ワンネス 810号  2016/06/12発行

フレフレ中部!
 フレフレ熊本!

菊陽中部小学校

 菊陽中部小学校の運動会が、雨天のため順延された5月30日(月)に同校運動場で行われ、児童の元気な声が響きました。
 今年は「心をひとつに最後までゴールを目指して勝利をつかみ取れ!」を、運動会スローガンに掲げ、熊本地震のため短くなった準備期間を有効に使って練習を頑張りました。当日は晴天となり、5年生の徒走から始まったプログラムは、赤団白団ともに次々と得点を重ねました。「熱く燃えろ!応援合戦」では、赤団団長千夏さん(6年)と白団団長大夢さん(同)がリードして、全児童が「フレフレ中部!復興を祈ってフレフレ熊本!」と精いっぱい声を張りあげました。
 昼休みに家族仲良くお弁当を広げていた大耀くん(5年)は「運動会の準備係を頑張ります」、弟の大馳くん(1年)は「エイサーを楽しく踊りました」と笑顔で話してくれました。

 

 

 


木のパッチワーク展
茄子の会 難波正宏さん

 難波正宏さんの「木のパッチワーク展」が、熊本銀行菊陽支店で開かれています。
 様々な色合いの木を組み合わせて一つの絵画のように作り上げた作品や、切り絵のように木をくりぬいて絵を浮き上がらせた作品など20数点が、同銀行ロビーに飾られ、訪れたお客が足を止めて見入っていました。厚さ2.5cmほどの白木で作った入れ子の動物人形作品は、「切るのが難しいですが、立てて飾れるのでいいですよ」と難波さん。「今年のテーマは、『#くまモン頑張れ絵』を題材に、見た人が元気になれる作品作りを目指しています」と、笑顔で話されました。
 展示は、作品を入れ替えながら7月末まで行い、同銀行合志支店でも同様に行われています。

 

 


地域の交流の
  場になりました

新成区

 新成区の室内グラウンドゴルフホールインワン大会が5月29日(日)同区公民館で行われました。
 この日は、区の公園でグラウンドゴルフ大会を行う予定でしたが、雨のため公民館でホールインワン大会を行いました。子ども30人による大会のあと、大人40人よる班対抗戦があり、一味違った大会となりましたが「たまにはこぎゃんともよかたい!」と大盛り上がりでした。
 洋聡くん、秀くん、愛結さんは「楽しかった」と笑顔。 総合優勝したE班の前田さんは「昨年に引き続き優勝でした。室内ということで日頃上手な方が、なかなか要領が分からず苦戦していましたが優勝でき嬉しいです」と話されました。
 大会終了後、焼肉親睦交流会となり焼肉や焼きそばなどをおいしくいただきました。

 

 

 


  矢原正治

(112)アメリカキササゲ ノウゼンカズラ科

 熊本市内の徳富記念館にある「カタルパ」のことで、徳富蘇峰がアメリカから持ち帰ったと言われています。今年も5月上旬から下旬にかけて開花しました。日本には少し小さい花を咲かす「キササゲ」があります。どちらも果実を利尿薬として用います。秋に採取し、種子を含めた乾燥した果実をカットして用います。

    

 アメリカキササゲ・キササゲの果実は利尿作用(小便を出す作用)が強く、腎炎やネフローゼ、むくみや蛋白尿になったときの利尿剤として効果を示します。ただ、腎透析中の方は利用しないでください。
 5月27日〜30日に金沢での加賀・能登薬用植物シンポジウムに出かけ、金沢大学薬学部の薬用植物園の見学・講演会、顕微鏡の使い方の実習、「末森山」での観察会に参加し、続いて富山大学薬用植物園にも寄ってきました。
  大学の薬用植物園で、初めてローレル(月桂樹)の果実を見ました。ローレルは雄木がほとんどなので果実を見たのは初めてで感激です。また他に、カンゾウ(甘草)、ムラサキ、カノコソウ等の花が咲いていました。楽しかったです。

