ワンネス 825号  2016/10/09発行

絆を深めた運動会
菊陽西小学校

 菊陽西小学校で9月25日(日)、第33回大運動会が行われ、全校児童927人の元気な歓声が運動場に響きました。
 赤・白・青・緑の4団の団長が「『団結! 西小の絆を深めよう! 菊陽・熊本を元気にしよう』のスローガンを目標とし」「このスローガンを達成できるよう、必死に頑張ってきました」「熊本地震を体験し、当たり前のことが当たり前に出来る喜びを実感しました」「だから最後まで諦めず、一生懸命頑張ることを誓います」と選手宣誓を行い、大きな拍手を受けました。
 プログラムは5年生の徒走から始まり、3年生の綱引き、1年生の玉入れ、5・6年生の騎馬戦など全23種目。観客席からは応援に駆け付けた保護者・近隣住民の大きな声援、拍手が途切れることなく送られ、大盛り上がりのなか、青団の優勝となりました。

 

 


味噌も作れる上映会
よかあんばいJAPAN

 子育て支援や味噌作りを教える「よかあんばいJAPAN(中村代表)」主催の映画上映会と味噌作り体験会が9月10日(土)、午前午後合わせて50組の親子が参加して、菊陽町働く婦人の家で行われました。
  映画は「いただきます みそをつくるこどもたち」と「その後のはなちゃんのみそ汁GIFT」を鑑賞。参加者はこのあと味噌作りに挑戦しました。
  参加した晃明くん(小1)は「映画にでてきた赤ちゃんがご飯を食べてるところがかわいかったよ」と笑顔で話してくれました。

 

 


ジャマイカってどんな国?
ぼくら地球人〜国際交流〜講座

 菊陽町教育委員会生涯学習課主催の「ぼくら地球人〜国際交流〜講座」が9月3日(土)、菊陽町働く婦人の家で開かれました。
 今回は菊陽町のALT(外国語指導助手)ジョリーン先生の出身国ジャマイカについて、もう一人のALTギャリ―先生やジャマイカ出身の英会話講師ニッキー先生と一緒に学びました。参加した14人の小中学生は、通訳の松本いづみさんやルーテル学院大学の学生の助けを借りながら、ジョリーン先生が英語で説明するジャマイカの場所や人口、文化などの話を興味深く聞きました。お話のあとは調理室に移り、ジャマイカ料理のジャークチキン、フェスティバル、豆ごはんを作りました。初めての食材や味もありましたが、おいしくできあがりました。
 優太くん(小4)は「ジャマイカ出身のボルト選手の100m世界記録9.58秒以内で英語の曜日カードを並べるゲームがおもしろかった」と話し、花岡真耶さん(小6)は「珍しい料理ができて楽しかったです」と交流を楽しんでいました。

 

 


精一杯踊って感謝
さんふれあ舞の会

 菊陽町総合交流ターミナル大広間で毎月第3水曜日に定例会を開く「さんふれあ舞の会(瀬戸山代表)」が9月21日(水)、7周年(第84回)記念公演を行いました。
 瀬戸山代表は「さんふれあスタッフ、お客様、踊るメンバーなどみんなのおかげでこの日を迎えることができました」と感謝の言葉を述べ、メンバーは精一杯踊ることで感謝の気持ちを表そうと、一層丁寧に美しく踊りました。
 プログラムは今村二子さんの「千代の寿」から始まり、踊りに加えてあでやかな芸者姿や袴姿などの衣装も見応えがあり、会場から「こっち向いて」「よかったよ!」などの掛け声や拍手が送られました。
 「金毘羅一段」を披露した福島さんと馬場さんは「日舞以外のダンスもあっていいかと思い、参加しました。楽しかったです」と笑顔で話されました。

 

 


  矢原正治 

(115)カワラケツメイ マメ科

 日当りの良い、路傍に生える一年草で、8月〜9月に黄色い小さな花が咲きます。種子が熟した頃に採取した地上部を乾燥した物を、まめ茶、はま茶などと名付けて売られています。効果は、利尿、緩下として、浮腫、便秘等の改善に用いられます。また、胃腸を整える作用もあると言われ、健胃等にも利用されています。
 飲み方は、一つまみ(5〜10g)を500cc位の水に入れ、沸騰させた後に冷まし、数回に分けて飲んで下さい。ドクダミ、ハブ茶と混ぜても良いでしょう。
 家の入り口に植えていたら、隣の敷地まで生えて増えています。昔はあちこちに有りましたが、あまり見かけなくなりました。カワラケツメイがツマグロキチョウの食草だということを、この前、大津から阿蘇への道を造る場所の植生調査のおり、初めて知りました。ただ、野生の物が少なくなっています。

 15種ある「ひご野菜」のひとつ、カスガボウブラ(カボチャ)が大きくなっています。収穫は、霜が降る前の11月末〜12月初めにして下さい。早めに取ると、青臭くベチョベチョで美味しくありません。寒くなるまで、なったまま放置しておくと、寒さで甘味が増し、肉も締まって美味しいです。お試し下さい。

 9月の終わりに、クズの花を採取しました。採取後、ゴミと虫を除き、電子レンジで加熱、ザルに広げて乾燥し、保存しています。葛花の飲み方は、5g位を、水300cc位に入れ、沸騰させお茶にします。酒毒を消しますので、酒を飲んだ後に飲むと、二日酔いになりにくく、また、酒の弱い人が、付き合いで飲まなければいけないときは、酒を飲む前に飲んでおくと、少し飲めるようになります。人により、効果は異なるので、良かったらお試し下さい。

 オオブタクサ等の花粉が飛び出しました。花粉症、PM2.5で、涙が止まらない、鼻水が出る方に、私の長年の研究からブレンドした「ハチャメチャ菊茶」を試されませんか!10パック入り送料込み、1袋1,000円、2袋1,800円、3袋2,700円でお分けします。
 心身のバランスを普通に近く保てるよう、皆様ご自愛下さい。



 シンボルの旗、完成

 障がいを持った方とその家族、ボランティアさん達と楽しく、精力的に活動をしている「たゆやか(南代表)」が9月24日(土)、ふれあいの森研修センターで同団体のシンボルとなる「のぼり旗」作りを行いました。
 110p×120pの白布に五輪マークや団体名をあしらい、余白には参加者が好きな絵を描いたり、様々な色で手形をペタペタ。昨年から交流している大津町のNPO法人「風とねむの木の会」のメンバーも参加してカラフルな旗が完成しました。このあと、二つ折りにしてのぼり旗になり、11月に菊陽杉並木公園で開催予定の「すぎなみフェスタ」の出店や、同団体活動時に掲げられます。

 

 

 



エンディングノート学習会に参加して  森口定實さん

 9月15日(木)、ギャラリー「クロストークL&E」で開催されたエンディングノート学習会に参加しました。
 人間誰でも「何歳まで生きられるだろうか、あと何年かな」そんな不安を抱いて生きていると思います。このノートは遺書ではありません。自分が死を迎えたとき、残された家族たちに迷惑をかけないためのものです。自分が生きてきた人生、自分しか分からない内容を書くことで、残された家族の事後の行動に速やかに生かされると思います。エンディングノートを記入したら部屋の誰でも見える場所に置いておくこと。これが一番大切です。私もできるだけ早い時期に書いてみたいと思っています。
 私の妻は認知症のため、大津町の特別養護老人ホームにお世話になっています。もう10年前にこのノートに出合っていたら妻の思いを生かしてあげられたのにと思いました。