ワンネス 932号  2018/12/09発行

秋晴れの中 賑わう
すぎなみフェスタ

 今年で31回目になる「すぎなみフェスタ2018」が11月10日(土)、菊陽町杉並木公園スポーツ広場で開催され、多くの来場者でにぎわいました。
 ステージは、MEGさんと大村亮太さんの司会で進行。町内の保育園児たちの遊戯披露や「仮面ライダージオウ」ショー、熊本菊陽学園のよさこい踊り、ニンジン収穫体験、抽選会などもあり、盛り上がりました。出店ブースでは、多くの飲食物のほか、各団体のバザーや屋久島の特産品などの販売。また、熊本県獣医師会大津支部の動物クイズや飼育相談、防災ボランティア菊陽すぎなみの災害時炊き出し実演などもあり、盛りだくさんの内容でした。
 ニンジン収穫体験に参加した大翔くん(2歳)とお母さんの美里さんとお姉さんの亜里沙さんは「大きなニンジンが収穫できました。今日の晩御飯はカレーです」と話されました。

 

 


日頃の感謝と安全を願い
菊陽町商工会

 菊陽町商工会指定「住まいのことならおまかせ隊」の地域貢献活動が11月13日(火)、早朝より実施されました。
 21人の隊員が菊陽町一帯のスクールゾーン等のカーブミラー約200本の清掃作業に取り組みました。
 代表の池内隊長は「日頃からおまかせ隊をご利用いただいている町民の皆さまへの感謝の気持ちと、高齢者や子どもたちの交通事故防止のために取り組みました。今後も恒例行事として続けていきたいです」と話されました。
文・写真提供 菊陽町商工会

 

 


交流会で連携深まる
境の松区

 境の松区(福島区長)が同区公民館で11月11日(日)、「防災炊き出し訓練・バーベキュー交流会」を行いました。
 女性陣が豚汁や、ぜんざい、5升の米を使ってのおにぎりなどを作っている間、男性陣や子どもたちが裏庭の芝生の上にテーブルやバーベキューグリルを設置。福島区長のあいさつの後、交流会が始まりました。
 ふんだんに用意された食材に参加者は舌鼓を打ち、子どもたちもお年寄りにお酌して回り、楽しく笑顔あふれる交流会となりました。
 福島区長は「今年は文化祭の代わりにこの交流会を開きました。区民みんなで助け合う『共助』の意識を高め、普段会えない人とコミュニケーションを取って、地域の連携を深めたいと思います」と話されました。

 

 


震災の体験生かして
緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(猪股区長)で11月11日(日)、防災避難訓練が行われ、多くの区民が参加しました。
 午前9時、区内放送で「地震発生、一次避難」のアナウンスが流れ、同区民959人が1次避難場所へ移動。あらかじめ決められた班長が、担当する世帯の安否・人員確認を行い、各組長に報告。「避難完了」の目印のタオルを門扉やドアノブに巻きつけた後、「二次避難」のアナウンスを受け、二次避難場所の同区公園へ、304人の区民が集合しました。その後、「緑会(同区老人会)」の田中さんが、各組の避難状況報告を取りまとめて区長に報告し、キビキビと避難訓練を終えました。
 その後、菊池広域連合 南消防署員の消防ホース操作法や、心肺蘇生法の指導もあり、区民も積極的に参加して、効果的で内容の濃い訓練となりました。

 

 


  矢原正治

(140)エビスグサ マメ科

   

 中央アメリカ原産の1年草で、日本各地で栽培されています。また東南アジアにも広く分布しています。種子には光沢があり、箱を少しつぶしたような形の種子は鞘(さや)に詰まっています。小葉は相撲の軍配に似ていて、果実(鞘)は下向きの恵比寿さんの眼の形に似ています(写真右)。花が似ているハブソウは、小葉の先端が尖り、果実は上向きで少し怖そうです(写真左)。
 ハブ茶には、現在はエビスグサの種子が用いられています。中身と名前が合いませんが、昔は「ハブソウ」の種子が用いられていました。しかし、ハブソウの種子はカビが生えやすく、エビスグサのほうが収量が多く、成分はほとんど変わらないので、経済性の良いエビスグサがハブ茶として用いられるようになりました。

