ワンネス 975号  2020/01/01発行

お正月に飾ります
ふれあいサロンリーダー講習会

 菊陽町社会福祉協議会主催のふれあいサロンリーダー講習会が12月4日(水)、町内29ヵ所のふれあいサロンのリーダー60人が参加し、午前中は菊陽町ふれあい交流福祉支援センターで、午後からは、菊陽町福祉支援センターで行われました。
 今回は「干支(ネズミ)のタペストリー」作りの講習が行われ、型紙を作り、ネズミの体やうちでの小づち、松竹梅を切りました。参加者は小さなパーツに苦労しながら作業。1時間半ほどで個性豊かな見事なネズミのタペストリーが完成しました。
 参加者は「パーツが小さかったので作るのが大変でしたが、かわいいタペストリーができました。サロン参加者のみなさんと作るのが楽しみです」と話されました。

 

 


やったー!ホールインワン
西小校区グラウンドゴルフ大会

 菊陽町西小校区体育協会(山口会長)主催のグラウンドゴルフ大会が12月1日(日)、菊陽西小学校運動場で行われました。
 大会には、西小校区10区(各地区2チームの20チーム)が参加し、前半ラウンドはAチーム、後半ラウンドはBチームが12ホールを回るチーム対抗戦を行いました。運動場は参加者の「おー入った!」や「あー惜しい」などの声も聞かれチームワーク良くプレーを楽しみました。
 北岡さんは「初めてグラウンドゴルフをしました。楽しいです。健康増進のためにまたしたいです」と話されました。
 優勝した新成Bチームの門松さんは「同点で新山Bチームとのじゃんけんで勝ち優勝でした。ホールインワンが4つ出たのが良かったです」と笑顔でした。

 

 


知症を学ぼう
福祉のつどい&ジョイントコンサート

 菊陽町社会福祉協議会主催の「福祉のつどい」が11月30日(土)、菊陽町老人福祉センターで開催されました。
 最初に大広間で福祉功労者表彰が行われ、開会式後は「認知症を予防!地域で見守る体制へ」と題した福祉フォーラムが行われ、株式会社Re学 の川畑 智さんによる講演があり、認知症の学びと予防について熊本弁を交え楽しく分かりやすく話されました。
 また、株式会社 みうらの三浦久子さんとみちくさカフェの矢野成美さんが認知症役と地域の方に扮し、5月に三里木区内で行った「ひとり歩き声かけ模擬訓練」のようすを再現し「誰が認知症になっても支えられる地域づくりに必要なのは、声をかけることです」と話されました。
 昼食休憩時には、ゲートボール場で野菜やパン、カレーなどの販売が行われ大盛況でした。午後からはジョイントコンサートが行われ、「Go! Go! 6162」のバンド演奏やフラダンス、大正琴、太鼓演奏などで会場を盛り上げました。
 また、会議室では菊陽町内の福祉施設やふれあいサロン、老人クラブなどの作品展示があり、盛りだくさんの一日となりました。

 

 


  矢原正治

(153)ホップ  Humulus lupulus L. var. lupulus
アサ科(旧クワ科)

 新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

 年末年始、色々なアルコール類を飲まれた方も多いと思います。今月はビールの製造過程で用いる「ホップ」にしました。別名をセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)と言います。
 ホップ(写真)は、ヨーロッパ原産といわれ、古くからビールの醸造の原料として利用されています。北半球の冷涼な地域に広く生育している雌雄異株の蔓性多年草です。日本には明治初期にビール醸造の目的で雌株(めかぶ)が北海道に導入されたのが最初と言われています。雄株(おかぶ)は日本では目にする機会はほとんどありません。
 震災被害の復興中の「サントリー熊本工場」から2017年末に頂いたホップの雌株を、山口県山陽小野田市の小野田IC近くの、江汐公園内の山口東京理科大学薬学部附属の薬用植物園で栽培しています。2年になり大分大きくなり、今年も、淡緑色で鱗状の苞葉に包まれた「毬果(きゅうか)」をたくさんつけました。
 薬用では、毬果に、健胃、利尿、抗菌、抗酸化等の効果があります。ビールの醸造の過程で、酵母で発酵して出来るタンパク質の濁りをホップの成分のタンニンで沈殿し、苦み、香り等の風味を添加します。また、ビールを飲むと尿(小便)が出やすくなるのはホップの成分の利尿効果です。
 現在のビール醸造過程は、細菌(雑菌)の侵入は(ほとんど)無い衛生管理の元、製造されています。しかし、昔は、大麦を粉末・加熱し、アルコール発酵させていたので、これでは雑菌が入り、美味しいビールが出来ないことが多かったようです。そこで抗菌性のあるホップを利用するようになりました。理由は「風味付けと、雑菌を抑制する」を目的で用い、美味しいビールが飲めるようになり今日に至っています。
 酒は百薬の長(適量の酒はどんな良薬よりも効果がある)と言われますが、日本人の半数は、アルコールを解毒する酵素が欠損している人がいます。何事もホドホドにし、元気(普通のエネルギー状態)で普通に「食べ、寝て、出す、動く」を自分で行い(寝て:寝るには体力が必要、脳を休める。出す:汗、大便&小便をきちんと出す)、寝たきりにならず、動く:関節&筋肉を動かす運動をし、ピンピン・コロリンを目標に健康な一年をお過ごし下さい。

 お時間がありましたら、山口県山陽小野田市にある江汐公園内の薬用植物園(小野田IC近く)に見学においで下さい。


自慢の芸を披露しました
老連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(酒井会長)主催の第26回菊陽町老連芸能大会が12月6日(金)、菊陽町老人福祉センターで開催されました。
 開会式では、国歌斉唱や(物故者ぶっこしゃ)への黙とう、酒井会長「今日は、歌って踊って楽しい一日を過ごしてください」とあいさつの後、ステージ発表が行われました。
 会は、吉川さんと本田さんの楽しい司会で進行。ステージでは、各地区の老人会からの参加者が歌や踊り、リズムダンス、フォークダンス、アルトサックスの演奏などを披露すると、会場からは大きな拍手が送られていました。
 「南部蝉しぐれ」を歌った松永 功さんは「いつもは夜歌うのでこんな早朝から歌うのは初めてです。でも、気持ち良くうたいました」と話されました。
 最後に参加者全員で「東京五輪音頭」を歌い、2020年に開催される東京五輪を応援しました。

 


  楽しいひととき

 下津久礼区(士野区長)のふれあいサロンが12月9日(月)、区の公民館で行われました。
 午前10時、参加者たちが公民館に集まると、血圧測定などの健康チェックを行いました。午前中は「干支のタペストリー」を作り、昼食後は「音楽ボランティアぐるぐる」によるクリスマスコンサートやローソン熊本菊陽バイパス店の移動販売もあり、楽しい一日となりました。

 



赤い羽根共同募金活動

 菊陽町共同募金委員会による赤い羽根共同募金活動が12月8日(日)、イオン菊陽店とゆめタウン光の森店で行われました。
 菊陽町でボランティア活動をする団体と菊陽町民生委員・児童委員や菊陽町老人クラブ連合会などが参加して「赤い羽根共同募金です。ご協力をお願いします」と、買い物客に呼びかけました。