ワンネス 881号  2017/11/26発行

1年間の学習の成果を発表
菊陽町文化祭

 菊陽町文化協会(本田子会長)主催の第41回菊陽町文化祭が11月3日(金)から5日(日)、菊陽町図書館ホールで開催されました。
 3日の文化祭のステージは、菊陽武蔵剣豪太鼓の勇壮な太鼓の響きで開幕。町文化協会表彰式典や、三味線、琴、吟詠、演舞、南京玉すだれ、ジャズダンス、民謡、バレエなど、日頃の練習の成果を発表しました。
 日舞で「はぐれコキリコ」を踊った結和会の森本さんは「メンバー5人で出演しました。緊張しましたが無事踊ることができ、ホッとしました」と笑顔で話されました。
 4日は、舞踊祭が行われ、日本舞踊やフラダンスが華やかに披露されました。5日は、歌謡祭で、昭和の歌謡曲や演歌などが熱唱されました。
 また、開催期間中は図書館ホールホワイエで、こどもいけばな教室や手芸、肥後手まり、日本習字、絵画などの展示があり、来場者はその出来栄えに感心していました。
 会場では募金活動も行われ78,828円が集まり、菊陽町社会福祉協議会へ熊本地震復興支援として寄付されました。

 

 


受講生の晴れ舞台
菊陽町働く婦人の

 「第28回働く婦人の家 講座発表会」が10月29日(日)、同センターで開催され、多くの受講者、来場者が訪れ、にぎわいました。
 開会式に続き、手遊びや「広島弁ラジオ体操」で体をほぐした後、元気な子どもダンスでステージ発表がスタート。民謡・舞踊、フラダンス、エアロビクス、子ども茶道のお点前披露など、講座生が研さんの成果を発表し、客席から多くの拍手を受けました。
 展示発表の部はセンター内に書、水墨画、絵手紙、手描き友禅などの力作が並べられ、来場者の目をひきました。また、トールペイントの体験会では、親子が楽しそうに小さなブリキのバケツに絵付けを行っていました。
 フィナーレの全体合唱の後は「お楽しみ抽選会」があり、30点の展示品が投票者にプレゼント。他にもお米や商品券の景品もあり、最後まで盛り上がった発表会でした。

  

 


子育てを学ぶ
武蔵ヶ丘中学校PTA講演会

 武蔵ヶ丘中学校(坂本校長)の多目的室で11月9日(木)、同中学校PTA企画委員会主催のPTA講演会が行われました。
 この日は講師に岡崎光洋さん(くまもと心理カウンセリング代表)を招き『現代の子育てで、特に大切なこと』と題した講演が行われ、会場を訪れた思春期の子どもを持つ参加者たちは、家庭内での子どもとの関わり方や教育などについて約2時間学びました。岡崎さんの明るくも熱心な講演に、時折会場全体が笑いに包まれる場面もあり、終始和やかな雰囲気で会は進行しました。
 講演の中で岡崎さんは「現在の子育ての風潮として親が子どもへ必要以上に手を差し伸べる傾向が見られます。しかし、自立して自分でできることを増やしてあげることこそ、子どもの成長につながります」と話し、子どもたちが自立して考え、行動する大切さなどを訴え、参加者の共感を呼んでいました。

 

 


楽しくゴルフ
スナッグゴルフ大会

 菊陽町スポーツ推進委員(中川会長)主催の第1回菊陽町スナッグゴルフ大会が10月29日(日)、菊陽町町民総合運動場で行われました。
 スナッグゴルフとは、ゴルフの基本的な要素を全て持ち合わせていて、初心者から上級者まで気軽に楽しくプレーできる競技です。テニスボールより一回り小さいボールとクラブを使い、マジックテープが巻かれたターゲットにボールがくっつくまで打ち、合計打数(スコア)で競います。開会式では、美桜子さん(小5)が「ゴルフのマナーを守りスポーツマンシップにのっとりプレーすることを誓います」と元気に選手宣誓を行いました。会場には、菊陽町在住の小学1年生から6年生までの28人が参加しました。
 参加した嵐くん(小1)は「初めてスナッグゴルフをしました。楽しかったです」と話してくれ、優勝した樹希さん(小3・低学年の部)と樹華さん(小5・高学年の部)は「練習の成果を出すことが出来ました。嬉しいです」と話してくれました。

 

 


