ワンネス 820号  2016/08/28発行

作って遊んで歌いました
菊陽町働く婦人の家

 菊陽町働く婦人の家利用者連絡協議会(鬼塚会長)主催の第17回親子交流会が8月2日(火)、同センター内で行われ、楽しい一日となりました。
 鬼塚会長のあいさつのあと、みんなで牛乳パックを利用したヨットを作りました。このあと、大型絵本で「くれよんのけんか」の読み聞かせや、現在子どもたちに大人気の「エビカニビクス」を一緒に踊りました。みなさんお待ちかねの音楽ボランティア“ぐるぐる”によるミニコンサートもあり、「さんぽ」、「幸せなら手をたたこう」など、子どもたちの知っている曲が演奏されると元気よく歌っていました。
 参加した吟くん(6歳)は「楽しかった」と元気いっぱい。和美さん(5歳)は「ヨットはかっこよくできました。お歌もたくさん歌いました」と笑顔。お母さんの幸子さんは「親子で楽しみました。体操も楽しかったです」と喜ばれていました。

 

 


いざというときに
菊陽町地域婦人会

 菊陽町地域婦人会(酒井会長)は7月23日(土)、「私たちにできる救命処置と応急手当」の講習会を菊陽町社会福祉協議会で行いました。
 講師の菊池広域連合南消防署 救急隊員の村上さんが「子どもの死因の1位は不慮の事故死。溺死予防に風呂の水を抜いたり、あめ玉をくわえたままの運動は窒息する危険性があるので注意しましょう」と話されました。また、夏の暑さで起こる熱中症の予防や対処方法、プールでの水難事故などを話され、AEDを使った心肺蘇生の実技を行いました。参加した清田さんと井上さんは「心肺蘇生法をやってみて良かったです。勉強になりました」と話されました。

 

 


七夕つくりとそうめん流し 
菊陽町北小校区青少年健全育成協議会

 菊陽北小校区青少年健全育成協議会(紫藤会長)主催の七夕つくりとそうめん流しが7月30日(土)、菊陽町ふれあいの森研修センターで行われ、楽しい時間を過ごしました。
 参加した子どもたちは、七夕つくりを行い、短冊に「幼稚園の先生になりたい」や「書道がうまくなれますように」、「ダンスがうまくなれますように」など願い事を書いたり、七夕飾りを作って笹に付けました。このあと、同協議会メンバーが前日より竹を切って準備したそうめん流しが行なわれ、子どもたちは「おいしいね」とそうめんをたくさん食べました。
 参加した明希さん(小2)は「七夕つくりは、かぶとを作りました」と話し、咲綾さん(5歳)と玲那さん(小3)姉妹は「すごい速さでそうめんが流れてきて、なかなか取れなかったです。でもおいしかった」と笑顔でした。

 

 


図書館ホールが
   復旧オープン!

菊陽町図書館ホール

 菊陽町図書館ホールが地震被害の補修を終え、プレオープンイベントとして7月27日(水)、復興支援公演「Quatuor B(クワチュール ベー)コンサート」が開かれました。
 4月の熊本地震で被災した同ホールは、8月からのオープンに備え、音響や照明機器のテストを兼ねて急きょコンサートを決定。Quatuor Bは、5年前に開催された同図書館初の自主文化事業「みんなできくよう♪コンサート」の出演者であり、地震の際にはお見舞いを寄せ、久留米市でのコンサート前日に復興支援の気持ちを込めて菊陽町に来ることを申し出てくれました。
 コンサートは、メンバー4人が素晴らしいテクニックを駆使し4本のサクソフォンが奏でる音色がホールに響き、聴衆を魅了しました。観客の中から3人がステージで生演奏をバックに歌を披露するコーナーもあり、楽しく元気になるコンサートでした。
 植田さんは「とってもカッコよくて素敵な夜を過ごせました」と感激していました。

 

 

 


  緑ヶ丘区 弁護士 衛藤二男

(30)自然災害による被災者の
        債務整理に関するガイドライン

 今回は「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン(以下、本ガイドラインといいます)」についてのお話です。今回は、本ガイドラインに基づく債務整理を申し出ることができる債務者について説明します。
 本ガイドラインに基づいて債務整理を申し出ることができる債務者とは、個人の債務者であって、以下の要件にすべて該当しなければなりません。
 なお、以下の各要件については、更に詳しく説明する必要がありますが、紙数の関係で、詳しい説明は次回以降に説明することにします。

