ワンネス  985号  2020/04/26発行

ワンネスから愛読者様へ

 新型コロナウィルスの影響で行事の延期や中止が増え、取材記事が少ない紙面になってきましたが、ワンネスはこれからもみんなが元気になる「よろこび情報発信」に努めてまいります。また、コロナに負けない取組みや企画等紙面でご紹介させて頂きます。情報をお寄せ下さい。
 次号ワンネスは5/17(日)発行予定です。


(190)足のふくらはぎからお尻のストレッチと、
足の側面のストレッチ

  

◆足のふくらはぎからお尻のストレッチ
 背筋を伸ばしてまっすぐ立ちます。写真@のように、足を前後に開いて後ろの脚は膝裏をピンと伸ばし、手は肩の高さで壁に付けて息を吸います。息を吐きながら両手を伸ばして壁を押します。この時、かかとを踏みしめて膝裏を十分に伸ばし、5秒間で息を吐きます。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻します。次に、足を替えて同じストレッチを行います。この動きを1セットで3〜5回行ってください。

◆足の側面のストレッチ
 足元が滑らない場所で、写真Aのように壁から離れて立ち、肩の高さで手のひらから肘までを壁に付け腰を横に曲げます。違和感を感じて曲げにくい側があればその方向にゆっくり息を吐きながら、徐々にきついと感じるところまで5秒間しっかり曲げます。息を吐き終わったら吸いながらもろの姿勢に戻します。反対側も同じ要領で行ってください。この動きを1セットで3〜5回行ってください。
 活動を始める朝起きてからや筋肉がほぐれているお風呂上りに行ってください。ヒップアップ効果があります。


  (30)


  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

(159)コロナウイルスに負けない
   酒粕の用方法について

 「まさか」このような事態になるとは…、誰もが予期していない事態が世界中で進行しています。世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。新型コロナウイルスに効く薬がないこと、潜伏期間が非常に長いこと、潜伏期に症状が現れず急激に重篤化することが報じられ、このウイルスの怖さを思い知らされる毎日が続いています。
 私は、学生時代、生物化学を学びました。その観点から、これから続くコロナとの長い戦いに、どう対処したらよいか〜、私なりに考察したことを述べたいと思います。
 そもそも、ウイルスとは、生き物ではありません。生きた動物の細胞に宿り、増殖をする、寄生的な生き方をしているものです。ウイルスは、細胞よりも小さいです。これが体内で増殖しなければいいのですが、これだけ猛威を振るっているところをみると、増殖力・感染力の強いウイルスであることは、簡単に察しがつきます。
 では、薬がない今、私たちが毎日できることと言えば、免役力を高めることです。熊本地震で被災した私たち熊本県民は、肌で、その感覚を覚えていると思います。普段の生活をする、生活リズムを整えることです。「食べる」「寝る」「出す」「動く」ことで、免役力が高まります。
 体の免疫機能が万全ならば、ウイルスを寄せ付けないし、寄せ付けても増殖の速度をより遅らせることが期待できます。免役機能についての話題は割愛します。

■救世主は「酒粕」!
  食生活の中で、より免役を高めるための材料があります。『酒粕』です。日本酒を仕込むと、液体部分の「日本酒」と、個体部分の「酒粕」に分離されます。酒粕の中には、日本酒の酵母や米麹が生きた状態で存在します。また、旨味成分である各種アミノ酸が豊富に含まれ、アミノ酸の結合体であるタンパク質も豊富に含まれています。
  酒粕を食するのに、最も効果的な方法は、お味噌汁の中に一緒に混ぜるのがいいでしょう。味噌漉しの中に、お味噌と、少量の酒粕を入れて、一緒に溶かし込みます。分量は、お好みでいいでしょう。石狩鍋のようにたくさん溶かす必要はありません。
 また、酒粕の中には、お米の繊維成分が豊富に含まれているために、胃や腸を整えてくれますし、お通じも促進する効果があります。しばらくの間、不要不急の外出を避けまして、人込みを避け、毎日の生活を整えて、健康に気をつけなければならないようです。たわらや酒店には、春先に搾った純米大吟醸生酒の酒粕が入荷しています。ほんのりと、りんご、洋ナシのような香しい酒粕です。1s単位で販売しています。おたずねください。
たわらや酒店 電話096−232−3138


