ワンネス 1011号  2021/06/13発行

踊って 笑って いきいき人生
佐藤孝子健康教室

 昨年中止しました発表会を、4月25日(日)、菊陽町図書館ホールで「30プラス1周年 踊って 笑って いきいき人生」と銘打ち、客席半分で無事に終えることができました。
 コロナ禍の中、不安だらけの開催でしたが、友情出演の林家たい平師匠も駆けつけてくださり、1部の講座生発表では舞台袖から全曲観ていただきました。
 幕間では80歳以上の講座生31人、15年以上継続の講座生36人を紹介し、最高齢91歳の那須さんと31年継続で91歳の梅田さんお二人に代表して賞状を受け取っていただき、感謝申し上げます。
 今回で4度目のたい平師匠は、1時間以上の大熱演で会場は大爆笑の渦。コロナで意気消沈した気持ちを払拭していただき、この発表会の目的は達成です。3部は杖道演武、たい平師匠の「香水」の歌に合わせて夢のコラボはサプライズ。今後も元気で続けていましたら、4年後の35周年でお目にかかりましょうね。
文・講師 佐藤孝子さん


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一
 
(171)夏に美味しいワイン 京都人が醸す和のテースト
丹波ワイン『てぐみ』 マスカットベリーAロゼ・発砲

◆丹波ワインについて〜京都人が醸す和のテースト〜
 丹波ワインの創業は1979(昭和54)年。照明器具メーカー社長であった故・黒井哲夫氏が、海外で駅のホームやカフェで気軽に愉しめるワインの旨さに驚き、そのワインを日本へ持ち帰る。しかし、海外で味わったワインも日本で味わうと何かが違う…。何度試しても同じ結果。そこには「臭い」、「言葉」、「温度」、「湿度」など、歴史が培った食文化が重要であることに気づくのでありました。皆様も同じような、体験をなさったことがあるのではないかなぁ〜と思います。
 故・黒井哲夫氏は、今まで勤めてきた会社を辞め、私財をなげうって自ら日本や京都の食文化に合うワイン造りを目指すのであります。丹波で日本酒の酒蔵をお借りし、ワイン造りを始めました。現在は自社農園を約6ha所有し、丹波の気候に合う葡萄品種を見極めるため約40種類の葡萄を栽培しているそうです。
◆醸造や熟成について
 良質な『マスカット・ベリーA』や『巨峰』、『キャンベル』など香りに特徴のある品種を使用しました。 酸化防止剤を一切使用せず濾過もせず、生詰めで作りました。ぶどう本来の複雑味や果実味、酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。澱や酵母、酒石などがワイン中に結晶化する場合がございますが、ぶどうの天然の成分です。良く冷やしてから開栓してください。吹きこぼれる恐れがございます。
【香りの特徴】
 さくらんぼやイチゴの果実香、まるでキャンディーのような甘い香り、シナモンのような香辛料も若干感じるが、お花畑にいるような居心地のよさが印象的。
【味の特徴】
 はっきり言って、ビールみたいにグビグビと飲めるワインです。ビギナーの方にもおススメします。特に、肉料理には、ぴったりです。野外で、バーベキューを仲間とやる時に、使っていただけるロゼワインです。

ワインデーター【やや芳醇/やや辛口タイプ】
原料品種 マスカットベリーA
価   格 750ml/1,815円(税込)
製 造 元:丹波ワイン梶@京都府船井郡京丹波町


(6)蘇古鶴神社の楼門

 鉄砲小路は、熊本藩主細川忠利公が、寛永12年(1635)頃に、いわゆる地筒の者(地鉄砲)を召し集め、鉄砲組を配置し軍用防備に備えさせたのが始まりです。
  蘇古鶴神社は、寛永12年(1635)9月、鉄砲小路の守護神として勧請され、明暦元年(1655)12月、新たに神殿を建立し遷宮されたのが現在の宮床です。祭神は、阿蘇一の宮・二の宮で菅原道真神を合祀しています。
 この神社本殿前の参道上に、町内唯一の楼門があります。奥行き3.06メートル、間口3.99メートルで、銅板葺きの二層建築です。門内には「奇岩窓神(くしいわまどのかみ)」、「豊岩窓神(とよいわまどのかみ)」の異名同体の二神が祀られています。  冊子「菊陽の文化財」より


    (204)肩と胸のストレッチ

   

 正座して座ります。手を伸ばして息を吐きながら写真@のように胸を床につけるようにします。息を吐き終わったら普通に呼吸をしながら、10〜20秒間静止します。息を吸いながら元の姿勢に戻します。できる方は正座の状態から写真Aのように膝を立ててお尻をあげて行ってください。

 正座して座ります。写真@のように両手を前に伸ばして胸を床につけるようにします。次に、片方の手を真横に伸ばし、もう一方の手は体側につけます。このとき首は体側の方に向けます。息を吐きながら肩が床につくようにします。(写真B)息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻します。反対も同じ要領で行ってください。

