ワンネス 935号  2019/01/01発行

謹賀新年
 
  ワンネスは 今年も皆さまが
  元気で笑顔になる情報をたくさんお届けします。
  皆さまのお力添え よろしくお願い致します。

熊日菊陽販売センター ワンネス編集室一同

新年への思い込めて
津久礼ヶ丘区

 津久礼ヶ丘区の同区公民館で12月9日(日)、地域住民約80人が参加して、もちつきが行われました。
 2日前から、約20sのもち米を水に漬け、当日は早朝から同区の役員たちで石臼や蒸し器、かまどを準備しました。参加者たちは蒸し上がった餅米を代わる代わる「よいしょー!」「よいしょー!」と、大きく掛け声を掛け合いながらきねを振り、元気につきあげました。
 つきあがったお餅は、親子連れの家族や地域住民の手で、あんこ餅やきな粉餅にされて参加者に振る舞われ、区民同士、交流を楽しみながらいただきました。参加した子どもたちも「3個食べたよ!」「おなかいっぱい!」と笑顔いっぱいで感想を話してくれました。
 また、今年1年の締め括りとして、最後の餅米は区長自らきねを振るい、区民から大きな拍手が送られました。

 

 

備えあれば憂いなし
境の松区

 境の松区の公民館で12月1日(土)、救急救命講習が行われ、約25人の区民が参加しました。
 菊池広域連合 南消防署から3人の職員を講師に招き、救助要請から救急車到着までの平均時間や、いかに脳へのダメージを少なくするか、また、AED(自動体外式除細動器)は、あくまでも“補助器具”である事を学んだ後、訓練用の人形を使った「胸骨圧迫」の方法を体験しました。
 「胸骨圧迫」初体験の参加者も多く、「意外と思いっきりやらんといかんばい」「結構、疲れるなあ」などの感想が聞かれました。公民館長は「とても良い体験になりました。これを機に、境の松区内でもAED設置の検討をしたいと思います」と話されました。

 

 

つどい、学び、楽しむ
福祉のつどい

 菊陽町社会福祉協議会主催の「平成30年度福祉のつどい」が11月24日(土)、菊陽町老人福祉センターで開催されました。
 最初に大広間で福祉功労者表彰が行われ、長年、同町の福祉活動に携わった林さん(同町老人クラブ連合会理事・女性副会長)が代表して表彰を、瀬戸山由美子さん(さん陽舞の会代表)が感謝状を受けました。
 開会式後は「かたろい! つながりあう菊陽町」と題したフォーラムが行われ、木村さん・倉田さん(阿蘇市社会福祉協議会職員)、市原さん(同市遊雀地区連絡会代表)、濱田さん(菊陽町新山区長)、甲田さん(同町社会福祉協議会 事務局長)が、それぞれの地域での交流促進活動や、取り組みの事例を発表しました。
 午後からはジョイントコンサートが行われ、熊本市・合志市・大津町・菊陽町の社会福祉協議会職員で結成されたバンド「Go! Go! 6162」が元気にオープニングを飾り、全7団体がフラダンスや、大正琴、太鼓演奏などで会場を盛り上げると共に、隣接するゲートボール場で野菜やパン、カレーなどの販売が行われ、こちらも大盛況。また、会議室では菊陽町内の福祉施設やふれあいサロン、老人クラブなどの作品展示があり、盛りだくさんの一日となりました。

 

 

  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(147)日本酒新時代 泡のある日本酒
出羽桜 AWA SAKE 発売

◆日本酒新時代 泡のある日本酒
 泡が出る酒といえば、フランスのシャンパーニュ地方で生産されるシャンパンが有名です。シャンパンは盲目の修道僧ドン・ペリニヨンによって生み出されました。白ワインを瓶詰めした後、少量の補糖をして酵母を入れ、コルク栓をします。すると瓶内で再び発酵が始まります。アルコールと炭酸ガスが生まれますが、コルク栓をしてあるため、炭酸ガスは水に溶け込み、泡の出るシャンパンになります。
 泡の出るシャンパンは高貴なイメージがあり、世界中の女性を魅了してきました。日本酒でも、泡が出る日本酒の開発が進んできました。平成から新しい時代にふさわしい日本酒の世界を新年号でご紹介します。