   熊本市北区在住 キャンプケイスケ

(2)焚火のルール&マナー

 キャンプの醍醐味といえばやはり焚火ですが、焚火にも正しいやり方があります。 
 まず、直火(地面の上で直接燃やす)ができる場所は一部キャンプ場のみで非常に限られています。理由は様々ですが、一番大きな理由は正しく行わないと地面へダメージを与えてしまうことです。芝生敷きの場所などいうまでもありませんせんが、露出した地面や河原などでも、許可されていない限りやってはいけません。地面が焼けるとその周辺で生きている昆虫や微生物、近くの木から伸びてきた根などが死滅し、環境に影響を与えます。地面の下の根が焚火の熱で燃えて、そこから幹に火が移り森林火災に発展したケースもあります。仮に直火が許可されている場所でも利用前の状態に戻さなければいけません(
原状復帰)。掃除をして、組んだ石などは綺麗に元にもどします。
 焚火を行うには正しい道具と作法があります。まず、地面の上に枯葉等の燃えやすいものがある場所では行いません。移動するか、片付けましょう。場所の確保ができたら次は地面の上に、熱を遮断するスパッタシートというものを敷きます。そのうえに焚火台を設置します。その上に薪を置いて燃やします。燃やすものですが、当たり前のことですがゴミを燃やしたりしてはいけません。プラスチックごみなどはもってのほかです。紙類などは火の粉が舞いやすく危険なので、焚付け(最初に火をつける)場合など最小限の利用にとどめましょう。風がある場合は、風上にリフレクター(風防)を設置し、場合によっては焚火を行わないという判断も必要です。焚火の後始末ですが、燃え残った炭は必ず持ち帰るようにします。誤解している人が多いのですが、炭は自然には還りません。火消壺を持って行けば消火も簡単ですし、次の焚火の時に利用できます(消し炭といって火が付きやすくなっています)。処分してしまう場合、燃えるゴミとして出します。次回のテーマは「薪」です。


  碓井秀典(東京都港区在住 原水出身)

(4)池田の猪買い

 落語に関心をお持ちでない方にとっては、落語といえば笑点、上方の噺家といえば三枝(現6代目桂文枝)や鶴瓶、仁鶴しかご存知ない、というのが実情ではないかと思っております。私も何年か前までは上方落語はほとんど聴いていなかったのですが、ここ3年くらいハマっていて、滑稽噺なら上方の方が断然面白いと思うようになりました。また東京の落語の演目のかなりの数が上方から移植されたものであることも知りました。上方噺家の口演は、You Tube以外では仲々聴けないので、東京に来るお気に入りの噺家の落語会には、なるべく行くようにしています。2006年に開設された大阪の定席「天満天神繁昌亭」には、ぜひとも行ってみたいものです。

 桂吉朝は、2015年に亡くなった人間国宝3代目桂米朝の弟子で、2005年にがんのため50才の若さで、惜しくも亡くなってしまいました。その頃は落語に関心がなかったとはいえ、吉朝のナマの高座に接する機会が無かったことは返す返すも残念です。
 さて、「池田の猪(しし)買い」。「薬食いには、獲れ獲れの新しい猪の身でのうてはあかん」ということで、丼池筋からはるばる池田まで、猪肉を求め名人の山猟師を訪ねてあれやこれやという噺です。兄弟子の枝雀のものが面白さなら上かもしれませんが、上方の落語についてまくらで語っているのでこちらを選びました。1991年の上野・鈴本での36才時の高座です。
 ご参考までに、談志の口演と聴き比べて見ると、東京への移植のされ方(東京ではもう演ずる噺家はいないようです)や、東西の違いがよくわかります。(お手数ですが「談志 猪買い」で検索して頂くと、すぐに探せます。)好きな噺家なので、また取り上げる機会があるかと思います。


