ワンネス 989号 2020/06/28発行

使い心地ばつぐん
手作りマスク

三里木町民センター手編み教室

 菊陽町三里木町民センターの自主講座「手編み教室」の皆さんは、宇都宮先生の指導のもと、毎週月曜日午前9時30分から11時30分まで楽しく講座に参加しています。 
 コロナ対策のため休講していた講座が6月1日(月)より再開し、久しぶりに講座生が揃いました。この日は、日頃培った技術で作った手編みのマスクを着用しての講座。綿混の糸で編んだマスクは柔らかくて通気性が良く、体が疲れません。メガネも曇らない特典付きで、これからの季節にピッタリ。受講生の皆さんは「このマスクは使い心地もよく気に入ってます」と笑顔でした。

 

 

 


♪演奏再開しました♪
音楽ボランティアぐるぐる

 音楽ボランティアぐるぐるは6月6日(土)、菊陽町総合交流センターさんふれあでミニコンサートを行いました。
 同グループは毎月第1土曜日にミニコンサートを行っていましたが、新型コロナウイルス感染予防のため3月から活動を休止していました。今回は、三密を避けるため屋外の正面玄関横にテントを立て、間隔をあけて椅子を置きました。ボーカルはフェイスシールドを着用して「いのちの歌」やコロナに負けるな応援ソング「負けないで」などを歌いました。
 また、サクソフォンの生演奏もあり、来場した方は「生の音楽は良いですね」と話されていました。

 

 


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一   

(162)寒北斗(シビエン)辛口純米 夏の青

◆筑前一宮・北斗宮のお膝元
享保14年創業の寒北斗
 代表銘柄・寒北斗と喜久玉乃井を醸す寒北斗酒造鰍フ歴史は古く、享保14年(1729年)創業。遠賀川の上流域・嘉麻市(旧嘉穂町大隈町)の街中にある。筑豊盆地の広大な平地で豊穣の実りをつける嘉穂米。地元の米で酒が仕込まれてる。主に酒造好適米・山田錦と地元米・ツクシホマレ。仕込みも小仕込で丁寧に仕込まれる。純米酒でも吟醸を彷彿させる柔らかで上品な芳香と味わいを持つ。

◆母の郷土の酒
 戦前、寒北斗のある嘉穂は筑豊炭田でたいへん賑わいました。上山田線大隈駅をはじめ商店街は賑やか。酒蔵も数件ありました。父の仕事の関係で小学校高学年の時に天草へ引越しましたが、現在も親戚がいます。寒北斗の酒米・山田錦を栽培当初から栽培している中島富士雄は当主の故矢野会長様の同級生と伺っており、私の親戚です。私の故郷の酒として、熊本の人に故郷の豊穣な酒の味わいを伝えて行きたいと思います。どうぞ、寒北斗を宜しくお願いします。(母・則子)

◆寒北斗発売のエピソード
 福岡酒類鑑定官として金沢より赴任してきた故・永谷先生の元に、地元福岡の酒屋がやってきた。酒屋は先生に上質な純米酒を醸す蔵を尋ねた。当時、大吟醸を醸す蔵はあったが、中吟クラス、純米クラスを毎年安定して仕込む蔵は福岡には無かった。が目ぼしい蔵があった。寒北斗酒造(当時は玉乃井酒造)だった。地元酒屋の有志と玉乃井酒造が出会い、昭和59年、『寒北斗』が生まれた。
 黒田長政公ゆかりの筑前一ノ宮・北斗宮の名を戴き、厳冬期に仕込む酒という意で『寒北斗』と。幾多の困難を乗り越え、今や、福岡を代表する銘酒として名を馳せる。人の「和」で酒を仕込む寒北斗の信念の酒だ。

◆暑い夏用のshi-bi-en辛口純米
 地元、嘉麻市の契約農家「寒北斗山田錦部会」の皆さんが栽培した山田錦、遠賀川源流の恵みの蔵内の古井に湧く「寒北斗」、日本を代表する「熊本酵母」を使い醸し出す「寒北斗」。
 すっきりした軽い飲み口と、キレのある喉ごしが持ち味の夏に美味しい辛口純米酒です。キンと冷やして飲むのもよし、大きめのグラスに大きめの氷を入れてロックで飲むのもよし。涼を感じさせてくれる純米酒です。
 酒名の『shi-bi-en』とは、古代天文学における天球上の一区で、天の北極を中心とした星座のことです。天区に見立てたラベルには、北斗宮の紋「七曜紋」を、星模様で配し、その中央に一際煌めく「北極星」と「北斗七星」を夏の夜空に見立ててあります。

≪日本酒データ≫
原料米:福岡県嘉麻産『山田錦』(麹米)と『夢一献』(掛米)
精米歩合:麹米55%、掛米55% / 日本酒度:+7.0 / 酸度:1.70?
アルコール度数:14.5% / 酵母:熊本酵母
価格:720ml 1,336円(税別)・1800ml 2,673円(税別)
製造元:寒北斗酒造梶@福岡県嘉麻市大隈町1036番地1


  碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(5)鯉盗人

 盗人噺というジャンルがあります。「…仁王かー(匂うかー)」とか「…二衛門半…」などの、使い古されたお約束のまくらに続いて出てくるくらいですから、極悪非道な盗人というのは出てきません。大抵間抜けに描かれ、逆に巻き上げられたり、「こいつはいいやつじゃん!」というのすら出てきます。「だくだく」「鈴ヶ森」「血脈」「夏泥」「出来心」「阿弥陀池」など噺の完成度も高く、演者も楽しげに演っていてわたしの大好きなジャンルです。
 上方の七代目 笑福亭松喬(しょきょう、松は伸ばしません)は、「泥棒三喬(松喬襲名前の名)」の異名を頂戴しているくらい盗人噺を得意にしています。面白いのがいっぱいありますから、後日紹介しますね。

 この連載の第4回で、桂吉朝「池田の猪買い」を紹介しましたが、実はそのことで大変後悔しています。ひとつは、この連載は軽目のものから入ろう、親しみやすいご存知の噺から紹介しようと方針を立てていたのですが、ちょっと長めだったなぁと。上方落語はくどいと思われたのではなかろうか心配になったわけです(まぁ、2回目で福笑を紹介した時点で、既にの感はありましたが)。ふたつめには、この噺最初に小拍子の使い方を説明していますが、そこが大変に喧しい。「高音のカチカチが癇に障る」「寝しなに聴こうと思ったのに、眠れないじゃないか」、こういう声が上がっているのではないかと、せっかく「いい噺家でしょう!」と紹介のつもりが贔屓(ひいき)の引き倒しになったんではないか! こりゃ失敗だったと思ったわけです。
 そのような反省に立ち、今回は(吉朝が悪いのではなく私が悪いのですが)、汚名挽回のためのとっておき「鯉盗人」です。吉朝だけだと思いますが、他の噺家では演っているのを探せませんでした。まくらを入れて13分弱、本編だけだと7分半の小品ですが、盗人と料理人の、腕や生き方に対する矜恃が聞きどころです(そんな大そうなもんでもないがの)。オチが秀逸。


  神田みゆき

(4)SDGsの目標 A

 SDGs Association 熊本代表、SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。今回は、前回に引き続き、SDGsの目標について詳しくみていきたいと思います。

◇目標8 働きがいも経済成長も◇
 世界人口のおよそ半数は、1日当たり約2ドル相当の金額で生活しています。世界全体の失業率は5.7%で、仕事があっても貧困から逃れられない状況があらゆる場所で生じています。

◇目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう◇
 多くの開発途上国では、道路や情報通信技術、衛生施設、電力、水道といった基礎インフラが整備されておらず、 世界人口の16%は携帯ブロードバンド・ネットワークにアクセスできません。

◇目標10 人や国の不平等をなくそう◇
 20%の最貧層世帯の子どもは依然として、20%の最富裕層の子どもに比べ、5歳の誕生日を迎える前に死亡する確率が3倍も高くなっています。

◇目標11 住み続けられるまちづくりを◇
 2030年までに都市住民は50億人に達するものと予測されます。面積にして地球の陸地部分のわずか 3%を占める都市は、エネルギー消費の60〜80%、炭素排出量の75%を占めています。

◇目標12 つくる責任 つかう責任◇
 2050年までに世界人口が96億人に達した場合、現在の生活様式を持続させるためには、地球が3つ必要になりかねません。

今回は8〜12番に関連するお話をご紹介しました。世界の状況、知らないことがたくさんありますね。SDGs Association 熊本のホームページからも情報を発信していきますので、よろしければどうぞご覧ください。

HP ⇒⇒⇒ Association 熊本 http://sdgs-association.jp/


  自家焙煎珈琲 しゃらん  舩元 優二

(39)究極の一杯、自分の好みを知る

 コーヒーは嗜好品ですから、万人にとって最高においしく感じる味は存在しません。究極の一杯の追求は、自分の好みを知ることから始まります。
 酸味、苦味、甘味、コク、キレなど、コーヒーが持つ味わいや香りの中で、自分が一番こだわりたいポイントを押さえて、コーヒーを選ぶことが重要だと思います。まずは自分がふだんおいしいと思うコーヒーがどんな豆、焙煎、挽き方なのかを知ることが大切ではないでしょうか。好きな味は、意外と表現しにくいものです。自分の好みの基本となる味がわかれば、例えば「ハワイコナの酸味が好きなのだが、もう少しやわらかい口当たりのものを」というような注文もでき、より理想に近づくことができます。
 そうやって少しずつ探って得た知識や経験を手がかりに、豆の個性や焙煎度合いなどを探っていくといいんじゃないでしょうか。参考として、豆の収穫期間の味の特徴を説明したいと思います。
*ニュークロップ・・その年に採れたいわゆる”新豆”。味も香りも濃厚で、豆の個性が良くも悪くもストレートに現れやすい。水分が多いので、強火で焙煎します。
*パーストクロップ・・前年度に収穫された豆。焙煎すると香りも酸味もほど良いバランスの取れた味わいとなります。
*オールドクロップ・・収穫から3〜4年以上経過した豆。水分が少ないため、焙煎時のバラツキが少なく均一に仕上がります。軽やかで丸みのある味が特徴です。
 

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5 п@096−202−6793


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