ワンネス 918号  2018/09/02発行

 この夏も菊陽町内各地区で恒例の夏祭りが開催され、それぞれ趣向を凝らしたプログラムでにぎわいました。 
 今年は例年にない猛暑・酷暑で、日没後も気温が下がらず、各地区の祭り実行委員はもちろん、出店者、そしてステージ上の演者の方々も体調管理を含め、ご苦労が多かったと思います。しかし、お邪魔させていただいた取材先では、区民の皆さんが年一度のイベントを心から楽しんでいる笑顔が印象に残りました。また来年もよろしくお願いします。(ワンネススタッフ一同より)

大堀木区 8月18日(土)
新成区 8月18日(土)
緑ヶ丘区 8月18日(土)

オハナシマンもやって来た!
菊陽町働く婦人の家

 菊陽町働く婦人の家利用者連絡協議会(山本会長)で8月2日(木)、「第21回親子交流会」が行われ、同施設で託児室を利用しながら各講座を受講を受講している親子15組・41人が参加しました。
 山本会長のあいさつの後、大津町在住で、県内各地で活動している「よみきか戦隊オハナシマン」が、子どもたちの大きな歓声に迎えられて登場。手品型の絵本や、手を触れたり動かしたりすると絵が変わる、不思議な参加型絵本の読み聞かせに、子どもたちは興味津々で、楽しい絵本の世界に引き込まれていました。
 読み聞かせの後は2チームに分かれて「玉投げゲーム」で元気に体を動かして、知らない子とも仲良しに。続いて牛乳パックを使った水中メガネ作りが行われ、年長の子どもが小さな子どもたちを手伝ったり、デコレーションのアドバイスをする姿も見られ、親子で楽しい夏休みの思い出つくりになりました。

 

 


  三里木区 たわらや酒店 宇野功一

(143)お月見に『得月』究極の純米大吟醸はいかが

◆お月見

♪う〜さぎ・うさぎ 何見て跳ねる… 十五夜お月様 見て跳ねる♪

 ご存じ、童謡「うさぎ」です。この童謡、誰が作詞・作曲をしたのか分かりませんが、中秋の名月の時に、母が子をおんぶして、歌う、そんな歌ですね。
 旧暦の8月15日は中秋の名月です。今年の中秋の名月の日は、9月24日(月 振替休日)です。日本人は古くから、中秋の月を愛でてきました。月の見える窓側に、ススキを花瓶にさし、三方に月見団子、栗、里芋(きぬかつぎ)、芋などをお供えします。そして、翌月の十三夜(栗名月)まで月を愛でたのでしょう。

◆得月の酒名
 『得月』は、中国の蘇鱗が詠んだ詩「近水樓台先得月(水に近き楼台は、先(ま)ず、月を得る)」に由来するそうです。
 「得月」には、水面に映った月を見るという意味を含んでいますが、広く“お月見”においてお楽しみいただけたら、という思いを込め、引用したそうです。

◆お月見用の究極の純米大吟醸酒『得月』
 『得月』の精米歩合は28%です。お米の芯だけで仕込んだ究極の純米大吟醸なのです。『久保田』を醸(かも)す朝日酒造鰍フ中で、原料米を最も白く磨いている酒が『得月』なのです。
 久保田の原料米は「五百万石」という酒米です。この米ですと35%まで磨くのが限界です。これ以上磨くとなると粉々になってしまうのです。ちなみに、久保田萬寿の精米歩合は35%。「得月」の原料米は「ゆきの精」です。母系に「越路早生」、父系に「コシヒカリ」を掛け合わせて生まれた品種です。「ゆきの精」は、「五百万石」以上に高精白が可能な米です。さらに磨き、28%まで磨きました。真珠のように真っ白な米粒。実に神秘的。これで酒を醸すとは、贅沢の極みであります。

 9月になりますと空気が乾燥し始めます。空気が澄んで、お月さまがとっても美しく見えるようになります。外に出てみても、しのぎやすく気持ちがいい。ご自宅の縁側やテラスで、『得月』を飲みながら、今年はお月見をしてみませんか?
 
朝日酒造梶@『徳月』

原料米 ゆきの精
精米歩合 28%
日本酒度 +2.0
酸  度 1.3
酵  母 金沢酵母
価  格 720ml  4370円(税別) 
※9月10日ごろ入荷します。



伝承遊びで世代間交流

 「平成30年度南校区 世代間交流事業〜中高齢者と子どもとのふれあい交流会〜」が8月3日(金)、菊陽町南部町民センターで開催され、菊陽南小学校の児童53人と地域の方たちが楽しく交流しました。
 伝承遊びなどの交流では、子どもたちはペン立てやゴム鉄砲を作る班、折り紙やおはじき・ぶんぶんゴマを作る班、水鉄砲作りやコマ回し体験班の3班に分かれ、地域の方たちの指導で楽しみながら体験していました。
 参加した彩世さん(小4)は「竹馬に乗りました。足の指でつかんで乗るので足の親指と人差し指の間が痛かったけど、上手に乗れました」と話し、妹の由以さん(小2)は「怖かったけどがんばりました」と笑顔、羚央くん(小6)は「ゴム鉄砲を作りました。作るのが難しかったけど撃って的に当たると楽しいです」と話してくれました。ぶんぶんゴマ作りを担当した森田曲手区長は「子どもたちは糸通しが難しそうでしたが、楽しみながら作っていました。一生懸命、物を作る喜びを感じてもらえたと思います」と話されました。
 この後の昼食では、そうめん流しが行われ、食の交流でも楽しんでいました。

 

 

 



ショウジョウソウ
  トウダイグサ科

 北米中部からアルゼンチン原産。現在は熱帯〜亜熱帯地域に広く分布している。バイオリン型の葉が特徴。熱帯地域では多年草だが、日本では春蒔きの一年草。花言葉は「良い仲間」「祝福」、8月31日の誕生花。

撮影場所
菊陽町 働く婦人の家

 

 


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