ワンネス 852号  2017/04/23発行

入学おめでとう!
菊陽中部小学校

 菊陽町の小・中学校で4月11日(火)、入学式が行われました。
 菊陽中部小学校(中林校長)では、5組160人の新1年生が体育館に入場すると、6年生や来賓、保護者から拍手で迎えられました。名前を呼ばれた新入生は「ハイ」と元気に返事をし、小学生の仲間入りをしました。中林校長は新入生に「入学おめでとうございます。みんなの入学を待っていました。『あいさつをしよう。自分の事は自分でしよう。勉強をがんばろう』の3つの約束を守ってください」と祝辞。6年生は、1年間の学校行事などを楽しく紹介し「分からないことがあれば何でも聞いてください」と頼もしく歓迎の言葉を贈りました。式の最後に、黄色い帽子などの交通安全用品や教科書が贈られ、新1年生はうれしそうに眺めていました。
 増永さんは「初めての孫の入学で、うれしくて式に参加しました」と目を細めて写真を撮っていました。

 

 


楽しくおしゃべり
津留区

 津留区の昔ながらの行事「じぞうさんごもり」が3月24日(金)、区の地蔵堂で行われました。
 この行事は春と秋の年2回行われ、春は豊作祈願、秋は収穫のお礼の意味があります。この日は小学校の修了式で、子どもたちも参加。結さん(小2)と由希さん(小5)は「お母さんにお弁当を作ってもらいました。みんなで食べるとおいしいです」と笑顔で話してくれ、阪本さんは「久しぶりに皆さんと会ってお話ができ、楽しかったです」と話されました。

 

 


総会&4月例会
菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(久保田会長)は平成29年度総会を4月6日(木)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで開催しました。
 会員相互の交流と体力づくりを目的に、毎月年間計画に沿って実施しています。昨年度は熊本地震で被災した会員のこともあり、年間計画の半分しか実施できませんでした。そこで今年度は昨年実施できなかった計画を中心にリニューアルした事業計画で行います。会員の高齢化もありますが、新たに若い会員も増え、楽しく思い出に残る「歩こう会」をめざします。
 総会では議案が原案通り承認され、例会は旅行券等、豪華賞品が当たるビンゴゲームで楽しみ、おいしい料理に舌鼓を打ちました。
写真・文提供 久保田会長

 

 


活動の重要性を再認識
菊陽町地域婦人会

  菊陽町地域婦人会(酒井会長)の平成29年度総会が4月8日(土)、菊陽町中央公民館で行われました。
 総会は、平成28年度事業や決算が執行部より報告され、本年度の事業計画や予算が承認されました。酒井会長は「地震の際の炊き出しなど、婦人会の活動の重要性を再認識した1年でした。貴重な経験を生かし、活動していきたいと思います」と話されました。
 総会終了後に記念講話として、社会教育指導員の平松さんが「太極柔力球」について話し、参加者全員で体験しました。平松さんは「1曲演舞すると、スクワットを350回以上することになります。皆さん頑張りましょう」と話されました。参加した井上廣子さんは「婦人会役員の方たちの頑張りに感謝します。講話も、楽しみながら筋トレになって良いですね」と話されました。

 

 


   緑ヶ丘区  弁護士 衛藤二男

(36)家族信託B

 前回に引き続いて家族信託のお話です。まず、前回の事例を家族信託の図で示すと下記のとおりです。

 Aさんの心配事の第一は、認知症の妻Bさんの生活の安定です。Bさんが施設に入所した場合の安定的な費用の工面をAさんの生存中のみならず、Aさんが死亡した後でも保証してあげることです。心配事の第二は、長男Dさんの浪費癖(これは容易には治らないでしょう)から、Aさんの財産をいかにして守るか、ということです。
 Aさんのこのような心配事を解決するために、利用することが考えられる方法が家族信託という制度です。
 まず、Aさん(委託者)は、受託者である長女Cさんと信託契約を結び、自己の財産(自宅・賃貸マンション・預金)を受託者である長女Cさんへ「信託の目的」で所有権を移転します。このように信託の目的で受託者へ移転された財産を「信託財産」といいます。家族信託での「信託の目的」とは、受託者が信託契約でなすべき目的のことであり、具体的には「信託財産を管理または運用し、もしくは処分して、その利益を受益者に定期的に給付し、受益者の安定した生活および福祉を確保すること」ということになります。
 受託者となった長女Cさんは、自分の所有している固有の財産とは区別して、「信託の目的」に従って、信託財産を管理・運用または処分し、そこから生まれてくる利益を受益者へ給付しなければなりません。
 受益者とは、信託契約によって信託の利益を受けるものとして指定されたものです。委託者自身も受益者になることができます(これを自益信託といいます)ので、事例の場合は、Aさん本人も受益者を兼ねることができます。
 事例では、Aさんの心配事の第一は妻のBさんの生活の安定ですからBさんを受益者とすることがまず考えられます。ただ、Aさんが生存中は、Aさんの生活の安定もありますので、信託財産からの利益をAさんも受け取れるように受益者とすることになります。
 受託者(事例では長女のCさん)も受益者になることができますし、長男Dさんも受益者に加えることもできますが、Aさんの生存中は、自分と妻の生活のことを第一に考えて、当初の受益者とし、万一Aさんが死亡した時は、さらに二次的に受益者としてBさんや2人の子(Cさん、Dさん)を指定すればいいでしょう。
 次回も家族信託という制度のお話を続けてお話します。

衛藤二男法律事務所
TEL 096-282-8251 FAX 096-282-8261
受付時間 午前9時半〜午後5時半(月〜金)


 

第19回民謡「田原坂」全国大会でグランプリ賞を受賞 

 第19回民謡「田原坂」全国大会が3月20日(月・祝)、熊本市植木文化センター 文化ホールで開催されました。私は、寿高年、壮年、青年の部などの優勝者と歴代優勝者が競う「グランプリの部」に出場し、グランプリ賞を受賞することができました。
 「雨は降る降る 人馬(陣羽)は濡れる 越すに越されぬ 田原坂」と出場者全員が同じ「田原坂」を謡い競います。国内最大で最後の内戦で日本が近代的な発展を踏み出す第一歩となった西南戦争から140年が過ぎ、大会の日は慰霊祭が行われ、お彼岸でもあったので、戦没者の供養のつもりで一言一言を大切に心を込めて謡いました。165人が出場した大会でグランプリ賞の受賞はうれしいです。これからも精進していきたいと思います。

外村信子さん
グランプリ賞受賞を菊陽町後藤町長に報告しました。



  お花見バーベキュー @

 菊陽中学校を昭和44年に卒業した同窓生が集まり、4月8日(土)、矢野さん宅で同窓お花見バーベキューを行いました。
 この会は、春の「お花見」と秋の「お月見」の年2回集まり、この日集まったのは15人。久しぶりの再会をバーベキューで楽しみました。
 阪本さんは「毎回必ず参加して、バーベキューの焼き担当です。楽しみました」と話していました。


 お花見バーベキュー A

 たゆやか(南代表)のお花見バーベキューが4月15日(土)、菊陽町ふれあいの森公園で行われました。
 暴風雨で1週間延期してのお花見バーベキューは、桜の花は散ってしまっていたものの、お肉をおなかいっぱい食べて大満足でした。
 最後は食べきれなかった高級和牛の争奪ジャンケン大会で盛り上がりました。