ワンネス 1014号  2021/07/25発行

願いが叶いますように
東部町民センターふれあいサロン

 菊陽町東部町民センターのふれあいサロンが7月2日(金)、同センター多目的ホールで行われました。
 参加者は午前9時半から10時までにセンターに集まると、ふれあいサロン担当看護師の佐藤さんの血圧測定と健康チェックを受け、体を動かし全身のストレッチを行いました。
 その後、参加者全員で「コロナがなくなりますように」など短冊に願い事を書き、前回のサロンで作った七夕飾りと一緒に笹に結び付けました。
 参加した宮本さんは「宝くじが当たりますようにと100歳まで生きられますようにと書きました」と笑顔で話してくれました。

 

 


きれいな花がたくさん
菊陽町商工会女性部

 菊陽町商工会女性部のメンバーが6月25日(金)、商工会玄関前の花壇に花植えを行いました。
 今回植えたのは、サルビア、マリーゴールド、トレニアの3品種。
 参加した皆さんは「お天気が良く暑い日でしたが、玄関前がお花できれいになりました。嬉しいですね」と笑顔でした。

  


厄払いと健康祈願
大原阿蘇神社

 菊陽町原水駅そばにあり、JR豊肥線が参道を横切る大原阿蘇神社では、厄払いと健康を祈願する茅の輪(ちのわ)作りと茅の輪くぐりが行われました。
 6月27日(日)、大原阿蘇神社エリアの地区が役割分担をして、材料のカヤを取ってきたり、竹や茅の輪作りの準備をし、協力して茅の輪を作りました。
 6月30日(水)、蘇古鶴神社の安武宮司がお祓いなどの神事を行った後、左足から左回り、右足から右回り、左足から左回りと3回茅の輪をくぐりました。
 二宮勇市さんは「今回区役をして初めての参加です。近くにいながらこんな行事が行われていることを知り新鮮味を感じ、これから受け継いでいかなければと思いました」と話し、総代長の三島俊一さんは「昨年はコロナの影響でできず2年ぶりに行いました。準備が大変でしたが無事できて良かったです」と話されました。

 

 


たなばたまつり
三里木楽友会

 三里木楽友会では7月6日(火)、同区公民館でたなばた祭を行いました。
 コロナ感染拡大防止のため、なかなか集まる機会もなく、本当に久しぶりの集いでした。参加者は準備した笹竹にそれぞれの願い事を書いた短冊を飾り付けました。
 この後、健康体操、ストレッチに加え、誕生会の歌などを歌い笑顔いっぱいで、楽しい時を過ごしました。
写真 文提供 三里木楽友会

 

 


  碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(18) 千早ふる

 この連載は動画にアクセスして噺を聞いていただくのが前提になっています。(文章だけでは、あらすじには触れないので、何が何だかわからない、ということになってらっしゃるかと)。そのネットにアップされている噺、事情があるのでしょうが、削除されてしまうことがあり、予定していて変更を迫られることがままあります。今回は復活した例。早くしないとまた削除されるかも、ということで、笑福亭福笑の「千早ふる」演者も演題もとり上げるのは2回目になります。

 以前にも触れました通り、この噺は山東京伝の百人一首のパロディに原型があります。現在多くの噺家が野心的な演出で競い合っている状況で、どう演ずるのか楽しみな噺です。本寸法で演じていては、つまらないと評価されそうな感じです。そういう視点から観た私の評価では、露の新治・瀧川鯉昇、そしてこの福笑がベスト3です(残念ながら新治と、鯉昇のベストバージョンは未だアップされていません)。噺は、カミシモと言って左右を交互に向いて、会話の人物を演じ分けるというのが基本ですが、福笑は本編ではカミシモを取らず正面だけ向いて進めます。(まくらの一部ではカミシモとっていますので、違いがわかるかと思います。ま、全然違和感が無いので、こんなことはスルーしていただいて結構です)。私はこの噺を聞いて以来「せや!」にすっかりハマってしまい、多用しております。


  神田みゆき

(16) 学校現場での取組について

 NPO法人 SDGs Association 熊本代表、SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。今回は、学校現場での取組についてご紹介させていただきたいと思います。
 学校では様々な教科の授業があっています。中学校を例にすると、国語、数学、社会、理科、外国語(英語)、保健体育、技術・家庭科、美術、音楽、道徳、特別活動、そして、総合的な学習の時間です。今回は、「総合的な学習の時間」にスポットを当てていきます。
 学習指導要領という文部科学省の出した文章の中には、次のように記載されています。「総合的な学習の時間は、学校が地域や学校、児童生徒の実態等に応じて、教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習とすることと同時に、探究的な学習や協働的な学習とすることが重要。特に、探究的な学習を実現するため「@課題の設定→A情報の収集→B整理・分析→Cまとめ・表現」の探究のプロセスを明示し、学習活動を発展的に繰り返していくことを重視。」
つまり、各教科で学んだ知識を土台としながら、地域や世界に目を向け、課題を見つけ、その課題についての情報を集め、分析し、具体的な行動に移していく力をつけていくのが、「総合的な学習の時間」となります。まさに、社会に出てから必要となる力なのではないでしょうか。
 この総合的な学習の時間に、SDGsをテーマに掲げて学習を行う学校が増えてきました。例えば、中学生に地球の課題を聞くと、以下のようなキーワードが出てきました。

 ここに出てきたキーワードはSDGsの各目標に繋がっています。みんなが課題だと思っていることを分類して整理するのに便利なのがSDGsなのです。次回も引き続き、学校での取組について紹介していきます。


  自家焙煎珈琲しゃらん 舩元 優二

(51)免疫力アップのために生活のリズムを整える

 自立神経の乱れを防ぎ、免疫力をダウンさせないためには、生活のリズムを整え、できるだけストレスを回避するライフスタイルが大切です!
 一日の始まり。朝日を浴び、朝食をとる。朝日を浴びると体内時計がリセットされ、からだが活性化します。幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」も腸から分泌されます。朝食をとることで腸も活性化します。次に“フェイク通勤”をしてみる。リモートワークは普及してきましたが、最近では自宅時間と仕事時間の切り替えがうまくできず、ストレスを抱えている人が多くなってきています。その解決策になりそうなのが“フェイク通勤”。通勤時間に音楽を聴いていたなら、仕事前にあえてその時間をもつ、数分間でも外に出て、新鮮な空気を吸う。仕事が始まるという区切りをつけると、交感神経のスイッチが入りやすくなります。
 最後に、1日2〜4杯のホットコーヒーはいかがでしょうか。カフェインやポリフェノールが含まれるコーヒーは、自律神経や腸によい効果があります。交感神経を高めるため、ストレス解消にもなるほか、血流促進、便秘解消、にも最適です。その他に、腸でセロトニンやドーパミンといった幸せ物質の分泌量を増やす効果もあると言われています。ただし、適量を超えると逆効果になりますので、注意が必要です。この厳しい夏をのりきるのは、生活のリズムを整えることから始めてみて下さい!


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