ワンネス 817号  2016/07/31発行

がまだせ中学生
菊陽中学校3年生

 

 

 TSUTAYA菊陽店では、美羽さん、融世さん、響さん、絵理さん、紅葉さん、百香さんら6人がCDレンタルの仕事を体験。4人がCDの発注作業や棚の整理、2人が在庫紛失等の確認や手入れを行っていました。
 TSUTAYAでは、「クリーン・アズ・ユー・ゴー(あなたが行く所を掃除しよう)」を大切にしていて、朝は掃除から始まりました。融世さんは「楽そうだと思っていた棚の整理は意外と大変でした」と笑顔で話していました。また、棚のCD順を整理していた美羽さんは「棚の掃除をしましたが、元からきれいで手入れが行き届いています。また、お客さんの邪魔にならないようにすることが大切だと感じました」と忙しそうでした。

 菊陽中学校(豊岡校長)3年生の職場体験が7月12日(火)〜14日(木)、菊陽町内各事業所で行われました。この記事は、熊日菊陽販売センターで職場体験した3人(奥村拓人くん、石橋由健くん、村上昌優くん)が、取材・編集しました。

  

 三里木保育園では燦さん、雅宗さん、未来さん、聖亜さん、慎一さんら5人が園児のお世話を体験。年長うめ組では音楽や体を動かす遊び、年中さくら組では折り紙遊びやお絵かき、年少つばき組では水遊びをしていました。
 年中さくら組をお世話していた慎一さんは「お世話は楽しい。子どもたちが元気です」と笑顔。また、1歳チューリップ組の昼食のお世話をしていた燦さんは「子どもたちが可愛いです。また、子どもたちの言葉を聞き取ることや、動きをよく見て、危ない事などを先に防いでおくことが大切です」とコメントしました。
 年長うめ組では、未来さんが先頭となって『リトミック(音楽遊び)』で子どもたちを楽しませました。未来さん自身もすごく楽しそうでした。

 

 

 

 


地域の専門家に聞く
ギャラリー「クロストークL&E」

 ギャラリー「クロストークL&E」では、毎月5のつく日に、気軽に来場して楽しく過ごせる場として「5の日のティータイム」を設けています。初の「5の日」以外の特別企画として講演会「泌尿器科の専門医に聞く」が7月17日(日)に行われ、17人が参加しました。
 今回は、いけだ泌尿器科・内科(緑陽台区)の池田和義医師が講師となり、コンチネンスアドバイザー(排泄ケアの専門家)の立場から、排せつの問題を抱える患者の具体例を挙げ、適切な処置や受診について分かりやすく講話。大人用紙おむつの実物を配ったり、質問に答えたりしながら、薬を使わずに尿漏れに効果がある骨盤底筋体操を指導しました。
 坂本さんは「人に聞けないことが聞けて良かったです。薬や病院に頼らず、訓練で良くなることが分かってよかったです」と話されました。

 

 


復興を応援
熊本地震チャリティーコンサート

 “南阿蘇を元気にしたい実行委員会”(本田代表)が主催する「熊本地震チャリティーコンサート」が7月18日(月)、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ ふれあ館で行われました。
 このコンサートは、今回の地震で多大な被害を受けた南阿蘇を支援しようと企画されました。演奏したのは、県内で活動するアマチュア音楽グループ、CROSSROAD、丘リーナ、sunny spot、マグネティックビート、遠嶋和之の4グループと個人。オカリナやサクソフォンの生演奏、ポップスやJポップ、昭和歌謡曲など、色々なジャンルの音楽を披露し、来場者に募金を呼びかけました。
 来場した日永さんは「素晴らしい演奏会でした。もっとたくさんの方に来てほしいです。来ることで復興のお手伝いができるような気持ちになりました。これからも続けてください。応援します」と話されました。
 コンサートで集まった募金と会場のさんふれあ(高田社長)で集まった募金は、行政の支援が届かない南阿蘇村村民に役立ててもらおうと、地元で設立された「南阿蘇さくら基金」に寄付されました。

 

 


職場体験を終えて

熊日菊陽販売センターで職場体験した、菊陽中3年生の3人に感想を聞きました。

  
※保育園の子どもたちと遊ぶ同級生をパチリ!※

 3年4組 石橋由健

 1日目は本社見学に行きました。本社は規模が大きく、何万枚もそこで作っていると思うと、人間の力はすごいんだと思いました。
 2日目は初めて取材に行きました。ぼくは写真を撮り、自分の思うように撮れてよかったです。3日目は保育園に行き小さい子に見とれてしまいました。あの頃に僕も戻りたくなりました。
 3日間を通して学んだことは、最初新聞販売店という仕事は地味な仕事だと思っていましたが、やってみると忙しいし大変な仕事だと分かりました。ぼくたちは進路を決めないといけないので、この経験を生かして頑張りたいです。

  
※取材に基づき、記事の文章を考えています※

3年5組 村上昌優

 3日間の職場体験を終えて、ぼくはそれぞれの仕事の大変さがよく分かりました。
 1日目の熊日見学では、新聞の歴史を知ったり、新聞を作る機械の数と大きさがすごいと思いました。販売センターに帰り、午後に行ったチラシの折り込み作業は大変で、全部手作業かと思ったけど、機械によってまとめられていくのを見て、迫力があって驚きました。
 2日目、3日目の取材と文章の構成を考えるときは、どのような聞き方をすればいいか、その場にいない人が分かるような文章を書くのが難しかったです。
 この3日間で、ぼくは将来どのようなことをするか参考になったと思うので、職場体験を生かしていきたいです。

  
※菊陽販売センターの社員の方に、今の仕事を志望した動機などをインタビューしました※

3年2組 奥村拓人

 1日目の熊日新聞本社と新聞博物館見学では、大きさや量が何もかも多すぎて驚きました。販売センターでのチラシの折り込み作業が思っていたよりも大変でした。2日目、3日目は取材で、色々な人と関われて楽しかったです。
 正しい言葉を使うことを大切にしたり、あいさつをきちんとすることが大切だと思いました。必要なことを取材で聞いたり、園児の話を聞いたりすることができて良かったです。
 この経験を生かしてこれからの進路選びに役立てていきたいです。また、国語の作文や聞き取りなどにも役立てて、成績を上げたいです。


この子はだあれ?

 

 三里木北区や新山区の夏祭りに遊びに来た、このゆるキャラをご存じですか?
 九州産交のゆるキャラ「産太くん」です。九州産交のバス車庫ができたので、ごあいさつ。

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