◆泡に魅了されて昭和、平成、そして新時代へ
 平成30年12月15日、「出羽桜 AWA SAKE」が、全国限定600本で発売されました。この酒は、AWA酒協会が定める厳格な基準のもとで製造された次世代の出羽桜。美しい一筋泡が立ち上がる、クリアなスパークリング日本酒です。シャンパンと同じように、瓶内二次発酵による自然の炭酸ガスを閉じ込めることが実現でき、きめ細やかな泡が心地よい口当たりを演出してくれます。
 門外不出の吟醸酒を、手ごろ価格で商品化して、いち早く吟醸市場を先駆的に作り上げた山形県天童市の出羽桜酒造。吟醸酒の次に開発を進めていたのが、日本酒版シャンパン=泡のある日本酒の開発でした。
 極秘に研究開発をしていた平成8年2月に、私が出羽桜酒造に訪問をして、この開発のことを知りました。当時、市販化されていない「微発砲 出羽桜 純米大吟醸」のことを、私は下記のようにメモしていました。
 
“(研究開発中の微発砲 出羽桜 平成8年2月) 日本酒業界でこれまで「にごり」や「澱(おり)」が絡んだ発砲性の酒はあった。この酒はにごりも澱もない発砲性の純米大吟醸。
 泡を閉じ込めたまま瓶詰めするというのは簡単ではない。これまで10年間に及ぶ試行錯誤が繰り返されているが、市販化には至っていない。だから、この酒は知る人ぞ知る幻の酒なのだ。製造過程は公表されておらず、圧力をかけたタンクの中で発酵させ、炭酸が抜けないように濾過、瓶詰めしたようだ”

 昭和、平成、そして新元号の時代と、脈々と新しい日本酒の開発が行われました。優雅に泡が出る日本酒がついに完成されました。平成最後のお正月、そして、新しい元号が生まれる時代の節目に、「出羽桜 AWA SAKE」で乾杯してみてはいかがでしょうか。

【出羽桜 AWA SAKE】
原料米:山形産 でわさんさん出羽燦々
度 数:13.5%  酵 母:山形酵母
価 格
箱なし 720ml・4500円税別
箱あり 720ml・5000円税別

集合! 年男・年女

2019年に“年男・年女”を迎える皆さんに、今年の抱負を伺いました。

昭和10年生まれ 吉川さん

 手術をせずに治そうと、毎日リハビリを兼ねて近所を歩いています。
 今年も元気に歩いて、体調が良くなったら、書道を始めたいと思います。

昭和22年生まれ 日永さん

 

 健康に気を付けて、前年よりも良い年になりますように。(*^_^*)

 

昭和22年生まれ 前田さん

 健康第一で、地域の伝統行事や学校行事のお手伝いをしていきたいです。

昭和34年生まれ 西本さん

 1年間、体に気を付けて、地域の皆さまのために頑張ります。

昭和46年生まれ 西本さん 

 今年は長男が高校受験です。仕事も、息子のサポートも頑張ります。

平成7年生まれ 阪本さん

 昨年よりも工夫して、品質の良いカスミ草を栽培していきたいです。

平成19年生まれ

美咲さん 麗奈さん
一花さん 宥葵さん 伶亜さん
(クラブきくよう ジュニアバレー)

 バレーボールと勉強を頑張って、お友だちと仲良くします!

 


センリョウ センリョウ科

 目立たないが、初夏に緑色の花を咲かせる。花言葉は「祝福」。
撮影場所 大堀木区
 Yさん宅