけです。現在は米も大豆も消費量が減り、サプリメントに頼っているのは、如何なモノでしょうか?
この季節、八代ではイグサの収穫が始まっています。無農薬のイグサ、「いぐさ野菜の粉」があります。イグサには利尿作用があり、浮腫などを改善してくれます。試してみませんか?
 現代人は、人の生命活動を支える自然治癒力に支障をきたしています。日常から異常緊張(ストレス)が多い人が増え(交感神経緊張)貧血気味で寒がり、冬は暖房器具が無いと眠れない、夏は冷房で冷やす・冷たいものを沢山取る等、まるで現在の人は冷えが強く、虚して、身体の弱った体質の吹きだまりのような世の中。生活、食事、運動と、よほどの心構えがないと、本当の幸福には、ほど遠いのではないかと、漢方医療を行っている人の言葉です。
 たまには熱い鍋料理でも食べ汗をかき、胃腸を調え、暑い夏を乗り切って下さい。笑顔で、楽しい生活を。


  杉並台区 田中悠

(20)枝豆と豆乳のヴィシソワーズ風

 皆様こんにちは♪まだまだ残暑厳しい日々が続いていますね。今回はそんな時にピッタリな、今が旬の枝豆と豆乳を使った冷製スープのレシピをご紹介します。時短の為、冷凍枝豆を使用していますが、もちろん生の枝豆でも作れます。

枝豆と豆乳のヴィシソワーズ風

【材料】(2人分・調理時間目安★15分)
冷凍枝豆(さやから出したもの) 40g / タマネギ 40g / バター 20g
無調整豆乳 200cc / 顆粒コンソメ 5g / 生クリーム 40cc

【作り方】
@冷凍枝豆は解凍し、さやから豆を取り出しておく。
Aタマネギはみじん切りにする。
Bフライパンにバターを入れ、タマネギを焦がさないように注意しながら透き通るまで炒める。
C枝豆、豆乳、顆粒コンソメを加え、弱火で沸騰しないように1分間煮込む。
D火を止め、生クリームを加えたらタッパー等に移し、冷ます。
E粗熱が取れたら、ミキサーに入れ、2分間攪拌する。
冷蔵庫で1時間以上冷やし、お好みで刻んだ枝豆や生クリームをかけて出来上がり。
 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/nekodemotsukurer

 



ハス科 ハス属

 花言葉は「清らかな心」「休養」「神聖」などです。
 ハスは、日本全国の水辺などで見ることができる、水生植物です。根はレンコンとして食べられることでも有名ですが、観賞種の根は細く食用には利用されません。仏教では極楽浄土に咲く花とされてきました。ハスの花が仏具の模様に描かれていることも多いのはこのためです。
撮影場所 益城町秋津川河川公園