ワンネス 803号  2016/04/10発行

思いを伝えるコンサート
菊陽中部小学校合唱部

 菊陽中部小学校合唱部の1年間の活動を報告する「ワ・輪・和コンサート16」が3月20日(日)、菊陽町図書館ホールで開かれました。
 第1部は、今年度NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱連盟コンクールなどで演奏した曲を披露。丁寧な歌唱に会場から、大きな拍手が送られました。第2部は、初の試みで合唱部卒業生の中学新2・3年生が登場して一緒に歌ったり、合唱部顧問の先生方の楽器演奏が披露されました。第3部は、感謝の気持ちを込めて下級生と卒業生がメッセージを送り合い、最後に「ぜんぶ」を歌い、閉会しました。
 新5年生の孫の歌う姿を見た川上さんは「家でも大きな声で歌って練習していました。みんな一生懸命歌っていて素晴らしいです」と感動していました。

 

 


さくらの下で発表
ふれあいの森さくら祭

 菊陽町ふれあいの森研修センターの講座生と地域の方たちの発表を兼ねた、第8回ふれあいの森さくら祭が3月26日(土)、菊陽町ふれあいの森公園と同センターで行われ、春らんまんの一日を楽しみました。
 ステージ発表は、みどり園園児のお遊戯「ソーラン節」でスタート。着付けや気功講座などの発表や、地域の方の踊りが披露されました。フラダンス講座の皆さんは「桜の花の下で気持ち良く踊りました」と話され「さくらさくら」を踊った羽美さん(新2年)と日和さん(新年長)は「ドキドキしたけどちゃんと踊れました」と笑顔でした。
 センター内では、書道、アートフラワー講座などの展示もありました。屋外ではカレーや焼きそばなどのバザーもありにぎわいました。

 

 


ひとりじゃないよ
   出ておいで!

杉並台ひよこクラブ

 菊陽杉並台区で昨年4月から、自主サークル「ひよこクラブ」が活動しています。
 杉並台区にはマンションやアパートが多く、子育て中の親子をたくさん見かけていた宮村さんが、交流の場ができたらいいなと、毎月第4木曜に同区コミュニティセンターで開催。元食生活改善推進委員の宮良さんが、季節に合った短時間でできる昼食メニューを指導し、ママたちが調理。子どもたちは、手作りおもちゃや絵本、歌で楽しく過ごし、みんな揃ってウキウキランチタイムになります。
 3月17日(木)のメニューは、レンコン入りハンバーグ、一文字のぐるぐる、ミルクもちなど。参加した10組の親子は、おいしくいただきました。埼玉から来た鈴木さんは「一文字のぐるぐるは、初めて作って食べました。友達もいっぱいできて、すごく暖かい場所だな〜と思います」と笑顔で話してくれました。

 

 

 


私たちの演奏を
   楽しんでください

武蔵ヶ丘中学校吹奏学部

 武蔵ヶ丘中学校吹奏楽部の第23回定期演奏会が3月27日(日)、菊陽町図書館ホールで開かれました。
 学校行事やコンクールで腕を磨いた部員たちは、第1部シンフォニックステージで見事な演奏を披露。「狂詩曲『祭り』〜津軽の鼓動〜」では難しいリズムを躍動的に表現し、会場に祭りの情景を浮かび上がらせました。第2部ポップスステージでは、Tシャツとデニムに着替え、「青春」をテーマに軽やかにJ−POPを演奏しました。
 卒業生の舞華さん(高校新2年)は「後輩たちの頑張りがよく分かりました。高校には吹奏楽部がないので、演奏を聴いていて、また楽器をやってみたいなと思いました」と話してくれました。

 

 

 