 余震が続き、どこかに地震へのおびえがあります。床が少し揺れても地震かと思うようになっている自分を感じました。自然の中で植物に接すると、少しは心が癒されます。ひどい地震の後、一ヵ月以上余震が続きました。強がっていても、心と身体のバランスが狂っているようです。そのために、漢方でいう肝(かん、現在の肝臓も含む)が、ストレスにさらされて弱っているようです。そして肝が少し炎症を起こし、その熱(虚熱、体温が上がることのない熱)が上に上がり、心(現在の心臓も含む)で、モヤモヤの症状をおこします。更に虚熱が、頭に上がると、イライラ、怒りやすくなります。皆さん如何ですか?
 その時に用いる漢方処方が「抑肝散加陳皮半夏」(よっかんさんか ちんぴ はんげ)・「抑肝散」です。モヤモヤ、頭のイライラ、怒りやすいを和らげて普通に近くしてくれます。他に、片付けなどで筋肉痛になって、こむら返り・身体が痛く眠れないような人は「芍薬甘草湯」が良いでしょう。どちらも頓服(症状がある時、ある可能性がある時の予防に、必要な時に飲む)で利用してみてください。ストレスを抜くために少しは笑ってください。「手当(手で体をさすること)」で心身が落ち着きます。皆様のご健康をお祈り致します。


 みんな笑顔になる 楽しくあったかい場所
「よりどころ」


園木ひとみさん  中村あゆみさん  拐井眞弓さん

 子どもからお年寄りまで、昔ながらの顔の見えるお付き合いを目指して、4月9日(土)菊陽町社会福祉協議会ほっとステーション武蔵ヶ丘で活動を始めた、中村あゆみさん、井眞弓さん、園木ひとみさんに話を聞きました。

●目的は
 「ひとりじゃない ここに来ればどぎゃんかなる」を合言葉に、昔ながらの長屋の付き合いのできる場所、みんなが安心して過ごせる場所、子どもから高齢者の一人暮らしでも安心して暮らせる地域を作ろうと始めました。

●どんなことをしますか
 交流・体験・食堂がある蓮根のような多機能施設です。熊本のおせっかいキャッツアイ(中村、井、園木)が、できるしこ隊(お手伝いスタッフ)と一緒に、食事(ランチ400円)や、お惣菜の販売、みんなで一緒に遊んだりと、交流しながら楽しく過ごせる場所です。

●開催日は
 第2、第4土曜日、午前10時〜午後5時(ランチタイム午前11時半〜午後2時)です。

●これからは
 季節ごとに楽しいイベントを企画して、みんなで楽しく交流できればと思っています。そして、ほっとステーションでの活動に加え、菊陽町総合交流ターミナルさんふれあで、毎月1回、大人の癒しコーナーや子どもの木のおもちゃ広場、絵本コーナー、雑貨や食べ物の販売など1日親子で楽しめる“よりどころ出張所”をスタートします。6月30日(木)に開催予定です。ぜひ遊びに来てください。


菊陽町スポーツ推進委員協議会  会長 中川初生

 私たちスポーツ推進委員は、出前講座を開催しています。
 出前講座とは、皆様のご要望の場所へ道具とスポーツ推進委員が出向き、ニュースポーツの紹介をするものです。もちろん無料です。ご希望の日時、場所、人数、どのような競技を体験したいかをお知らせいただければご紹介いたします。
 震災で、各小中学校の体育館が利用できない中、地区の公民館や公園でできるものもあります。
 お申込みは菊陽町生涯学習課まで。 232−4917

出前講座メニュー 〜ニュースポーツ紹介と体験〜

・五目お手玉   ・卓球バレー   ・カローリング
・キンボール   ・ドッヂビー    ・ビーンボウリング
・ファミリーバドミントン        ・ペタンク (外用、室内用)