ワンネス 800号  2016/03/20発行

中2パワーで立ち向かえ

武蔵ヶ丘中2年生

 2月25日(木)、武蔵ヶ丘中学校で、2年生の立志式が行われました。
 第1部は、寒風吹く菊陽杉並木公園で、13.2kmを9人で走る「クラス対抗駅伝競争大会」を実施。全部で28チームが、それぞれの力に応じた距離を走り抜けました。5組の優心くんは、1区3qを力走。「膝が痛かったのですが、優勝目指して頑張って走りました」と笑顔。友人の駿くんと「目標を定めて、夢を叶えたいです」と頼もしく話しました。
 第2部は午後から同校体育館で、「立志についての意見文発表」となり、クラス代表が立志の決意を作文にして発表し、保護者からの言葉をもらいました。駅伝大会の表彰式や気持ちを伝えるメッセージカードの作成もあり、充実した式を終えました。

 

 

菊陽中2年生

 菊陽中学校では、2月26日(金)の保護者参観の時間に「クラスミーティング 14歳の決意」と題し、保護者からの手紙で、その思いを知りました。また、今の自分や将来の自分について作文発表を行い、進路選択に向けて気持ちを新たにしました。
 その後、菊陽町町民体育館で、PTA2年学年委員会主催の「恵方巻つくりと豆まき」のレクリエーションがありました。生徒たちは、色々な具材を入れ、クラス全員で協力して1本の長い恵方巻を作り上げ、最後に、今年の恵方である南南東を向いて食べました。また、先生方の扮するオニに向かって豆まきも行いました。安藤委員長は「子どもたちのこれからの福を願いました。『中2時代にあんなことがあったな』と思い出してくれるとうれしいです」と話していました。

 

 


卒業プロジェクト実施中
南ヶ丘小学校6年生

 合志市立南ヶ丘小学校(池上秀昭校長)の6年生が、9つの卒業プロジェクトを立ち上げ、あとわずかとなった小学校生活の締めくくりに向けて頑張っています。
 そのうちの「一人一鉢」と「地域掃除」プロジェクトを、2月26日(金)に校区内の公園で行いました。合志杉並台の東公園と中央公園には6年1組の生徒が、花を植えたプランターを持って到着。花鉢を並べたあと、公園内の雑草取りをして公園をきれいにしました。
 千賀翔太くんは「草取りをして公園がきれいになり、気持ちいいです」と笑顔。同自治会長の内川祐輔さんは「草取りをしてくれてありがたいです。毎年続けて欲しいです」と感謝していました。

 

 


グラウンドゴルフで
 交流と親睦

ボランティア大会

 会員同士の交流と親睦を深めようと、菊陽町ボランティア連絡協議会主催の平成27年度ボランティア大会が、2月27日(土)菊陽町民グラウンドで行われました。
 今年はグラウンドゴルフを行い、会員71人が参加。開会式では、坂本さん、冨永さん、上米良さん、横山さんの4人が元気に選手宣誓したあと、プレー開始。8ホールを2回まわり、参加者から「あー止めて!」や「やった、ホールインワン」などの声もあり、楽しみました。
 参加した大地さんは「ホールインワンが1つ出ました。初めて会う人ともおしゃべりができ、友達になりました。楽しかったです」と話していました。

 

 

 


