ワンネス 885号  2017/12/24発行

みんなでMerry Xmas!
たゆやか

 障がいを持つ人たちと、その保護者・ボランティアが一緒に楽しく活動するグループ「たゆやか(南代表)」恒例のクリスマス会が12月9日(土)、菊陽町南部町民センターで行われました。
 「メリー・クリスマス!」の音頭で、ジュースやノンアルコールシャンパンで乾杯の後、副代表の渡辺さんが空手の「型」を披露、気合のこもった演舞に大きな拍手が起きました。続いてイオン菊陽店からサンタさんとウサギさんが来場、参加者にお菓子やストラップなどのプレゼントを手渡したり、ジャンケンゲームを行い、会場は笑顔に包まれました。
 また、ユーフォニアムとバイオリンの合奏や、「おはなしの森 さんさん」ボランティアの絵本の読み聞かせ、最後にお楽しみ抽選会も行われ、「たゆやか」2017年度の活動を楽しく締めくくりました。

 

 


旬のサンマ召しあがれ
三里木商工繁栄会

 地域住民への感謝を込めて、三里木商工繁栄会(山本会長)主催の「秋のサンマ祭り」が11月26日(日)、三里木駅前公園で開催されました。
 当日はあいにく、冷たい雨がそぼ降る空模様でしたが、開始時間の午前11時には、すでに約200人の行列。山本会長、後藤三雄菊陽町長のあいさつの後、炭火の上で良い香りをあげる“焼きたてサンマ”300匹、そして、袋詰めされた甘いミカンが来場者に無料で振る舞われました。
 藤田三里木区長は「雨の中、これだけの人が集まっていただき、ありがたいです。これからも、町のために一緒に頑張っていきたいです」と話されました。

 

 


さまざまな
ジャンルの作品を展示

アート・フェスタinきくよう2017

 アート・フェスタ実行委員会(山部委員長)主催の「第3回アート・フェスタinきくよう2017」が11月23日(木)から26日(日)の4日間、菊陽町図書館ホール・ホワイエで開催され、素晴らしい作品が展示されました。
 会場には、書や陶芸、水彩画、水墨画、グラスアート、かずら工芸、エコクラフト、パッチワークなどの作品や、町内の小中学生の読書感想画、書など、合わせて1000点以上が飾られ、来場者の目を楽しませていました。また、今年は菊陽町内の公立、私立、合わせて14保育園からの作品も飾られました。
 来場者の島川さんは「孫の作品を見に来ました。こんなに成長しているのかと感動しました。他の方の作品も素晴らしいですね。中でも切り絵がステキでした。私も何か作ってみたいと思いました」と話されました。実行委員長の山部さんは「たくさんの方に来場していただきうれしい限りです。作品を前に感激している姿を見て、こちらも感激しました。来年も開催したいと思います」と話されました。

 

 

 


健やかに楽しみました
三里木区楽友会

 三里木区(藤田区長)で11月21日(火)、「自分の健康は自分で守ろう」をテーマに毎月第1・3・4火曜日に開催されている「いきいき健康づくり楽友会(らくゆうかい)」が同区公民館で行われました。
 初めに、菊陽町地域包括支援センター介護保険課の職員から歯周病予防や、正しい歯磨きの仕方についてのお話しがあり、参加者たちは熱心に聞き入っていました。その後、同町社会福祉協議会職員の指導の下、椅子に座りながらのストレッチで軽く体をほぐした後、「ミニグラウンドゴルフ」を実施。参加者たちは「あー、惜しい!」など声を上げながら元気にゲームを楽しみました。
 会の最後は恒例の「ピンコロ音頭」を輪になって元気に踊り、笑顔の絶えない和やかな会を締めくくりました。

 

 


  自家焙煎珈琲 しゃらん 舩元 優二

(9)世界一の生産量を誇る
     コーヒー大国“ブラジル”

