ワンネス 939号  2019/02/03発行

1年間の締め括り
三里木保育園

 三里木保育園(田中園長)の「第6回発表会」が12月8日(土)、同園で行われ、園児たちが元気に遊戯や劇を披露しました。
 ひまわり組(2歳児)の健人くんと純菜ちゃんが「今から発表会を始めます!」「いっぱい楽しんでくだちゃい」と、開会あいさつをすると、会場いっぱいに詰め掛けた保護者たちの顔が一斉にほころびました。
 第1部は3歳未満児の舞台構成で、かわいらしい歌や踊りを発表。また、絵本の「はらぺこあおむし」の扮装に会場のあちらこちらから「かわいい〜」の声が上がりました。第2部は3歳以上児の部で、太鼓・楽器演奏やダンスにも、子どもたちの成長を感じさせる発表が続き、保護者たちから大きな拍手が送られる中、発表会を終えました。
 田中園長は「今日はお越しいただいてありがとうございました。家に帰ったら、頑張った子どもたちをいっぱいほめて、いっぱい抱きしめてあげてください」とお礼の言葉を述べました。

 

 


防災にPC活用
下原区

 下原区(熊野区長)の公民館で12月15日(土)、同区公民館で「くまもと GPMap 講習会」が行われ、約20人の区民が参加しました。
 「くまもと GPMap」とは、熊本県と県内の各市町村が共同で開発した地図作成ソフトウェアで、Windows XPから同10までを搭載したパソコンで使用可能。ホームページでID登録・ダウンロードをすれば、誰でも使用できます。本来は3日間の講習が必要とされていますが、この日は「お試し」ということで、約2時間の講習となりました。
 参加者の中にはパソコン初心者の方もいましたが、自分で災害時の集合場所や避難経路、また、要介助者の住所などを分かりやすく地図上に設定できるこのソフトに興味津々。熱心に講習を受けました。
 熊野区長は「予想外に多くの参加者があり、嬉しいです。区民の防災意識を高めるきっかけになれば、と思います」と話されました。

 

 


どんどや区民つなぐ
緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区の公園で1月6日(日)、恒例のどんどやが行われました。
 午前11時、レイくん・一成くん(共に小6)が代表してどんどやに点火。用意された約100人分のおでんや豚汁、ぜんざいなどが区民に振る舞われ、おなかを満たしました。
 また、今年は災害時に備えて区費で購入した。ガス・薪・木炭などを燃料に使える10升炊きの大釜で、おにぎりの炊き出し訓練も行われ、区民の絆を深めると共に、防災意識を高めるどんどやになりました。

 

 


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(148)分かりやすい日本酒の世界A
日本酒の影の主役 麹カビについて

◆日本酒の影の主役 麹カビ
 皆さまに問題です。   「お酒はどんな飲み物ですか?」

 これはすぐに答えることができると思います。
「液体の中に、アルコール(エチルアルコール)が入ったもの」と・・・。

 日本では、酒税法によって、酒類とはアルコール分1度(1%)以上の飲料との規定があります。

 では次の問題です。  「どのようにしてアルコールを作りますか?」

 少し考えてしまうと思います。
 簡単にいうと、酵母菌が呼吸をすることで、糖分をアルコールと二酸化炭素に分解する反応なのです。これをアルコール発酵といいます。

 ブドウを利用してワインを造る場合は、ブドウジュースには糖分が入っていますので、簡単にアルコール発酵が始まります。
 ビールは、麦のままでは発酵しません。 
 麦に水を含ませて、麦芽にします。麦芽には糖分が含まれますのでアルコール発酵します。
 日本酒は、米を原料とします。米はデンプンで出来ていますのでこのままではアルコール発酵しません。
 米のデンプンを糖分にする影の主役が「麹カビ」なのです。日本酒のみならず、焼酎、味噌、醤油も麹カビを利用しています。日本の食文化全体を支えているのが麹カビと言えると思います。
 日本酒を造る時に用いられる麹カビをアスペルギルス・オリゼーといいます。この麹カビは、デンプンに付着すると、アミラーゼという「糖化酵素」を作り出してくれます。また、麹カビは糖化酵素だけでなく、若干のプロテアーゼ(タンパク質をアミノ酸に分解する酵素)も作り出してくれます。この微量なアミノ酸が、日本酒の旨み・コク、ふくらみ、苦み、味わいの奥行を作り出すのです。
 味だけにとどまりません。麹カビが作り出すアミノ酸が、酵母菌に取り込まれて、日本酒に含まれる香りの成分をも作り出しているのです。私たちのご先祖の方々は、経験的に麹カビを上手に利用して、酵母菌を使って、おいしい日本酒やおいしい焼酎、そして、日本を代表する調味料である味噌や醤油を作ってきたのです。
 あまりにも身近な存在で、しかも目に見えない存在なので、意外と日本の食文化の原点を知らない日本人がいかに多いことか…。
 知っておかないと、チコちゃんに叱られますよ。
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」ってね。


狭いながらも楽しいGG大会
新山白鈴クラブ

 新山白鈴クラブ(酒井会長)は、12月18日(火)、白鈴公園で念願のグランドゴルフ大会を初めて実施しました。
 「狭いながらも楽しい我が家」ではありませんが、公民館前を含めて4コースをセッティング出来ました。当日は心配された天気も晴れて風もなく、比較的暖かいコンディションで助かりました。
 プレー参加者はベテランから初心者を含めて13人で、午前10時に2組に分かれてプレーを開始。「うわ、強すぎた!」「曲がった!」ホールポストをかすめると「うわ〜、惜しい!!」と悔しがる等の歓声が聞かれました。また、ホールインワンが出ると「よし、やった!!」と大きな歓声が上がるようになり、時間の過ぎるのも忘れて3ゲームを楽しくプレーしました。
 終了後は、公民館内で忘年会を開始。酒井会長のあいさつの後、大会の表彰を行いました。優勝は江藤さん33点、準優勝 前村さん34点、第3位 久保田さん38点でした。ホールインワンは江藤さん・前村さん・久保田さん・楠元さんの4人でした。さすがはGGが趣味で、日頃から頑張っている方々の成果が出た大会でした。
写真・文提供 新山白鈴クラブ 矢津田源一

 

 



祈念 交通安全

 新年を迎えた1月3日(木)、熊日菊陽販売センターで、毎年恒例の安全祈願が行われました。
 朝刊配達を終えた午前6時半、今年も安全に業務を行なえるよう、従業員一同が、白山姫神社(西原村)の緒方宏信宮司のお祓いを受け、無事故を願いました。

 


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