 梅雨の嫌な時期になりました。気分転換にもストレス発散にも効果があります。十分時間をかけて行ってください。 


  矢原正治

(169)チガヤ イネ科

   

 今月は、チガヤです。雑草の王様でしょうか。新芽は防草シートを突抜け、地下部は深いと30cm位下を伸びます。子どものころ、まだ開いていない花(ツバナ、茅花)や、根茎を掘って食べたものです。根茎は白く少し甘いです。薬用では、根茎を茅根(ボウコン)と言います。民間で利尿を目的に用います。乾燥した根茎、一日10g位を600ccの水で、30分ぐらい時間をかけ約半量になるまでゆっくり煎じ、その煎液を3回に分けて飲むと良いでしょう。消炎作用もあります。
 万葉集に「茅花を食べると太った」という話があるようで、茅花に滋養強壮作用があるという話もあるようですが、定かではありません。神農本草経に、茅根がありますが、そのような記載はありません。
 今は移動が制限されています。昔、5月に金沢大学の薬用植物観察会で、輪島(能登半島)に伺い、ゴヨウアケビ(アケビとミツバアケビの雑種)、ミズバショウ(花は終りショウブと同様な形の実をつけていました)の群落を見てきました。その後、高知の牧野植物園を訪問、高知市近郊で、チガヤの中にはえているセンブリの春芽、草原のササやカヤなどに混ざってはえているミシマサイコ等を見てきました。阿蘇の外輪山にもセンブリは沢山ありますが、この時期は5cmにも満たないので、気を付けないと踏みつけてしまします。
 菊陽町の畑の畦、阿蘇の民家近くの草原で、チガヤの花がなびいています。5月中旬、足元ではクサイチゴの実が赤く熟れ、ジャムを作りました。目を上に向けるとクワの果実が。“桑の実を小篭につんだはいつのひか”の“赤とんぼ”の歌にあります。
 絹の生産で、蚕の餌にしていた1970年代まで熊本でも沢山栽培され、蚕糸試験場が東町の自衛隊の横に有りました。今は野生化したクワの木、ヤマグワをたまに見る程度です。実、葉、根皮を薬用に用います。クワの仲間のコウゾは和紙の原料の木で、クワと同じような実をつけます。(クワとコウゾの見分け方:桑の葉の葉柄には、鍬で掘ったような凹みが有り。コウゾの葉柄は丸く、凹みはありません)。

 高齢者ですので4月末にコロナワクチン接種券が送られてきました。お陰さまで1回目の接種は終わりました(同じ時間帯に6人接種)。皆さんが2回の接種を終わるのはいつなのでしょうか?早くして欲しいですが、皆さんの摂取が終わるのは来年中かな?感染者が増えると変異ウイルスの出来る可能性が増えます。
 ストレスが溜まると肝臓が弱ります。肝臓を弱らせないよう、罹らないよう、うつさない様、皆様のご健康・元気(元の気、気:エネルギー)をお祈りいたします。
 追記:バターロールを買いました。バターが入ってるかなと表示を見たら「マーガリン or ショートニング」でした。バターとマーガリン(ショートニング)は、同じものでは無いです。パン、菓子の業界では同じなのでしょうか? マーガリンは沢山摂り続けると心臓疾患を起こすという報告があります。特に子どもは注意!


  杉並台区  田中悠

(18)豆苗とトマトのイタリアンマリネ

 皆様こんにちは♪初夏を迎え、熊本の代表野菜でもあるトマトが美味しい時期になりました。今回は旬の甘いトマトと栄養たっぷりの豆苗を使った、夏に美味しい前菜のレシピをご紹介します。
 豆苗にはβカロテンや葉酸など、豊富な栄養が含まれています。夏バテ防止や紫外線対策に、どんどん食べましょう♪

豆苗とトマトのイタリアンマリネ

【材料】(2人分・調理時間目安★10分)
トマト 1個 / 豆苗 1パック / タマネギ 30g / 薄切りロースハム 3枚
オリーブオイル 大さじ3 / 酢 大さじ2 /蜂蜜 小さじ1
塩 小さじ1/2 / 黒胡椒 適量

【作り方】
@あさりは砂抜きをし、その他海鮮類は一口大に切る。
A鍋で表記通りにパスタを塩茹でする。
Bフライパンにオリーブオイル、ニンニク、タマネギ、輪切り唐辛子を入れて炒め、香りが出たらあさりと海鮮類も加えて軽く炒める。
Cトマト缶、ケチャップ、めんつゆ、ゆで汁を加え、蓋をして2分程煮る。
D茹で上がったパスタを加え、軽く絡ませたら火を止め、バターを入れて、混ぜる。
E皿に盛り、お好みでパセリをかけて出来上がり。
 

★Instagramで料理の写真公開しています。レシピのリクエストも受け付けています。★

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/nekodemotsukurer


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編集後記

 皆さんお元気ですか?真夏のような暑い日が続いたり雨が降ったりして「いったい季節は何?」と叫びたくなります。くれぐれも体調管理は気をつけましょう。(ワンネススタッフ)