  自家焙煎珈琲 しゃらん  舩元 優二

(37)アレンジ珈琲のヒント

 アレンジ珈琲の基本は、ベースとなる珈琲の味を、よく理解することです。酸味が強いものなのか、苦みが強いものなのか。酸味が強ければ、酸味のあるフルーツ系と合わせるアレンジがおすすめですし、苦みが強ければ、苦みのあるチョコレート系がよろしいかと思います。
 つまり、その珈琲の個性を生かすということになってきます。珈琲の味をよく味わってみて、その味に何を合わせたらおいしいだろうかと想像します。アレンジ珈琲は、料理と同じように「センス」が問われます。さらに、飾りつけや演出の方法も、味を決める要素の一つですので、それもセンスと言えます。 
 アレンジ珈琲といえばエスプレッソを思い浮かべますが、日本の喫茶店では、従来から深煎り豆を使ってつくっていました。ベースにする珈琲は、香味の印象の強い珈琲をおすすめします。さらに、難しいですけど 珈琲の味の特徴を自分なりによく理解して、珈琲に加えていくものを考えてみてください。珈琲には、豆本来の持つフルーツのような香味もかくれています。そのことを理解いただいて、その味に合わせた工夫をしてみてください。

アレンジ珈琲をつくるポイント

・珈琲豆の香味を知る                       
・珈琲豆の特徴に合わせて、加えるものを決める           
・加えるもの、ハーブ、チョコレート、フルーツなど       
・深煎り豆やエスプレッソなどをベースにつかう         
・いろいろ試して遊んでみる
 

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5 п@096−202−6793


  (2)山に癒されて

 今は亡き実父が、家族でハイキングや里山散策が好きだったので、子どもの頃はよく歩きました。20代まではくじゅうなどに登っていましたが、しばらく遠ざかっていて、今は社会人になって自立した3人の子どもたちが小学生になった頃、再びくじゅうや金峰山、カタクリの花が咲く京丈山に登ったことは楽しい思い出です。
 現在は2つの山岳会に所属して、月に2〜3回は九州の山々をたずねる機会がありますが、木立の中の道を深呼吸しながら歩き、可憐に咲く草花を眺めて癒され、頂上からの絶景に感動…元気をもらっています。年齢を考え、無理なく楽しく続けられたらと思います。(ペンネームひいらぎ)

写真は、天山(佐賀県)に咲く春を告げるフデリンドウ。


  神田みゆき

(2)SDGsについて

 SDGs Association熊本の神田みゆきです。SDGsについて、皆様にお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いします。
SDGsは、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。Sustainable Development Goalsの略称で、日本語では「持続可能な開発目標」といいます。2015年9月の国連サミットで満場一致で採択された、「我々の世界を変革する(Transforming our world.)、持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で具体的に掲げられた目標がSDGsです。
SDGsは、2030年までに世界で達成を目指す目標で、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットそして232の指標で構成されています。
 この17個の目標は、「5つのP」に分けて表現することができます。

 SDGsは、「子どもや孫の世代に安心して渡せる「経済」や「環境」、「社会」に、地球レベルで変えていく」というもので、その土台には環境があります。下の図は、通称SDGsウエディングケーキといいます。この図を見ると、環境が土台であるというイメージが掴みやすいと思います。

 このSDGsには、「誰一人取り残さない(No one wi|| be |eft behind.)」というメッセージが込められています。次回は、SDGsの考え方などについて、さらに詳しくお話していきたいと思います。



熊日菊陽販売センター

 熊本地震の時から始まった日曜早朝のモーニングサービス。地震直後の厳しい状況の中、毎日来ていただくスタッフさんに感謝を伝えたくてスタートしました。調理パンか甘いパンか迷います。

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