ワンネス 796号  2016/02/21発行

初めての文化祭開催
菊陽杉並台区

 菊陽杉並台区(大山 實区長)の第1回文化祭が、1月30日(土)〜31日(日)に、同区コミュニティセンターで開かれ、区民の力作が100点以上も並びました。
 昨年オープンした同センターでの待望の開催とあり、開場時間には続々と区民が来場。飾られた油絵や水墨画、写真、盆栽などの作品に、来場者は「きれいね〜」と感心したり、パッチワークやエコクラフトなどの手芸品の前では「私にも作り方を教えてほしいわ」と話が弾んでいました。
 午後からは、同センターを利用する花架拳や3B体操、スポーツ吹き矢の各サークルが演武を披露して、参加者を募集。同区サロンや子育てサークル「ひよこクラブ」の展示もあり、同センターの幅広い利用が紹介されました。
 田中センター長は、趣味のアマチュア無線の機器や、今までに交信した海外1733局、123地域の交信カードを出品。「初めての文化祭ですが出品者が多く、来年はもっと増えるでしょう」と笑顔でした。

 

 


他人事? 我が事!
認知症をもっと知ろう in 菊陽

 菊陽町介護保険課主催の「第6回認知症をもっと知ろう in 菊陽」が、1月23 日(土)菊陽町図書館ホールで行われました。
 厚生労働省の推計によると、2025年には65歳以上の高齢者のうち5人に1人の700万人が「認知症」に罹患(りかん)するといわれています。講師の社会医療法人ましき会 益城病院理事長の犬飼邦明さんが、近年増加傾向にある、認知症に起因する事件や自動車事故について講演。予防に「有酸素運動」が有効であること、また、家族や周囲の人々が、早期に発症に気付く重要さを述べ、「他人事だと思わず、考えていくこと、自分が認知症になっても大丈夫な社会を作ることが大切です」と訴えました。
 参加者の女性(60代)は「私の知り合いに、ご家族に認知症の方がいて、介護の大変さが伝わってきました。分かりやすくとても良い講演でした」と話されました。

 

 

 講演する犬飼さん


笑って学ぼう
男女共同参画

よかつれフェスタ2016

 「女(ひと)と男(ひと)で築く いきいき菊陽」をスローガンに、「よかつれフェスタ2016」が1月30日(土)菊陽町図書館ホールで開かれ、男女共同参画の理解を深めました。
 同町では、男女が共に歩み未来を築こうと、2012年に男女共同参画都市宣言を行いました。今年は、職場や家庭での役割分担を考える寸劇や、子育てに積極的に参加する「イクメン・カジダン写真」の入賞者表彰式、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を知る創作落語などのプログラムで、無理なく分かりやすく考えることができ、参加者がうなずく場面が多くありました。
 パパが休日にポップコーンを作る写真で、準グランプリを受賞したのは田中さん。「幼児2人の子育てで、授乳以外何でもやってくれるパパです。パパのポップコーンはおいしいですよ」と、夫婦が協力して子育てする楽しそうな様子が伝わってきました。

 

 

 


かわいいも
かっこいいも全部あり!

光の森キャロット保育園発表会

 光の森キャロット保育園の第9回「ドキドキわくわく★発表会★」が、2月6日(土)菊陽町図書館ホールで開かれ、園児が元気いっぱいのステージを披露しました。
 5歳児そらぐみが、たくさん練習した和太鼓を力いっぱい叩いて開会。0歳組から5歳組まで6クラスが、毎日過ごす園での生活を生かして歌や楽器の演奏、お遊戯、劇、体育遊びなどを舞台全部を使って表現しました。0歳ゆめぐみは、アイス屋さんとピザ屋さんに変身。手を叩いたりあいさつしたりと、誰も泣いたりせずに演技を終えました。
 ゆめぐみの太一くんのママ、津香佐さんは「クラスのみんなが笑顔で、見ていてすごく楽しかったです」と笑みがこぼれました。

 

 

 