 薬用として、緩下(便秘)、利尿、高血圧予防、魚毒を消す、さらに胃腸病、口内炎、じんましん、腎臓病、眼病等々、多くの効能があると言われていますが、全ての人に効果があるとは限りませんので、一週間くらい利用して効果がない時は止めましょう。エビスグサの種子を用いる時は、炒って種皮にヒビを入れ、中の成分が抽出できるようにしてから煎じてください。
 根菜等を栽培すると「根腐れ線虫」に悩まされることがあります。予防に「エビスグサ」「ハブソウ」が用いられました。今は「マリーゴールド」や「クロタラリア」などが利用されています。
 「決明子」と聞いて、男性4人組からなる日本の音楽グループの「ケツメイシ」を思い出す方もおられると思います。ケツメイシのグループ名は「全てを出し尽くす(決明子の便秘に効果があり、毒消しとなる)」という意味から付けられたと言われています。メンバーの中に薬剤師の方がおられるようです。
 人は緊張が続くと交感神経が優位になり、便秘しやすくなります。リラックスは副交感神経が優位になり、便通も良くなるはずです。日常生活の中で、便意を催すことが一日一度はあるかと思います。その時は、すぐに便所(お便り所)に行き、大便(大きな便り)を出してください。
 来年も皆さまにとって、少しでも良い年でありま
すよう、お祈りいたします。


芸達者集合!
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センターの「第14回みんないきいき交流会」が11月16日(金)、同センターで開催され、多くの来場者がありました。
 後藤三雄菊陽町長のあいさつに続き、熊本市大江にある、大腸肛門病センター高野病院の管理栄養士 豊田さんが「高齢者の健康管理と食事」と題して出前講座を行い、元気で長生きするための食事のポイントを話されました。講座後は近隣地区の区長が自己紹介や、区の取り組み、近況報告を和やかに行い、続いて同センターの講座生や各地区の皆さんのステージ発表が始まりました。
 オープニングで三味線講座生の演奏に合わせ、「あゝ人生に涙あり」を全員で歌った後は、なかよし園の年長園児たちがかわいらしい踊りを披露。また、同センターふれあいサロンの体操や日舞、歌、フラダンスと、バラエティに富んだ演目に会場から大きな拍手と声援が起こりました。

 

 



生の音に癒されました

 日本フィルハーモニー交響楽団メンバーの「弦楽四重奏ミニコンサート」が11月12日(月)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ大広間で開催されました。
 演奏したのは、熊本出身の本田さん(バイオリン)、神尾さん(バイオリン)、高橋さん(ビオラ)、久保さん(チェロ)の4人。演奏は、「カノン」や「五木の子守唄」「おてもやん」「アンパンマンのマーチ」「上を向いて歩こう」など、来場者に合わせ、バラエティーに富んだ曲が披露されました。また「ふるさと」が演奏されると、来場者も一緒に合唱しました。
 来場した高橋さんは「生は良いですね」と喜ばれていました。吉田さんは「涙が出るほど感動しました。生の演奏は心に響きますね。来て良かったです」と話されました。

 

 

 


 1月の免許更新は混み合います!

 例年、運転免許センターでの年始の免許更新業務は大変混み合います。更新手続きに時間を要するなど、ご迷惑をおかけする場合がありますが、ご理解とご協力をお願いします。
 

●平成30年12月から平成31年1月の免許更新は、可能な限り混雑が予想される日を除く平日にお願いします。

●特に混雑が予想される日 1月4日(金)、6日(日)、13日(日)、20日(日)
 

年末年始の運転免許更新業務
 運転免許センター、各警察署ともに下記のとおりです。ご注意ください。
◆年末は平成30年12月28日(金)まで
◆年始は平成31年 1月 4日(金)から

期日に余裕を持って更新手続きをお願いします。

問合せ 熊本県運転免許センター п@233−0110


 働くアリさん

 収穫を終えたエゴマ畑で、自分の頭の4〜5倍はありそうな、おこぼれの白エゴマをせっせと運ぶアリさん発見。もう冬だもんね。忙しいよね。(*^_^*)  
青葉台区 ぐりんさん


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