  福島県南相馬市  (有)藤原新聞店 藤原広幸

(34) 未来のために

 震災から丸5年が過ぎ、被災3県は復興が進んでいます。そんな中、ある新聞社が3県の市町村首長に「復興格差を感じますか?」という質問をしたところ、66.7%が「そう感じている」と答え、福島県においては86.7%と高い数字でした。やはり浜通りの原発事故が暗い影を落としているのかもしれません。
 新聞のインタビューで南相馬市長は「立入り解除に伴い、東電から住民への賠償金支払い中止が予定される中、地元で復興に向け努力している人達への支援にも配慮が必要。農家は風評被害に困っているが、作付けしない理由はそれだけではなく、作らなければ一反(100u)当たり5万円ほどの保証金が受取れるから。しかし、今の対策だけでは農業の未来はない。それを自覚し、挑戦する人や取組みを支援していきたい」と話しました。
 双葉町の今年の成人式に出ていた青年がテレビインタビューで「現在、埼玉県で看護の勉強をしているが、復興の時にお世話になった方々への恩返しのために福島で働きたい」と答えていました。また、医者になって福島の役に立ちたいと勉学に励む高校生や、「大きくなったらここで床屋さんをしたい」など、厳しい現実の中にも福島の未来のために福島で頑張りたいという若者がたくさん声を上げています。本当にうれしいです。がんばっぺ浜通り!

 今号を持ちまして月刊連載を終了します。今後は不定期に、福島の様子を皆様にお伝えしていきます。よろしくお願い致します。


  ものづくりマイスター認定

●ものづくりマイスターとは
  「厚生労働省ものづくりマイスター制度」に基づき、実務経験15年以上で特級、一級、単一等級技能士、技能五輪全国大会(金・銀・銅賞)、同等の技能を有する人で技能の継承、後継者の育成に意欲的な活動の意志・能力のある人です。指導する対象分野は、機械加工、建築板金、パン製造など、112職種です。

●応募したきっかけは
 みそ部門の技能士1級の資格を持っていて、熊本県職業能力開発協会からのすすめもあり、応募してみました。これから増えていくと思いますが、食品部門はまだまだ少なく、みそ部門では熊本県で2人です。

●ものづくりマイスターとしての活動
 若い人たちに私たちの仕事に興味を持ったり、理解してもらい、将来は就職してもらいたいと思っています。いずれは「ものづくりマイスター」になってもらいたいです。若い人たちのサポーターという役割がマイスター。今まで培った技能を伝達していきたいと思っています。



「福島」から学ぶ
「日本と原発」上映委員会in菊陽

 今年は東日本大震災後5年、そして4月からの「電力の小売り全面自由化」と、日本のエネルギーの将来にとっても分岐点になりそうな年です。
 この節目に合わせて、2月28日(日)、菊陽杉並木公園管理棟で、ドキュメンタリー映画「日本と原発」の自主上映会を開催しました。
 多くの皆様においでいただきき、「原発」に対する関心の高さを認識させられました。鑑賞後、安全を人に委ねる事の危うさを強く感じました。福島の子どもたちの保養資金も集まり、うれしく思いました。

 

 

 



癒しのカフェライブ

 2月20日(土)、原水にある「軽食・喫茶 茶楽(ちゃら)」で、投げ銭ライブが行われました。
 ライブを行ったのは、愛媛県今治市出身のシンガーソングライター今村信悟さん。車に音楽機材を載せて全国を回っている今村さんは、「毎年このころ、九州に来てライブをしています。大分から九州に入って宮崎、鹿児島へ行き、熊本に来ました」と道中を話しながら、昔懐かしい曲やオリジナル曲「今夜はしゃぶしゃぶにしょう」などを披露しました。曲と曲の間で、シャンソン歌手の岸洋子さんとの出会いでシャンソンを歌うようになったことや、高内春彦さんに師事している話などをしました。

 

 

 


   (143) 股関節のストレッチ

 

 気をつけの姿勢で立ちます。両手を真横に開き胸を張ります。息を吐きながら、写真のように片足を一歩前へ出します。この時、体は真っ直ぐ伸ばし、前後の足の間に中心をもってくるようにします。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢に戻し、両手を下ろします。反対も同じ要領で行い、左右交互に2回行ってください。

 

 気をつけの姿勢で立ちます。両手を横に開きます。息を吐きながら写真のように片足を横に出します。このとき、体の重心を真ん中にもってきます。息を吐き終わったら吸いながら元の姿勢へ戻します。横に出す足はできるだけ幅広く出します。反対も同じ要領で行い、左右交互に2回行ってください。
  このストレッチは同時に体幹のストレッチにもなります。