  自家焙煎珈琲 しゃらん 舩元 優二

(8)ミャンマーのコーヒー豆について

 先日、高校時代の友人がミャンマーに関係する仕事に従事しており、ミャンマー産コーヒー生豆をお土産に持ってきてくれました。
 ミャンマー連邦共和国は東南アジアのインドシナ半島西部にある国で、バングラデシュとラオスの間に位置し、南北に伸びる長い国土が特徴です。国土面積は日本の約1.8倍で、気候は国土の大半が熱帯または亜熱帯ですが、気温や降水量は地域によって差異が大きいようです。
  早速、焙煎。豆の特徴を確認したいと思い、やや浅煎りで試してみました。飲んだ第一印象“いける”。モカとコロンビアをミックスしたような口当りで、ほんのりとした甘味が感じられ、スーッと入っていきました。

 
 ミャンマーの豆は私の中では、全然飲めるコーヒーではないという先入観がありました。かつてのミャンマー産の豆は品質が極端に悪く、到底世界で通用するような豆ではありませんでした。そこで調べてみると、ミャンマーコーヒー協会によると、コーヒーの木の栽培面積は約4エーカー(約16,000ヘクタール)。年間生産は2万から2万5千トン。ちなみに、コーヒーの木は1エーカーあたり約1,000本ほど植えられるそうです。主に国の北部高地で栽培されており、肥沃な赤土と適度な降水量、それが高品質な豆へと育つカギとなっているようです。数年ほど前からコーヒー産業が急激に上昇しており、2016年にアトランタで行われたSCAAエキスポにおいて良い成績を得たおかげで今や世界で注目を浴びる生産国となったそうです。何気ない味わいでありながら、しっかりとした印象を与えてくれる新しいタイプの豆でした。

 味の感じ方は、飲んだ人、煎り具合、豆の鮮度によって変化します。コーヒー豆は、本当に奥が深いと思います。今まで味わったことのない産地の豆に出会い、感動し、また出会っていない産地の豆を求めてみたいとの思いになりました。最近では、ミャンマー旅行のお土産に珈琲豆も人気があるようです。
自家焙煎珈琲 しゃらん
菊陽町 光の森 7丁目17−5  п@096−202−6793
ホームページ https://sharandu.jimdo.com/



 大きなイモが採れました

 新山区(濱田区長)で11月11日(土)、同区では初めてのイベントとなる「イモ掘り体験」が地域の子どもたちや保護者などが参加して午前10時から同区公園で行われました。この日収穫されたさつまイモは今年5月上旬、地域住民や子どもたちの手によって約70本の苗が植えられ、大切に育ててきました。
 イモ掘りが開始されると、子どもたちは一生懸命に土を掘り起こしては、大きなイモが採れるたびに喜びの声を上げていました。また、この日は芋のつるを利用してクリスマスリース作りも体験しました。
 終了後、参加した子どもたちからは「おっきなイモが採れて、今日はとてもおもしろかった。食べるのが楽しみです」などの声が聞かれました。

 

 

 


日頃の感謝を込めて

 菊陽町商工会会員指定の建設業者で結成された「住まいのことならおまかせ隊」の隊員214人が10月26日(木)、地域貢献活動の一環として菊陽町一帯のスクールゾーンなどのカーブミラー約200本の清掃作業を実施しました。
 代表の池内大介隊長は「日頃からおまかせ隊をご利用いただいている町民の皆さまへの感謝の気持ちと、高齢者や子どもたちの交通事故防止のために取り組みました。今後も恒例行事として続けていきたいと思います」と話されました。

 


  アビリティスクールマリオネット 高畑圭輔 http://pc-mario.com

(71)LINEのメッセージが削除できるようになります

 多くの方がご利用のLINEですが、12月末ごろから送ったメッセージの削除ができるようになります。今までも「削除」という項目はありましたが、自分の端末から表示が消えるだけで、送信先の端末からは削除されませんでした。私も何度か経験がありますが、このような誤送信は「誤爆」とも呼ばれています。LINEの調査によると利用者の85%もの人に誤送信の経験があるそうです。しかし、今回発表された機能が導入されると、今まで消えなかった送信先の端末からも削除されるようになるので安心です。現在発表されている内容によりますと、送信から24時間以内であれば削除できる予定だそうです。しかし、グループトークに送信したメッセージや、スタンプや画像なども削除できるかについては現在のところは未定だそうです。
  便利になる反面、心配な事もあります。LINEで意地悪なメッセージを送信する嫌がらせが存在しますが、今までは受信した端末に必ずメッセージが残っていたので、その画面を証拠とする事もできました。しかし、今後は嫌がらせを行った後に削除できてしまうので、証拠として残せなくなります。嫌がらせのようなメッセージが送られてきた場合、削除される前にスクリーンショット(画面に写っている物を画像として保存する機能)を残しておく事で証拠として残せますので、心配な方はスクリーンショットの操作方法を事前に確認しておきましょう。