  矢原正治

(110)バンマラ キク科

 桜が咲くのが遅れ、開花とともに花冷えで、今年は少し長く桜を楽しめましたでしょうか? 
  今月は、キク科フジバカマ属植物のネパールでバンマラと言われる雑草です。空き地、畑、森林に繁茂し、畑を食い荒らす草として嫌われていますが、薬草です。インドから入り、あっという間に増えています。雨季になると山蛭(ジュガ、Juga)が葉の先について動物・人の来るのを待っています。
  バンマラの地上部は、抗菌性、止血、鎮痛、睡眠誘導などの作用が明らかにされています。また、民間薬ではケガの時の止血に用いています。牛、水牛などは、食べる物が無いときは食べているようですが、人が臭うとあまり良くない強い香りがあり、好んでは食べていませんので増える一方です。3月にネパールにいたときに、花が咲いているのを初めて見ましたので、感動し撮影しました。ネパールの首都カトマンズは標高1300mほどで、阿蘇の草千里くらいでしょうか。着いた時には、菜の花が満開、桃が咲き始め、滞在中に桜、梨、林檎の花が咲き出しました。乾季で雨が降らないこともあり、菊陽町よりも1ヵ月くらい植物の動きが早いようですね。
  2月8日に日本を出発(車のウインドーが凍る朝でした)、3月8日(20℃になり、暑く感じました)に帰国しました。何を1ヵ月もネパールに? カトマンズ市の南に位置するパタン市の、小さな大学、AITM(Asian Institute of Technology & Management)大学の学生さんに、講義と実習を計15回行ってきました。2月9日にカトマンズに入り、パタン市のマハボーダ寺院の横にあるマハボーダゲストハウス(一泊600〜800Rs?Rs=ネパール・ルピー 1Rs≒1円?)で、28日間お世話になり、AITM大学には片道2.5kmくらいの距離を歩いて通いました。ゲストハウスの奥さんの料理(150〜300Rs、ミルク茶30Rs)が美味かったです。

 食品には、五味(酸、苦、甘、辛、塩)と、性(熱、温、平、涼、寒)が、また、漢方で陰・陽があります。春で暖かくなると陽になり、冷たい飲食物が欲しくなります。冷え性の方は温める食品を少し多めに食べましょう。また、夏には暑く自然の陽が強くありますが、しかし、クーラーで冷え、陰が強くなりますから、冷たい物を飲食すると冷え性の方は悪化しますので、気を付けて下さい。運動しなくて汗をかかない人は、夏でも一週間に一度くらい熱い鍋料理を食べて汗をいっぱいかいてください。大便、汗など、出す物はきちんと出して、夏バテをしないように心身のバランスを普通に保てるようにご自愛ください。
  これまで大学で行っていた“やさしい漢方とハーブ”の勉強会を、ひばりヶ丘の公民館で行おうと思っています。興味がある方はお問い合わせください。


エコガーデンフェンスをプレゼント  菊陽中学校特別支援学級

 菊陽中学校特別支援学級ふれあい学級の2人が、花壇用のガーデンフェンスを作って、菊陽町役場、菊陽中部小、菊陽北小、菊陽南小へ各30個ずつプレゼントしました。
 このガーデンフェンスは杉の板を購入し切断。角を落とし、バーナーで焼き、表面を磨いて組み立てて完成。しかも金属の釘を使わず爪楊枝で接合するエコ仕様です。3月22日(火)は、菊陽町役場を訪れ、赤峰洋次教育長に完成したエコガーデンフェンスを手渡しました。
 紅葉さん(新3年)は「バーナーを使って焼くのが大変でした」と話し、卒業生の園田ヒカルさんは「のこぎりを使って材料の角落としを頑張りました」と話してくれました。
 赤峰教育長は「釘を使わず作るなんてすごいですね。いただいたガーデンフェンスは菊陽杉並木公園に設置します」と笑顔で受け取られました。



同窓お花見バーベキュー

 菊陽中学校を昭和44年に卒業した同窓生が集まり、3月27日(日)原水にある軽食・喫茶「茶楽」で同窓お花見バーベキューを行いました。
 この日集まったのは12人。昨年、植樹した桜はまだ2分咲き程度。皆さん花より団子でバーベキューを楽しみました。
 この日を楽しみに福岡から帰省した今福さんは「久しぶりに友だちに会いました。楽しみました」と笑顔で話してくれました。

 

 



シダレモモ バラ科モモ属

 中国原産。3月から4月にかけて2週間以上咲き、多くの園芸品種がある。花言葉は「私はあなたの虜です」。3月27日の誕生花。


 前任の豊野巡査部長の異動に伴い、3月22日(火)、津久礼駐在所に着任しました。また、24日(木)には新しい軽ワンボックスのパトカーも配備されました。「軽」ならではの機動力を大いに生かし、坂本幸生巡査長ともども、地域の皆様の安全・安心のため、頑張ります。よろしくお願いします。(東巡査部長)