ワンネス 930号  2018/11/25発行

区民主役の体育祭
緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区の第17回区民体育祭が10月28日(日)、同区公園で開催されました。
 午前10時、A・B・Cの3チームに分かれた区民、約150人が、音楽に合わせて入場行進。公園を一周した後、颯真くんと心萌さん(共に小6)が、元気に選手宣誓を行いました。
 老若男女問わず、参加できる競技が多く、お玉にピンポン玉を乗せてのリレーや、パン食い競争、人探し競争など全13種目が行われ、グラウンドゴルフリレーや、昔遊びの「自転車 輪回し」リレーでは高齢者が笑顔で活躍する姿が見られました。
 最終種目の玉入れを終えての結果は、7・8組で編成されたCチームが優勝。表彰式の後は、気持ち良い秋晴れの公園で昼食を取りながら交流会が行われ、区民が親睦を深めました。


スポーツの原点は走ること
菊陽町にんじんの里マラソン

 菊陽町体育協会(豊住会長)主催の第32回菊陽町にんじんの里マラソン大会が11月4日(日)、菊陽杉並木公園スポーツ広場と周辺コースで開催され、612人が参加し、爽やかな汗を流しました。
 開会式では、豊住会長や後藤三雄菊陽町長のあいさつの後、菊陽中学校陸上部部長の大貴さん(中3)が「楽しく一生懸命完走することを誓います」と選手宣誓。2q・5q・10qの部の順番でスタートし、選手たちは自然豊かなコースを走りました。
 参加者の菫さん(小1)は「少しでもタイムを縮めようとゴール前はダッシュで走りました。楽しかったです」と笑顔。境さんは「毎年10qの部に参加しています。住民の方の応援もあり、楽しんで走ることができました」と話され、10qの部1位の佐藤さんは「自分のベストで走ることができました」と喜ばれていました。

 

 


圧巻! 紅葉と
  「椎葉平家まつり」

菊陽町歩こう会

 立冬を過ぎてもまだ暖かい晩秋の11月10日(土)、菊陽町歩こう会(久保田会長)は、鶴冨姫と那須大八郎の伝説を現代に甦らせた大イベント「椎葉平家まつり」を見ようと、宮崎県椎葉村に出掛けました。
 菊陽町から大津町、南阿蘇村、高森町、山都町、五ヶ瀬町経由で移動。山間の清流や、虹色と黄色のコントラストが見事な紅葉にため息が出るとともに、バス1台がやっと通過できる道路や、大自然の絶景に驚かされました。鶴冨姫と大八郎の悲恋の物語を歌った「ひえつき節」が、今もこの椎葉村で歌い、語り継がれています。
 「かて〜り(仕事を共同でする、という意味の宮崎県の方言)」の里・椎葉はコミュニティ維持のため、古くから相互扶助の精神に基づき、共同で仕事を行う仕組みが整っていて、現在でも、高校生のパレードや、小中学生を含む村民総出の豪華な催しの「大和絵巻武者行列」にも表れています。また、県内外からの観光客の多さにも圧倒されました。
文・写真提供 久保田会長

 

 

 


  自家焙煎珈琲 しゃらん 舩元 優二

(20)コーヒーノキの栽培に適した環境は?

 コーヒーノキはアカネ科の常緑樹で、平均気温が20度以上という熱帯・亜熱帯の温暖な気候に加え、安定した降水量がある地域が栽培に適しているといわれています。
 農園は標高900〜1500mの高原に広がっていて、その地域によってコーヒーの味わいは変わってきます。種をまいて40〜60日後に発芽しますが、そこからコーヒー豆が収穫できるようになるまでには約5年ほどかかります。寒さ、霜、乾燥に弱いデリケートな木なのです。
 もともとコーヒーノキは、直射日光に強くないので、周りにバナナなどの背の高い木があるところで栽培されてきました。
 コーヒーノキに日陰を作るためにシェードツリーといわれる、土壌の水分をあまり必要としないマメ科の高木樹を植える農場もあるほどです。さらに近年ではサスティナビリティ(持続可能性)のある、レインフォレストアライアンス認証、バードフレンドリー認証など、コーヒー豆が社会的・環境的ガイドラインを守って栽培されることが第一に考えられています。

コーヒーチェリ―の中は?
 収穫したコーヒーチェリーは、まだ実の状態です。コーヒー豆といわれているのは、この実の中にある種子のことです。通常、実の中に種子が二つあります。収穫したら、次にこの実から種子を取り出す「精製」という作業をしなければいけません。これには水洗式と自然乾燥式、半水洗式の3種類の方法があり、そうして取り出した種子は生豆(なままめ、きまめ)と言います。ちなみにこの生豆の状態では香りはありません。
 香りがでるのは焙煎以降で、焙煎の出来不出来が大きく香りと味を左右します。まず、お買い求めになるのならば、新鮮な焙煎豆がベストではないでしょうか?

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5
п@096−202−6793


文化と芸術の祭典
菊陽町文化祭

 菊陽町文化協会主催の「第42回菊陽町文化祭」が11月3日(土・祝)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
 菊陽武蔵剣豪太鼓の演奏や大正琴、民踊・民舞、歌謡、フラダンス、武蔵会の演武などが披露されると共に、文化協会の永年在籍者の表彰もあり、在籍30年の表彰を受けた内村さんは「趣味で歌や踊りをやってきました。このような賞をいただき、光栄に思います」と話されました。
 併せて、舞踊祭が10月28日(日)、歌謡祭が11月4日(日)に同所で開催され、こちらも多くの来場者がありました。
 作品展示会は11月9日(金)から11日(日)に開催されました。一般の展示物のほか、小学生の作品も飾られ、10日には子どもたちの生け花の披露が、11日には「さわらびの会」の松岡先生と生徒たちのお茶席もあり、展示の部の3日間の延べ来場者数は996人でした。
 また、文化祭の期間中は会場で熊本地震復興支援の募金活動も行われ、68,799円が集まり、菊陽町社会福祉協議会へ寄付されました。

 

 


 ケイトウ ヒユ科

 熱帯アジア原産の一年草。奈良時代に日本に伝わり、葉・花は食用にされていた時期もある。現在は、園芸種として多様な花穂の形状や色がある。
花言葉は「おしゃれ」「風変り」

撮影場所 辛川区


  アビリティスクール マリオネット 高畑圭輔 http://pc-mario.com

(77)Windows7のサポート終了

 パソコンのソフトやOSには「サポート期限」というものがあります。サポートが終了するとメーカーのサポートが受けられなくなったり、使用上、またはセキュリティ上で必要なアップデートが行われなくなったりします。そうなる前に新しいバージョンへの乗り換えが必要になります。
 皆さんがお使いのパソコンの多くはWindowsがインストールされていると思います。パソコンのOSで4割強のシェアを誇るWindows7のサポート終了が「2020年1月14日」と、残り1年ちょっととなっています。それまでにWindows10に乗せ替えるか、パソコンを買い替える必要があります。全PC(macなども含む)の4割強ですから、相当な台数が入れ替えになります。
 WindowsXPのサポート終了時も世界的にパソコンが不足し、供給不足が続きました。今回も同様の問題が発生する可能性があります。
 すでに国内メーカーの一部には、部品メーカーから供給が受けられず、数百台の在庫しか存在しない機種もあるようです。ギリギリになると間違いなく欲しいスペックのパソコンが買えなかったり、割高な商品を購入しないといけなくなるかもしれません。なるべく早めの入れ替えをご検討ください。


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