ワンネス 915号  2018/08/05発行

夏本番! 七夕つくりとそうめん流し
菊陽北校区青少年健全育成協議会

  

 菊陽町ふれあいの森研修センターで、7月21日(土)、菊陽北校区青少年健全育成協議会(木会長)主催の地域子ども教室「七夕つくりとそうめん流し」が同校区の児童と保護者を対象に行われました。
 開催当日は、終業式を終え、夏休み最初の週末ということもあり、会場には多くの親子連れが参加し、にぎやかに開催。主催者あいさつに続いて行われた七夕つくりでは、子どもたちは保護者と一緒に熱心に短冊に願いごとをしたためたり、折り紙で飾り物を制作し、用意された大きな2本の笹竹に丁寧に飾りつけていました。飾り付けを終え、完成した笹飾りは、同協議会関係者の手により早速、同センター玄関ロビーに設置され、子どもたちも嬉しそうに笹竹を見上げて、見入っていました。
 昼食は屋外でそうめん流しが行われ、参加者は設置された竹を涼しげな流水と共に流れてくるそうめんを食べておなかを満たしていました。
 木会長は「例年と比べて今年は参加人数も多くて、とてもにぎやかなイベントになって嬉しいです」と笑顔で話されました。


文化活動を通じて交流楽しむ
地域交流祭

 菊陽町文化協会(本田会長)が主催する第8回地域交流祭が7月21日(土)、菊陽町老人福祉センターで行われ、菊陽町内外から、約140人が122プログラムに出演・出展しました。
 地域交流祭は、菊陽町文化協会の会員と会員外の方たちが集い、春と夏の年2回開催しています。今回も近隣住民が多数来場し、にぎわいました。
 ステージの部では、「アモーレ・ミオ」などの歌や居合道武蔵会の演武、フラダンスや日舞・民舞などの踊りがありました。後藤三雄菊陽町長も飛び入りで山本譲二の「花も嵐も」を歌うと、会場からは大きな拍手が送られていました。展示の部では、日本習字、肥後手まり、手作り小物などが飾られ、来場者は出来栄えに感心していました。
 「雪の華」を歌った鍋島さんは「初めての参加です。出演順1番で歌うのは緊張しましたが、歌っているうちに落ち着くことができました」と話され、すてきなドレスで「哀愁嵯峨野路」を歌った糸永さんは「お気に入りの歌を気持ち良く歌いました」と話されました。92歳の菊田さんは今回も元気に「祝いしぐれ」を歌いました。
 また、会場ではチャリティー募金も行われ、集まった募金は菊陽町社会福祉協議会へ寄付されました。


  矢原正治 

(136)エンジュ マメ科

 今回は、マメ科のエンジュにしました。エンジュの花蕾(からい)、果実にはルチン、クエルセチン等のフラボノイド(ポリフェノール)をたくさん含み、毛細血管の弾力を増強する効果等が知られています。またエンジュの花蕾、果実は止血剤として、痔出血、子宮出血、腸出血、吐血、目の出血、鼻血などに、また、脳出血の予防に用います。乾燥した花蕾、果実を一日5〜10gに水500t位を加え、半量になるまで煎じ、ろ過して、一日3回飲み、予防に用います。

 
 7月18日に高齢者大学校の方々に話をしたとき、カンゾウ(甘草)をお婆ちゃんが煎じて使っていたと言われた方がいます。普通、薬用で使うカンゾウは日本には自生しません。合志役場の前の畑で5年ぐらい栽培されていましたが、今は無くなっています。
 国内で用いられているカンゾウは輸入品で、日本に薬用植物園等で栽培されているだけです。カンゾウに関しては、ワンネス814号(2016年7月10日号)に掲載していますので、興味のある方は、ワンネスのホームページのバックナンバーで検索してみてください。
 「カンゾウ」と名前の付く植物は、一重の花のノカンゾウ、八重の花のヤブカンゾウが熊本では身近に生えています。薬用ではノカンゾウとヤブカンゾウの花蕾を採取して熱湯で数分ゆがいて、日干しにして乾燥したものをキンシンサイ(金針菜)といい、風邪、不眠症、利尿に用います。カンゾウのように甘くはありません。

〈夏バテ予防〉

 冷たいものばかりを飲食し過ぎて「夏バテ」をしていませんか? 暑いので冷た   い飲食物を取り過ぎると、胃腸が冷え、まず胃の働きが弱って食欲が減少します。そのような時に私は温かいもの、例えば鍋料理を、汗をかきながら食べ弱った胃の調子を整えます。 
 冷たいものを食べる時は温める作用の効果のある「薬味」を少し加えて食べると胃を冷やし過ぎないで夏バテを防げます。冷たいものを食べる時は少しでも温める食材を一緒に飲食して下さい。
 また、熱中症は筋肉が少ない人がなりやすいです。少しでもタンパク質を食べ、運動をして筋肉を増やして下さい。炎暑が続きそうです。熱中症、夏バテを予防し、この夏を楽しんで下さい。



52人が参加、交流深める
菊陽町地域婦人会夕べのつどい

 菊陽町地域婦人会(酒井会長)主催の「第7回夕べのつどい」が、7月14日(土)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで行われ、52人の参加者が交流を深めました。
 この会は、菊陽町長や同町教育長・議会議員・職員との意見交換や交流、そして会員同士の交流を目的として行われています。はじめに酒井会長、来賓の後藤三雄町長、渡辺裕之同町議会議長のあいさつの後、会員の舩元さんが「婦人会活動を通して考えた菊陽町の事」を活動報告しました。また、マジシャンのプードル雅子&ピエロンさんによるマジックショーがあり、次々に繰り出されるプロの技に会場は大いに沸きました。
 その後、会食をしながら交流会やじゃんけん大会、会員によるミニステージなどがあり、最後は全員で菊陽音頭を踊り盛会のうちに終了しました。また、会場には西日本豪雨の募金箱を設け、参加者は被災地の早期の復旧・復興を願いました。
文・写真提供 菊陽町地域婦人会

 

 

 



おしゃべりを大満喫!

 新山区(濱田区長)の白鈴公民館に7月25日(水)、地元タレントでおなじみの英太郎さんが訪れ、KKT(熊本県民テレビ)の地上波テレビ番組「てれビタ(毎週月曜〜金曜の午後4時50分から放送中)」の収録が行われました。
 自治会関係者や家族が見守る中、区内在住のご長寿お二人、東さん(91)と中村さん(95)が出演し、英太郎さんと昔話や世間話を交えながら愉快なトークを繰り広げました。
 収録の冒頭、英太郎さんが隣に座ると、中村さんが「な〜んね! あんた、太か〜! こぎゃん太かと思わんかった」と驚きの声を上げると、現場が笑いに包まれていました。東さんは「今日はお会いできてよかった。本当に光栄です」と嬉しそうに英太郎さんに感謝を伝え、大満足の様子でした。収録後はみんなで記念撮影を行い、ご家族の方は「本人もとても良い思い出になったと思います」と笑顔で話されていました。

 

 


ユーパトリウム キク科

 原産はアメリカ中・東部・メキシコの多年草で別名セイヨウフジバカマの名前でも市場に流通している。花期は7月〜10月で、花色は青紫や白色。耐寒・耐暑性に優れており育てやすい。花言葉は「思いやり」

撮影場所 緑ヶ丘 Tさん宅