ワンネス 846号  2017/03/12発行

歌あり・体操ありの発表会
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(西本所長)の第33回発表会が2月12日(日)、熊本地震後多目的ホールの改修工事が必要なため、場所を町南部町民センターに移して行われました。
 ステージでは、なかよし園の園児によるダンスやふれあいサロンのみなさんによる体操、男の料理教室、カラオケ教室、3B体操などが披露されました。ふれあい劇団による劇「心をつなぐ【言葉は宝】」もあり、会場からは大きな拍手が送られていました。また、「楽しくカフェランチ教室」や小学生の書道教室、絵手紙教室などの展示もありにぎやかな発表会となりました。
 カラオケ教室の追立さんは「たくさんの人の前で歌うのは初めてでした。練習して歌詞をバッチリ覚えたつもりでしたがステージでは頭が真っ白になりました。ドキドキしました」と話されていました。


力作揃いの文化祭

沖野区

 沖野区(松永区長)文化祭が2月19日(日)、同区公民館で開かれ、地区住民の力作が披露されました。
 昨年までは11月に開かれていましたが、熊本地震の影響や秋の行事が多かったことなどで今年度は2月開催となりました。展示作品は、ふれあいサロンの皆さんの作品やパッチワーク、洋裁、書、切り絵、さげもん、竹籠などで、来場者は「器用な人ばっかりな〜」と感心して眺めていました。また、婦人部の皆さんが生花の生け花作品を並べ、会場を華やかに彩りました。
 林公民館長は「文化祭も長年行っていると出展者が限られてきたりします。大人も子どもも、もっとたくさんの皆さんが参加できるような文化祭の在り方を考えています」と話されました。

 

 

緑ヶ丘区

 緑ヶ丘区(猪股区長)の第11回文化祭が2月18日(土)・19日(日)、同区公民館で行われ、多くの来場者がありました。
 今年は約30組が、絵画や書、写真、竹細工、手芸品などの力作、約100点を出品。同区子ども会の粘土キャンドルや、ふれあいサロンの干支飾りなども展示され、来場者の目を惹きました。和室では、来場者にお茶やお菓子が振る舞われ、作品の感想や互いの近況を語り合い、交流を深めました。また、神戸さんによる「シースルー・クレイフラワー」の製作体験会も行われ、こちらも盛況でした。
 体験会に参加した智瑛さん(小4)は「初めてだったので、花びらを薄く延ばすのが難しかったです。でも、きれいに出来たと思います」と嬉しそうに話してくれました。

 

 


  矢原正治

(120)メナモミ キク科

 ひっつき虫の代表として知られる「オナモミ、オオオナモミ(外来種)」の種子を服にくっつけあって遊んだ人は多いのではないでしょうか?
 今月のメナモミは、名前の通り、女性の可愛らしいオナモミという意味です。オは雄・男性、メは雌・女性の意味で、植物の形態をみて付いた名前です。
 皆さん良く知っておられる、秋の七草のオミナエシは性別は雌ではないでしょうか。それに対して花が白いオトコエシがあります。これは雄で、大柄です。
 メナモミは、北海道、本州、四国、九州の林縁、原野、荒地、空き地などに自生します。和名は「キレン(※漢字は画像参照)」といい、薬用には、夏から秋の花が咲いた時の全草を使用します。生薬名は「キレン」といい、お茶のように飲み、腫れ物の治療に用います。
 種の保存を考えると、秋の種子が出来た時に、種子を落とした全草を採取します。乾燥後、1日5〜10gを、水400mlが半量になるように煎じて服用するか、お茶のようにして飲みます。
 「菜もみ」という料理の中に、オナモミ、メナモミの若い地上部を塩揉みし、味噌等で和えて小鉢にする料理があります。雑草といわれる植物を利用し、自然の旬を味を味わうのも楽しいです。ただし毒草には十分注意し、分からない植物は、食さないようにして下さい。知ったかぶりも禁物です。はっきりと食べられると分かる植物だけを食べて下さい。
 名前の由来:ナモミとは、ナモミ(菜揉み)からで、奈良・平安時代の古代の強壮薬「神麹(しんきく)」を作るときに、米麹、アズキ、カワラニンジンなどと、オナモミやメナモミの未熟果を混ぜて、揉んで発酵したもといわれ、揉むことから、この菜揉み(ナモミ)が付きました。雄菜揉み(オナモミ)より、小型であることから、雌菜揉み(メナモミ)の名になったといわれています。

 今年は、花粉が多そうです。花粉症の初期の方に「ハチャメチャ菊茶」を作りました。菊花と熊本県産の青ミカンとイグサ粉末が入っていて、花粉症・PM2.5による目の痒み、鼻水、涙目の予防にいいですよ。


自分らしく生きるために
菊陽町青少年健全育成町民会議

 菊陽町青少年健全育成町民会議家庭部会の食育研修会が、2月17日(金)菊陽町中央公民館で行われました。
 尚絅短期大学部食物栄養学科助教 本田順子先生を講師に迎え「毎日続けられる、健脳食のススメ」をテーマに「健脳カレー・彩野菜のナムル・マーブル白玉小豆添え」の3品を調理。認知症に良いとされる食材をたっぷり使い、カレーはルーから手作りしました。@体を使う A五感を大切にする B脳に良い食品を1食につき1種類は食べること、を意識して3品をおいしくいただき、大変好評な研修会となりました。

 

 



 ミニバレーチーム カモミール

 チームを結成して30年。毎週木曜日午後8時から菊陽中学校体育館で、わきあいあいと楽しく練習しています。
 30年も変わらないメンバーは「足が痛い、腰が痛い、肩が痛い」「腕が上がらない」など体の不調を訴えたり「いつまでできるかな?」と不安を抱えながらも毎週練習しています。だけどミニバレーを愛する気持ちは誰にも負けません。
 70歳を超えたメンバーもいますが、笑顔いっぱいで頑張ります。

 

 



 梅「思いのまま」

 新山区の大山さん宅庭で、10年ほど前に植木市で買った梅がきれいに咲きました。主な色は白ですが、ところどころ思いがけないところに赤の花が付きます。毎年赤の場所が変わり、まさに「思いのまま」という名前の通りです。夕方にはライトアップして、通りがかりの方にも見ていただいています。
 3月4日(土)には、夕方から親戚や近所の方を招いて、梅の花見をしました。梅を愛でながらお酒を酌み交わし、楽しいひとときを過ごしました。