 ブラジルは、コーヒーの消費量がアメリカに次ぐ世界第2位です。さまざまな品種を栽培するブラジルでは、高品質なコーヒーを生産する技術を常に追求し続けています。18世紀半ばに栽培が本格化、セラード地区が代表産地で、機械化が進んだ大規模農園が多く、灌漑(かんがい)設備も整っています。
 ブラジルで最も普及している精製方法は伝統的な“ナチュラル”で、ブラジルコーヒーの90%になります。ナチュラルとは、非水洗処理方法で、収穫したコーヒーチェリ―をそのまま乾燥し、その後に脱穀、中から生豆を取り出す精製のことです。ナチュラルに比べ、未熟豆の混入がかなり減るのが“パルプトナチュラル”です。この精製方法は、そのまま乾燥させずに果肉を取り除いてから乾燥させます。中規模農園などの一部がナチュラルからこの方法に切り替え、効果的に品質を向上させている状況です。まず水の浮力を利用してコーヒー豆を比重選別します。浮くチェリーは未熟なので、果肉を付けたまま乾燥させる工程にまわし、沈んだものは果肉除去の工程に送る並列的な処理を行っています。未熟豆はコーヒー独特の渋みがでるので、収穫後に実の比重選別をすることで、品質向上の効果を生んでいるところです。
 栽培については、5〜8月ぐらいまでがコーヒーの収穫期です。大規模で起伏の少ない農園は機械収穫が普及していますが、最終的には人手で収穫を行います。枝から実を葉っぱごと一気にしごき落とす“ストリッピング”という方法で、熟した実だけ摘み取る方式ではないため、収穫時には未熟豆が混入してしまうこともあります。
 最も高い評価を受ける農園の一つとして、ノッサ・ニョーラ・ド・カルモ農園があります。栽培地の最高点の標高は1300mに達し、ブラジルでは高地に位置します。高地産ならではの明るい酸味が出ています。パルプトナチュラル精製ならでのボディ、甘みも感じられる香味が豊かなスペシャルティコーヒーが作られるようになりました。

自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5
п@096−202−6793  ホームページ https://sharandu.jimdo.com/


幸福は交流から
福祉のつどい・ジョイントコンサート

 菊陽町社会福祉協議会主催の「平成29年度 福祉のつどい・ジョイントコンサート」が11月25日(土)、同町老人福祉センターで開催されました。
 オープニングは同協議会職員で構成されたフラダンスグループ「オルオルオハナ」のダンスで華やかにスタート。開式宣言に続いて、町の福祉向上に貢献した5人が表彰を受け、チャリティー活動を行った2団体に感謝状が贈られました。
 その後、NPO法人福岡県レクリエーション協会専務理事の佐藤さんが“人生100年、最後は1週間!”と題して講演。「社会的な交流活動を活発に行っている人は認知症になりにくい。健康で長寿を目指しましょう」と話されました。
 各地区のふれあいサロン、福祉施設、老人会の作品展示。屋外で飲食物の模擬店販売。また、午後からは町内のボランティアグループや福祉施設利用者などの合同演奏会もあり、会場は楽しく盛り上がりました。

   

 


親子で一緒に楽しみました
陽(ひかり)っ子まつり

 安心して子育てができるようにと、菊陽町子育て支援課主催の「第13回菊陽町次世代育成支援 陽(ひかり)っ子まつり」が、11月25日(土)、同町光の森町民センターで開かれ、多くの親子連れが来場し、にぎわいました。
 開会のあいさつに続き、キャロッピーとくまモンの人気者が登場し、子どもたちも歓声を上げて大喜びのようすでした。ブースイベントでは同町内の保育園や児童館、子育てサークルが準備した「手作りさかなつり」や「お化け屋敷」、「巨大迷路」などのさまざまなアトラクションが設置され、来場者たちも思い思いに楽しんでいました。また、メイン会場の体育館のブースでは、レクリエーション式の体力測定が行われ、子どもたちが目を輝かせ、元気に体を動かして楽しんでいました。
 来場者からは「子どもたちも楽しんでいるようで、来年もぜひ参加したいです」などの声が聞かれました。

 

 


編集後記

 今年も残すところあとわずか。今年もワンネスをご愛読いただきありがとうございました。次回発行は1月1日(月)です。
  良いお年をお迎えください。ワンネススタッフ