@住居、勤務先等の生活基盤や事業所、事業設備、取引先等の事業基盤が今回の熊本地震の被害を受けたことにより、現在負担している住宅ローンや住宅リフォームローン、事業性ローンその他の債務を弁済することができなくなっていること、または近い将来においてその債務の弁済をできなくなることが確実であると見込まれること。

A弁済について誠実であり、その財産状況(資産と負債)を債権者に対して適正に開示していること。

B熊本地震が発生する前において、現在負担している債務について、期限の利益を喪失させる事由に該当する行為がなかったこと。ただし、その行為についてその債権者の同意がある場合は除く。

C本ガイドラインに基づく債務整理を行った場合、債権者の立場から見て、破産手続や民事再生手続と同額以上の回収見込みがあり、経済的な合理性が期待できること。

D債務者が事業の再建・継続を図ろうとする事業者の場合は、その事業に事業価値があり、債権者の支援を得られることで事業再建の可能性があること。

E債務者が反社会的勢力(暴力団関係者等)ではなく、その恐れもないこと。

F破産法第252条第1項(第10号を除く)に規定する免責不許可事由がないこと。

 以上の要件との関係で、若干の補足説明をしておきます。
 まず、本ガイドラインは、「熊本地震の被害を受けたことにより」、それまでに弁済できていた債務の弁済ができなくなった、または近い将来においてその債務の返済ができなくなることが確実という要件がありますので、原則として、「熊本地震の被害を受けたこと」を資料によって証明する必要があります。
 その資料としては、家屋や事業所・事業設備等が損壊又は流失した場合は、り災証明書、被災証明書がありますが、これらの証明書を提出できないときは、陳述書という書面で事情を説明することもできます。勤務先等が被災して収入や売上が減少した場合は、勤務先のり災証明書、被災証明書、過去の給与明細書等です。次に、熊本地震の後に新たに負担することになった債務については、本ガイドラインに基づく債務整理の対象にはなりません。
 次回も引き続いて、本ガイドラインの説明をする予定です。



おいしいクッキー焼けました!

 菊陽町南部町民センターで7月23日(土)、「障がいを持つ方たちとその保護者やボランティアの方と一緒に遊ぼう」と活動をしている、たゆやか(南代表)がクッキー作りを行いました。
 あさひヶ丘区の喫茶店「アベニュー」の大野さんが用意した、カライモ入りのクッキー生地をみんなで型抜きし、クッキースタンプで名前を入れ、オーブンへ。焼きあがったらアイシングシュガーでお化粧をして出来上がり。焼きたてのクッキーは、香ばしく、ほど良い甘さで優しい味がしました。
 参加した坂本さんは「クッキーを作ったのは初めてです。おいしく出来て良かったです」と、明るい笑顔で話してくれました。

 

 

 


        熊本東スポーツ少年団

 熊本東スポーツ少年団(菊陽町少林寺拳法協会)は、8月13日(土)・14日(日)に大阪府 守口市民体育館で開催された「第10回全国中学生少林寺拳法大会」に県代表として出場し、以下の成績を収めました。

@単独演武 
長谷部 稜(武蔵ヶ丘中3年)⇒予選敗退

A組演武
庭田朋弥(武蔵ヶ丘中3年)
庭田直弥(同2年)⇒準決勝敗退

B団体演武
庭田朋弥(武蔵ヶ丘中3年)・長谷部  稜(同3年)・庭田直弥(同2年)・小野 晃(同1年)・白井雄悟(合志中1年)・佐藤 遼(同1年)・塚本慧人(同1年)⇒決勝進出⇒ベスト16位


   アビリティスクールマリオネット  高畑圭輔

(64)「STEM教育」とは?

 2020年から「プログラミング」が義務教育での必修科目になります。
 これは文部科学省の「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を強化していく」という方針によるものです。ではなぜこのSTEM教育が必要になったのでしょうか?
 現在、人工知能やロボット工学の発達により、今まで人間がやっていた仕事が機械に置き換わっています。2036年頃には今の仕事の半分近くがなくなると言われています。
 そうなった時に人間の仕事は「作業する」ことではなく「機械に作業させる」という形に変わります。そのような時代に適応するのに必要なのがSTEM教育であり、プログラミング教育なのです。


サギソウ ラン科

 湿地性の多年草。日本、台湾、朝鮮半島に自生するが、環境省の準絶滅危惧種に指定されている。
 花言葉は「清純」「繊細」
 撮影 緑ヶ丘区 Tさん