ワンネス 938号  2019/01/27発行

決意を胸に新たな門出
菊陽町成人式

 平成最後となる菊陽町成人式が1月6日(日)、同町図書館ホールで開かれ、華やかな振袖やスーツに身を包んだ新成人約350人が新たな門出に決意を誓いました。
 式の司会・進行は同じく成人を迎えた同式実行委員が担当。新成人を代表し、島さんが「父が教えてくれた感謝の気持ちの大切さを忘れずに、20歳の門出を迎えた今、原点に立ち返り、もう一度、自分自身と向き合っていきたい」と、気持ちを込めて“成人の主張”を述べ、会場からは大きな拍手が送られていました。
 また、記念撮影後には恒例となっているアトラクションがあり、恩師からのビデオレターが上映されると、参加者からは懐かしさから喜びの歓声が上がっていました。

 

 


餅つきと
門松つくりで親睦・交流

菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区で12月23日(日)、餅つきとミニ門松つくりが行われ、会場となった同区公民館と杉並台南児童公園には小さな子ども連れの家族から高齢者まで、多くの地域住民が訪れ、大いににぎわいました。
 ミニ門松つくりでは、親子で一緒に制作を行い、参加者も「小さくてかわいいし、玄関の脇に置くのにぴったりですね」と笑顔。また、同区自治会役員が前日から水に漬け用意したもち米20sを男性陣が中心となり「よいしょー!」「よいしょー!」と代わる代わる力強くつきあげました。
 つきあがったお餅は、同区住民の女性たちの手でぜんざいやあんこ餅などにして来場者に振る舞われていました。
 また、この日は川畑延洋さんと川野正重さんの手打ちそばの実演も行われ、見る見る麺が出来上がっていくようすに子どもたちも興味津々。温かいできたてのそばも振る舞われ、大喜びでした。

 

 

 


日吉神社に竹あかり
下津久礼区

 下津久礼区で12月31日(月)、同区内の日吉神社に子ども会と協力して130個の竹灯籠の飾り付けが行われました。
 竹灯籠は、事前に宮総代の前田さん、吉村さん、林さんらが制作し、子どもたちが自分の願いや夢、絵などを書きました。
 夕方5時、子どもたちとその保護者、地域の方たちが協力して、神社の参道に並べられた竹灯籠に点火すると、心温まる明かりが周囲に広がりました。ゆらさん(小5)は「私は『持久走で15位以内に入りたい』と自分の願いを書きました」と話してくれ、弟のノアくん(小2)は「算数が上手になりたいと書きました。勉強を頑張ります」と話してくれました。

 

 


  自家焙煎珈琲 しゃらん 舩元 優二

(22)コーヒーと病気の疫学

 「真っ黒焦げのコーヒーなど飲んでいるとがんになるに違いない」と予測した研究者たちが、恐る恐る疫学研究を始め、想定外の研究成果が出ました。
 コーヒーを飲んでいると、がんになりにくいだけでなく、肝臓病や糖尿病などの生活習慣病にもなりにくいというのです。
 今世紀になるまで、そんなデータは誰も信じてくれませんでした。ようやく疑いが晴れたのは、世界中で出てきたデータを全部まとめて見直した“メタ解析”(複数の研究結果を統合し、分析すること)の結論が出てきたからです。
 コーヒーを1日4杯から5杯飲む人は二型糖尿病(中高年、太り気味の人に多い。食べ過ぎが原因で発症する)になるリスクが58%まで下がることが確認されました。そして、発がんリスクも25%まで下がることも、世界中の論文を集めて再検証しても確かなことが判明しました。
 健康診断で尿酸値が高いと言われた方が、コーヒーを飲んでいると低い値を示すデータが検出されました。ただし、食生活の改善と適度な運動が必要と言われています。また、パーキンソン病(脳内のドーパミンが不足して運動機能障害がでる病気)にも効果があるといわれるカフェインは、それ以外にも、焙煎の浅煎りと深煎りした成分ブレンドコーヒーが効いているという実験データもあります。

 最後に、脳卒中や心臓病は、降圧薬や抗血栓薬で予防する医療の他に、1日に3、4杯のコーヒーはリスクを下げるというメタ解析論文も出ています。ただし、コーヒーをたくさん飲めば病気知らずということではないようです。飲みすぎはかえって逆効果になることをご確認願います。
 結論として、健康管理は適度なコーヒーの摂取と食生活の改善及び適度な運動に尽きることではないかと考えます。


鏡餅でお正月
菊陽町民生委員児童委員協議会

 菊陽町民生委員児童委員協議会(佐藤会長)は、12月27日(木)、菊陽町老人福祉センターで餅つきを行い、町内70歳以上の一人暮らしの方550世帯と仮設団地5世帯に正月用の鏡餅を配りました。
 町内の一人暮らしの方は年々増加しており、今年も菊陽町社会福祉協議会が、もち米180sを用意し、男性陣が蒸し上げ、女性陣が餅つき機でつきあがった餅を丸めました。また、衛生管理にも気を付け、キャップとマスクを着用し、手の消毒を済ませ作業に当たりました。
 佐藤会長は「みなさんが仲良く新年を迎えていただきたいと一人暮らしの高齢者の方へ鏡餅を配らせていただいています。委員同士も、この共同作業を通して懇親・交流となっています。大変ですが頑張ります」と話されました。

  

 


  アビリティスクールマリオネット 高畑圭輔

(78) Office2010 のサポート終了

 前回、Windows7のサポートが2020年の1月に終了するお話をさせていただきました。サポートが終了するとセキュリティリスクが高まるなどいろいろな問題が発生します。
 このサポート期限はWindowsだけでなくOffice製品(ExcelやWordなどのソフトのセット)にも存在します。Windows7とほぼ同時期に発売されたOffice2010のサポート期限が2020年10月3日に切れます。 
 Windows10へアップグレードする場合、1万8千円程度の費用がかかります(購入方法によって若干金額が変わります)。それに加えてOffice2010をOffice2016にアップグレードする場合は最低3万円程度の費用が別途必要です。こうなってくるとWindowsとOfficeの購入費用だけで5万円近くかかってしまいます。
 現在、Windows7とOffice2010の組み合わせで利用されている方はアップグレードではなくPCの買い替えを検討したほうが良いかもしれませんね。



“おやじ”たちの思いを込めて

 菊陽西小学校で12月16日(日)、同校PTA親父委員会と同校職員が参加し、師走の恒例行事となっている門松つくりが行われました。
 午前9時に集合後、「子どもたちにとって良い年でありますように」という思いを込めて作業開始。門松つくりが初めての参加者も多く苦戦しながらの作業となりましたが、約2時間かけて完成。同校正門の両脇に1対の立派な門松を設置しました。
 委員長は「私を含めて今回参加したメンバーのほとんどが初心者でしたが、数人の経験者の方々のご協力もあって“オリジナル”の立派な門松ができて、なによりでした」と笑顔で話してくれました。




でっかい山芋が
とれましたよ!

 趣味で山芋掘りをやっていますが、先日、友人と新年初めての山芋堀りに出掛けたところ、こんなに立派なものが採れました。
 掘り起こすのも大変でしたが、土から上がって来た時は感激でした!
 採れた山芋は職場の仲間たちにも分けて、おいしくいただきました。