 (33)新聞配達

 もうすぐ震災から丸5年になろうとしています。震災後の国の計画では、今年は集中復興計画の第一期の締めのはずでした。しかし、現状は難しい状況です。計画の見通しが甘かったのか、予想以上の被害だったのか、被災当事者の私たちにも本当のところが伝わってきません。 
 去年の秋に楢葉町は避難指示解除準備区域が解除されました。それとともに私たちの仕事である新聞配達も再開しました。現在、避難解除された町村の住民帰還率は5%から20%くらいだそうです。そんな中での配達は大変なのです。現在、解除された地区には新聞販売店が2店ありますが、読者数は百数十件ぐらいです。新聞を待っている人がいるから、毎日、街灯もあまりない街中を、住人が少ないが故に次の配達先まで何キロも走って配達しています。割に合わない配達の仕事をする人は少なく、折り込みも入らないため店も余裕はありません。家族だけか、もしくは所長ひとりで配達している状況です。所長いわく「新聞を待ってる人がいるからね」そう言ってスタッフを鼓舞して頑張っています。
 そして、今年の4月に南相馬市の小高区も避難指示解除準備区域が解除されます。そこにも新聞を配達する時が来るのですが、帰還希望者が20%で数百件程度です。配達員の確保は難しく、採算性や将来のことなどを考えると複雑な心境です。
 このように、私たちの仕事にも震災や原発事故は沢山の問題を投げかけています。しかし、新聞の仕事をなりわいとしている以上、読者がそこにいるのなら、なんとかして配達したいと思っています。がんばっぺ 浜通り!
福島県相馬市 (有)藤原新聞店 藤原広幸


  あみもの

 菊陽町武蔵ヶ丘コミュニティセンター祭で作品を出品した2人に話を聞きました。

写真 明夏さん(小6)
 編み物を習い始めて1年半になります。いろいろな編み方などを勉強して、「毛糸編み物検定試験」を受験し、5級努力賞を頂きました。編み物は楽しくて、完成した時がうれしいです。帽子を編みました。

写真 彩花さん(中3)
 祖母が編み物をしているのを見て、きれいだなと思って習い始めました。タッチングレースという技法でストラップやコサージュを作ってみました。少しずつ上達していくのがうれしく、レースの襟やネックレスを作って、つけてみたいです。

  

 

 



来場者いっぱい!

 あさひヶ丘区のギャラリー「クロストークL&E」で、1月28日(木)〜31日(日)、「もったいないリサイクルバザーと手作り展」が開催され、多数の来場者でにぎわいました。
  会場には、服やバッグ、靴、日用雑貨品などに格安の値段が付けられ所狭しと並びました。また、ポーチやバッグ、髪飾りやイヤリングなどの手作り品も販売されました。
  玉名市から来場した上田さんは「ネットで見て来ました。安いですね。色々あって楽しみました」と、たくさん購入していました。

 

 

 



フキノトウ キク科

 早春に、フキの葉より先に伸び出した花茎を蕗の薹(フキノトウ)と呼びます。蕾の状態で採取され、天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌に調理して食べられます。花言葉は、待望、愛嬌。


 (142)ウエストのストレッチ

   

 イスに浅めに腰を下ろし、背筋を伸ばします。両手を腰に組み息を吐きながら体を真横に倒していきます。(写真)息を吐き終わったら、吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で行ってください。息を吐きながら体を倒すとき、お尻がイスから離れないようにして、左右3回行ってください。

 イスに浅めに腰を下ろし、手を胸の前で組みます。息を吐きながら体をひねります。(写真堰j息を吐き終わったら、吸いながら元に戻します。反対も同じ要領で行ってください。足は真っすぐ床に着いたまま動かさず、右にひねるときは右肘を後ろに、左は左肘を後ろに引いてください。

 寒いので猫背にならないよう、1日数回行ってください。



春休み中の少年非行・家出を防止しましょう

 卒業や新学期を迎えるこの時期は、少年の気持ちが不安定になりやすく、また春休みの解放感から家出や非行に走る傾向が見られます。

毎日の生活の中で
●行き先を告げずに外出したり、帰宅時間が遅くなる。
●深夜外出、無断外泊が多くなる。
●嘘をついたり、ソワソワして落ち着きがなくなる。
●付き合う友達が変わり、服装が派手になったり、化粧をする。
●片時も携帯電話を離そうとせず、使用時間も長くなる。

 など、非行の「兆し」を発見した場合、早期に適切な指導を行い、子どもを非行に走らせないようにしましょう。